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よふかしのうたは面白い?全20巻完結の魅力。アニメの続きは10巻から

よふかしのうたは面白い?全20巻完結の魅力。アニメの続きは10巻から アニメ・ゲーム・漫画・小説
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よふかしのうた 1巻
よふかしのうた

原作:コトヤマ(小学館「週刊少年サンデー」2019〜2024年連載)

巻数:全20巻・完結

アニメ:Season1(全13話)/Season2(全12話)※フジテレビ「ノイタミナ」

主題歌:全曲Creepy Nuts

眠れない夜に家を抜け出したことがある人なら、最初の数ページで捕まる作品です。『よふかしのうた』は、夜に眠れない中学2年生と、夜の住人である吸血鬼が出会う物語。全20巻ですでに完結していて、アニメもSeason2まで放送されました。

この記事では作品の魅力を紹介したうえで、アニメを観終えた方が原作のどこから読めばいいのかまで案内します。ひとつだけ先にお伝えしておくと、アニメ最終話の内容は、原作に載っていません。

📌 先に結論だけ

アニメSeason2の続きは、原作10巻から。 巻の途中で切れているので、11巻からだと取りこぼします。

ただし最終話だけは原作にありません。 原作者コトヤマさん自身が書き下ろしたアニメオリジナルです。

配信は1期と2期で条件が違います。 1期から通しで観るならHuluかU-NEXT、2期だけならプライムビデオでも見放題です。

よふかしのうたってどんな作品?

ジャンルは恋愛・ファンタジー・日常。舞台はほぼ全編が夜の街です。

主人公の夜守コウは、女子がニガテな中学2年生。なんとなく不登校になっていて、夜も眠れない日が続いています。ある夜はじめて誰にも言わずに家を出たコウは、そこで謎の美少女・七草ナズナと出会う。彼女は夜の住人、つまり吸血鬼でした。

「今日に満足できるまで、夜ふかししてみろよ。少年」——ナズナはそう言ってコウを夜に誘います。夜に居場所を見つけたコウは、やがて彼女に頼み込みます。「俺を吸血鬼にしてください」と。

ここで提示される条件が、この作品のすべてを決めています。吸血鬼になるには、人が吸血鬼に恋をしなければならない。 つまりコウが吸血鬼になるには、ナズナに恋をするしかない。恋を知らない中学生が、恋を条件に突きつけられる——ボーイミーツガールとしての骨格が、1話の時点で完成しています。

「団地」から始まった作品

意外なのは、作者のコトヤマさんが最初に描きたかったのが吸血鬼でも夜でもなかったことです。

「最初は『団地』を描きたいというところからでした。その後、『団地』、『夜』、『少年』、『吸血鬼』と描きたい要素を連想して積み重ねていった結果、今の形になりました」

(声優MEN/原作・コトヤマさんインタビュー)

団地から連想を積み上げた結果が吸血鬼だった、という順番です。だからこの作品の夜は、異世界ではなく実際に歩ける距離にある夜として描かれます。コンビニ、自販機、公園、団地の階段。物語が非日常へ跳ぶのではなく、日常の裏側に非日常が貼りついている感触は、この出発点から来ています。

主要キャラクター

夜守コウ(CV:佐藤元)/中学2年生。感情の起伏が少なく、ナズナが吸血鬼だと知ってもあっさり受け入れてしまうタイプです。演じる佐藤元さんは、アニメイトタイムズのインタビューでコウを「中学生だけど人間っぽくない」と評したうえで、イレギュラーな出来事に取り乱すより知りたいという好奇心で動けてしまうところに、作中で一番読者から遠い存在らしさがあると語っています。

七草ナズナ(CV:雨宮天)/夜の住人・吸血鬼。自由奔放で、下ネタは好きなのに恋愛話にはめっぽう弱く、すぐ照れます。雨宮天さんは第一印象を「毒気の強そうな、悪役っぽいカリスマのあるキャラクター」だったと振り返りつつ、読み進めるうちに可愛らしい部分が次々出てきたと語っています。収録では監督から「もっとオジサンっぽく!」というディレクションがあったそうです。

朝井アキラ(CV:花守ゆみり)/コウの幼馴染。コウとナズナの関係に気づいている数少ない人物です。佐藤さんは、アキラの吸血鬼に対する考え方が視聴者の感覚に一番近いため注目してほしいと話しています。

ここがすごい!おすすめポイント4選

① 「夜」が背景ではなく主役になっている

ナイトシーンしかない漫画は珍しくありませんが、この作品の夜は雰囲気づくりのための暗さではありません。コトヤマさんは、描きたいのは「静かさと寂しさ」だと語り、そのために作画で意識していることを具体的に挙げています。

「作画面では、街灯を描くことを意識しています。灯りって暗い時に初めて実感して見えるんですよね。そこに街灯があるよ、というアピールそのものが夜の背景になるのかなと思います」

(声優MEN/原作・コトヤマさんインタビュー)

暗さを描くのではなく、灯りを描くことで暗さを出す。この方針を知ってから読み返すと、コマの中の街灯や自販機の光の置き方が、急に意味を持って見えてきます。絵の情報量が「読み方」で変わるタイプの作品です。

② ヒロインが「ギャップ」から設計されている

ナズナは吸血鬼なのに、恋愛の話になると照れて逃げます。これは偶然できた愛嬌ではなく、意図された設計です。コトヤマさんはキャラクター作りをこう説明しています。

「キャラクターを作るということは、ギャップを作るということなので、『吸血鬼は恋愛的な面で強者でいなくてはいけない』という一般認識へのギャップから作っていったキャラでしょうか」

(声優MEN/原作・コトヤマさんインタビュー)

吸血鬼といえば妖艶に人を惑わす存在、という前提をわざと裏切る。だからナズナは、カリスマ性を発揮した次のコマでギャグ顔になれます。強者としての吸血鬼と、恋愛に不慣れな一人の女性が同じ体に同居している——このねじれが、恋愛を条件にした物語と噛み合っています。

③ 音楽が作品の一部になっている

そもそも『よふかしのうた』というタイトルは、Creepy Nutsの同名楽曲から借りたものです。そしてアニメの主題歌も、Season1・Season2とも全曲をCreepy Nutsが手がけました。Season1がOP「堕天」/ED「よふかしのうた」、Season2がOP「Mirage」/ED「眠れ」です。

興味深いのは、Creepy Nuts側が2つのシーズンの違いを明確に言語化していることです。

「Season1で描かれたのは夜のカラッとした優しさとそこに救われた者達の避難所としての側面。対してSeason2で描かれるのは、夜の湿っぽさと未練や後悔を投棄する場所としての側面。そしてそれと折り合いをつけようともがく大人達の姿」

(アニメ『よふかしのうた Season2』公式サイト/Creepy Nutsコメント)

避難所だった夜が、2期では捨て場になる。 同じ街を歩いているのに見え方が変わっていくこの変化は、物語が進むほど効いてきます。

④ 完結済みで、結末まで一息に読める

原作は2024年に全20巻で完結しました。連載を追いかける必要がないので、気に入ったその日に最後まで読み切れます。

この作品は「今夜どうするか」の積み重ねで進みます。気に入った日にそのまま最後まで行けるのは、完結済みの作品だけの強みです。

アニメの続きは原作10巻から

アニメはSeason1が全13話、Season2が全12話で、通算25話が放送されました。その続きは原作10巻からです。

注意したいのは、アニメが巻の途中で終わっていることです。10巻はすでに観た範囲から始まるので「じゃあ11巻から」と考えたくなりますが、それだと10巻の後半に描かれた未映像化のパートを丸ごと飛ばすことになります。

⚠️ アニメ最終話は原作にありません

Season2の最終話は、原作者のコトヤマさんが書き下ろしたアニメオリジナルのストーリーです。原作に同じ話は載っていないので、探す必要はありません。逆に言えば、あの結末はアニメでしか観られません。

① 続きだけ最速で知りたい → 10巻

アニメの先に何があるかだけ確かめたい方は、10巻から読み始めるのがいちばん早いです。10巻の前半はアニメが通ったばかりの夜なので、飛ばしてもかまいません。そこを越えると、まだ映像になっていない夜が始まります。

ただし10巻から入ると、コウとナズナがどうやってこの距離まで来たのかを飛ばすことになります。この作品の関係は事件ではなく夜の積み重ねで動くので、初めて原作に触れるなら③を見てください。

よふかしのうた 10巻
よふかしのうた 10巻

アニメが途中まで進んだ巻。ここから先が、まだ映像になっていない範囲です。

② 1期と2期で変わった空気を確かめたい → 1巻

さきほどのCreepy Nutsのコメントにあったとおり、この作品の夜は途中で質が変わります。避難所だった夜が、やがて未練を捨てにくる場所になる。 その転がり方をたどり直したい方は、1巻から読むのが向いています。

Season1・Season2とも配信で観られる状態なので、引っかかった夜だけ映像に戻って確認できます。同じ場面でも、紙のほうがコウの思考を自分の速度で追えるので、どこで空気が入れ替わったのかを自分で特定しにいく読み方ができます。

③ 最初から結末まで一気に → 1巻+全20巻まとめ買い

いちばんおすすめしたいのがこれです。全20巻がすでに出そろっているので、途中で待たされることがありません。

この作品は話数の単位そのものが「夜」で、一晩ぶんの出来事が1話として積み上がっていきます。1冊ずつ買い足して間を空けると、前の夜の温度を忘れたまま次の夜に入ることになる。まとめ買いで通して読んだほうが、この形式とかみ合います。

アニメを配信で観る(1期と2期で条件が違います)

ここは少し注意が必要です。Season1とSeason2で、見放題の対象になっているサービスが違います。

サービスSeason1Season2
Hulu見放題見放題
U-NEXT見放題見放題
Amazonプライムビデオレンタル見放題

※アニメ公式サイトの配信情報をもとに作成。本ページの情報は2026年8月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトほか各公式サイトにてご確認ください。

1期から通して観るなら、HuluかU-NEXTです。 プライムビデオはSeason2が見放題の対象ですが、Season1は都度課金(レンタル)扱いなので、1期から追う場合は別途費用がかかります。逆に「2期だけ観直したい」ならプライムビデオでも問題ありません。

▶ 『よふかしのうた』を配信で観る

U-NEXTは初めての方なら31日間無料トライアルから始められます。Huluは定額の見放題サービスで、対象作品は1話ごとの追加課金なしで視聴できます。

プライムビデオをまだ使っていない方へ

Amazonプライムは初回30日間の無料体験があります。期間中もSeason2が見放題の対象です。

→ プライムビデオの始め方をくわしく見る

よくある疑問

Q.アニメを観ていなくても原作から入って大丈夫?

問題ありません。1巻はコウがはじめて夜に出る場面から始まるので、前提知識はいりません。全20巻で完結しているので、途中で追いつけなくなることもありません。

Q.Season3の予定はありますか?

2026年8月時点で発表はありません。ただしSeason2の最終話は原作者の書き下ろしで区切られており、原作の残りはまだ10巻ぶんあります。

Q.ホラー要素は強いですか?

吸血鬼が出てくる作品ですが、怖がらせることを目的にした演出は中心ではありません。ヒロインを演じる雨宮天さんも、原作を読む前は「ミステリアスで怖い感じ」を予想していたところ、実際は意外にも日常系だったのが驚きだったと話しています。

Q.主題歌が全部Creepy Nutsなのはなぜ?

そもそも作品タイトル自体が、Creepy Nutsの楽曲「よふかしのうた」から借りたものだからです。原作者のコトヤマさんが少年時代から日本語ラップを聴いていたことを公表しており、憧れていた相手が自分の漫画をイメージして歌詞を書いてくれたことを、この先の仕事にも影響するほど大きな出来事だったと語っています。

こんな人におすすめ

  • 夜に眠れないタイプの人——「今日に満足できるまで、夜ふかししてみろよ」が刺さる作品です
  • 恋愛を”条件”として扱う物語が読みたい人——恋をしないと吸血鬼になれない、という設定が最後まで効きます
  • 大人になりきれていない感覚を持っている人——雨宮天さんも「大人になれないなぁと思っている大人の方」に観てほしいと話しています
  • 完結済みの作品を一気に読みたい人——全20巻、結末まで出そろっています

まとめ

『よふかしのうた』は、夜という時間を舞台装置ではなく主題として扱った作品です。眠れないことを欠点ではなく居場所として描き直してくれるので、夜が長い人ほど深く刺さります。

アニメを観終えた方は原作10巻から続きが待っています。ただし最終話だけは原作にありません。あれは原作者がアニメのために書き下ろしたもので、逆に原作には原作の道筋が20巻ぶん最後まで用意されています。映像で受け取った夜と、紙で受け取る夜は別物です。 どちらも見届けてしまうのが、この作品にはいちばん似合っています。

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よふかしのうた 1巻

最初から追うなら1巻、アニメの続きからなら10巻。全20巻が完結済みなので、まとめ買いなら結末まで止まらずに読めます。

🎬 アニメで観る

Season1から通して観るならHuluかU-NEXT、Season2だけならプライムビデオでも見放題です。

 

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