『メフィストフェレス(恒常)』FGOおすすめ性能解説

基本情報

微睡む爆弾チクタク・ボム『強化後』
バスター属性 全体攻撃宝具
敵全体に強力な防御力無視攻撃

&敵全体に呪い状態を付与(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

スキル1効果
呪術(A)

CT7-5

敵単体のチャージを中確率で減らす
スキル2『強化後』効果
不毛なる憤怒(B+)

CT7-5

自身に毎ターンスター獲得状態付与(3ターン)

&攻撃力アップ(3ターン)

+敵全体のHP回復量をダウン(3ターン)

スキル3『強化クエストクリアで解放』効果
道化の大笑(A+)

CT8-6

敵単体に強化無効状態付与(3回・永続)

&呪い状態付与(5ターン)

強い点

ターン制限がない強化無効(3回)で妨害できます。

弱い点

NPチャージスキルがないので、宝具を撃ちにくいです。

宝具は強化済みだが、ATKにマイナス補正が入る低レアキャスターで、非特攻宝具とダメージが大きく伸びません。

クラス補正でスター集中度が低く、クリティカル威力アップもないため、通常攻撃でダメージを稼ぐのが苦手です

宝具とスキルに『呪い』付与を持つが、『呪い』状態に関係する特攻や『呪厄』状態がないため、上手く活かせません。

チャージ減少がスキルレベルマックスでも80%と確定ではなく、外す時は外します

育てるべきか

育成しなくても使えます。

全サーヴァントの中でも貴重な強化無効(永続・3回)を持っているが、それ以外は何もできません。

アタッカーとしては、星3キャスター相応で特筆すべき強みを持っていません(他より宝具演出が若干早いぐらい)。

火力支援スキルやNPチャージスキルもないため、変則周回で宝具を1騎ずつ撃つ編成の第1WAVE要員も厳しいです。

サポーターや妨害要員としては、チャージ減少が不確定。毎ターンスター獲得は最大9個と少ない。敵全体のHP回復量ダウンは恩恵を感じにくい。など、強化無効以外は頼りにできません。

そうなると、星3キャスターながらシステム周回が可能な『クー・フーリン(術)』。『メフィスト』より宝具ダメージが高く、NPチャージスキルも持っている『アヴィケブロン』。『メフィスト』より宝具ダメージは低いが、NPチャージスキルと火力支援スキルを持ち、アーツサポーターの代用もできる『パラケルスス』の方が育成優先度は高くなります。

長所の強化無効(永続・3回)がスキルレベルに依存せず固定ということもあり、『最終再臨』後の強化クエストクリアでスキル3を解放した後は、育成するメリットがほとんどありません

アタッカーとしてもサポーターとしても期待できないため、できることは『強化無効で妨害する』ことだけです。この『強化無効で妨害する』一芸が、全サーヴァント中トップクラスの性能で、育成せずとも使えます

『強化無効を付与→オーダーチェンジで引っ込める』だけでも、強力な行動妨害が可能です。

総じて、育成するメリットがないサーヴァントだが、育成せずとも一部のクエストで刺さる強化無効を使えます。

育成優先度としては、育成素材に余裕があるなら『最終再臨』を目指しましょう。スキルレベル育成は、やる価値が薄いです。

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ステータス

クラスはキャスター

カード構成は、アーツ3枚、クイック1枚、バスター1枚

カード性能は、初期サーヴァントらしく凡庸。

ステータスはレベル70時に、HP9216、ATK6839。

星3キャスターの中では、ATKが高く、HPは低め。

クラススキル効果
陣地作成(C+)自身のアーツカードの性能を少しアップ(約7%)
道具作成(B)自身の弱体付与成功率をアップ(約8%)

陣地作成を持ち、アーツカードのダメージとNP回収力にプラス補正が入ります。

道具作成は、『対魔力弱体耐性アップ』持ちにもデバフが入りやすいです。

固有の第3アペンドスキルは、対バーサーカー攻撃適性。攻撃有利だが、NPチャージスキルがないので、第2アペンドスキルの優先度が高いです。ただ、星3サーヴァントでサーヴァントコインを入手しやすいため、いずれ解放できます。

属性は、サーヴァント、地属性、混沌属性、悪属性、人型、男性、ヒト科のサーヴァント。

宝具

微睡む爆弾チクタク・ボム『強化後』
バスター属性 全体攻撃宝具
敵全体に強力な防御力無視攻撃

&敵全体に呪い状態を付与(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

防御無視攻撃は、防御力アップを無視できるが、バスターカード耐性アップやダメージカットは無視できません。

呪いダメージは、オーバーチャージ依存で500~2500。これを活かす特効や『呪厄』状態はないため、オマケと考えましょう。

宝具ダメージは、宝具レベル5で約3万8千。星3キャスターの中では低めのダメージで、星4キャスター(非特攻宝具)の宝具レベル1~2程度です。

スキル

スキル1効果
呪術(A)

CT7-5

敵単体のチャージを中確率で減らす

敵単体のチャージ減少は、発動率がスキルレベル依存で最大80%。スキルレベルマックスでも確定にならず、安定しません。弱体耐性や弱体無効の影響を受けないが、弱体成功率アップでサポートもできません。

スキル2『強化後』効果
不毛なる憤怒(B+)

CT7-5

自身に毎ターンスター獲得状態付与(3ターン)

&攻撃力アップ(3ターン)

+敵全体のHP回復量をダウン(3ターン)

毎ターンスター獲得は最大9個。キャスターはクラス補正でスター集中度が低いため、味方に渡しやすいが、このスキルだけでクリティカルを狙うのは難しいです。味方や概念礼装のスター獲得系効果と合わせましょう。

攻撃力アップは最大30%。持続3ターンの自己強化スキルとしては、高倍率です。ただし、『メフィスト』はアタッカー運用に向かないため、やや宝の持ち腐れ

敵全体のHP回復量ダウンは最大50%。敵が発動するHP回復効果を半減させます。しかし、敵の行動に左右されるため、恩恵を感じにくいです。

スキル3『強化クエストクリアで解放』効果
道化の大笑(A+)

CT8-6

敵単体に強化無効状態付与(3回・永続)

&呪い状態付与(5ターン)

強化無効(3回)はターン制限がなく永続。付与率は基本確定だが、弱体耐性や弱体無効の影響を受けます。敵の強化効果を3回無効化できる¹が、チャージゲージ増加や、一部のクエストギミック²は対象外です。また弱体解除で解除されます。

¹……複合スキル『攻撃力アップ&クリティカル威力アップなど』の場合は、1回消費ですべての強化効果を無効化します。

²……強化無効が通用する場合と、通用しない場合がある。

強化無効を付与できるサーヴァントは貴重で、3回+永続は『メフィスト』だけです(2025年3月現在)。

呪いダメージは最大1000×5ターン。持続が長いので、『呪い』が発動トリガーの宝具やスキルをサポートできます。

運用方法

周回

NPチャージスキルを持たず、初期NP50%付与礼装+第2アペンドスキルレベルマックスでも30%のNP支援が必要です

宝具とクリティカルのダメージが伸びず、味方に貢献できる効果も持っていません(スター獲得9個ぐらい)。そのため、周回適性は低いです

高難易度

強化無効で妨害するサーヴァント。

妨害要員として編成するなら、どんなクエストでも編成できます。

攻撃宝具を持つが、アタッカー運用は厳しい部分が多いです。

NPチャージスキルがないので、気軽に宝具を撃てません。撃てたとしても星3キャスター相応です。

通常攻撃でダメージを稼ぐ手段も乏しく、基本的にダメージが稼げません

そのためアタッカーではなく、強化無効の妨害がメインです。

自己強化や耐久スキルの妨害に始まり、『宝具ダメージ前に必中や無敵貫通を付与させない』『サポート宝具の無効化』など、基本的に腐りません。効果が永続なので、不発にならないのも利点です(高難易度で強化効果を発動しないことはめったにない)。

『メフィスト』がフィールドから離れても強化無効は残るので、『メフィストを前衛に入れてスタート→強化無効を付与→オーダーチェンジで控えと交代→普段の編成と同じ状態で戦闘開始』ができます(ターゲット集中状態付与の概念礼装や味方スキルで壁役にするのも悪くない)。

フィールドに残っても、毎ターンスター獲得(最大9個)やアーツ3枚のアーツチェイン要員しかできないため、この運用ができるのは強みです。

天敵は、弱体解除やギミックで強化無効を貫通するクエスト。『メフィスト』を編成する理由がなくなります。

編成は、強化無効を付与するだけなら、誰とでも組めます(オーダーチェンジで交代する前提)。『メフィスト』をフィールドに残すなら、アーツチェインが組みやすいアーツパーティがおすすめです。

概念礼装は、宝具で雑魚蹴散らしがしたいなら『初期NP付与礼装』。味方に恩恵がある『即時スター獲得』。壁役として動くなら『ターゲット集中状態付与』がおすすめです。

敵として出てきた場合

攻撃性能は高くないが、強化無効を使ってくる個体だと厄介です。弱体解除を用意すると楽に戦えます。

まとめ

強化無効の一芸に特化しており、それだけで編成する価値があるサーヴァント。

FGOにおけるメフィスト

メフィストフェレスは、ゲーテの代表作「ファウスト」に登場する誘惑の悪魔。人間ではない、だが悪魔でもない。

ファウスト博士が堕落するかどうかを神と賭けたメフィストは彼を悪の道に引き摺り込もうとする。

メフィストフェレスは手練手管を尽くして、ファウストを悪の道へと誘い込むことに成功する。しかし、魂を地獄に落とそうとする寸前にファウストが愛した者によって魂は救われる。

もちろん『現実』は異なっている。卓越した魔術師であったファウストは一体のホムンクルスを鋳造した。名をメフィストフェレスと名付け、大変に慈しんだが、当たり前のように裏切られて死亡した。

一見は明るい態度で、忠実に仕える。だが、マスターに対しては「自分が愉しむための玩具」程度にしか考えておらず、隙あらばマスターを絶望に叩き込もうとする。信用するな。