『ワンダーアキュート(ウマ娘)』ストーリーネタバレ・上

『継続こそ力なり……地道に歩んで行こうねぇ』の紹介文から始まるワンダーアキュートについて記事にしました。

先輩後輩トレーナー観客から『話すとなんだか、おばあちゃんを思い出してほっこりする』と評判のウマ娘です。

ゆったりまったりしていますが、決して諦めない気骨があり、内側にはいぶし銀の闘志が秘められています。

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プロフィール

誕生日は3月14日

身長は159cm、スリーサイズはB75・W52・H78 体重は不安定

学園は高等部 所属寮は栗東寮。ルームメイトはトランセンド。

くすんだ亜麻色あまいろのもさもさロングヘア―に麻呂眉、タレ目が特徴のウマ娘です。右耳に白地に赤と白のストライプが入った耳カバーをつけています。

のんびりした雰囲気のウマ娘で、『~じゃ』と老人口調で喋り、大根のぬか漬け『ぽりぽりさん』を持ち歩ています。

横文字が苦手で『ウマスタ→うますた』『ルーティン→るーちーん』と言い、スマホではなくガラゲーを使うなど、言動・性格も完全におばあちゃんです

そのため先輩後輩トレーナー観客問わず『おばあちゃんみたい』と言われていますが、嫌がる素振りを見せず受け入れています。ただ子供に『ウマ娘のお婆ちゃんなの?』と困惑された時は、『お姉ちゃんであっとるよ』と誤解を解いていました。

夢は『人生を立て直したい人たちの心の添え木になること』です。トレーナーとの出会いも、専属契約を11回断られて落ち込んでいる姿が放っておけなかったからです。

そんな優しいおばあちゃんですが、レースに関しては妥協せず、他のウマ娘が仰天するほどストイックに自分を追い詰めます

おばあちゃんな女の子

常に飴かぽりぽりさんを持ち歩き、頑張っている後輩やトレーナーに労いの言葉とともに渡しています。『えらいえらい』と褒めながら頭を撫でる姿は、まさに『お婆ちゃんと孫』です。温泉旅行についても湯治と言っています(ハードなレースをこなすウマ娘にとって、スリ傷や打ち身を治せる温泉=療養という意味では間違いではない)。

新しい機械、本人目線では『ハイテク機器』が苦手で、スマホではなくガラゲーを使っています。ただ、ガラゲーの使い方すら難儀しており、両手持ちで1文字1文字確認しながら打つメールは味があると言われています。自撮り写真を撮った時も、顔が半分になっていました。育成ストーリーでは栄養管理のアプリが使えず(ダウンロードの段階からつまずき)、体調不良に繋がっています。

日常生活でも難儀している場面が多く、ファミレスでタッチパネルの使い方がわからず、大量の料理を注文していました。幼い頃に食べた思い出のさくらんぼパイを探す際も、地図や検索系のアプリが使えず、ぐるぐると歩き回っています。

横文字や流行り言葉全般をなかなか覚えられず、ウマスタも『うめすた、まめすた』と間違えては周囲から訂正されるのが日常です。意味も理解していない場合が多く、バレンタインイベントではお歳暮感覚でトレーナーにチョコを渡していました。

『ハイテク機器』に関しては、使いこなせるように努力しており、周囲から教わっています。イベントも嫌いではなく、『みんなウキウキしてるみたいで、アタシも嬉しくなっちゃう』と言っています。コパノリッキーとホッコータルマエが言うには、誘わないと『どうして混ぜてくれないの~?』寂しそうな顔をするそうです

コパノリッキーから今風な遊び『ビリヤード』に誘われた時も断らず、スマートファルコンと一緒に『うますたばえ』するカフェにも足を運んでいます。カフェで巨大パンケーキを見た時は、なにかご利益がありそうだ、と拝んでいました

流行り物に疎いですが、生活の知恵には詳しいです。コパノリッキー、ホッコータルマエと取材を受けた時は、それぞれが起こしたトラブル『コパノリッキーは勝負服の裾がほつれる、ホッコータルマエは尻尾の手入れが不十分』に落ち着いた様子で対処していました(勝負服の裾をその場で縫い、尻尾も髪もツヤツヤになる蜜ろうクリームを渡す)。取材していた記者が、ペンのインクが出ずに困っていた時も、『体温で温めてから、ティッシュを使って試し書きすれば良い』とアドバイスしています。そのおかげで、雑誌の不定期コーナーとして『アキュートさんの知恵袋』の依頼が届きました。

トレセン学園でも、『土ぼこりで尻尾がごわごわ』『カーペットの汚れが落ちない』といった、寮生活で起こる困りごとを解決しています。代わりに『ハイテク機器』の使い方を教わるなど、頼り頼られる良好な関係です

電子機器に弱い反面、コンピュータが関与しないカードゲームのようなアナログゲームは普通にできます(ただし、トランプはババ抜きしかできません)。

早寝早起きで夜更かしができず、普段寝ている時間になると眠りこけます。動物園に出かけた時は、のんびりとカピバラを眺めながら寝落ちしかけました。その時に撮ったカピバラとのツーショットは、ほのぼのした雰囲気から、癒し画像として好評でした。

おばあちゃんのようにポンポンと知恵が出てきて、落ち着いて見えるのは、他人よりたくさん失敗してきたからです。ただ失敗し続けるのではなく、それぞれの対処法方法も学びました。そういった積み重ねと、経験を糧に成長しようという心がけがあってこそ、ワンダーアキュートは他のウマ娘から頼られています。

家族関係

母親のことは『母ちゃん』呼びです。元ボクサーの父親を支え続けたことが、ワンダーアキュートの夢に繋がっています。家族の中では一番ゆったりしていますが、どんなことでも地道にコツコツ積み重ねる人で、ワンダーアキュートの目標です。

父親のことは『父ちゃん』呼びです。新人王を獲ったボクサーでしたが、満足な結果が出ないまま引退したことで荒れました。けれど、母親に支えられて立ち直り、今度は自分が誰かを支える番だと思いました。『独りじゃ挫けそうな時も、心に添え木がありゃ立っていられる』という考えから多くの人に慕われており、経営しているボクシングジムには人生を立て直したい人が集まっています。

それをずっと見てきたワンダーアキュートも、『落ち込んだ人を放っとけない。折れかけた心があるなら、添え木になりたい』と思いました。

父親から吸水性が高いトレーニングウェアを勧められて購入するなど、家族仲は良好です。

右ストレートのキューちゃん

実家がボクシングジムを開いており、毎年開かれるボクシングの体験教室も手伝っていたことから、シャドーボクシングが得意です。サンドバックをビシバシしていたらしく、普段の姿からは想像できないほど、動きにキレがあります。尻尾も触れそうで華麗にかわし、ゴングの音が耳に馴染んでいるらしく、つい反応します。

昔はよく『右ストレートのキューちゃん』と呼ばれていたらしく、ウマ娘用のパンチングマシーンに打ち込んだ時は、あまりの威力にエラーを吐かせました。

人に教えるのも上手く、トーセンジョーダン、コパノリッキー、ホッコータルマエ、トレーナーに教えています。ホッコータルマエに関しては、『ロコドルの魅力は元気から!』ということで定期的に教えていました。

ボクシングは見るのも好きで、ボクシング映画を見た時は、子供のように真似しています。また福引イベントで人だかりができているのを見て、『ヘビー級チャンピオンでも来ているのかねぇ』とコメントしていました。

ファン感謝祭で『アートボクシング(動きの美しさと耐久力を競う)』に挑んだ時は、決勝戦まで勝ち進み、古武術に精通した『ヤエノムテキ』と競っています。

料理に関して

普段から朝ごはんとまとめてお弁当も手作りしています

昔からの好物である大根のぬか漬けは、寮のぬか床で漬けており、試しに夕食に出した時は好評で足りなくなりました。

大根飴や、ぬか漬けでキムチなども作っています。

おはぎ、お団子、わらび餅と和菓子も得意で、コパノリッキーも『ワンダーアキュートのおはぎ』が好きです。

和食だけでなく、お弁当に『ベーコンとチーズのサンドウイッチ、ミートローフ、さくらんぼのパイ、紅茶』と洋風の家庭料理を用意していました。

料理の腕は高く、得意なことは大根の飾り切りです。お店で食べたアップルパイの香辛料を『ナツメグ』と言い当てたり、昔食べたさくらんぼのパイを、レシピが手に入ったその日のうちに焼け上げています。新年には手抜き料理と言いつつ、大根もち(おろし大根を片栗粉でまとめて焼く料理)とソース『ポリネシアン(洋風の古典的なソース)、クリームたっぷり味、あんこ』を用意しました。

調理スピードもまったりしているが、エイシンフラッシュと共同でチーズケーキを焼いた時は、チーズの粒がなくなるまで丁寧に下ごしらえしてwonderful.すばらしい』と称賛されています

好きなこと、苦手なこと

大根が好きで、保健室イベントでは大根マンの夢を見ていました。また福引で当てた特上にんじんハンバーグを特上大根ハンバーグにアレンジしています。

幼い頃から時代劇が好きで、当時はウマ娘たちの中心で主役のマネをしていました。時代劇に夢中で寝不足になったり、一週間の楽しみ『お助け侍 徳次郎』が特番で見れなかった時はやる気が下がっています。一番好きなヒーローは『遠山の金さん』

手先が器用で、ビーズ編みが趣味です。『編み物、パッチワーク』などチマチマした作業が好きで、テイエムオペラオーが所望する『王冠、炎、クローバー、豚キムチ』があしらわれたきんちゃく袋やトレーナーに渡すお年玉用のぽち袋を手作りしています(中身もちゃんと入っていたが、社会的によろしくないので袋だけ貰いました)。

椿油と蜜ろうで『蜜ろうクリーム』を手作りして、コパノリッキーとホッコータルマエにプレゼントしています。

怪談が好きで、『夜にどこからともなく聞こえる不思議な音は、ぬえかもしれない』と脅かしてきます。

ゲートボールをちょっとだけやっていました。

流行り物や電子機器以外にも苦手なモノは多く、はいからな場所は目がちかちかして落ち着くことができません。

寒いのも苦手で、初詣に行けないほどです。

遊園地の乗り物全般が『景色が勝手に動く』という理由から苦手で、観覧車ですら『スリリングな乗り物』と言っています。自分のファンだという子供にせがまれて絶叫マシーンに乗った時は、楽しい思い出を残してあげたいと笑顔のままでいたが、そのまま表情が固まって戻らなくなりました。

おばあちゃん扱いや地味好きなイメージから、年相応な扱いや、花束などを贈られることに慣れていません。ボクシングジムの練習生からお嬢さん呼びされた時は、照れて逃げようとしました。バレンタインのお返しにトレーナーから花束を貰った時は、30秒硬直した後に、嬉しさのあまり駆け出しています(高級葛切りセットの場合は、普通に受け取りました)。

授業はしっかり受けているが、ノートを取るのが遅いです。そのため『PR。58~★時制Q(問題集58ページからの時制の問題と関連してるという意味。★が関連する練習問題 ☆が参照)』と印を決めて書き込んでいます(そのせいで記号だらけになっており、ノートを貸すのが難しい)。

またトレーニング時間が減らないように、トレーニングしながら勉強する方法を編み出していました。

勝負服について

裾のひし形模様とピンク色の優しい温かみがお気に入りで、袖とスカートのふんわり具合が動きやすさに繋がっています。

コロコロ体型が変わるため、勝負服にはサイズ調整機能がついています。

に続く