『終わりのエリザベート(配布)』FGOおすすめ性能解説

基本情報

終焉の三つ首怪獣、再び来るキングエリザ・タルシスモンテス
バスター属性 全体攻撃宝具
自身のバスターカード性能をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

+敵全体に強力な攻撃

&攻撃強化状態を解除

&呪い状態を付与(3ターン)

&やけど状態を付与(3ターン)

スキル1効果
シュラインメイデン・マーズ(A+)

CT8-6

自身のNP増加

+味方全体に毎ターンNP獲得状態付与(3ターン)

&毎ターンスター獲得状態付与(3ターン)

スキル2効果
パンプキンプラネット(EX)

CT8-6

味方全体の攻撃力アップ(3ターン)

&クリティカル威力アップ(3ターン)

+『ハロウィン』のフィールドにおいてのみ、味方全体のクリティカル威力アップ(3ターン)

+スター大量獲得

スキル3効果
星を統べるもの(B)

CT8-6

味方単体のバスターカード性能アップ(3ターン)

&クリティカル威力アップ(3ターン)

&スター集中度アップ(3ターン)

+自身のHPを1にする【デメリット】

&自焼状態<ターン終了時に自身のHPを1000減らす状態・この効果が敵を全滅させたターンで発動して残りHPが0になる場合HP1で耐えない>を付与(3ターン)【デメリット】

強い点

スキル3の退場するデメリット効果で、疑似オーダーチェンジできるのが利点です(控えのサーヴァントをスムーズに前線へ出せる)。

味方全体に攻撃力アップ(最大20%)、味方単体にバスターカード性能アップ(最大50%)と星5サポーターに匹敵する火力支援ができます

スキル『毎ターンスター獲得状態(最大10個)、即時スター獲得(最大30個)』でスター生産→クラス補正のスター集中度が低いアヴェンジャーで味方にスターを渡しやすく、味方単体にスター集中度アップを付与可能→味方全体のクリティカル威力アップ(最大20%)、味方単体のクリティカル威力アップ(最大50%)で強化できます¹。

¹……『ハロウィン』フィールドだと味方全体のクリティカル威力アップ(最大30%)を追加。

最大30%のNPチャージスキルを持ち、イベント時によく配られる初期NP50%付与礼装で宝具を撃ちやすいです。味方全体に毎ターンNP獲得状態のNP支援もできます。

宝具発動時の攻撃強化解除で妨害できます。

弱い点

火力支援スキルが優秀な反面、自己強化スキルが乏しいです。味方単体のバスターカード性能アップを味方に使うと、星3サーヴァントレベルのダメージしか出ません。

スキル発動で退場するため、長期戦に向いていません。『ガッツ、弱体無効、弱体解除』などで退場は防げるが、専用のパーティが必要になるため、編成難易度が上がります。

育てるべきか

アタッカーが育っているマスターは育てましょう。

アタッカーとしては、『基本攻撃等倍。味方を強化すると自分の火力が下がる(自分に使っても星4アヴェンジャー相応)』など、扱いづらい部分が目立ちます

サポーターとしては『星5サーヴァント並のバスターサポーター兼クリティカルサポーター』『毎ターンNP獲得状態でNP支援』『支援完了後に、スキルで退場して、違うサーヴァントをフィールドに呼び出す』のが優秀です。

とくに退場効果はFGOでもっともプレイする周回に向いています

通常、3WAVEのクエストを3ターンでクリアする場合、戦闘に参加できるサーヴァントは前衛の3騎だけです。控えのサーヴァントを戦闘に参加させたいなら、マスター礼装『オーダーチェンジ』で『入れ替えたいサーヴァントを選択する』といった手間がかかります。

その手間を、攻撃しながら失くせるのが退場効果です。ポチ数の減少だけでなく、マスター礼装の自由度も上がるため、周回時に重宝する効果です。例えば変則周回で宝具を1騎ずつ撃つ編成だと、宝具ダメージがないサーヴァント(サポーター)は戦闘に参加しづらいが、マスター礼装フリーのまま戦闘に参加できます。

その反面、ストーリークエストや高難易度クエストでは、長期戦に向かないデメリットとして機能します。

また上述の利点『宝具でWAVE突破しながら控えと交代』は、敵を倒せることが前提です。アヴェンジャーは基本攻撃等倍クラスで、攻防有利のルーラークラスは一般エネミーにほぼいないため、倒せる敵が限られます(敵のHPが低い第1WAVEなど)。クリティカルで殴り抜ける方法もあるが、カード運が絡むため安定しません。

『火力支援→宝具で敵を倒す→控えと交代する』運用をやるには、火力面に不安が残るため、要求火力に届かないなら純粋なサポーターとして運用しましょう²

²……『聖杯投入でレベル120、フォウくん+2000、グランドサーヴァント化』など解消する方法はあるが、そこまでやるかはマスターの好み。

支援相手はバスター属性のサーヴァントで、とくにカード固定効果を持つ『シエルU‐オルガマリーイシュタル』などと組めば、『終わりのエリザベート』が突破できないWAVEをクリティカルで殴り抜けることもできます。

育成優先度は、『終わりのエリザベートが支援するアタッカー』が育っているかで判断しましょう。スキル育成が不十分でも火力支援はできるため、スキルレベル上げは手持ちの育成素材と相談できます(初期NP50%付与礼装で宝具を撃ちたかったり、NP支援を活かす場合は別)。

Fate/Grand Carnival 1st SeasonをAmazon Prime Videoで見よう! 月額500円 今なら30日間無料

ステータス

クラスはアヴェンジャー

カード構成は、バスター3枚、アーツ1枚、クイック1枚

カード性能は、アーツ・クイックが1枚しかないため優秀です。とくにクイックは6hitと高性能。

ステータスはレベル80時に、HP11000、ATK9828。

星4アヴェンジャーの中では、HPがトップクラスで、ATKは低め。

クラススキル効果
忘却補正(EX)自身のクリティカル威力をアップ(約2%)
自己回復『魔力』(A)自身に毎ターンNP獲得状態を付与(約3%)

忘却補正を所持しており、クリティカルダメージに大きなプラス補正が入ります。しかし、アヴェンジャーはクラス補正でスター集中度が低く、スターの飽和かスキル3『スター集中度アップ』が必要です。

自己回復で毎ターンNPを獲得するが、スキルで早期に退場しやすいため、噛み合っていません。

固有の第3アペンドスキルは対ランサー攻撃適正。基本攻撃等倍のため、アタッカー運用なら解放する意味があります。配布サーヴァントでサーヴァントコインの入手が容易なため、とりあえずで開けるのもアリです。

属性は、サーヴァント、、混沌、悪、女性、人型、竜、魔獣型、ケモノ科、動物、エリザベート。

宝具

終焉の三つ首怪獣、再び来るキングエリザ・タルシスモンテス
バスター属性 全体攻撃宝具
自身のバスターカード性能をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

+敵全体に強力な攻撃

&攻撃強化状態を解除

&呪い状態を付与(3ターン)

&やけど状態を付与(3ターン)

バスターカード性能アップはオーバーチャージ依存で10~30%。初期値が低く、オーバーチャージ段階強化の上り幅もイマイチだが、持続3ターンと長いです。宝具連射で重ねがけできるが、退場効果とは噛み合っていません(NP支援なしでの宝具連射も難しい)。

攻撃強化状態を解除は、『攻撃力アップ、ダメージプラス、○○特攻、○○カード性能アップ、宝具威力アップ、クリティカル威力アップ、クリティカル発生率アップ、攻撃時追加効果、ヒット数増加、防御無視、必中、無敵貫通』が対象。白枠で囲まれているバフは解除できません

『呪い、やけど』ダメージは1000固定。合計2000と高めで、回復量が低いガッツなら潰せます。

~宝具ダメージの目安(レベル80、フォウくん+1000)~

攻撃等倍(スキル3なし)……宝具レベル5で約2万7千。非特攻対象に攻撃した星3アヴェンジャー『サリエリ』とほぼ同じダメージ。

攻撃等倍(スキル3あり)……宝具レベル5で約3万9千。星5アヴェンジャー(非特攻)の宝具レベル1~2と同程度のダメージ。

スキル

スキル1効果
シュラインメイデン・マーズ(A+)

CT8-6

自身のNP増加

+味方全体に毎ターンNP獲得状態付与(3ターン)

&毎ターンスター獲得状態付与(3ターン)

NP増加は最大30%。第2アペンドスキルレベルマックス+初期NP50%付与礼装なら、1ポチで宝具を撃てます。

味方全体に付与する毎ターンNP獲得状態は最大10%。2ターン目から付与されます。3ターン周回では、2ターン目に10%、3ターン目に20%ののNP支援が可能です。

味方全体に付与する毎ターンスター獲得状態は最大10個。味方の数によって、毎ターン獲得できるスターの数が10・20・30と変動します。自分が退場しても効果は続くが、味方に強化無効が付与されていたり、発動時に前衛が欠けているとスターを獲得できません。

スキル2効果
パンプキンプラネット(EX)

CT8-6

味方全体の攻撃力アップ(3ターン)

&クリティカル威力アップ(3ターン)

+『ハロウィン』のフィールドにおいてのみ、味方全体のクリティカル威力アップ(3ターン)

+スター大量獲得

味方全体の攻撃力アップは最大20%。高ランクのカリスマ系スキルと同じ倍率です。

味方全体のクリティカル威力アップも最大20%。味方全体に付与するモノとしては、倍率がやや低いです。

『ハロウィン』フィールド限定のクリティカル威力アップは最大30%。フィールドに左右されるが、合計50%と高倍率です。スキルで展開できるのは2025年10月現在『エリザベート・ハロウィン』のみ。

即時スター獲得は最大30個。『ハロウィン』フィールド以外でも発動します。獲得数が非常に多く、味方全体がクリティカルを狙えます。

スキル3効果
星を統べるもの(B)

CT8-6

味方単体のバスターカード性能アップ(3ターン)

&クリティカル威力アップ(3ターン)

&スター集中度アップ(3ターン)

+自身のHPを1にする【デメリット】

&自焼状態<ターン終了時に自身のHPを1000減らす状態・この効果が敵を全滅させたターンで発動して残りHPが0になる場合HP1で耐えない>を付与(3ターン)【デメリット】

味方単体のバスターカード性能アップは最大50%。倍率・持続ともにトップクラスの性能です

クリティカル威力アップも最大50%。スキル2と合わせれば最大70~100%が3ターンと破格です。

スター集中度アップは、クラス補正でスター集中度が低いバーサーカーに付与しても機能する倍率です。

HPを1にするは確定。2025年10月現在、防ぐ手段はないです。

自焼状態はターン終了時に1000ダメージを受けるデメリットで、『HP1に減少1→1000ダメージを受けて退場する』までが一連の効果です。こちらは弱体解除・弱体無効で弾いたり、HP回復やガッツ効果で退場を防ぐことができます。

確実に退場させたい場合は、弱体解除やHP回復効果を持つスキルや宝具に注意しましょう。

運用方法

周回

最大30%のNPチャージスキル持ちで、イベント時によく配られる初期NP50%付与礼装+第2アペンドスキルレベルマックスで宝具を撃てます。

火力支援が破格で、味方全体に『攻撃力アップ20%、クリティカル威力アップ20%(『ハロウィン』フィールドなら+30%)』、味方単体に『バスターカード性能アップ&クリティカル威力アップ各50%』が3ターン続きます

スター供給支援も可能で、1~4ターンの間、スターを20~30個ずつ供給します(『終わりのエリザベート』がフィールドから離れた場合は20個』)。クラス補正や味方単体にスター集中度アップで、スターの運用ができるのも強みです。

NP支援は毎ターンNP獲得状態とやや使いづらいが、第2アペンドスキルの代わりとして機能します

難点は、本人の火力がそこまで高くないこと。

基本攻撃等倍で、味方にバスターカード性能アップを渡すと宝具ダメージが大きく下がります。敵のHPが低い第1WAVEを担当するなど、調整しましょう³。

³……スキル3を自分に付与しても『攻撃力アップ、クリティカル威力アップ、NP支援、スター供給』はできるが、強みが薄れる。

宝具でWAVE突破を狙わない場合は、クリティカル殴りか、『終わりのエリザベート』の代わりに突破するサーヴァントが必要です。

クリティカル殴りの場合は、カード操作系の効果を持つサーヴァントが候補に入ります。それらがいない場合でも、本人がバスター3枚構成でバスタークリティカルを狙いやすいです。

違うサーヴァントを用意する場合は、操作の手間や編成コストが増える点に注意しましょう。

高難易度

味方を支援しながら、好きなタイミングで控えと交代できるアタッカー兼サポーター。

攻防有利のルーラーなど、攻撃有利を取れるクエストが適正です。疑似オーダーチェンジを活用するなら、どんなクエストでも適性があります

前提として、フィールドに居座るメインアタッカー運用はハードルが高いです。退場効果は編成で防げるが、低HPで戦うことになるため、不安定感は拭えません。

その辺りを編成でサポートするぐらいなら、適当なアタッカーと人権サポーターを組み合わせた方がお手軽かつ強力です。

基本的には、『火力・NP支援』→『良いタイミングで退場する』サポーター運用が適正です。全ての効果がフィールドから離れても残るため、『ターゲット集中状態付与の概念礼装で壁役』『開幕ギミックのデバフを受ける』など、クエストギミックに応じた運用ができます。

サポート相手はバスターサーヴァント、とくにカード固定効果を持つ『シエルU‐オルガマリーイシュタル』がおすすめです。ただし、『スター供給支援、スター集中度アップ、クリティカル威力アップ』は属性を選ばないため、アーツ・クイッククリティカルで攻めるサーヴァントとも相性が良いです。

概念礼装は、宝具を撃つなら『初期NP付与礼装』。宝具ダメージ強化の『宝具威力アップ、バスターカード性能アップ』。味方をサポートする『スター獲得系、ターゲット集中状態付与、退場時に効果発動計』がおすすめです。

敵として出てきた場合

攻撃有利を取りにくいアヴェンジャークラスで、火力支援スキルやチャージゲージ増加スキルが厄介です。

クエスト次第で自爆する可能性が高いが、そうでない場合は早めに倒したいです。

まとめ

・アタッカーとしては星3サーヴァント並だが、サポーターとしては星5サポーター並な配布サーヴァント。

・基本的に腐ることはないため、1体だけでも入手を目指したいです

FGOにおける終わりのエリザベート

終わりの巫女は竜を覚醒させる者。カボチャ星に終焉を告げ、祝祭を破壊する者なり。

即ちハロウィンのおしまい。終わりのエリザベートなり。

受動的なエリザベート。ややネガティブ、冷めた目線。基本的に生真面目に何でも取り組む。

いつものエリちゃんらしさはどこへやら。生真面目な巫女として、火星ならぬカ星(カボチャ星の略)で暗躍しました。

カ星にて、終わりのエリザベートは二年半の間、エリザベート・バートリーの世話をしました。言うなれば擬似的な親子関係。本来のエリザベートと同じ身長なのは、親の威厳的に良くないと少し悩んでいる。

関連リンク