
原作:西修(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載中)
巻数:既刊48巻(2026年4月時点・連載中)
アニメ:第4シリーズ 2026年4月4日〜NHK Eテレで放送中(全24話)
原作は西修先生の人気悪魔学校コメディで、シリーズ累計2000万部を突破した大ヒット作です。
TVアニメ化も行われており、2019年の第1シリーズから約6年、2026年4月4日からNHK Eテレで放送が始まった『魔入りました!入間くん』第4シリーズ。長く愛されてきた作品が、また新たな魅力で帰ってきました。
第4シリーズの目玉は、本作屈指の名エピソード「音楽祭編」。問題児(アブノーマル)クラスの13人が全員で位階4達成を目指して挑むこの章は、本作の中でもとくに熱量の高いストーリーとして原作ファンの間では語り草の名展開です。
本記事では、長期連載で「ちょっと興味あるけど、巻数が多くて手を出しにくい」と思っている方や、「アニメから入って原作も読みたい」という方に向けて、本作の魅力をたっぷりご紹介します。
『魔入りました!入間くん』ってどんな作品?
ジャンルは悪魔学校×ファンタジーコメディ×成長譚。両親に悪魔へ売り飛ばされてしまった人間の少年・鈴木入間が、なぜか悪魔の祖父にとても愛されながら、悪魔学校バビルスでドタバタな学園生活を送る――そんな少年漫画ど真ん中の王道作品です。
2017年から「週刊少年チャンピオン」で連載開始し、2026年3月時点でシリーズ累計2000万部突破。週刊少年チャンピオンの看板作品として長く愛されており、アニメは第1シリーズが2019年に始まり、6年ぶりの最新シリーズで本作屈指の名章「音楽祭編」が満を持して映像化されます。
あらすじ
14歳の少年・鈴木入間は、強欲な両親のせいで、大悪魔・サリバンに金銭目的で売り飛ばされてしまいます。「ついに人生終わった……」と覚悟する入間。しかし大悪魔サリバンは、念願の「孫」ができたことに大喜び!
かわいい孫として溺愛されることになった入間は、サリバンが理事長を務める悪魔学校「バビルス」に通うことに。人間だとバレたら食べられてしまうという最大の秘密を抱えながらも、なぜか目立ってしまう体質と、頼まれごとを断れない性格が災いし、入間は次々と注目の的に。
個性豊かなクラスメイトたちと出会い、悪魔の世界の常識に揉まれながら、入間は持ち前の優しさと健気さで一歩ずつ成長していきます。やがて、魔界の根幹を揺るがす大きな陰謀の影も忍び寄り――。
作品の雰囲気――コメディの皮を被った、王道少年漫画
表面はにぎやかなドタバタコメディ。けれど、本作の本質は「人を思いやる優しさで成長していく主人公の物語」です。
悪魔の世界で「悪さをしなさい」と求められても、入間はやっぱり優しい。困っている人がいれば手を貸し、誰かを傷つけそうになれば踏みとどまる。そんな彼の在り方が、最初は彼を見下していた悪魔たちを少しずつ変えていく――この構図が、本作の核です。
笑える場面と熱い場面、コミカルなノリと真摯な人間ドラマが、絶妙な比率で配合されている。そのバランス感覚こそ、本作が累計2000万部の人気を獲得した理由です。
主要キャラクター紹介
鈴木入間(すずき いるま)/CV:村瀬歩
本作の主人公。14歳の人間の少年。両親に売り飛ばされた経緯から、大悪魔サリバンの「孫」として悪魔学校バビルスに通うことになります。
頼まれごとを絶対に断れない極度のお人好し体質で、子どもの頃から両親の代わりに過酷な労働をしてきた経験から、サバイバル能力と機転は人一倍。素直で純粋、誰に対しても誠実に向き合う人柄が、悪魔たちの心を次々と動かしていきます。
「平凡に過ごしたい」という願いとは裏腹に、ことあるごとに目立ってしまう体質。けれどその「目立ち方」のすべてが、結果的に周囲の悪魔たちを幸せにしてしまう――それが入間というキャラの最大の魅力です。
アスモデウス・アリス/CV:木村良平
クラスメイトの大悪魔の名門・アスモデウス家の長男。「アズ君」の愛称で呼ばれます。初登場時は入間を見下していましたが、入間に敗北したことをきっかけに彼を「至高の主」と崇め、最大の忠臣にして親友となります。
誇り高く、勉強も魔術も超一流。本作きっての美形悪魔で、入間への忠誠心が時折暴走気味なところもご愛嬌。アスモデウス家の家業や家族関係といった重いテーマも背負っており、後半に向けて彼自身の成長物語も丁寧に描かれます。
ウァラク・クララ/CV:朝井彩加
もう一人のクラスメイトで、本作のヒロイン的存在。家系魔術「呼び出し(複製能力)」を使う、ふんわりした性格の女の子。ポケットから何でも出せる便利な能力を持ち、明るく天真爛漫なムードメーカーです。
入間とアズの「親友3人組」の核となるキャラで、3人の友情が本作の感情面の支柱。物語が進むと、クララ自身が抱える秘密や悩みも徐々に明らかになっていきます。
プルソン・ソイ/CV:伊藤節生
第4シリーズで本格的に物語に絡む問題児クラスの「最後の悪魔」。「目立つことを許されない悪魔」という独特の宿命を背負った、初登場以来ファンの間でもとくに登場が待たれていたキャラクターです。
1期からの長い前振りを経て、ついに姿を現すソイ。物静かで控えめな佇まいの裏に、目立てない宿命を抱えた者ならではの繊細な感情を秘めています。彼の存在が、物語と問題児クラスの絆にどんな変化をもたらすのか――第4シリーズ最大の見どころのひとつです。
アムドゥスキアス・ポロ/CV:子安武人
「音魔」の異名を持つ元13冠の大悪魔で、音楽祭の審査員として入間たちの前に立ちはだかる強敵。音楽を司る悪魔として圧倒的な威圧感を放ちながら、どこか飄々として愛嬌のある言動も併せ持つ、カッコ可愛い造形のキャラクターです。
「審査員」という立場上、敵として描かれながらも問題児クラスの挑戦を見守る側面もあり、音楽祭編における立ち位置の妙味が物語に深みを与えています。
ここがすごい!『魔入りました!入間くん』のおすすめポイント5選
「悪魔学校」という発想転換の発明
魔法学校はファンタジーの定番モチーフですが、本作はそれを「悪魔学校」に置き換えています。学校では「悪さをしなさい」「立派な悪魔になりなさい」と教えられる――この前提のおかしさが、コメディの基盤になっています。
そして「悪魔の世界で純粋な人間の少年が頑張る」という構図は、入間の優しさを引き立たせる絶妙な舞台装置。悪魔だらけの環境だからこそ、彼の人間性が異彩を放つ仕組みになっています。
第4シリーズの目玉「音楽祭編」の矛盾を抱えた挑戦
第4シリーズの中心エピソード「音楽祭編」は、原作ファンの間でも屈指の名シリーズとして語り継がれる章。「目立つことを許されない悪魔」プルソンを擁したクラスが、どうやって音楽祭で目立たずに優勝するのか――という、矛盾を抱えた挑戦が描かれます。
「クラス全員で位階4達成」という目標を掲げる問題児クラスにとって、ソイの「目立てない宿命」は本来なら大きな足かせ。けれど彼らは、その制約をハンデではなく『個性として受け入れ』、ソイを含めた13人全員で挑む方法を模索します。誰一人欠けても達成できない目標に向けて、それぞれの魔術と知恵を持ち寄っていく――この章の熱量こそ、本作が「コメディの皮を被った王道少年漫画」と呼ばれる所以です。
入間の「悪周期」と多面的なキャラクター性
本作には「悪周期」と呼ばれる、入間が一定の条件下で「悪入間モード」に切り替わる仕組みがあります。普段の優しい入間とは別人のように、強気で大胆な「悪入間」になる――この二面性が、本作のバトル要素を盛り上げる重要な装置です。
アニメ版では、普段は控えめな入間が別キャラクターのような立ち振る舞いを見せる演技を、村瀬歩さんが見事に演じ分けます。第4シリーズでも、悪周期の入間が登場する場面は注目どころです。
巻を追うごとに濃くなる人間ドラマ
そして本作の真価は、コメディとして始まりながら、巻を追うごとに本格的な少年漫画としての熱量を獲得していくこと。「収穫祭編」「終末テスト編」「師団披露編」「デビキュラム編」など、各シリーズの目玉エピソードが進むたびに、キャラクターたちの内面が深く掘り下げられていきます。
1巻目を読むだけだとコメディ色が強い印象を受けますが、10巻、20巻、30巻と読み進めるごとに、「あれ、これすごい少年漫画じゃない?」と気づくはず。長期連載ならではの積み上げの妙味が、本作の最大の財産です。
長期シリーズだからこそ味わえる、群像劇の厚み
本作の隠れた魅力は、主要キャラクター全員に丁寧な過去と背景が用意されていること。問題児クラスの13人それぞれに、家族の事情、性格形成の理由、密かな悩みなどが描かれており、誰か1人を「メインキャラ」と決めずに群像劇として楽しめます。
巻を追うごとに、好きなキャラクターが何人も増えていく――それが本作の中毒性の正体。1人を選べないからこそ、何度でも読み返したくなる作品です。
アニメで気になった方は、原作を最初から一気読みするのがおすすめ。48巻分のボリュームを長くじっくり味わえる、贅沢な大長編です。電子書籍ならスマホで気軽に読み始められます。
アニメ『魔入りました!入間くん』第4シリーズ作品情報
第4シリーズの主要なスタッフ・キャスト・主題歌情報をまとめました。
| 放送開始 | 2026年4月4日(土)〜 |
| 放送局・時間 | NHK Eテレ/毎週土曜18:25〜 |
| 話数 | 全24話(2クール) |
| 原作 | 西修「魔入りました!入間くん」(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載) |
| 総監督 | 森脇真琴 |
| 監督 | 辻橋綾佳 |
| シリーズ構成 | 筆安一幸 |
| キャラクターデザイン | 原由美子 |
| 音楽 | 本間昭光・関向弥生 |
| アニメーション制作 | BNピクチャーズ |
| OP主題歌 | Penthouse「一二三(いちにのさん)」 |
| ED主題歌 | CANDY TUNE「すーぱー優勝ちゅーーん!」 |
『魔入りました!入間くん』はAmazonプライムビデオで第1〜第4シリーズすべて配信中。初回30日間は無料でお試しできるので、最新シリーズに追いつくのに最適です。
ABEMAでも『魔入りました!入間くん』第4シリーズが視聴可能。ABEMAプレミアムなら追っかけ再生もできるので、放送をリアルタイムで観られない方にもおすすめです。

Huluでも『魔入りました!入間くん』第4シリーズを配信中。第1〜第3シリーズも併せて視聴可能なので、過去シリーズから一気に追いたい方にも嬉しいラインナップです。
よくある疑問に答えます
これまでのシリーズを観ていないけど、第4シリーズから入れる?
結論から言うと、1期から順番に観るのを強くおすすめします。本作は長期連載らしくキャラクターの背景や人間関係が積み重ねで描かれており、第4シリーズだけ観てもキャラクターの魅力を十分に味わえません。
第1〜第3シリーズは合計65話(1期23話+2期21話+3期21話)。Amazonプライムビデオなら30日間の無料体験中に十分追いつけるボリュームです。週末に一気見するもよし、毎日少しずつ観るもよし。1期目のドタバタコメディから始まる物語が、シリーズを経るごとに重厚になっていく過程を体験できる、ぜいたくな視聴体験になります。
原作はアニメのどこまで進んでいる?
アニメ各シリーズの原作対応範囲はおおむね以下の通りです。第1シリーズ=1〜5巻、第2シリーズ=6〜11巻、第3シリーズ=11〜17巻、第4シリーズ=17巻〜(音楽祭編・悪斗露武闘会編が中心)。
原作はすでに48巻まで刊行中で、第49巻も2026年6月8日に発売予定。アニメで描かれている範囲のかなり先まで原作が進んでいるので、続きが気になる方は原作の中盤〜後半をぜひ手に取ってみてください。
完結している作品なの?
2026年5月時点で、原作は連載中です。物語は2年生編の終盤に差しかかっており、まだまだ大きな展開が控えている段階。ファンの間では「60〜70巻で完結するのでは」「いや、80巻以上の長期連載になりそう」など、さまざまな完結予想が語られていますが、これからの長期連載をじっくり追える、まだまだ成長中の作品です。
こんな人におすすめ!
- 長期連載でじっくりキャラクターの成長を追える少年漫画が好きな方
- 『鬼滅の刃』『呪術廻戦』などのヒット作の次に読む長編漫画を探している方
- コメディとシリアスのバランスが絶妙な作品が好きな方
- 群像劇が好きで、複数の魅力的なキャラクターを楽しみたい方
- NHK Eテレらしい安心して観られる少年漫画アニメが好きな方
- アニメ・原作・舞台と、多方面で楽しめる大型コンテンツに浸りたい方
まとめ
『魔入りました!入間くん』は、シリーズ累計2000万部を突破した秋田書店の看板作品で、2026年4月から第4シリーズがNHK Eテレで放送中。「悪魔学校」というユニークな舞台で、人間の少年・入間が優しさで悪魔たちを変えていくドタバタコメディ&王道少年漫画です。
第4シリーズの目玉「音楽祭編」は本作屈指の名エピソード。問題児クラス13人の挑戦、新キャラ・プルソン・ソイの存在感、強敵ポロの登場、話題が山のように詰まった2クール24話の構成は、長く愛されてきた本作にふさわしいスケール感です。
1巻目から始まる入間の成長物語を、ぜひこの機会に手にとってみてください。コメディから始まって、いつのまにか胸が熱くなる――本作にはそんな魔法のような時間が、48巻分すべてに詰まっています。

魔入りました!入間くん 1巻から始めるのが王道。入間とサリバンの出会い、悪魔学校バビルスへの入学、すべての始まりがここにあります。電子書籍ならスマホで気軽に読み始められます。一気読みなら1〜48巻のKindleまとめ買いがお得です。
アニメで物語を一気に追いたい方は、Amazonプライムビデオの30日間無料体験で全シリーズを楽しめます。第1〜第4シリーズすべて配信中で、第4シリーズから観るより1期から順番に観ることで、入間の成長を最大限堪能できます。
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