メジロブライト(ウマ娘)ストーリーネタバレ

「あら、わたくしの出番ですか? では、今から準備いたしますね〜」の紹介文から始まるメジロブライトについて記事にしました。

メジロマックイーン、メジロライアン、メジロドーベル、メジロアルダンに続く5人目のメジロ家お嬢様にして、おっとりマイペースな大物?

ゆるふわながらも、意志は固く誰にも乱されず、自身のペースは崩さない。

ゆっくりとだが着実に春光を目指して進み続ける追い込み型の『のんびりステイヤー』です。

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プロフィール

誕生日は4月19日

身長は157cm。スリーサイズはB84・W59・H81 体重は微増(まぁ、食べ過ぎました~)とは本人の弁。

靴のサイズは左23.5cm 右23.0cm(勝負服で左右の靴の色が違います)

学園は高等部 所属寮は栗東寮 ルームメイトはツルマルツヨシ

名門メジロ

名門メジロ家のお嬢様で、メジロマックイーンやメジロライアンに続く新世代のウマ娘として注目されています。

喋り方はお嬢様らしく丁寧で、語尾に長音が入った間延びする話し方をします。ただ手を振る時に指を広げたり、喜ぶ時は両手を思い切り広げるなど、意外と大きな動作をします

ウマ耳がついたお人形『マキちゃん』『キューちゃん』¹を大切にしています。

¹……名前の由来は、史実においてメジロブライトの産駒である『マキハタサイボーグ』『ドリームキューブ』。

髪型がマルゼンスキーを彷彿とさせるのは、史実に置いて母父であったためだと思われます。

『走っている電車を眺めるのが好きとあります』が、当時北陸本線を走っていた特急電車『かがやき号』が名前の元ネタと言われているからでしょう。

マイペース

マイペースな性格を表すイベントが数多くあります。

・子供の頃の自慢として、テーマパークの放送でよく名前を呼ばれていた

・テストの解答欄を時間内に埋めきれない(書いた答えは全問正解で、補修は免れている)。

月の写真を撮ろうとして眠ってしまい、(本人いわく急いで)太陽の写真を撮る。

・雨の日に傘を届けようとしたら、届ける前に雨が止む

・周囲の景色に見惚れて電車に乗り遅れた上に、お話に夢中になって終着駅まで行ってしまう。

・クリスマスソングをみんなで歌うと、輪唱みたいになる。

メジロ家のお嬢様らしく、福引の抽選機を『小さな観覧車』と呼び、温泉旅行券を『温泉が貰える』と勘違いするイベントもあります。

またゲーム内の1コマ漫画では、父親が経営するテーマパークを貸し切って、友人を招待しています

バレンタインイベントでは、トレーナーを飛行機に7時間ほど乗せて、カカオの木をそのままプレゼントするなど、スケールの大きさが違います。

 

マイペースでありながらも、度胸が据わっている一面もあります。

・マルゼンスキーが運転する車(スペシャルウィークやグラスワンダーが恐怖する運転)でうたた寝する。

・『三半規管が壊れる』『真剣に気絶した』など、客が寄り付かない『大回転激烈地獄めぐり』という絶叫マシンに乗るが、悲鳴も上げずに(トレーナーは絶叫)ほわわんとする。

・お化け屋敷でも、スタッフから今度こそは絶対に怖がらせると意気込まれるが、笑顔で突破する。

・テイエムオペラオーが開催したオペラに参加して、眠り姫役で本当に寝てしまう。

・メジロラモーヌと尻尾ハグしようとする(友達いわく、すごいを通り越して怖い)

 

マイペースな性格ゆえに周囲からの期待は低く、選抜レースで勝利した際もタイムが遅かったために、プレイヤー以外のトレーナーは身を引きました(史実において走破タイムが遅い馬は、弱い馬とされていたため。ただ現在では時代遅れな考え方です)。

料理スキル

料理スキルは、お雑煮にセロリを入れようとしたり、カカオの実から一年かけてチョコレートを作ろうとしています。他にも、福引の人参をフライパンで二時間焼こうとしたり、大根を全て皮にするまで剥くなど、未知数な部分が多いです。

メジロドーベルに教わりながらバレンタインチョコを用意しようとした時は、湯煎のやり方から教えてもらいました。バレンタイン当日に

関連ウマ娘

メジロ家の一員であることから、メジロのウマ娘との絡みが多いです。

同期のサイレンススズカやマチカネフクキタルは、育成ストーリー序盤だとお互いにノーマークでしたが、クリスマスを一緒に祝うほど仲が良くなりました

黄金世代とはメインストーリーでしのぎを削りましたが、育成ストーリーではスペシャルウィークに尊敬されておりセイウンスカイからもマイペースな性分が合っているのか好感度が高めです。(スペシャルウィークとの仲が良すぎて、サイレンススズカに無自覚な嫉妬を向けられるほど)。ルームメイトのツルマルツヨシからは『青くなっても赤くなっても落ち着いて優しくしてくれるから大好き』と言われています。先輩として看病や勉強の面倒を見ていますが、毎朝髪をいてもらうなど、お互いに支え合う関係です。

メジロドーベルは、唯一呼び捨てで呼び合う仲です。勝負服の色合いが似ており、同色のリボンを耳につけています。性格は真逆ながらも、だからこそ噛み合っているコンビなのかもしれません。

メジロライアンのことは『ライアンお姉さま』と呼び、たい焼きを『あ~ん』してもらうなど、かなり甘えています

後輩ウマ娘たちからは、ぽわぽわして危なっかしいところが守ってあげたくなる、と慕われて(?)います。メジロアルダンからは甘やかされ上手とも言われており、本人も喜ぶからつい手を貸してしまう模様¹。

¹……トレーナーからは『時間がかかるだけで、できないわけではなく、甘えて喜ぶのも少し意外』と評されています。それはトレーナーの前では、できる限り、自分の力で頑張ろうとしているためです。メジロブライトいわく『トレーナーは、わたくしと、共に待ってくれるお方ですので(メジロ家のウマ娘たちは、つい手を貸してしまうし、メジロブライトも甘えてしまう)』。

育成ストーリー

全てはメジロ家のために。ゆるふわな雰囲気とは裏腹に、確固たる『強い意志』と『走るべき理由』を持つ『芯の強いウマ娘』です。

誰よりもメジロ家を愛しており、いつまでも『メジロの末っ子』として過去の栄光に護られて、メジロマックイーンやメジロライアンに憧れ続けていることを良しとせず、『メジロ家の新たな光になる』ことをトレーナーと出会う前から決心しています。

その決意は固く、周囲からどう言われようとも、焦らずにトレーニングを続けており、デビュー前からしっかりとした下地を作っていました

衰えない光

期待している方々をがっかりさせることについては『メジロのウマ娘として、恥ずべきこと』と断じています。

されど『ダメな子』だと腐ることはなく、マイペースに歩み続けます。思い描く理想に届くと信じて疑わない強い心を持っており、なにより理想へ向かって歩き続ける体力には自信があるからです。

これは幼い頃、周囲の声を受けて落ち込んでいた時に、メジロライアンから『気にする必要はない、君たちはまだまだこれからで、未来は明るいから自分のペースで進もう』と信じてもらえたことが大きいです。

強い意志と走る理由は、レース時に勝利への歩みを後押しします。それは強みであると同時に、悪く言えば気負い過ぎであるとメジロライアンに指摘されています。

メジロライアンが逃した『皐月賞』に挑む際に、メジロライアンの教えを受けて、その雪辱を果たそうとするなど、メジロ家とメジロライアンに対する思い入れの強さが窺えます。

遥か未来を見つめて

ふわふわしていますが、負ければ悔しいと思います。メインストーリーでは、悔しさのあまり普段の彼女からは想像できないほど声を上げて泣きました

追い打ちをかけるように、育成ストーリーのラストでは、時代の変化による『レースの高速化』がスローペースと末脚が武器のメジロブライトと相性が悪く、敗戦を重ねます

悔しいとは思いますが、メジロブライトは時代の変化に走りを合わせようとは思いません

通じないとわかりながらも、今の走りを信じて、研鑽し、次の世代に繋げようとします

メジロブライトの眼は現在ではなく、遥か未来を見据えていました

今は時代に合わないかもしれない、けれど10年後、20年後は違うかもしれません。

その時に、メジロブライトの走りが失われていては大変だから。

第1にメジロ家であり、時代を考えるのは最後です。

今日の勝者は微笑みますが、100年後に勝利しているのはメジロ家である。

メジロブライトは敗北しても、遥か先の『ウマ娘史』を見据えていました。

他のウマ娘とは走っているレースの長さが違う。メジロブライトは大局を見据えることができるウマ娘です。

ウマ娘としてのメジロブライト

のんびりとした性格はレース時も変わらず、スタートダッシュが苦手で瞬発力もありません。

しかし豊富なスタミナを持ち、終盤に強力な末脚を発揮できるのが強みです。

スタミナ

スタミナに関するエピソードは豊富にあります。

・サイレンススズカの早朝トレーニング(走り込み)に付き合ったマチカネフクキタルとメジロドーベルが息も絶え絶えとなる中、同じ距離をマイペースに後から追いついたメジロブライトは、一息入れだけで呼吸を整えており、水分補給もせずほとんど休むことなく走るのを再開しました。

・寮対抗のゴミ袋運び競争でも、メジロライアンが途中で失速したにも関わらず、メジロブライトは終始ペースを変えずに運び続けました。

・チーム対抗で鬼ごっこをやった時も、マチカネタンホイザが立ち止まって呼吸を整えているところに追いつき、タッチした後、そのまま走り続けました。

上述した大局を見る目もあり、『羽ばたきのRun-up!』では、メジロライアンに勝利の栄光をもたらすために、耐久力に自信があるスペシャルウィーク、ブレイン役としてマチカネタンホイザ(他のウマ娘がドン引くほど情報を集めて、研究と練習を重ねていることが理由。イベントのメインキャラという事情もある)をメンバーに引き込みました。

まとめ

時代に合わず、地力がありながらも苦戦を強いられることが多かったメジロブライト。

それでもメジロ家では、メジロマックイーンに次いで獲得賞金が多かったりします。

なにより理想を信じて、マイペースながらも歩み続けたメジロブライトは、メジロ家に春を呼び込みました。

ゆるふわなお嬢様で終わらず、度胸もあって意志も強いメジロブライトの魅力が伝われば幸いです。

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