『エアシャカール(ウマ娘)』ストーリーネタバレ・下

の続き

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関連ウマ娘

エアシャカールと同じく『運命』の下で走るファインモーション。理系仲間のアグネスタキオンと、その理解会話に巻き込まれるマンハッタンカフェ。ルームメイトのメイショウドトウ。同期のアグネスデジタルとの絡みが多いです。

ファンモーション→エアシャカール

初めて出会った時に、『近寄るな、関わるな』と言葉でも態度でも拒絶されましたが、それが凄く新鮮で嬉しく、思考と言葉と体の全てにズレがないところを気に入っています。エアシャカールの走り続ける姿を見て『一番尊敬している、たとえ絶望が訪れても、決して考えることをやめない。自分の力で道ならぬ道をも切り拓き行く高潔で気高い人、反骨精神あふれるヒーローみたい』と評していました。

エアシャカール→ファインモーション

なにを言っても暖簾に腕押しで言いくるめられることが多いです。他人に対してあまり興味を見せないエアシャカールにしては珍しく、ファインモーションの姿を眼で追い、ラーメン屋に付き合ったりするなど、なにかと気にかけています。またファインモーションがにんにくラーメンを食べて誰も近寄って欲しくない状況に陥った時は、喜々とした表情で追いかけました。口ではイラつくと言いますが『こいつだったら定められた運命を覆せるのではないか』と密かに思っています。

クローバーの写真を送られており、『軽量化しとけ』とぼやいていますが、消す気はない模様。

アグネスタキオン→エアシャカール

集めたデータを共有することがある理系同士で、友人と言っています(エアシャカールは友人と言われると、凄く嫌そうな顔をする)。クラスでは『たかし君は5.6km先を歩くお兄さんに5分後に追いつきました』という問題について議論(エアシャカールは分速1km以上を出すたかしくんの存在について、アグネスタキオンはたかしくんを実在させる方法について議論)することがあり、ファインモーションからは楽しそうだと言われています。ただバレンタインで怪しげなチョコ(五感拡張チョコ)を渡そうとした時は、完璧に無視されました

マンハッタンカフェ→エアシャカール

アグネスタキオンの相手を半分にできるので、意外と重宝されています。

エアシャカール→マンハッタンカフェ

コーヒーを淹れてもらうなど付き合いはありますが、霊障に関しては渋面です

メイショウドトウ→エアシャカール

門限ギリギリに帰ってくるエアシャカールを出迎えており、悪夢にうなされていた時も嫌がられるとわかりながら、エアシャカールのトレーナーに話しました。

エアシャカール→メイショウドトウ

忘れ物をしている時に指摘したり、ドジの解消方法についてロジカルなアドバイスを送っています(本人曰く面倒を見ているのではなく、居合わせているだけ)。育成ストーリーではメイショウドトウ、そしてテイエムオペラオーの理論値を超えてくる走りに驚愕していました。

アグネスデジタル→エアシャカール

同期でありライバルとして、育成ストーリーで対決しました。エアシャカールのことは『ワイルドクール』と評しています。

エアシャカール→アグネスデジタル

ダンスレッスンする際に見本として選び、『どこ走らせても結果を残せる運動神経のよさ』を評価しています。

他には、泥団子で鉄骨に穴を開けたゴールドシップと絡みがあります。アニメ版ではゲート内で言い合いになり、2人そろって出遅れました

育成ストーリー

掻き集めたデータでシミュレーションを繰り返し、正解を導く理論派です。莫大なデータを基に、効率的なトーレニング、レースで確実に勝利する方法、全ての解を導き出します。

曖昧なニュアンスに解釈を任せず、自分に真面目で、誠実で、他人の言葉に惑わされない強いウマ娘です

効率と実利を重要視しており、感情や気合といったロジカルじゃないモノは数値に落とし込むのに時間がかかるうえに、条件も限定的過ぎて使える結果にならない。データ化するにはコスパが悪いと言います。

正しいデータがあれば、必ず正答が出る、唯一の真実を導ける。もし間違ったとしたら、扱う側が未熟なだけ』と考えていおり、アグネスタキオンからは『(データという神に)狂信的』と言われていました。

そのため可能性や願望は計算が狂うノイズと捉えています。

そんなデータを絶対的に信じるエアシャカールに相棒『Parcae』が突き付けた予測結果は、日本ダービーにおいて『7cm』差で敗北する運命でした。さらに予測される中で最高のルートを通ったとしても『シニア級、菊花賞以降は一度も勝てない』未来です。

信じる神が、自分の未来を否定していました。それは絶対的な啓示で、どれほど願っても覆りません。覆ったとしても、今度は信じてきた啓示がなくなってしまいます。だから運命を受け入れるしかない、呪うこともできない

走ることをやめるか、とエアシャカールは思いました。最初から全部知っていて、突っ込むのは馬鹿のやることです。データは想いごときでひっくり返らず、このまま何度も計算し直して走り続けても無様なだけで、結末を変えることはできない。無理だとわかっていました。

地獄の中で絶望して、恐怖を感じて、それでもエアシャカールは、例え1粒さえ残っていない可能性を探して、勝つための努力を重ね続けます。諦めることができなかった。

負ける運命の下で、エアシャカールは思考を止めずに走り抜いていきます。

その中で絶対的な数字だった『7cm』は縮んでいきました。今まで何をしても壊れなかった壁に、僅かな可能性が生まれます。

エアシャカールは計算外の状況に、『運命は据え置きで、期待に弄ばれているだけ』だとしても、勝利の女神のしっぽを無理やり掴み、自分のものにするために思考を続けました。

悪夢を見るほどの恐れを感じながらも、日に日に運命に沿わず勝利したいという意地が強くなっていきます。それはエアシャカールの中にある『数字に対する信頼』と相反する感情でした。

『7cm』を0にできないまま迎えた日本ダービー当日。何百回とデータの中でボコボコにされながらも、エアシャカールは夢を見ず、運命を超えるために意地を貫き通します

努力を積み重ね、思考を怠らなかったエアシャカールが、データで解釈する世界ではなく現実で強かった

ダービー戦後、『Parcae』は勝敗結果について予測を出さなくなり、未来はまっさらになります

運命を乗り越えたエアシャカールは笑いながら、今初めて楽しみな未来を迎えようとしていました

ウマ娘としてのエアシャカール

『末脚が襲いかかるようにぐんぐん伸びていく』と表現されるような荒々しい走り方をしますが、粗暴さはなく、むしろ無駄を極限までそぎ落して磨き上げた印象が強いです。

レースのために必要な知識を頭に叩き込んでおり、『Parcae』でトレーニング方法や出場するレースをほとんど1人で決めています。

態度は悪いが『トレーニングはデータと同じ、淡々と積み重ねるだけ』と言い、年始でも遊ばず休まず、真面目に取り組んでいます。

ただレース後も観客に対して愛想がなく、インタビューも消極的なため、世間からの評判は悪いです。そういった嫌な声はノイズとして、エアシャカールはシャットアウトします。

その結果、テイエムオペラオーを始めとする『覇王世代』と比較され、『意地をぶつけ合うライバルがいない世代』。運が良かった、本物ではない『最弱世代』と好き勝手言われました。

ノイズはだんだんと影響を及ぼし、日本ダービー以降の運命を変えましたが、自分を誇ることができません。さらに『Parcae』が再び最悪な結果を導き出したことで、ここまでの全てが予定調和で、もがくエアシャカールを笑う神がいるとナイーブになります。

トレーナーという不確定要素がいて、『初めて運命を変えられた弱い存在』とエアシャカールは自分を評価しました。しかし執念とも呼べる勝利への想いがあり、ここまで1人でも歩み続け、積み重ねることをやめなかったから日本ダービーの日に勝利できたのだと指摘されます。

『どのルートを通ったとしても、君は最強、その事実は変わらない』

エアシャカールが信じた0と1の世界で、運命を変える1を作るために0.99を積み上げたその意地を誇りに思ってほしい』と言われ、エアシャカールは青くさいと返しながらも、その理屈を呑み込みました。

そして自分を評価しない世間に対して、無理やりにでもこっちを向かせる、意地を通してわからせるために、エアシャカールはもう一度運命を振り切りました。

同時に『Parcae』が初期化を求めます、これからはエアシャカールの現実だというように

希望も呪詛も吐くのをやめたエアシャカールは、ノイズに対して『マジでうるせぇ』と言い切り、見られるために走っているのではない、『自分を上げていくためだ』と意地を通します。

つまるところエアシャカールは、誰かと繋がることを望んでいません。ただ遠ざけられるのも、わかり合うのも鬱陶しく、今この瞬間だけでもトラウマに残るほど強烈に存在したかった

オレを目に焼き付けろ、それだけがお前らに許される唯一のモンだ』

そのことに気づいたエアシャカールにとって、ノイズはシャットアウトする価値もない、全部どうでもいい『ただの言葉』でした

現実と向き合いながら、あらゆるレースを戦い抜き、自分の時代であることを現実に刻み付けたエアシャカールは、最高で最悪の舞台で神をふってやりました

そこまで辿り着きながら、エアシャカールは『Parcae』の計算が間違っていなかったと考えます。

ただ違っただけで、『7cm』で敗北してシニアで沈むのも、それが運命ではなく、意地を貫いて自分で納得できたなら、それが答えです

エアシャカールは胸に手を当てながら、勝利を宣言します。

『お前の負けだ』

今では『エアシャカール』の名前を知らない者はいない、もう誰も忘れない

まとめ

途中で出てきた謎の数字『991031021222(デビュー日である1999年10月31日と最終レース日である2002年12月22日)』など、史実とリンクした設定が多く、史実とウマ娘を上手く絡めたシナリオがとても良かったです。

エアシャカールが相互理解を求めるのではなく、自分を証明するためだけに走り、その姿を見てファンがついてくるのがらしい感じがしました。

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