『ドリームジャーニー(ウマ娘)』ストーリーネタバレ・上
『旅の果てを見てみたい……それが私の夢なのです』の紹介文から始まるドリームジャーニーの記事です。
常に微笑みを湛える思慮深い優等生で、誰に対しても物腰が柔らかく、周囲から『優しすぎる』とよく言われています。
小柄ながらも嵐に立ち向かい、永く長い旅の果てで輝き続ける『一筋の黄金』を確かめようと走るウマ娘です。
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プロフィール
誕生日は2月24日
身長は144cm、スリーサイズはB66・W48・H69 体重は不明
学園は高等部 所属寮は栗東寮 同室はオルフェーブル
一人称は『私』。周囲からは『ジャーニー(さん/先輩)』と愛称で呼ばれており、妹のオルフェーブルからは『姉上』と呼ばれています。
容姿
暗めの鹿毛は膝裏まで届く長さで、グレーのメッシュやインナーカラーが入り、前髪に菱形状の流星が走っています。毛先や耳の内側が黄色く、タレ目気味の瞳は彩度が落ちた虹色で、羅針盤のような模様が特徴的です。
チェーン付きの眼鏡を掛けており、右耳に菱形のピアスがついています。私服はシャツで首元にタイを着けており、下半身はパンツルックにコルセットです。
黒に金の模様が入ったスーツケースを所持しており、海外旅行など遠出する時に持ち歩いています。
全体的に暗めな印象で大人びた雰囲気だが、妹のオルフェーブルとは21cm差の144cmと非常に小柄で、スリーサイズは飛び級生のニシノフラワー以下(ウエストのみ同じ)と華奢です。健気とも評される小柄さには苦労しているようで、着こなせる服が少ないと呟き、一目である程度の年齢だとわかる制服が『記号として大変便利だ』と言っています。
優等生
どんな時でも敬語で礼儀正しく話すが、独白や家族に対しては砕けた口調です。誰かと歓談している時は常に微笑み、淡々とした穏やかな口調は、相手に警戒心を抱かせません。レースで勝利した時や、『急に絡んできた大柄なウマ娘たち』『怪しい雰囲気の路地裏に潜むスリ』に対しても、異様なほど落ち着いた様子で話しています。
ナカヤマフェスタが絶句するレベルのカキ氷(鬼ゴーヤ味)を食べた時も、平気な顔でした。
どんな状況でも淡々としているのは、本人いわく『感動の類の表現が不得意』なだけで、何も感じていないわけではありません。むしろ心の機微に聡い方で、相手が考えていることを先読みするなど、洞察力が高いです。
ファン大感謝祭のバラエティサバイバルレースでは、差しや追い込みが得意なドリームジャーニーからは考えられないスタートダッシュで競争相手の意表を突き、勝利しました。
そうやって相手の思考を読むために、よく観察しています。ブエナビスタの思い出深い『あのレース』は、『ジャパンカップ¹』と本人が言う前に当てていました(ブエナビスタからは、『名探偵みたい』と驚嘆された)。
¹……ブエナビスタはスペシャルウィークに憧れている→彼女を語る上で欠かせないのは、欧州最強と謳われたモンジューと競ったレース→ジャパンカップ。
お祭りでくじ引き屋に立ち寄った時は、景品の相場と店員の様子から『一等を引かせる気がない』と看破しています。それから『わざとハズレくじを引いて油断させる→冗談交じりに「(アタリが出るまで)くじを買い切る」と言って揺さぶる→断りづらい状況で、相手に有利な条件を提案する「値段は3倍払うから、目の前でアタリくじを1枚交ぜてほしい。1回で引けなかったら諦めます」→絶対に引けない場所、箱の合わせ目などに隠す』と推測して、アタリくじを引きました。
見聞きしたことは忘れないようで、トレセン学園入学前に一度だけ出会っていたトレーナーの顔を覚えているなど、記憶力が高いです。また本人は冗談と言うが、数か月前の会話の内容を一言一句間違えずに再現しています。そのため安心沢刺々美の笹針が失敗した時に、『お顔、覚えさせていただきました』と言ったのは、恐らく冗談じゃない。
『知識は身を守る鎧』『知は力』という考えを持ち、一般書から専門書まで幅広く読むため、発言は理知に富んでいます。トレーナーからは『並外れて聡明』と言われており、4桁が12個並ぶ足し算を一瞬で解くなど、トレセン学園では誰もが認める『優等生』です。
ただ本人は至って謙虚で、他者から教えを請うことに抵抗はなく、幅広い人脈構築に繋がっています。
クールな印象とは裏腹に意外とアクティブで、シーキングザパールのボディランゲージにジェスチェーで返すなど、ノリもいいです。個性派揃いのトレセン学園でもトップクラスに破天荒なゴールドシップやナカヤマフェスタと仲が良く、よく2人の遊びに付き合っています²。
²……ウマ娘のCMでは、ナカヤマフェスタが運転するマリンバイクに曳航されて、トーイングボートを楽しんでいた。
総じて、相手を理解するスピードが早く、話しやすい距離感の構築がスムーズです。そのため驚くほど話しやすく、気づかぬうちに会話の主導権を握っているが、まったく気づかせません。
飛んだり跳ねたりといった無駄な動きはせず、『腕を組む』『口元に手を当てて考え込む』など、静かに小さく動きます。誰かと話している時も同じで、ドリームジャーニーは『余計なこと』をしません。
遠征支援委員会
その名の通り、遠征をサポートする委員会で、ドリームジャーニーが委員長です。
日本各地のレース場や海外レースに向かう際の『交通やホテルの手配。前後の予定に合わせた旅程。遠征先の休息地』といった遠征関係の相談を、全て承っています。
遠征とは、ウマ娘にとって日常的なもの、故にとても重要です。万全な旅は、万全な成果に繋がります。『どなたであれ、よい旅をしていただきたい。旅を万全にサポートするのが使命』というのが活動理念です。
遠征を単なる移動で終わらせずに、よりよい時間にしてあげたい。部屋にある資料³の多さからも、そういった細やかな気遣いが窺えます。
³……部室の壁には都道府県地図や世界地図が掛けられ、各地にマークが貼られています。マークが貼られているのは、日本以外だと『香港、中東のドバイ、アメリカ、フランス、イギリス、オーストラリア』などで、いずれも史実では競馬の国際競走の開催国です。またアジアやオセアニアのパンフレットも置かれています。パソコンも完備。
『手助けしたいと思うのは、普通のこと。なるべく多くの相談者の力になりたい』とドリームジャーニーは思っています。対象を問わない献身と立派な志だが、利用者は、残念ながら多くはない模様。
本人いわく広報不足で、トレーナーもドリームジャーニーと出会うまでは、委員会の存在を知りませんでした。一応、委員会のウマスタアカウントで投稿しており、フォロワーもそれなりです。それでも利用者が増えないのは、『投稿そのものは洗練されてて、わかりやすい。それで逆に、少し格式高く感じられるのかも』とカレンチャンは分析しています。
広報活動については、利用者増加のために、カレンチャンとコラボ配信するなど積極的です。
他の委員会メンバーは不明だが、オルフェーブルが昼寝や食事する場として、委員会室を使っています。
そのような状況のため、生徒会から簡単に予算が下りないが、交渉で多額の予算を貰っていました。たまたま居合わせたスイープトウショウいわく、最初は反対していたが、『心を操る魔法』でコロッと態度を変えたそうです。ドリームジャーニーとしては、『充実した日々を送れるように、シンプルな提案をしただけ』です(どんな交渉だったのかは不明だが、スイープトウショウに『心を操る魔法』を教えてほしいと言われて伝授したのは、一部の占い師がやっている心理誘導⁴)。
⁴……『自分の才能をだれかに認められたい、または、本当は世間にもっと知ってほしいことがある?』など、それらしい言葉を使うありふれた技術。いわゆるバーナム効果(多くの人に当てはまるが、「これは自分だけに当てはまる」と勘違いする心理的効果)。
活動自体はしっかりしており、夏の北海道に興味があるカレンチャンの『遠征プランに加えて、映えスポットも探している』という相談に、函館駅前の朝市を勧めています。函館レース場の歴史や設備、周辺の宿泊施設についても詳しく説明していました。
エイシンフラッシュがドイツからやってくる両親をもてなす旅行プランで悩んでいた時は、学園との距離関係が適切で、人気スポットの牧場を勧めています。『牧場に併設されたカフェで、搾りたての牛乳を使ったスイーツが楽しめる(エイシンフラッシュの両親はパティシエで勉強熱心)』など、距離・時間・相手に合わせた旅行プランが組めるように、夜遅くまで付き合いました。
そういった経験が活きているからか、個人で海外旅行に行った時は、『荷物がスーツケース1つでガイドなし』とハードルが高いことをしています。海外の言語も身につけており、現地の人と流暢に会話していました(お茶漬けの話で盛り上がれるレベル)。
Fragrance
スプレータイプの香水を常に持ち歩き、『香りはその人の印象を左右し、自身の在り様にも影響を与える』『香りは人の心や記憶を動かす』と語る香水愛好家です。
行きつけのフレグランスショップはオーダーメイドも受け付ける雰囲気が良いお店で、パヒューマー(調香師)とも顔見知りでした。トーセンジョーダンが『財界人も出席する格式高いイベントに出席しなければならない』と緊張していた時に、『リラックス効果のある香水でお悩みを解決できるかもしれない』と紹介しています。
後日談として、イベントは上手くいったらしく、『鬼リピ確定』と周りに話していました。トレーナーの耳に入るほど話題になり、それを聞いたドリームジャーニーは『あのお店、経営が芳しくなかったので、話題になって重畳』と微笑むのでした。
トレーナーと契約する前から使っている香水⁵は、スモーキーで重厚な香りが重く垂れこめるように漂い、華奢なドリームジャニーとはイメージが異なる匂いです。
⁵……正確な時期は不明だが、オルフェーブルが匂いを覚えているものの、いつから使っているかは覚えていないほど前。
『この香りは目印でもありますから。眠っていた記憶を、呼び覚ますための……ね』
得意なこと、苦手なこと
得意なことはお悩み相談とパッキング(荷造り)。
好物はお茶漬け。父親が好きで、幼少期からよく食べているそうです。外出先でも食べたり、日々美味しい食べ方を研究しています。
『手軽に調理でき、かつ組み合わせは無限。どのお米、お茶、出汁にするか……こだわるほど、深みの増す世界です。何より……あの優しい味わいは、唯一無二』
お茶漬け以外にも、昔はよくオルフェーブルに作っていたので、カヌレやカップケーキなどのお菓子作りが得意です。体作りのために、トレーナーと意見交換しながら料理を作るイベントもあります。
両親は仕事の得意先から紅茶やコーヒーをもらう機会が多く、実家にいた頃は年末年始などに、『いただいたものを家族みんなで楽しむ会』を開いていました。トレセン学園に入ってからも、実家からそうした頂き物が送られてきます。
そういった経緯から、遠征支援委員会室や寮でオルフェーブル(+時々トレーナー)とお茶会を開いています。口にするモノは『コーヒー、日本茶(玉露)、紅茶』とバラバラだが、オルフェーブルのために甘いカモミールティーを淹れるのが日課で、トレーナーのために用意したコーヒーは『美味しい』と好評でした。
絵が得意で、本人は雑というが、雰囲気がある似顔絵を短時間で写実的に描いています。鉛筆でさっと描くものだけで、他の画材や、色がついたものでは描きません。トレーナーに『何かこだわりがあるのか?』と質問された時は、『手軽で気楽なのと、黒がいい。引かれた黒線によって、色々なものが、浮かび上がってくるので』と答えています。
それ以外にも、ファン大感謝祭で行われた多種多様なレース『障害物レース、早押しクイズレース、決めポーズレース』の全てで好成績を収めたり、ゴールドシップやナカヤマフェストが仕掛けてくるよくわからない遊びに付き合えるなど多才です。トランプでわざと負けたり、一度教わったダンスを教わった通りに披露するなど、底が見えません。
趣味は、『強いて言うならSNS』。繋がりは求めておらず、日々思ったことをなんとなく綴るメモ帳として使っています。一方的なインプットとアウトプットができるツールとして手触りがちょうどいいらしく、世間で何が話されているかを時折眺めるための窓として利用することが多いです。『強いて言うなら』と本人は言うが、SNSに夢中でトレーニングをサボったり、緊急メンテナンスで機嫌が悪くなるなど依存気味。
小柄なわりに大食いで、トレーナーが驚く量を平らげたり、ゴールドシップとナカヤマフェスが用意した1000杯のお茶漬けの後始末を手伝っています。
『苦手物の把握はコミュニケーションに大事。……冗談ですよ』と言いつつ、他人に弱みを見せようとしません。頭痛といった不調や、ケガをした時も、ギリギリまで隠そうとします。寝不足であくびする姿を見られた時は、『見なかったことで1つ』と静かに威圧しました。
トレーナーから苦手なモノを質問された時は、雪と答えています。『あらゆる悪天候は旅路において大敵となる。道も足跡も音も、私がみようとするものを、容赦なく隠す』から。天候として苦手だが、雪に風情を感じる心情を否定する気はないです。
意外と運が悪いことを気にしており、福引イベントでティッシュの時は落ち込みます。トレーナーがクリスマスパーティの企画書をオルフェーブルに見せた時は、『ビンゴ大会は外せ。姉上は愉しまぬ』と言われていました。
明確に苦手なのはコバエ。コバエはすぐに群がるため、早めに駆除することを心がけています。
またキレイなものを大切にしており、汚れないように処理しています。
『キレイなものほど、染まりやすく、ニオイもつきやすい。そうなったら見るに堪えず、心が痛むでしょう? この気持ち、同意、していただけますでしょうか』
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