材料2つ混ぜるだけ、クレームタンジュ風ヨーグルトケーキ
ヨーグルトを水切りして、生クリームを泡立てて混ぜるだけ
🥛クレームタンジュ風ヨーグルトケーキ🥛
チーズケーキが好きだけど、お値段を安く済ませたい時に簡単に作れます。
生クリームが濃厚ですが、ヨーグルトで後味サッパリです。
ふわふわでとろっとろの食感がクセになります。
そのまま食べても美味しいので、是非お試しください
レシピ(2人分)
材料 ・ヨーグルト(プレーン)400g(ギリシャヨーグルトの場合は200g……水切り不要) ・生クリーム200ml ・砂糖30g(糖質が気になる方は、糖質0の甘味料でも可) ・お好みのジャムなど(そのままでも美味しいです) |
作り方
①ヨーグルトを水切りしてください。
※ボールにザルを置き、その上にクッキングペーパーを敷いて、ヨーグルトを入れて『4時間からひと晩(寝る前)』冷蔵庫の中に置いてください。
※ヨーグルトから出た水(ホエー)はスープなどに使えるので、取っておきましょう。
②ボールに生クリームと砂糖を入れて泡立ててください(角が立って、そのまま形が残るぐらい)
③②のボールにヨーグルトを入れて、軽く混ぜれば完成です。
補記
・ベリー系のジャムが合います
・糖質0の砂糖を使うと、低糖質に仕上がります。
・水切りが不十分だと、時間を置くと水分が出てきますが、ホエーなので食べて大丈夫です。
・生クリームが濃い場合は、量を半分に減らしてください。
・水切りが面倒な場合は、ギリシャヨーグルトを使うと便利です。
雑記
クレームダンジュ(クレメダンジュ)とは、フランスのアンジュ地方で生まれたスイーツで、ふわふわの食感が口いっぱいに広がる新食感のチーズケーキです。ずっとクリームダンジュだと思ってました。
アイスのような見た目ですが、本来はフロマージュブランというフレッシュチーズが入っているチーズケーキで、分類としてはレアチーズスイーツになります。
今回のレシピでは、フレッシュチーズは入っていませんが、水切りヨーグルトはクリームチーズの代用として使われることもあるので、サッパリ感が強いですが、しっかりチーズケーキとして仕上がっています。
クレームダンジュに厳密なレシピはないらしく、生クリームの代わりにメレンゲを使う場合もあれば、フレッシュチーズの代わりにクリームチーズや今回のレシピのようにヨーグルトを使うものもあります。
味はサッパリしていて食べやすく、やんわり感じる酸味と生クリームの乳味が特徴です。悪く言えば味気がないので、ベリー系のジャムをトッピングすることが多いようです。
最大の特徴である食感は、ムースのようにやわらかく、ふわふわした舌触りです。クレームダンジュの醍醐味は、この舌触りとも言えます。
元々はフランス、アンジュ地方の郷土料理であり、酪農家がバターを作る際にクリームをこねる過程で、機械のプロペラやまわりに付着したクリームをかき集めて、ソースをかけてデザートとして食べたのが始まりだとされています。
1920年代頃は「クレメダンジュ」 売りの少女が、街で売っていたそうです。
当時のレシピは酪農家たちが隠していたことから、今は残っていないようです。
アンジュ生まれの有名な美食家『キュルンスキー』が、「アンジェのクレメは神様のごちそうだ。どのようなクレームシャンティも、この泡をたっぷりと含んだ、香りのある、ジューシーで軽いかたまりには近づけるものはない」と絶賛したという話もあります。
天使のクリーム、天使のチーズケーキとも呼ばれることがあり、アンジュ地方と、天使を意味する『ANGE』という言葉にかけて、そう呼ばれているのではないかと考えられています。
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