『レディ・アヴァロン(限定)』FGOおすすめ性能解説
目次
基本情報
彼方に手まねく理想郷(ウィンズ・オブ・アヴァロン) |
アーツ属性 サポート宝具 |
味方全体の最大HPを増やす(3ターン) &毎ターンNP獲得状態を付与(3ターン) +自身に毎ターンスター獲得状態を付与(5ターン)<オーバーチャージで効果アップ> |
スキル1 | 効果 |
その手に光を(B) CT8-6 | 味方単体のアーツカード性能アップ(3ターン) &最大HP増加(3ターン) &クリティカル威力アップ(1ターン) |
スキル2 | 効果 |
夏の夜に咲く花(D) CT8-6 | 味方全体の攻撃力アップ(3ターン) &NP増加 &宝具使用時のチャージ段階を1段階引き上げる状態を付与(1回・3ターン) |
スキル3 | 効果 |
夢魔の畔(EX) CT10-8 | 味方全体に無敵付与(1ターン) +敵全体にターン毎のチャージ量が1減る状態を付与(1回)<重複不可> +敵の数に応じて自身のNP増加 |
強い点
クラススキルで初期NP20%スタートを持ち、スキル『味方全体NP20%配布、敵の数×20%チャージ』や第2アペンドスキルと合わせれば、1ターン目から礼装の補助無しで宝具が撃てます。
アーツ宝具・アーツカード3枚構成でアーツチェインが組みやすく、クラススキル『毎ターンNP5%獲得』や宝具『味方全体にNP獲得状態を付与』など継続的なNP獲得手段が豊富で、宝具回転率が高いです。
『攻撃力アップ、アーツカード性能アップ、クリティカル威力アップ』の火力支援で、アーツ属性アタッカーのダメージを大幅に伸ばします。
スキルと宝具で最大HP増加を持ち、味方全体に無敵付与や敵全体チャージストップの耐久支援も可能です。
弱い点
強いて言うなら『スキルの即時NP配布量が最大20%』と低いこと。味方が初期NP50%付与礼装+第2アペンドスキルレベルマックスでも、即宝具を撃たせることができません。
アーツ耐久パーティのサポーターとしては必要なモノが揃っていますが、周回で使う場合は、他サポーターと比べてNP配布量に物足りなさを感じます。
またプリテンダーのクラス補正で、サポーターとしてはスター集中度が標準です。攻撃不利となるクラスもライダー、アサシン、キャスター、フォーリナーとそれなりにいます。
引くべきか
アーツパーティを扱うなら、引いて損はないです。
火力支援、耐久支援ともにハイレベルでまとまっており、宝具回転率も良好で、継続的な支援ができます。
オーバーチャージ段階強化(+1)で宝具性能を強化したり、スター生産が苦手になりがちなアーツサーヴァントに継続的なスター供給支援も可能です。
しかし、NP配布量は周回で連れまわせるほど多くはないので、基本的な起用は高難易度に限られます。そうなるとFGOは基本的に周回ゲーのため、起用頻度は他のサポーターより低いです。
『キャストリア』のように、アーツアタッカーを支援して宝具連射させる場合は、『キャストリア』よりアタッカーのNPリチャージ性能に依存します(NP配布量が最大20%と低いので、NPリチャージしきれなかった時のサポートができない)。ただアタッカーのNPリチャージ性能が高いなら、『キャストリア』の代用として編成可能です。
また『キャストリア』×2でも支援が足りない時に、オーダーチェンジで控えから引っ張ってくる枠として採用するなど、サポーターとして周回に参加する頻度は0じゃないです。
総じて、アーツ版のマーリンといった性能で、高難易度に向いています。ただアーツアタッカーに対する支援はできるため、周回に組み込むことも可能です。
長期戦を強いられる高難易度で、アーツ耐久パーティを好んで使うマスターは、引く価値があります。
高難易度にそれほど苦戦しておらず、アーツ耐久パーティを既に構築できているマスターは、スルーするのも選択肢の1つです。
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ステータス
クラスはプリテンダー
カード構成はアーツ3枚、バスター1枚、クイック1枚
アーツは平凡ですが、クイックはそれなりにスター生産します。
ステータスはレベル90時に、HP13822、ATK11556
バランス型のステータスです。
クラススキル | 効果 |
陣地作成(D) | 自身のアーツカードの性能を少しアップ(約4%) |
道具作成(A+) | 自身の弱体付与成功率をアップ(約11%) |
混血(EX) | 自身に毎ターンNP獲得状態を付与(5%) |
高速詠唱『妖』(EX) | 自身のNPを20%チャージした状態でバトルを開始する |
単独顕現(A) | 自身のクリティカル威力をアップ(約10%) 自身の即死耐性をアップ(約10%) 自身の精神異常耐性をアップ(約10%) |
陣地作成により、アーツカードのダメージとNP回収力にプラス補正が入っています。
道具作成はランクが高く、相手が『対魔力』持ちでも、ある程度はデバフを付与しやすいです。
混血による毎ターンNP獲得状態は、5%と微々たる数字ですが、長期戦では無視できない要素です。
高速詠唱『妖』の初期NP20%付与は、第2アペンドスキルを含めると初期NP40%スタートが可能で、1ターン目から宝具を撃ちやすいです。
単独顕現はランクが高く、クリティカルダメージにプラス補正が入っています。即死耐性や精神異常耐性も低ランクの対魔力と同じ倍率です。
固有の第3アペンドスキルは対セイバー攻撃適性。攻撃有利を取れるので、解放する意味はあります。ただ手早く宝具を撃ちたいので、第2アペンドスキルの優先度が高いです。
属性はサーヴァント、地属性、混沌属性、善属性、人型、女性、円卓の騎士。
宝具
彼方に手まねく理想郷(ウィンズ・オブ・アヴァロン) |
アーツ属性 サポート宝具 |
味方全体の最大HPを増やす(3ターン) &毎ターンNP獲得状態を付与(3ターン) +自身に毎ターンスター獲得状態を付与(5ターン)<オーバーチャージで効果アップ> |
最大HP増加は宝具レベル依存で、3000~5000。HPの上限が上がるとともに回復する¹ので、即時HP回復として使えますが、HP回復量アップやダウンなどの影響を受けません。通常の回復スキルと違い、強化無効が付与されていると失敗します。
¹……HP8000/5000→宝具使用(オーバーチャージ1)→HP11000/8000。効果が切れても回復した分は減りません。HP11000/8000→効果切れ→HP8000/8000。ただし、元のHP以上にはならないので注意。HP11000/11000→効果切れ→HP8000/8000(元々の最大HPが8000の場合)。
毎ターンNP獲得状態も宝具レベル依存で、5~10%。味方全体の宝具回転率を引き上げます。
毎ターンスター獲得状態はオーバーチャージ依存で、5~25個。NPチャージスキルで即宝具を撃ちやすいため、1ターン目(スターが来るのは2ターン目)から継続的にスター供給支援ができます。
1ターン目から宝具を撃つのが容易で、『アーツチェインを組みやすいアーツ3枚構成+アーツ宝具』『毎ターンNP獲得状態×2』で宝具回転率は高いです。そのため効果の重複や継続的な支援ができます。
ただし、宝具のNP獲得状態は持続3ターンと平均的な長さで、宝具レベルによって獲得量が変わります。宝具レベルが低い場合は、アーツクリティカルやアーツチェインで宝具連射を狙いましょう。
スキル
スキル1 | 効果 |
その手に光を(B) CT8-6 | 味方単体のアーツカード性能アップ(3ターン) &最大HP増加(3ターン) &クリティカル威力アップ(1ターン) |
アーツカード性能アップは最大50%。3ターン持続としては、最高倍率です。
HP増加は最大3000。宝具効果と同様に、HP回復量アップ&ダウンの影響を受けず、強化無効で弾かれます。
クリティカル威力アップは最大100%。1ターン限定ですが、トップクラスの倍率です。
注意点として、プリテンダークラスはセイバークラスと同じスター集中度のため、編成によってはスターが散ります。クリティカルを活かす場合は、追加のスター供給やスター集中度アップの支援が必要です。
スキル2 | 効果 |
夏の夜に咲く花(D) CT8-6 | 味方全体の攻撃力アップ(3ターン) &NP増加 &宝具使用時のチャージ段階を1段階引き上げる状態を付与(1回・3ターン) |
攻撃力アップは最大20%。高ランクのカリスマ系スキルと同じ倍率です。
NP増加は20%固定。味方全体の宝具回転率を引き上げます。
チャージ段階を1段階引き上げる状態は1回・3ターン固定。味方の宝具強化に加えて、自分も対象なのでスター供給量を増やせます。
スキル3 | 効果 |
夢魔の畔(EX) CT10-8 | 味方全体に無敵付与(1ターン) +敵全体にターン毎のチャージ量が1減る状態を付与(1回)<重複不可> +敵の数に応じて自身のNP増加 |
味方全体無敵は、『無敵貫通、強化解除or無効、即死効果』といった弱点はありますが、ほとんどの攻撃から味方全体を守れます。
チャージタイム最短8ターンと長いので、このスキルで敵の宝具を防ぎ続けるのは難しいです。
ターン毎のチャージ量が1減る状態を付与は、敵のチャージゲージ増加をストップします。次のターンにチャージゲージが増えない効果なので、チャージゲージが0の相手にも有効です。
チャージマックスの相手に使っても、そのターンは宝具を撃たれますが、同時に付与される全体無敵で防ぎます。
敵の数に応じてNP増加は最大20%。敵の数が3体なら『20%×3=60%』になるので、クラススキルとスキル2を合わせれば、1ターン目から宝具が撃てます。
遭遇する機会は少ないですが、敵の数が6体ならば120%チャージが可能です。反対に、高難易度のよくあるパターンで敵が1体だと、20%チャージと低くなります。
運用方法
周回
高倍率のアーツカード性能アップ、攻撃力アップを持ち、アーツサーヴァントに対する火力支援が可能です。
ただスキルのNP配布量が最大20%と低く、イベントでよく配られる初期NP50%付与礼装+第2アペンドスキルレベルマックスでも、味方が宝具を撃つには10%のNP支援が必要です。
宝具のNPリチャージ性能を引き上げる効果も『アーツカード性能アップ最大50%』と飛び抜けておらず、宝具連射システムの要としては、『キャストリア』に劣ります。
レイド戦におけるサポーターとしては、火力バフの倍率が『玉藻の前(アーツカード性能アップ50%+宝具威力アップ30%)』に負けています。しかし、オーバーチャージ段階の引き上げや強力なクリティカル威力アップを持っているので、アタッカーとなるサーヴァントの宝具や追撃能力次第では使い分けが可能です。
高難易度
火力支援、NP支援、耐久支援を継続的に行える強力なサポーターです。
アーツサポーターという立ち位置ですが、バスター・クイックの編成に組み込んでも、味方全体の耐久力とNP効率を引き上げます。
アーツ3枚構成なのでアーツチェインが組みやすく、クラススキル『混血』や宝具によってカードを切らずともNPチャージできるため、メインアタッカーの邪魔になりません。
サポーターにありがちなサポート宝具の初速問題『早くサポート宝具を使いたいが、初期NP付与礼装ではなく、チャージ段階引き上げやスター生産、毎ターンNP獲得状態の礼装を装備させたい』を単独で解消しています。そのため1ターン目から宝具を撃ちやすく、概念礼装の自由度が高いです。
総じて長期戦に強く、ブレイクゲージやギミックで短期決戦を挑めないクエストで活躍します。短期決戦においても、倍率が高いクリティカル威力アップで瞬間火力を大幅に伸ばすことは可能です。
欠点は、他サポーター同様に強化無効や強化解除に弱いこと。
スキルが強力な分、チャージタイムも総じて長めです。宝具効果でスキルの切れ間を補いたいですが、NP獲得状態は3ターンしか持続しません。長期戦の宝具回転率は良好ですが、短い間隔で宝具連射するのは苦手なため、しっかりアーツチェインを組みましょう。
味方に対するNP支援も同様で、『NP0%状態の味方に即宝具を撃たせる。複数ターン続けて宝具連射させる』動きは苦手です。
一方で、他のサポーターと違い、宝具回転率の高さから『強化バフの総数が多くなる』のは利点です。遭遇する機会は稀ですが、強化状態を少しずつ剥がしてくる敵に対しては、重要なスキルを守る壁役として動けます。
編成は、『アタッカー+サブアタッカーorサポーター+レディ・アヴァロン』がおすすめです。
疑似的なHP回復や全体無敵付与を持っていますが、短いスパンで連発できないため、回避・無敵持ちのアタッカーやもう1騎のサポーターで支援しましょう。アーツカード性能アップ以外はカード色に関係なく恩恵がありますが、宝具連射を狙うなら、アーツカードが多めのサーヴァントと組みたいです。
概念礼装は自由度が高く、毎ターンスター獲得やNP獲得など、味方全体に恩恵があるものを持たせましょう。
敵として出てきた場合
全体チャージゲージ増加スキルを持つため、チャージゲージの管理やどのタイミングで宝具を撃たれてもいいような耐久手段が必要です。
また全体無敵が厄介なので、無敵槓子や強化解除or無効を用意すると楽に戦えます。
まとめ
・性能はアーツ版マーリンと言えますが、スキルのチャージタイムが長めで、宝具効果の持続も短めになっています。その分、最初に宝具を撃つまでのスピードが段違いです。
・キャスターのサポーターと比べて、攻撃不利が多く(ライダーに防御不利を取られないのは利点)、スター集中度も高めです。
FGOにおけるレディ・アヴァロン
楽園の出身者、自称マーリンお兄ちゃんの妹。
常に余裕を失わない、可憐な花のような女性。
世の摂理を一歩引いたところから客観的に見ているようなドライさを、賢人と取るとか、冷淡と取るかは人それぞれ。
基本的に醜いものであると理解しながらも、「ただ一点、輝ける星があればいい」という立場で人間の世界を好む花の魔術師。
宝具はマーリンお兄ちゃんと違い、閉ざされたものではなく、人類に対して開かれたゴールという位置づけになっています。
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