レンジで温めるだけ、ホエーで作るミネストローネ風スープ

ヨーグルトを水切りした際に出たホエーを、どうするか困った時に便利なレシピです。

🍅ホエーで作るミネストローネ風スープ🍅

元々酸味があるケチャップと合わせることで、ホエーの酸っぱさが馴染みます。

レンジで作るので難しい調理工程もなく、必要な材料も少なくできます。

ホエーの栄養がたっぷりなので、身体にもいいです。

お好みの具材を入れて、ホエーを最後まで美味しくいただきましょう。

レシピ(2~3人前)

材料

ホエー(水と合わせて)400cc(ヨーグルトから取れたホエーに、水を合計で400ccになるまで足してください)

ケチャップ大匙2(36g)

コンソメ5g

お好みの具材(今回のレシピは豆腐、ほうれん草(冷凍)、ぶなしめじ(冷凍)、細切りフライドポテト(冷凍))

塩コショウ 適量

作り方

電子レンジ対応の容器に、ホエーとケチャップ、コンソメを入れてください。

※この段階でスープの基本はできます

お好みの具材を入れてください

ラップをして、電子レンジ(600w)で6分加熱してください。

※加熱が足りない場合は、30~60秒ずつ加熱してください。

塩コショウで味を調えれば完成です。

補記

・酸味が物足りない場合は、ケチャップを足してください。

・酸味がきついと感じた場合は、みりんを足してみてください。

 

雑記

ホエーは、ホエイ、乳清、乳漿、ウエイ、ウェイとも呼ばれます。

牛乳から乳脂肪分やカゼインなどを除いた水溶液です。チーズを作る際に、副産物として大量に作られるもので、ヨーグルトから取れるモノも、同じホエーとなります。大豆から取れるモノは、大豆ホエイと言うようです。

8割が水分である牛乳から固形成分であるチーズなどを製造する過程で作られるホエーは、基本的に廃棄されたり、家畜の餌として使用されます(イタリアでは豚にホエーを食べさせる伝統があります)。

ホエイは飲む点滴と言われるほど栄養価が高く。その構成は水分93.7%、乳糖4.5%、タンパク質0.7%、灰分0.6%、脂肪0.3%、乳酸0.2になります。

高蛋白低脂肪カルシウム各ビタミン類などを含んでおり栄養価が高く、消化が速くタンパク質合成・インスリン分泌を促進することから、優れた食品であると言えます。

粉状に加工して、プロテインやサプリに使われることも最近では増えてきました。

美白効果があり、ホエーを肌に塗ったり、パックとして使うことで効果が期待できます。最近では化粧水として調合されたものが売られることもあります。

調製粉乳にホエーを入れることで、母乳に近いモノを人工的に作ることも可能だそうです。

ホエーを使用して、更にチーズを作ることもあり、ホエーから作られたチーズはリコッタなどが分類に当たります。

今回のレシピ以外にも、肉を漬け込んで柔らかくしたり、牛乳代わりにホットケーキミックスに混ぜて使用するなど、使い道は色々とあります。

ヨーグルトを水切りしてホエーができた際は、捨てずに活用しましょう。



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