『クー・フーリン（術）』ＦＧＯネタバレ性能解説
目次
基本情報
強い点
星３サーヴァントながら、『光のコヤンスカヤ、オベロン』を使った宝具3連射システムに対応しているキャスターです。
バスター属性の全体攻撃宝具は、ダメージ前にバスターカード性能アップ（3ターン）が入るため、連射するほどダメージが上がります。スキルに攻撃力アップ（3ターン）と乗算される火力バフも所持しています。
ＮＰ最大３０％チャージと、『１ターン後に自分のＨＰを１０００～３０００まで減らす代わりにＮＰ８０％チャージ』を所持しており、単独でも宝具が撃ちやすいです。
チャージタイム最短5ターンでターン制限のない回避（３回）、防御力アップ（３ターン）、弱体解除と耐久関係のスキルも豊富にあります。
弱い点
星３サーヴァントの低ＡＴＫ+ＡＴＫにマイナス補正が入るキャスタークラスのため、ダメージはそこまで伸びません。クリティカル威力アップ（３ターン）を持っていますが、スター集中度が低く、スター生産能力もないためほぼ飾りです。
宝具ダメージ前にバスターカード性能アップが入り、宝具ダメージ後に敵全体へ防御力ダウンを付与しますが、アーツ３枚構成のため通常攻撃でダメージが出ません。
ＮＰ８０％チャージを使うとＨＰが減少し、回数制の回避があるとはいえ、長期戦では不安が残ります。
引くべきか、そして育てるべきか
キャラクターが好きな人は、引いて損がない性能です。そして召喚できたマスターは育てましょう。
星３サーヴァントでシステム周回に対応しているのが破格です。要求火力に届くなら、星３サーヴァント（ＣＯＳＴ７）のためコストカットができます。
その代わり、獲得・育成・編成難易度が高いです。
ストーリー限定サーヴァントのため宝具レベルが上げづらいです。
育成難易度も高く、宝具３連射を狙うには、スキルレベルマックスや第２アペンドスキルレベルマックスが必要です。また強化クエストを始め、ＮＰ８０％チャージは『２部６章のストーリー進行で解放』と超大器晩成型です。
また火力は星３キャスターのため、火力上昇のために聖杯投入も視野に入ります。
編成では、宝具３連射のために『光のコヤンスカヤ、オベロン』といったＮＰ支援できるサポーターが必須です。
そういった難点を除いても、『序盤から使いやすいアーツ３枚構成+スキルレベルに依存しない回数回避』『最終的にはシステムアタッカーとして運用可能』など、育成した分はしっかり応えてくれます。
キャラクターが好きで引いたマスターor何かのＰＵで獲得できたマスターは、まずは『最終再臨』を目指しましょう。スキルレベル育成や聖杯投入については、ＮＰ８０チャージが解放された時の手持ちと相談してから決めても遅くはありません。
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ステータス
クラスはキャスター。
カード構成は、アーツ３枚、バスター１枚、クイック１枚。
カード性能は、初期サーヴァントゆえにhit数が低く、スター生産力は期待できません。その代わり、総合的なＮＰ効率は高い部類です。
ステータスはレベル７０時に、ＨＰ９６０４、ＡＴＫ６５８０。
星３キャスターの中では、ややＨＰが高く、ややＡＴＫが低いです。
| クラススキル | 効果 |
| 陣地作成（Ｂ） | 自身のアーツカードの性能をアップ（約８％） |
| 神性（Ｂ） | 自身に与ダメージプラス状態を付与（+１７５） |
陣地作成はランクが高く、アーツカードのダメージとＮＰ回収力にプラス補正が入ります。
固有の第３アペンドスキルは、対フォーリナー攻撃適正。
属性は、サーヴァント、天属性、秩序属性、人型、男性、神性、愛する者、ヒト科のサーヴァント。
宝具
| 灼き尽くす炎の檻『強化後』 |
| バスター属性 全体攻撃宝具 |
| 自身のバスターカード性能をアップ(３ターン) ＆敵全体に強力な攻撃 ＆敵全体の防御力をダウン(３ターン)<オーバーチャージで効果アップ> ＆敵全体にやけど状態を付与(１０ターン)<オーバーチャージで効果アップ> |
バスターカード性能アップは２０％固定。３ターン持続するため、システムを構築して宝具連射する度にダメージが上がっていきます。ただしバスターカードは１枚しかないため、通常攻撃の火力強化には繋がりにくいです。
防御力ダウンはオーバーチャージ依存で、１０～３０％。３ターン持続するため、味方全体の火力支援に繋がります。
やけどはオーバーチャージ依存で、３００～１５００×１０ターン。持続が長いため累計ダメージは高く、宝具連射で重ねがけできれば侮れないダメージ量です。
強化済み宝具でダメージ前に火力バフが入るため、宝具レベル５で『水着ネロ（宝具レベル１）』のやや下までダメージは伸びます。宝具３連射した場合、バスターカード性能アップは６０％まで上昇し、一般的な魔力放出系スキル以上の火力バフが入ります。
スキル
| スキル１『強化後』 | 効果 |
| 原初のルーン ＣＴ７－５ | 自身のクリティカル威力アップ(３ターン) ＆弱体耐性アップ(３ターン) ＆NP増加 |
クリティカル威力アップは最大５０％。３ターン持続としては優秀な倍率ですが、『クラス補正でスター集中度が低いキャスター+スター生産力が皆無』のため、活かすにはクー・フーリン（術）にスターを集める編成が必要です。しかし、クリティカルが出てもダメージはそこまで伸びないため、アーツクリティカル用と割り切りましょう。
弱体耐性アップは最大５０％。スキルレベルマックスでも１００％になりませんが、かなりの確率でデバフを弾きます。
ＮＰ増加は最大３０％。第２アペンドスキルレベルマックス+初期ＮＰ５０％付与礼装で、１ポチで宝具が撃てます。
ＮＰチャージ複合スキルとしては、チャージタイム最短５ターンと短いです。
| スキル２ | 効果 |
| 矢避けの加護（A） ＣＴ７－５ | 自身に回避状態付与(３回) ＆防御力アップ(３ターン) |
回避は３回固定。ターン制限がなく、チャージタイム最短５ターンと短いため、次のスキル使用まで回避が残る可能性は０ではないです。
敵の宝具対策として有効ですが、集中砲火を受けるとすぐ消費するため、過信は禁物です。
防御力アップは最大１８％。高くはない倍率ですが、優れた生存能力に繋がります。
回避の回数は変わらないため、スキルレベル上げはチャージタイム短縮目的です。
| スキル３『強化後』 | 効果 |
| 泉にて（EX） ＣＴ７－５ | 自身の弱体状態解除 ＆HP回復 ＆攻撃力アップ(３ターン) ＆『世界樹への生贄』状態付与 <１ターン後に自身にガッツ状態付与(１回) ＆ガッツ発動時に自身のNP増加(１回) ＆自身を生贄に捧げる【デメリット】状態> |
弱体解除は高難易度で有効です。
ＨＰ回復は最大１５００。強化後はターン終了時にＨＰが減るため、ほぼ飾りです。
攻撃力アップは最大３０％。３ターン持続としては倍率が高く、クラス補正や星３ステータスをカバーします。
『世界樹への生贄』は、『スキルを使用したターン終了時に、「ガッツ付与→自分に対して即死効果→ガッツ発動」する代わりに、NPが増える』スキルです。
発動するガッツはスキルレベル依存で、回復量は最大３０００。付与と同時に消費されるため、通常のガッツと同じように使えません。
ＮＰ増加は８０％固定。スキル１との併用や第２アペンドスキルレベルマックスで、概念礼装の補助なしで宝具が撃てます。
まず弱体解除が入るため、強化無効の影響を受けません。ただし、ギミックで『解除不可の強化無効』がついている場合は、ガッツを付与できずに退場します。
運用方法
周回
二種類のＮＰチャージスキルで、ＮＰ１００％チャージスキル持ちのサーヴァントとほぼ同じ扱いができます。
ＮＰチャージスキルは２つともチャージタイム最短５ターンと短いため、『光のコヤンスカヤ』×２によるチャージタイム短縮の恩恵が大きく、宝具３連射システムに対応しています。
ただし、火力は星３キャスター相応のため、運用するクエスト次第では宝具レベル上げや聖杯投入が必要です。
～システム周回について～
パターン① 概念礼装自由・フレンド未使用でも可能・第２アペンドスキル未開放
クー・フーリン（術）+オベロン+光のコヤンスカヤ+マスター礼装『アトラス院』
１ＷＡＶＥ……クー・フーリンスキル１・３（ＮＰ３０％）+オベロンスキル１（ＮＰ２０％）+光のコヤンスカヤスキル１（ＮＰ５０％）
２ＷＡＶＥ……アトラス院でチャージタイム短縮したクー・フーリンスキル１・３（ＮＰ３０+８０％）
３ＷＡＶＥ……クー・フーリンスキル（ＮＰ８０％）+オベロンスキル２（ＮＰ５０％）
パターン② 魔術礼装フリー
第２アペンドスキルレベルマックスのクー・フーリン（術）+光のコヤンスカヤ×２
１ＷＡＶＥ……第２アペンドスキル（ＮＰ２０％）+クー・フーリンスキル１・３（ＮＰ３０％）+光のコヤンスカヤスキル１（ＮＰ５０％）
２ＷＡＶＥ……クー・フーリンスキル３（ＮＰ８０％）+光のコヤンスカヤスキル１（ＮＰ５０％）
３ＷＡＶＥ……クー・フーリンスキル１・３（ＮＰ３０+８０％）
高難易度
２種類のＮＰチャージスキルと優れた耐久性能を持つ宝具アタッカーです。
アサシンなど、攻撃有利を取れるクエストに適正があります。
宝具は連射するほど火力が上がり、アーツ３枚構成に加えて、チャージタイム最短５ターンのＮＰチャージスキル×２で宝具連射しやすいです。
デメリットの強制ガッツ発動は重いですが、回数回避があるため、自力でカバーできます。
しかし、宝具以外でダメージを稼ぐのが苦手です。
クリティカル威力アップを持っていますが、味方か概念礼装によるスター供給・スター集中度アップの支援が必要で、そこまでお膳立てするなら宝具連射に力を入れる方がダメージは稼げます。
またスキル構成の性質上、低ＨＰの状態で回避頼りに戦うため、必中やスリップダメージに弱いです。スキルで弱体耐性は高めですが、確定ではないため、コマンドコードなどでケアしましょう。
編成は、星３キャスターの低火力を補いつつＮＰ支援できるバスターサポーター、短期決戦なら『光のコヤンスカヤ、オベロン』。長期戦なら『マーリン、諸葛孔明』と組みたいです。
３ターン持続する『スター集中度アップ、クリティカル威力アップ、火力支援』ができる『ミス・クレーン』で、NP支援ができるサポーターを投入する戦法も悪くないです。
低レアサーヴァントなら、『アンデルセン、シェイクスピア』と対アサシンのキャスター編成が組めます。
概念礼装は、低火力を補うための『宝具威力アップ』がおすすめです。
敵として出てきた場合
ターン制限のない回数回避による時間稼ぎが厄介です。
必中・無敵貫通はないため、回避・無敵で宝具を受けながら、必中・無敵貫通で攻撃しましょう。
まとめ
・星３サーヴァントでシステム構築を狙えるのが優秀です。コストカットだけでなく、概念礼装やマスター礼装もある程度は選べます。
・その代わり、火力は星３サーヴァントのため、育成やサポーターによる補助は必須です。
・ＮＰ８０％チャージの解放が２部６章と遠く、そこまでクリアできているなら『手持ちが揃うor育成が進んでいる』ため、クー・フーリン（術）を育成するかしないかはマスターによって別れます。
ＦＧＯにおけるクー・フーリン（術）
ケルト、アルスター伝説の勇士。魔槍を駆使した英雄であると同時に、師から継いだ北欧の魔術『ルーン』の術者でもあったという。
ランサーとしての現界時とはうって変わり、多彩な魔術の使い手として敵対者を苦しめます。なかでも強力な熱・火炎攻撃が得意です。
宝具として出現した無数の細木の枝で構成された巨人『ウィッカーマン』の胴部の檻は空で、巨人は神々への贄を求めて荒れ狂います。これはルーンの奥義ではなく、炎熱を操る「ケルトの魔術師」として現界した光の御子に与えられた、ケルトのドルイドたちの宝具です。
キャスターとして現界した彼は、導く者としての役割を自らに課しています。真のドルイドではなく、仮初めのそれとして――共に在り続ける限り、彼はマスターの行く道を照らすでしょう。
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