これ描いて死ね は面白い?マンガ大賞2023大賞の漫画家漫画を徹底紹介【2026年7月アニメ化】

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これ描いて死ね 1巻 表紙
これ描いて死ね

原作: とよ田みのる(小学館「ゲッサン」連載中)

巻数: 既刊8巻(連載中)

受賞: マンガ大賞2023 大賞/第70回小学館漫画賞

アニメ: 2026年7月3日より日本テレビ系で放送

「これ描いて死ね」は、漫画を愛する女子高生が漫画を“つくる”側へと踏み出していく、漫画制作を題材にした青春成長譚です。 作者は、独特の作風で知られるとよ田みのる先生。代表作に『ラブロマ』『金剛寺さんは面倒臭い』があり、本作はその新境地となる漫画です。読後感のあたたかさと、創作への深い愛情が全編に満ちています。

2023年に発表されるやいなや大きな話題を呼び、ついに2026年7月からテレビアニメの放送がスタートします。この記事では、放送前のいまだからこそ知っておきたい本作の魅力を、たっぷりとお伝えしていきます。

ジャンルは「創作×青春×日常」。スポ根のように熱く、それでいて創作の歓びと苦しみをまっすぐ描く、唯一無二の作品です。「自分の好きな系統かどうか」を見極めながら読み進めてみてください。

「これ描いて死ね」ってどんな作品?

物語の舞台は、東京都の島しょ・伊豆王島。この島で暮らす漫画大好きな高校1年生・安海相(やすみ あい)が主人公です。彼女は長年活動を休止していた憧れの漫画家・☆野0(ほしのぜろ)先生がコミティアに参加すると知り、会場へと旅立ちます。そこでの“とある出会い”をきっかけに、相は漫画を「読む」側から「つくる」側へと一歩を踏み出していきます。

本作の魅力は、なんといっても創作という営みを真正面から描いていること。アイデアが生まれる瞬間のきらめき、思うように描けないもどかしさ、仲間と作品をぶつけ合う緊張感――漫画を“つくる”ことのリアルが、ユーモアとあたたかさを交えて丁寧に綴られていきます。漫画を描いたことがある人もない人も、「何かに夢中になる」ことの尊さに胸を打たれるはずです。

とよ田みのる先生はインタビューで、前作はやや作家性が強く出すぎたと振り返り、本作ではより多くの人に届く優しい作品を目指したと語っています。王道の部活ものや高校生の青春を題材に、わかりやすいエンターテインメントを描こうという思いから生まれたのが本作です。

とりわけこだわったのは「読みやすさ」だといいます。セリフの分量やコマの大きさといった、読者が見過ごしてしまいそうな細部にこそ、丁寧な工夫が凝らされています。

タイトルの由来は、「今日死んだとしても、描き上げた漫画が遺作になって恥ずかしくないものを描こう」という、作者が創作に向かうたびに自身へ言い聞かせてきた決意の言葉にあります。強烈な響きですが、その裏には漫画への並々ならぬ覚悟が込められているのです。

一方で作者自身、この強いタイトルには少し後悔もあるそうで、別案として「これ描いてSHINE」を挙げています。「死ね」と「SHINE(輝き)」のダブルミーニングで、作品の前向きなテーマにも通じる言葉。タイトルの印象だけで身構えてしまう人にこそ、中身のあたたかさを知ってほしい作品です。

主要キャラクター紹介

個性豊かなキャラクターたちが織りなす関係性も、この作品の大きな見どころです。アニメ版のキャストとあわせてご紹介します。

安海相(やすみ あい)(CV:関根明良)

本作の主人公。伊豆王島で暮らす漫画好きの高校1年生で、☆野0先生のデビュー作「ロボ太とポコ太」をバイブルとしています。明るく前向きですが、実は人付き合いが少し苦手な一面も。漫画に支えられてきた彼女が、自分でも作品を生み出す道へと踏み出していきます。担当声優の関根明良さんは、相について「小さな発見にも心を躍らせ、どんどん輝こうとする前向きさが眩しい」と語っており、その成長を応援したくなるヒロインです。

手島零(てしま れい)(CV:早見沙織)

相が通う高校の国語教師。漫画好きの相に、ときに厳しい“指導”をする存在ですが、その裏には別の顔も隠されています。一見クールで厳格に見えながら、漫画研究会の顧問になることで様々な一面が見えてくる、奥行きのあるキャラクターです。担当の早見沙織さんも「一面…いや、二面も三面も見えてくる奥深いキャラクター」と語っており、物語が進むにつれて見方が変わっていく人物です。

藤森心(ふじもり ココロ)(CV:仁見紗綾)

王島南高校の漫画研究会兼美術部に所属する少女。内気だが、絵の才能を持つメンバーで、漫研の活動に彩りを加えていきます。

赤福幸(あかふく さち)(CV:藤村花音)

相の同級生で、ともに漫画研究会を立ち上げる仲間。「快適な部室を作る」という野望を持つ、マイペースで自由奔放な女の子です。漫画を“描かない”立場ながら物語に欠かせない存在で、相とのテンポの良い掛け合いが作品に明るさをもたらします。ポジションとしては編集者。

石龍光(せき りゅうひかる)(CV:水瀬いのり)

東京本土からの転校生で、実力派アマチュア漫画家。創作に向き合う者として、相たちの世界に刺激を与えていきます。

担当声優の水瀬いのりさんいわく「オリジナリティ溢れる感性を持ち異彩を放つ存在」。

ここがすごい!おすすめポイント

「創作のリアル」を描き切る圧倒的な熱量

本作最大の魅力は、漫画を“つくる”という行為そのものを真正面から描いていること。アイデアの生まれる瞬間、ネームに悩む夜、描いた作品を誰かに見せるときの緊張――創作にまつわる感情のすべてが、嘘なく丁寧に描かれます。何かを生み出した経験のある人なら、思わず「わかる」と頷いてしまう場面が必ずあるはずです。

ちなみに、作中で主人公が初めて描くつたない漫画は、作者が自身のお子さんのイラストを参考にして描いたものだそうです。こうした実体験のにじむディテールも、本作の温かみを支えています。

「読む側」から「つくる側」への視点の転換

多くの読者は、漫画を「読む」側として作品に親しんできました。本作は、その読者を「つくる」側の視点へと自然に連れていってくれます。普段なにげなく読んでいた1コマ1コマに、どれほどの工夫と思いが込められているのか――作品を読み終えたあと、漫画の見え方が変わってしまう。そんな体験を与えてくれる稀有な作品です。

とよ田みのる作品ならではの“あたたかさ”

シリアスな創作の現場を描きながらも、全体を貫くのはどこまでも優しいまなざしです。キャラクターたちの失敗も葛藤も、作者は決して突き放さず、あたたかく見守るように描きます。読み終えたあとに残る、じんわりとした幸福感。これはとよ田みのる先生の作品ならではの読み心地です。

 Wクラウン受賞が示す確かな評価

本作は、マンガ大賞2023で大賞を受賞し、さらに第70回小学館漫画賞も受賞しています。書店員や読者が選ぶ賞と、出版社の権威ある賞の両方で評価された“Wクラウン”作品。この評価は、本作が一過性の話題ではなく、しっかりとした実力を備えた作品であることの証です。

マンガ大賞2023では、夢に一直線に向かう主人公たちの若さと真っ直ぐさ、そしてコマ割りや台詞といったマンガならではの表現の豊かさが高く評価されました。物語の面白さだけでなく、「漫画で漫画を描く」という表現そのものへのこだわりが、多くの選者の心をつかんだ作品です。

これ描いて死ね まとめ買い

アニメが始まる前に、原作を予習しておくのがおすすめ。既刊8巻、まとめ買いで一気に世界観に浸れます。

アニメ情報

2026年7月放送開始のテレビアニメは、豪華なスタッフ・キャストで制作されます。原作の繊細な空気感がどのように映像化されるか、期待が高まります。

放送開始2026年7月3日(金)より 毎週金曜 23:30〜
放送局日本テレビ系「フラアニ」枠 全国30局ネット
監督赤城博昭(『からかい上手の高木さん』)
シリーズ構成・脚本福田裕子
キャラクターデザイン瀬川健寿
音楽堤博明(ミラクルバス)
アニメーション制作シンエイ動画
OPテーマキタニタツヤ「遺書」

監督の赤城博昭さんとシンエイ動画は、『からかい上手の高木さん』でタッグを組んだ実績のある組み合わせ。日常のなかの繊細な感情をすくい取る演出に定評があり、本作との相性も抜群です。OPテーマには、キタニタツヤさんの書き下ろし楽曲「遺書」が起用されています。

📺 配信情報について

配信サービスについては、放送開始にあわせて各サービスでの配信が発表される予定です。確定し次第、この記事でも追記してご案内します。まずは原作で世界観を予習しておくのがおすすめです。

こんな人におすすめ!

  • 創作や“ものづくり”をテーマにした青春物語が好きな人――漫画・音楽・芸術など、何かを生み出す情熱を描いた作品にぐっとくる方に。
  • 何かに夢中になった経験がある人、いままさに夢を追いかけている人
  • あたたかく優しい読後感の作品を求めている人
  • 女の子たちの自然体な関係性をじっくり味わいたい人
  • 『バクマン。』や『まんが道』のような漫画家漫画が好きな人

まとめ

「これ描いて死ね」は、漫画を愛するすべての人に贈る、創作の歓びと苦しみを描いた青春成長譚です。マンガ大賞2023大賞・小学館漫画賞のWクラウンが示すとおり、その完成度は折り紙付き。2026年7月のアニメ放送開始を前に、いまこそ原作を手に取る絶好のタイミングです。

島で暮らす一人の少女が、漫画を“つくる”世界へと踏み出していく――その一歩を、ぜひあなたの目で見届けてみてください。きっと、何かに夢中になることの素晴らしさを思い出させてくれるはずです。

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これ描いて死ね 1巻

これ描いて死ね 1巻から始めるのが王道です。アニメ放送前に既刊8巻を読んでおけば、より深く物語を楽しめます。まとめ買いなら一気読みも快適です。

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