『このヒーラー、めんどくさい』をおすすめしたい!

イントロダクション

『人に助けを求めるなら、跪いて額と両手を大地につけるべきではないでしょうか!』

その日、冒険者『アルヴィン』は魔獣と戦闘中でしたが苦戦を強いられていました。

やられそうになるアルヴィンに、偶然通りかかったダークエルフのヒーラー『カーラ』が声をかけてきます。

これ幸いと助力を求めるアルヴィンでしたが、帰ってきた言葉は『助けてほしければ土下座しろ(意訳)』とヒーラーにあるまじき発言でした。

アルヴィンは魔獣にタイムをかけて(魔獣は清く了承)、カーラと話し合った結果、回復してもらう代わりにパーティーを組むことになります

やっとのことアルヴィンは魔法で回復してもらいますが、カーラは誤って(?)呪いをかけてしまいました

その呪いは『カーラから離れると命を落とす』というとんでもないモノであり、2人は一緒に冒険の旅を行くことになります。

最弱の騎士アルヴィンと、世にもめんどくさいヒーラーのカーラ、世のため人のため、異世界ポンコツ珍道中を描く『このヒーラー、めんどくさい』を推そうと記事にしました。

『丹念に発酵(敬略称)』による漫画作品。ジャンルは『コメディ』

2019年7月31日より『ニコニコ静画』にて連載されているほか、『ComicWalker』『月刊コミックフラッパー』でも連載中です。

コミックスは『KADOKAWA(MFコミックス)』にて既刊5巻まで発売中です(2022年4月現在)。

ニコニコ静画の累計再生数は694万回を超えており、累計コメントは6500以上お気に入り登録数も8500を超えています。

『次にくるマンガ大賞2020WEB漫画部門』にノミネートされました。

『動画工房』が制作する元請作品のほぼ全てに関わってきた『株式会社寿門堂』初の単独制作作品としてアニメ化し、2022年4月より放送中です。

アニメ版の正式サブタイトルは異様に長く、第1話を例に挙げると、

『魔物やモンスターがはびこる世界で冒険者の道を歩もうとするアルヴィン(主人公/甲冑の戦士)は熊の怪物と戦いピンチのところに運良くダークエルフのヒーラーの女の子カーラ(ヒロイン/ダークエルフ)が通りかかったがカーラの性格があまりにもあまりなので言い合いになり熊の怪物も困惑しさらにそのあと熊自宅に連れていかれるという原作コミックスにない展開があるので原作ファンの中には『あれ?』と思うかたもいらっしゃるでしょうけれどこれは雑誌連載以前にネットで発表されていた『これ、何の話ですか?』という同じ世界観の漫画を元にしているのでご了承くださいとお願いするスタッフと原作サイドの意向をこの場を借りてご説明させていただきつつなおこの長いサブタイトルには縦読みや斜め読みのような仕掛けはないのでそのこともおことわりしておきたい そんな第一話』

という感じで、内容をほぼネタバレしています。

第2話以降も同じ調子で続いており、更にオープニング映像(第1話ではエンディング映像)で、最終話に登場する1名を除いたゲストキャラクター全員の出演する話数と担当声優が公開されています

この情報はアニメ公式『Twitter』でも丁寧にツイートされています。

またエイプリルフール企画として、同時期に放送が開始された『ヒーラー・ガール』とのコラボビジュアルが公開されました。

本作の魅力について、

アルヴィン役の『佐藤拓也』は『不憫な主人公がツッコミ倒す作品。アルヴィンは必死に頑張っているけど、カーラや毎回出てくる個性豊かな面々によって滑稽に映ってしまう。哀愁すら感じるその姿に共感と好意が止まりません』

カーラ役の『大西亜玖璃』は『ゆるゆるとした雰囲気なのに、ぽんぽんとギャグが飛び出してくるのがとっても楽しい作品だと思いました。アルヴィンとカーラのやりとりが本当に楽しい作品です!』

とコメントしています。

 

あらすじ(序盤のネタバレあり)

全身甲冑の冒険者『アルヴィン』は、大した見せ場もなく魔獣にやられそうになっていました

そこに偶然通りかかったダークエルフでヒーラーの『カーラ』に助けを求めますが、帰ってきた言葉は『人に助けを求めるのなら、跪いて額と両手を大地につけるべきではないでしょうか!』といういっそ清々しい煽り文句でした。

アルヴィンは魔獣に待ったをかけてからカーラに詰め寄りますが、止まることの知らない煽りにキレそうになります。

待っている魔獣に急かされて、アルヴィンが助けてもらう代わりに『ひとつ言うことを聞く』と言ってしまったのが運の尽き。

カーラの望みは土下座アルヴィンとパーティーを組むことでした。

実はカーラはパーティーを組んだことがなく(本人いわく高嶺の花のため、アルヴィンいわく沼地の毒草のため)、一緒に冒険する相手を探していました

アルヴィンは一時の共闘だと思ってパーティーを組みますが、いざ回復してもらおうとカーラに魔法をかけてもらったところ、誤って(?)『カーラから300m以上離れると命を落とす』呪いをかけられます。

離れられなくなった2人が口論をしていると、魔獣が仲裁に入ってきました

 

作風・感想

異世界ポンコツ冒険者コメディです

煽り耐性が高いアルヴィンと、煽りスキルカンストのカーラのテンポのいいコントをメインに話が進み、魔獣と戦い(基本倒せない)、ダンジョンを攻略したり(魔獣側の自滅が多い)、罠に引っかかったりします。

基本的に1話から数話単位で話が進みますが、裏で大きな陰謀が蠢いていることはなく時間の動きもほとんど見受けられません。

そのためどの話数から見ても気軽に楽しめます

感動話やシリアスシーンがない、純度100%のコメディ漫画です。

 

登場人物

アルヴィン

本作の主人公。30歳。

全身甲冑の冒険者であり、素顔は謎に包まれています

キャリアの割に弱く、冒険者仲間からは『歩くお荷物』『ベテランルーキー』と呼ばれています(カーラには『クソザコナメクジおもしろ負け犬モブキャラおじさん』と言われました)。

剣の腕もアニメ版公式サイトに『剣よりツッコミの切れ味が高い』と書かれる始末で、まともに魔獣を倒したことがありません。

弱すぎて星1~5で冒険者ランクを測定する用紙が反応しない、先行きの見えない星ゼロランクの冒険者(カーラがフォローを入れるレベル)ですが、凶悪な魔物と出会っても生き延びる運の強さがあります。

面倒見の良い性格で、呪いの件があるとはいえカーラとパーティを組んだまま行動しており、困っている人を見かけると声をかけ、話が通じる魔獣は倒さずそもそも倒せない見逃しています。

 

カーラ

本作のヒロイン。72歳。

外見年齢は14~15歳のダークエルフ。冒険者ランクは星3。

自称ヒーラーであり神官ですが、性根は闇の者であり、口を開けば罵詈雑言が溢れます。

まともに回復する描写は皆無で、物理的(口の中に手を突っ込んで毒素を吐き出させる)もしくは呪術や悪魔召喚の儀式を思わせる手法で治療します。

キメポーズでウィンクをしますが、アルヴィンに酷評されるほど汚いです。

口では暴力を否定していますが、アルヴィンを背負って歩き回れるほど体力はあり、ドロップキックや鉄山靠(てつざんこう)でアルヴィン以上に活躍したことがあります。

召喚術も使えますが、呼び出すモノは目玉や口が大量についている正気を失いそうな化物ばかりです。

神官としてゾンビや幽霊を魂ごと焼き尽くす地獄の神性魔法も使えますが、見た目は暗黒物質としか表現しようのない『闇の塊』でした(ゾンビが群れをなして逃げるレベル)。

悪意に満ちた性格ではなく、思ったことを包み隠さず口にする素直で自由な性格をしており、相手に対する配慮がないので友達はほとんどいません

そのため旅の中で友達ができた時は素直に喜んでおり、アルヴィンに対しても本人には絶対に言いませんが、一緒に旅をすることは楽しいと思っています。

アルヴィンからの評価は『立てばストレス、座れば遺憾、歩く姿はディザスター』

 

まとめ

ロクでもない言動が多いカーラですが、極稀に出てくるデレが悔しいですが可愛いです。

気になった方は是非一読してみてください。

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