FGO セイバークラスについて攻略してみた
最優のクラス! を原作再現した結果、色んな面で不遇なクラス!?
一部のキャラクター(以下サーヴァント)や上方修正を受けたサーヴァントを除き、色々と悲しみを背負いがちなセイバークラス。
『対魔力』による弱体耐性が確定でないことや、バスターカードメインのカード構成ながらもクラススキル『騎乗』を保有していることが多く、またクラス補正も際立っていません。
原作を忠実に再現した結果、ゲームシステム的に苦しくなったセイバークラスについて紹介します。
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目次
セイバークラスの簡単なおさらい。
剣士の英霊であり、三大騎士クラスの一角です。
優良なスキルやバランスの取れたステータスを保有するために、『最優』と称されています。
魔力を除いたステータスが一定以上高くなければ、セイバークラスには該当しません。
クラス特性として『対魔力』と『騎乗』を所持しており、神秘とは無縁の時代に生きていた『新選組』の『沖田総司』や『斎藤一』、神秘とは相性の悪い『水着フラン』が『対魔力』を所持しているのは、セイバークラスだからです。
『葛飾北斎』『ジル・ド・レェ』『ネロ』などはセイバークラスで『対魔力』を所持していますが、別クラスだと所持していません。
『カルナ』『メイヴ』『ディルムッド』『ランスロット』『巴御前』のように、セイバークラスだと対魔力のランクが上昇する場合もあります。
例外として『アストルファ』は別クラスでも対魔力のランクは変化していません。これは彼(彼女?)の対魔力が宝具である『破却宣言』に依存しているためです。
さらに例外として『アルトリア・ペンドラゴン』『エリザベート・バートリー』が各クラスで対魔力を所持していたり、いなかったりするのは、高い神秘を誇る竜の血が影響しています。もしくは原作者の気分。
『騎乗』も『対魔力』と同様に、乗り物に対する逸話を持たない英霊でも最低限のランクが付与されます。
Fate/Grand Order内におけるセイバークラス
カード構成はバスターカードが2枚、アーツカードが2枚、クイックカードが1枚の構成が多いです。(バスターカードが一枚なのは『アストルフォ』『ディオスクロイ』『葛飾北斎』の3名のみ)
ほとんどが攻撃宝具を所持しており、サポート宝具は『シュヴァリエ・デオン』『蘭陵王』『ジル・ド・レェ』の3名のみです。
宝具タイプは、バスタータイプ18名、アーツタイプ16名、クイックタイプ8名、とクイックタイプが少ないです。
この内、単体攻撃宝具は20名で、ゲーム開始当初時は『ガイウス・ユリウス・カエサル』しかおらず、2015年11月25日に実装された『沖田総司』まで最高レアの単体攻撃宝具持ちは不在でした。
クラススキル
クラススキルは弱体耐性上昇の『対魔力』を所持している場合が多いです。時々敵の弱体付与がMISSするのは、このスキルのおかげです。ただし確定付与の弱体は弾けず、また確定で弱体を防げません。防げたらラッキーな感覚でいましょう。
クイックカードのダメージにプラス補正が入る『騎乗』を所持している場合が多いですが、前述のようにクイック宝具の数が少ないです。カード構成もクイックカードを3枚持っているサーヴァントはおらず、2枚持っているサーヴァントも11人と少ないです。なので、恩恵が薄いです(ゲームシステム上、枚数が少ないカードの性能は高くなる傾向なので、完全に腐るわけではない)。
クラス補正
クラスごとの補正としては、攻撃補正、スター発生補正、スター集中度補正、共にバランス型です。
攻撃補正はライダー、シールダー、ムーンキャンサー、アルターエゴ、フォーリナー、プリテンダーと同値です。攻撃補正が高く、なおかつ攻撃力のステータスが高めに設定されるバーサーカー、アヴェンジャーに見劣りしますが、その分HP寄りのステータスなので耐久面に余裕があります。
スター発生補正はシールダー、ルーラー、アルターエゴと同値で、クイックタイプのセイバーを除くと、スター生産は苦手です。ただ、どのサーヴァントもカード性能に依存している場合が多く、気にする必要はありません。
スター集中度補正はシールダー、ルーラー、アルターエゴと同値です。他のクラスと比べて平均的であり、キャスターの2倍、ライダーの半分といった具合で、スキルや概念礼装による補助が必要です。
Fate/Grand Order内におけるセイバークラス(敵の場合)
敵として出てきた場合は、宝具チャージゲージが4と、ゲージが3のアーチャーやアサシンよりは、まだ余裕があります。
『対魔力』が厄介であり、こちらのスキルレベルが低かったり、そもそもの付与率が低い場合は、それなりにデバフをMISSします。
全体攻撃宝具が多く、また火力アップのスキルを所持している場合がほとんどであり、宝具以外の攻撃でもかなりダメージを受けるので注意が必要です。
有利を取れるアーチャーは攻撃補正が低く、バーサーカーは高火力による一撃退場が起こりやすく、プリテンダーは数が少ないこともあり、高難易度で敵として出てきた場合は、不意な事故に気をつけましょう。(とはいえアーチャークラスには特攻持ちが多いので、敵の属性や特性に気をつければ攻略自体は容易なケースも多い)。
育成する場合のセイバークラス
最優のクラスを再現するためか、他のクラスと比べて、レア度(以下星)1のサーヴァントは『イアソン』1体しかいないのが特徴です。
無料ガチャで手に入る星3以下のセイバークラスは『イアソン』『ガイウス・ユリウス・カエサル』『ジル・ド・レェ』『フェルグス』の4人です。現在は星4のセイバー・リリィも入手できますが、確率としてはかなり低いです。
よって無課金でプレイする場合は、セイバークラスの確保が難しくなります。
また最高レアである星5サーヴァントの内、セイバークラスは15人中、11人が限定キャラになっているのも特徴です。
2015年12月28日に実装された『モードレッド』から、2020年4月9日に実装された『ディオスクロイ』まで、約4年以上、恒常でセイバークラスが実装されないなど、特別なクラス扱いを受けています(なお『ディオスクロイ』を育成するには、第2部までシナリオを進行する必要があります。現在は育成を省く特別再臨もありますが、使うか悩みます)。
小ネタ
セイバークラス42人中9人がアルトリア顔特性を持っています。割合としては星5が多く、15人中5人がアルトリア顔です。
史実では男性だったが、実は女性でしたというパターンが多く。2017年5月1日に実装された『鈴鹿御前』まで、つまり第1部終了まで、史実でも女性であったセイバーは不在でした。
この記事で散々ネタにしましたが、最優のクラスというのは、あくまで『冬木の聖杯戦争でセイバークラスが最後まで残っていた』という結果から来ているものなので、セイバーが他のクラスより特別優れているわけではありません。
『剣技そのものが宝具』となっているセイバーが少ないことから、セイバーを名乗るには剣からビーム出せ、とネタにされていた時期もあります。
まとめ
Fateシリーズ看板キャラのクラスであり、優遇されているのか、不遇なのか、よくわからない立ち位置にいるのがセイバークラスです。しかし、『アルトリア・ペンドラゴン』のように調整を重ねて、暴れまわるサーヴァントがいるなど、将来性のあるサーヴァントが多いクラスでもあります。
各シリーズのメインにいるセイバークラス(『アーサー・ペンドラゴン』)の今後が楽しみです。
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