『ドリームジャーニー(ウマ娘)』ストーリーネタバレ・中
の続き
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目次
両親について
父親は金細工師で、仕事に対してこだわりと誠実さを備えています。とあるイベントでは、海外の大富豪から婚約指輪の制作を受注して、ワイドショーに取り上げられました。
大富豪が依頼をした決め手はおもてなしの心。富士viewというモールで、日本のお土産を選んでくれたり。前から日本のアニメに興味があったところ、『プリファイ』という素晴らしい作品をおすすめされたから。この話の前日談として、ドリームジャーニーがチェスの講義のお礼にダイワスカーレットから『富士view』の話を聞いたり、紅茶のお礼にカワカミプリンセスから『プリファイ』を教わる姿が目撃されています。
あるチョコレート職人とコラボした作品『オー・ド・オー』は、表面を金色の細工でデコレーションしたアーティスティックなチョコレートに仕上がり、とても繊細かつ複雑なデザインから希少品として扱われています(大好評で即完売、後に価値を釣り上げる者まで現れたが、解決済み)。
チョコレートで再現された細工には、(トレーナーが見る限り)家族への愛が込められており、甘いものが苦手なドリームジャーニーでもエスプレッソと一緒に楽しめる仕上がりです。
※本場イタリアでは、エスプレッソにチョコレートがついてくることがある。
ドリームジャーニーが言うには、無口な父親らしく、その作品が注目されることを心から嬉しく思っています。
母親はイラストレーターで、ブエナビスタから『すごい可愛い、絵本の挿絵みたい』と絶賛されており、仕事の依頼が増えていくほど評判が良いです。
ドリームジャーニーも素晴らしい絵と思っており、人気のカフェでイラストを飾ってもらうために、カフェのオーナーと直接交渉しています。その時は、相手の家族構成まで把握するなど念入りでした。
料理上手らしく、直伝のハンバーグレシピを学んでいたり、バレンタインは母親が張り切る日と振り返っています。
夫婦仲はとてもよく、旅行のペアチケットを何度か送っているそうです。母親がミルクティーを淹れて、父親が安らぐ姿に、『我が家には愛が溢れている』と感じています。ドリームジャーニーも、オルフェーブルにカモミールティーを淹れるのが日課です。
両親からは愛されており、トレーナーが企画したクリスマスパーティにゲストとして参加する形で、『有馬記念』に向かうドリームジャーニーを応援しています。
勝負服について
黒を基調とした勝負服は、陽の光さえ飲み込むような存在感があり、かなりがっちりしています。
こだわりは家族をイメージしたこと。
金細工師の父親からインスピレーションを受けた色合い。イラストレーターの母親のアート感も落とし込んでおり、コートの裏側までデザインを施しています。
スカートに、かなり大胆なスリットが入っているのも特徴です。落ち着いた彼女の雰囲気とは、ややギャップがあります。
全体的に大人っぽく、すごくかっこいいデザインにしたのは、『カッコつけ』のためです。
小柄なものだから、大人らしく見せたい。精一杯の抵抗と言うが、ドリームジャーニーが抱くとは、あまり思えない感情です。
それが必要だと思ったのは、家族の代表として、存在感を出すためでした。
黒い勝負服は決意の表れで、家族への愛が織り込まれています。
関連ウマ娘/人物
困っている人に手を差し伸べる優しい性格で、自分から話しかけることが多いです。お悩み相談に乗るが、見返りは求めないため、全員が口を揃えて『(ドリームジャーニーは)優しい』と言います。
そのため交友関係は幅広く、本人も話題作りのために、『SNSで注目されているスナック菓子、年相応のファッション誌、贈呈品』を買っていました。
相手に悪意がない限りは、誰とでも上手に付き合えるが、『家族のために頑張るエイシンフラッシュ』『純粋で裏表がないスイープトウショウ、ナカヤマフェスタ、ゴールドシップ』『先達の走りを継承しようと挑戦し続けるウオッカ、ブエナビスタ』のような素直で誠実な人柄を好んでいます。
裏表がなく心優しいことは、容易く可愛らしいと思っているが、得難い素質で心から眩しく思っています。無垢な心は人を動かす、決して悪意などで失われてはいけないもの、それは嘘偽りない本心です。
だからこそ、無垢なものにコバエがたかり、悪意というニオイで染まることを嫌っています。
オルフェーブル
我が誇るべき、美しい妹。家族として、1人のウマ娘として、とても敬愛しています。
オルフェーブルが気に入ったお茶漬けや茶葉を仕入れたり、『困ったことがあれば、なんでも言いなさい』と大事にする姿は、妹想いな姉そのものです。
ただ、オルフェーブルに似合うアクセサリーを探しに、怪しい雰囲気の路地裏に向かう(既製品となるとあの子に似合うものはそうは見つからないbyドリームジャーニー)。『陽が足らぬ』と言われて、遠征支援委員会室の窓を広くとるように手配する。オルフェーブルが遠方のレース場へ向かう際に、気づかれないように列車を手配するなど、溺愛気味です。
基本的には陰ながらサポートしているが、薄々感づかれています。しかし、証拠は残さないのではぐらかしており、(無意味な水掛け論になるため)オルフェーブルも深くは追及しません。時おり『姉上の差配か?』『なんのことかな』と探り合っているが、ドリームジャーニーがやってくれたことに素直な感想を述べるなど、姉妹仲は良好です。
オルフェーブル側もドリームジャーニーのことを気にかけており、見知らぬトレーナーから姉の香水と同じ匂いがした時は、『何故貴様からその香りがする』と鋭い視線で問い詰めました。
またドリームジャーニーが選んだトレーナーに、『何故あのトレーナーを選んだ。安い、容易い。姉上に、相応しくない』と辛辣な評価を残しています。そのためドリームジャーニーのトレーナーとして相応しいかどうかを、トゥインクルシリーズ中ずっと見定めており、認めたのはシニア級のクリスマス直前でした。
一方で、仲の良い姉妹というだけでは片付けられない部分もあります。
『敬愛しているからこそ、示さなければならないと思っている。オルが到達できない領域を、私の走りで』
3年近くともに過ごしたトレーナーでさえ、初めて見る表情と感情。姉と妹、2人の間に存在するものは、窺い知れません。
ブエナビスタ
愛さずにはいられない『愛されし者』。
人を惹きつける無垢な力は、あまりにも凄まじい、それこそ歴史的なほどと評価しています。
性格については、つくづくおかわいらしく、人がいい。眩さに目が潰されそうとコメントしているが、ブエナビスタが凱旋門賞を目指す理由『スペシャルウィークのように、感動を、忘れられないレースを作りたい。自分が貰った感動を、夢を、誰かに見せたい』は、夢が感じられて素敵と好意的です。
ブエナビスタの方は、遠征支援委員会でサポートしてもらったり、『なぜかわからないが』ドリームジャーニーの母親のイラストを貰っています。そういった経緯に加えて、ドリームジャーニーの『鋭くて、力強い走り』が実は大好きと慕っています。
メジロマックイーン
ドリームジャーニーがアネゴと慕うウマ娘を通じて縁があり、育成ストーリーで深く関わってきます。
お互いに『やるからには徹底的に』という性分で、トレーナーが身内だけを集めたクリスマスパーティに呼ばれるなど、かなり仲良くなった模様。
ゴールドシップ、ナカヤマフェスタ
斬新なアイディアで、オルフェーブルを楽しませてくれると好意的です。
2人の無茶ぶりに対しては寛容(メジロマックイーンが『優しすぎる』とツッコミを入れるレベル)で、『微笑ましい、守りたい、笑っていてほしい』と思うなど、身内として見ています。ハチャメチャな言動については、トレーナーいわく『なんか理解してる』模様。
ゴールドシップからは『俺たちのゴッドママー』と呼ばれたり、『目の奥にあるのは狂乱』と的確な評価を貰っています。
ナカヤマフェスタの地元から送られてくるお茶漬けが、姉妹揃ってお気に入りです。
シンボリルドルフ
『階段の暗い隅に隠れた、塵芥さえ見逃さない』と評価しています。
シンボリルドルフの方は、善良ないち生徒として見ているが、『生徒会長として、いつでも君の活動を見守っている』と2通りの意味に解釈できる言葉を送っています。一方で、ドリームジャーニーが動く時、『本当に秘密なら塵さえ残さない=痕跡が残っているなら、中心人物ではない』という妙な信用を得ています。
ウオッカ
トリプルティアラから日本ダービーに急遽路線変更した結果、『トリプルティアラでの活躍』『ダイワスカーレットに対するリベンジ』を期待していたファンに受け入れて貰えず、好き放題言われていたウオッカに話しかけています。
誰もが理解できない路線変更だったが、日本ダービーに挑戦するのは、敬愛している『タニノギムレット』の美学¹を継ぐためだと看破しました。
¹……『NHKマイルC』から『日本ダービー』に出走する苛烈極まるローテーション、通称『MCローテ』に加えて、歴史上唯一『皐月賞』に挑戦したのがタニノギムレット(皐月賞とNHKマイルCは3着、日本ダービーはシンボリクリスエスを下して1着)。
日頃から観察していたのもあるが、ウオッカにとってのタニノギムレットのように、その走りを継承したい存在がドリームジャーニーにもいます。だからこそ理解して、自分も出走する日本ダービーで競い合おうと、その輝かしい挑戦にエールを送りました。
ウオッカの挑戦は、結果次第でレース界の歴史や常識が破壊される嵐です。それゆえに、ドリームジャーニーは喜びました。
ウオッカからは『頭脳派でカッコいい』と言われており、ファン大感謝祭の『ハートぶち抜き決めポーズレース』でハートをぶち抜いて、ドキドキさせました。
ファンについて
デビュー当時は、小柄な体格を心配されたが、その走りですぐに覆しました。
ファンからは『目元が超ミステリアスで、勝負服も超かっこいい』と言われており、女性ファンも多いです。
上述の『ハートぶち抜き決めポーズレース』で、普段の穏やかな姿とはまるで違う、溢れ出る攻め気オーラで『跪きなさい』と決めた時は会場が揺れました(ジャーニー様と呼ぶ者まで現れる始末)。
ファンになったきっかけは、『レースが終わった後の目が好きだから』。すごく遠くを見つめているような、吸い込まれそうな目。何を目指しているのか、何処に行こうとしているのか、すごく気になる。知りたくて、レースを追いかけて、今も応援しています。
純粋な気持ちで応援してくれるファンに対しては、声援に手を振り返したり、ファンレターが届いたら手書きで早めに返信するなどマメです。
小学生のファンがドリームジャーニーの絵で入賞して、その授賞イベントに招待された時は、お祝いと応援への感謝を伝えるために参加しました。小学生の母親から頼まれて写真撮影に応じた結果、他の参加者からも写真撮影を頼まれたが、終始笑顔で応じています。
後日、SNSで大バズりして、『ファンサ神』と言われていました。
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