キタサンブラック(ウマ娘)ストーリーネタバレ
『誰が呼んだかお祭り娘ッ! 勝てば笑顔の華が咲く!』の紹介文から始まるキタサンブラックについて記事にしました。
憧れの存在を追いかけて、ライバルと共に走り抜く、人の想いを熱に変えてバクシンするお祭り大好きみんなの愛バ。
どん底から昇る太陽は、みんなを笑顔にしながら頂上に辿り着くまで粘り抜く、いつだって全力全開で限界突破を続けるウマ娘です。
目次
プロフィール
誕生日は3月10日
身長は162cm(アニメseason2の時から約20cm以上も伸びている)
スリーサイズはB85・W56・H88 体重はもりもり成長中!
学園は中等部 所属寮は栗東寮
ウマ娘2年目の顔と言えるウマ娘で、サトノダイヤモンドと共に、トレセン学園入学前をアニメseason2で、入学直後の様子をアニメコラボのストーリーイベント『Brand-new Friend』で細かく描かれています。
明朗快活な性格で、困っている人や悩んでいる人がいれば、初対面の相手でも声をかけて助けに入る人情派なウマ娘です。
お助けキタさん
誰にでも手を差し伸べる姿から『お助け大将キタさん』と呼ばれています。
本人いわく誰だってできて、自分が少しおせっかいなだけと語っていますが、
・迷子の子供や、道に迷った人の案内。
・逃げた犬(しかもシェパード)を追いかける。
・足を捻ったお相撲さんを背負う。
・坂道で止まったワゴン車を押す。
・動かないトラックの代わりに20km往復で救援物資を運ぶ。
・川の泥にはまったトラックを引き上げる(サトノダイヤモンドと2人がかり)。
ウマ娘の身体能力の高さを鑑みても、かなりハードなことをしています。
上記の人助けをしたうえで、トレーニングもこなし、レースを走ったこともあります。
そんな困った人を放っておけない性分が災いして、入学早々に遅刻しかけたり、トレーニングに遅れたりもします。しかし、人助けをしたことに後悔することはなく、誰かのせいにしたりもしません。
人助けは子供の頃からしており、ボランティア活動で炊き出しや、街の清掃などもしています。
その立派な狭義心は、演歌歌手でみんなから慕われている父親の背中を見て学んだ心です。人の痛みを知っているからこそ、『誰にでも手を差し伸べられる父親のようになりたい』と常々言葉にしています。
人助けをして褒められたり、おだてられたりしても、決して驕ることなく謙虚な態度で応じます。これは他人を思いやる懐の広さもありますが『祭りは1人でできるものじゃない』という誰かと力を合わせる大切さを知っているからです。
優れたリーダーシップ
子供の頃から人助けをして、みんなと力を合わせてきたからか、統率力が高いです。
クラス対抗の団体競技においても、敗北寸前で心が萎えているクラスメイトを鼓舞して奮い立たせながら、自分が先陣を切って勝利に導きました。
奉仕活動の一環で子供の相手をした時は、手慣れた様子で走り方を教えており、いつの間にか組織化してオヤブン扱いを受けていました。
町内会の人気者
人助けに始まり、ボランティア活動にも多く参加してきたことから町内では人気者で、デビュー直後から地元の応援団がいます。応援団からは『ちーやじさん』と呼ばれており、勝負服のデザインも一緒に考えました。
袖の青海波の模様はずっと健康で長く走ってほしい、梅や桜の模様は努力が花開いてほしいという応援団の願いと想いが込められています。紐の色はキタサンブラックが決めており、赤と白はめでたく、見ると元気になると語っています。
勝負服がお祭りを意識した法被なのは、いつも応援から元気をもらう分、元気を返したいからです。
勝負服に法被を選ぶほど、お祭り(イベント)は大好きで、小さな頃から神輿の担ぎ手もやってきました。お祭りを盛り上げるために、苦手なお化け屋敷の改装にも手を貸しています。
町内会の行事に関わっていたこともあり、福引イベントでは抽選券を持っていませんでしたが、サービスで引かせてもらっています。
趣味は渋い
勢いある行動力とお祭り好きな一面から、派手好きかと思いますが、素の趣味はどちらかと言えば渋いです(みんなを笑顔にして、盛り上げることに全力を出しているため)。
育成ストーリー終盤で多くのファンがついて人気者になりながらも、クリスマスを好きに祝うことになった際は、静かな漁村を選んでいます。炭酸が抜けかけたぬるめのサイダーを好み、場所の雰囲気でケーキよりイカの沖漬けや板わさを食べたがるなど、わびさびを知る中学生です。
演歌歌手である父親の影響か、演歌を歌うのが得意です。ダンスレッスン中に気分が乗ると『ワッショイ!』『セイヤッ!』などのかけ声が出てきたり、歌の練習でも妙に拳を効かせてしまうクセがあります。イイ声で発声練習をしてからレースに挑んだり、発声が強すぎて赤ちゃんを泣かせるイベントもありました。
年越しそばは、紅白めでたいエビ天蕎麦。
家族関係
家族とは仲が良く。父親が抱える多くのお弟子さんからも応援されています。
弟がいるらしく、姉がいる『ドゥラメンテ、シュヴァルグラン』に『お姉ちゃんがいるのはどんな感じ?』と聞いていました。
得意なこと
料理スキルは高めです。バレンタインイベントでは体育館を貸し切って、見上げるほどの大きなチョコ『北の荒野と吹雪チョコ』と、自分自身を模したチョコ『忘れられない、あの人のチョコ』を作っています。
料理スキルが高い理由は、炊き出しを手伝っていた経験や、サトノダイヤモンドから高級なチョコを送られた時に、見劣りしないようなチョコを頑張って作っていたからです。
声マネ(フジキセキやカレンチャンなど)と母親直伝のマッサージが得意です。
関連ウマ娘
幼馴染で、姉妹でなくとも姉妹らしい運命共同体であるサトノダイヤモンド。トレセン学園に入学する前から憧れているトウカイテイオー。サトノダイヤモンドの憧れで、走る姿を隣でずっと見てきたメジロマックイーン。奇妙な縁を感じるサクラバクシンオー(史実では母方の祖父)。
史実で対戦経験があるゴールドシップ。同じく町内で愛されているナイスネイチャやマチカネタンホイザ。史実で夫婦関係にあるスイープトウショウ。育成ストーリーにおいて、同期最強のライバルとして立ちはだかるブリュクスマンとの絡みが多いです。
サトノダイヤモンド……ボランティア活動をしていた時に出会いました。2人で一緒に、大きな舞台で走ることを約束しています。常に行動を共にする友人で、負けたくないと思える良きライバルです。
本格化のズレからデビュータイミングが離れた時は、『サトノダイヤモンドならどうするか』を軸に走ってきたため、調子が崩れました。
2人で『餅つき』や『傘回し』ができるほど息ピッタリですが、相性診断では意外と意見が揃っておらず、だからこそ仲良しと表現されています。
お祭り大好きなキタサンブラックが、サトノ家のお嬢様であるサトノダイヤモンドを引っ張っている関係かと言えば、そうでもないです。キタサンブラックが行動の起点になるが、意外と思い悩むことが多いその背中を押すブースターで、基本的に止めません。むしろサトノダイヤモンドのジンクス破りや突飛な行動に振り回されたり、ツッコミを入れる場面が多いです。
憧れの存在であるトウカイテイオーやメジロマックイーンは、眼の前にすると周りが見えなくなってしまうぐらい(特にトウカイテイオー)大好きな存在で、同時にいつかは勝って越えたい目標です。後輩ウマ娘として、胸を貸してもらうシーンもあります。
サクラバクシンオーからは、育成ストーリーで悩んでいた時に元気づけられたり、バクシンの教えを授けてもらいました。
ゴールドシップには振り回されるシーンが多かったですが、終盤に向けてだんだん慣れていきました。相談に乗ってもらうことも多かったです。
ナイスネイチャからは、トウカイテイオーと同じ『キラキラ主人公系』と言われていますが、落ちた後の上がり具合が全然違うと感心されています。
マチカネタンホイザには、トレセン学園の普通を教えてもらったり、彼女がいつもお世話になっている八百屋さんを助ける時に協力しました。
またトウカイテイオーが走っていたレースに、ナイスネイチャとマチカネタンホイザが出走していたことに気づいていなかったという失態をおかしています(サトノダイヤモンドも『さすがにそれは……』と苦言を呈した)¹。
¹……アニメ版でもドゥラメンテを意識していたせいか、自分達を差しきって一着になったリバーライトに『誰ぇぇぇぇ!?』と叫んでいました。
スイープトウショウとは、2人でプラネタリウムを見に行ったり、テストの点が悪くて落ち込んでいた時に励まされたりする友達です。また彼女が結成している『魔法少女☆スイーピー5』に『マジカル・ブラック』として加わっています。
ブリュクスマンは育成ストーリー序盤から終盤にかけて、ライバルとして立ち塞がりました。また生まれ持った素質から、周囲に期待される彼女を見て思い悩むこともありました。
他にはスマートファルコンから、持ち前の明るさや自分とキャラが被らないこともあって、ウマドルにならないかと勧誘されています。
育成ストーリー
お祭りが大好きで、元気よく明るい性格をしており、後輩として先輩を立てることもできます。常に前を向いていて、向上心に溢れているのが長所です。
難儀な性格をしているスイープトウショウと上手く付き合っていることもあり、相手の心を開かせる天才とも評されています。
調子に乗らない謙虚さに加えて、わがままもほとんど言いません。温泉イベントで3年間頑張ったご褒美として、初めてトレーナーに迷惑をかけても、自由に振る舞う姿を見せました。
ただウマ娘として、ぱっと目立つものがない、華がないことを気にしています。周囲のエリートと違うことに劣等感を感じたり、育成ストーリー序盤では観客から期待されていないことを悩みました²。
²……この辺りは同期のウマ娘『ドゥラメンテ、サトノクラウン、シュヴァルグラン』たちが実装された時に、各ストーリーでさらに深掘りされています。トウカイテイオーに憧れてデビューしましたが、クラシック三冠を勝ち進むのは自分ではなくドゥラメンテで、思い描いていた夢と現実は大きく離れていました。『世代さえ違えば……』そんな弱い考えが、一瞬でも脳裏をよぎります。さらにドゥラメンテがケガでクラシック三冠路線をリタイアした時も、心配より先に『そんなところまで似なくても』と思ってしまい、『最低だ私……』と自己嫌悪に陥りました。
そういった部分も含めて、ファンにとっては等身大なウマ娘で、庶民の星として人気を博していきます。
ウマ娘としてのキタサンブラック
観客からの評価は『いつ抜かれるかヒヤヒヤもの』。
実際に鋭い末脚や、魅せるレース展開もできず、生まれ持ったスター性もありません。
そんなキタサンブラックの武器は、タフさと根性です。
打たれ強く並外れたタフさがあり、デビューして間もない状態にも関わらず、メジロマックイーンからは並のウマ娘よりも格が上だと評されました。
重い荷物を持って雪山を登り切る頑丈な身体、少し休めば動ける回復力、困難な状況でも諦めない根性で、レース前に他のウマ娘と比べて何倍もトレーニングを積み、レースに挑み続けます。
武器と言いましたが、レースにおいては決め手となっておらず、できることは最後の最後まで全力で走ることだけです。
その全力な姿勢が観客の心を動かして、草の根的に人気を広げていくことになります。
キタサンブラック自身も、人気が出ず期待もされないのは『まだまだ積み重ねが足りない』と自覚を持ち、くよくよと情けないことを言うのはやめました。
泣き言を言わず、がむしゃらに走り続けるキタサンブラックに、心を動かされてファンになっていく観客たち。そのファンからの応援を受けて、さらにキタサンブラックは強くなっていきます。
応える力
キタサンブラックの武器はもう1つありました。
誰かのために頑張れる力、心意気に応えようとする爆発力です。
その力は、例え台風が吹き荒れる日のレースだろうと、見に来てくれた観客のために、渦巻く雨風や泥をものともせずに走り切ってコース中央で仁王立ち、台風に打ち勝ってみんなの笑顔を勝ち取るほどです。
ファンの声援を受ければ受けるほど、キタサンブラックは応えようと限界突破を続けます。ぱっとせずとも、粘りに粘って勝つキタサンブラックに勇気を貰って、またファンが増えて声援を受ける。キタサンブラックは応えようとする。その繰り返しで、ただ勝つことよりも上の強さを手に入れます。
レースに勝つためではなく、その先にあるみんなの笑顔のために走るキタサンブラックならではの武器です。
とくにクラシック期・秋からの成長曲線は、サトノクラウンいわく『異常』で、どれだけデータを集めても無駄になると言っていました。
まとめ
無名からの大暴れ、大出世のキタサン劇場。苦しい下積み時代から、多くのファンを得るまでの過程が素晴らしかったです。
明るくも弱さがあり、それでも笑顔のために走り続けた『お祭り大将』キタサンブラックの魅力が伝われば幸いです。
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