アイネスフウジン(ウマ娘)ストーリーネタバレ
『はろはろー♪ 夢に向かって、一番に飛び出すの!』の紹介文から始まるアイネスフウジンについて記事にしました。
明るく気さくなお姉ちゃん気質の女の子で、裕福ではない家柄ですがトレセン学園に編入させてくれた家族のために時間さえあればアルバイトに励んでいます。
ひとたびターフに立てば、お姉ちゃんが消えて内に秘めた獣がギラギラと熱く燃え滾り、誰よりも楽しそうに走り続けるウマ娘です。
プロフィール
誕生日は4月10日
身長は167cm、スリーサイズはB88・W58・H84 体重は微増(ちょっと食べ過ぎた?)
学園は高等部 所属寮は美浦寮 ルームメイトはメジロライアン。
前向きで頼りになり、誰にでも明るく接する気さくなお姉ちゃんです。
元気の証であるそばかすと、『はろはろー』『○○(な)の』という口癖が特徴で、トレードマークのサンバイザーは温泉でも被ったままでした(ないとちょっとそわそわするらしい)。
家族やバイト先では『フー』と呼ばれています。
頼りになるお姉ちゃん
真面目で何事も一生懸命に頑張る姿から、同級生に月3回以上は『お姉ちゃん』と呼び間違えられるほど頼りにされており、アルバイト先でも大事な仕事を任されていました。
裕福とはいえない一般家庭の出で、数多くのアルバイトを経験してきたからか、レース前に緊張するトレーナーのフォローや春先でホームシックになる後輩たちへの気配りも完璧です。
その上で本人は家の手伝いやアルバイト、人助けが重荷になっている素振りはなく『人助けはお得、助けられたほうも助けたほうもうれしい、みんなハッピー』と爽やかに語っており、しっかりしています。
家の手伝いとアルバイトの経験から、料理、裁縫、掃除、果ては隕鉄のチェック(ミスターシービーが使っている、お店の人でさえ手こずる特殊な隕鉄)までこなすなど多芸で、複数のアルバイトを掛け持ちしながらトレーニングとレースをこなし、タイムスケジュールも完璧です(ブッキングしたのは育成シナリオ中に、誰が見ても無理をしていた時の一回だけ)。
学業も疎かにしておらず、爆逃げコンビにノートを貸すこともありました(内容はメジロパーマーいわく『めちゃんこ見やすい』)。
交友関係が広く先輩後輩問わず頼りにされており、アルバイト先でも良い関係を築いています。
ただ良い意味でも悪い意味でも遊びがなく責任感が強いところがあり、わがままを言わず、自分のことを後回しにしてしまいがちです。この点について、トレーナーからは余裕がないと指摘されました。
丸一日休みを貰った時も過ごし方に悩み、トレーニングする時間を作るために好物とはいえ昼食をタフネスバーで済ませ(しかも時短のためジャージ姿)、時間が合えばアルバイトを組み込んでいます。
忙しい日々を過ごしていますが、本人はそんな慌ただしい毎日が自分のリズムに合っているとも言いました。
アルバイト戦士
アルバイトは長期、短期問わず年がら年中やっており、基本は時間の融通が効く『ラーメン屋、ボスティング、コンビニ』の3つですが、短期は清掃、弁当屋、タイ焼き屋、キャラクターショーの司会、レンタルショップ、球場の売り子、にんじん加工工場、ハヤウマ便臨時宅配員、ウマラソン大会参加受付スタッフ、蹄鉄品質検査、巫女の助勤など多岐に及びます。
バイト歴が長いからかお昼を外で済まそうとすると、お昼時は忙しいため、つい店員に気を使います。
元旦、クリスマス、バレンタインでもアルバイトをしており、福引イベントでも抽選券を渡して自分はアルバイトに行き、トレーナーが1人で抽選機を回しました。
そのためトレーナーが行く先々でアイネスフウジンに遭遇して驚くイベントがあります。
またアルバイト先でウマ娘たちの秘密を垣間見ることがあり(メジロマックイーンの野球観戦など)、知らない振りを努めていますが、うまよんでは秘密を共有したいのを我慢して学園内にある大樹のウロに叫んでいました。
稼いだお金は仕送りとして家に送るか、妹たち(スーちゃん、ルーちゃん)のために使っています。生活費も切り詰めているようで、特売チラシにチェックをつけて、複数の店舗で大安売りが行われた時はスーパーをはしごしたり、メジロライアンやタマモクロスに協力してもらうこともありました。
財布の紐が固いことを自負しており、ミスターシービーやトーレナー相手にセールストークを行ったことがあります。うまよんでは逃げ切りシスターズに勧誘されて加入を渋っていましたが、ギャラが出ると言われて即手のひらを返しています。
家族について
家族のことは、レースで走るのと同じぐらい大切にしています。
トレセン学園に来る前は、家計を助けるために中学で走ることをやめて、高校は商業系に進もうとしていました。
しかしアイネスフウジンが『まだ走りたい気持ちを持っている』ことを理解していた母親がトレセン学園の入学願書を用意して、父親が入学金を集め、妹たちが家の手伝いをやると言い、家族から背中を押される形でトレセン学園にやってきたという経緯があります。
母親は病弱で入退院を繰り返していますが、アイネスフウジンに似て優しく気配り上手で、レース前に妹たちの変顔写真を送ってリラックスさせてくれます。
父親も家のために走る道を諦めようとするアイネスフウジンの背中を押してくれました。
双子の妹たちもアイネスフウジンのことが大好きで、勝負服姿の写真をスマホのロック画面にしています。
寝る前にリラックスする方法として、スマホに入れた家族のアルバムを見ています。
好きなこと、苦手なこと
料理は得意でミホノブルボンにサイボーグである確率45%と言われるほど手際が良く、試したいレシピがあるからとトレーナーに味見を頼んだこともあります。
食べることが大好きで、お昼はしっかりご飯が一番と言い、アルバイト先で余った山のようなたい焼き(あんこたっぷり)を1人で食べ、オグリキャップが居たとはいえにんじん山盛りをトレーナーを含めた3人で平らげていました。
やや自虐的なところがあり、ライブ衣装を着た時はかわいすぎて落ち着かないと言い、うまよんでもかわいく着飾ることに抵抗を持っていました。メジロライアンの育成シナリオでも、コンプレックスが垣間見えるシーンがあります。
怖いものが苦手で、遊園地のアルバイトでお化け屋敷担当になった時は、珍しく情けない姿を見せていました。
関連ウマ娘
ルームメイトであるメジロライアンとの絡みが多いです。
メジロライアンとは仲が良く、買い出しに付き合ってもらうこともありました。2人共お姉ちゃん気質のため『第4回お姉ちゃんにするならアイネス先輩かライアン先輩か討論会』が行われたこともあります。
うまよんでは2人揃ってオシャレ向上委員会の餌食になり、またメジロライアンがこっそり少女漫画の握手会に参加しているところを目撃して大樹のウロに叫んでいました(しかも内容が過激だったらしく二度驚いた)。
境遇が似ているタマモクロスとは、スーパーの大安売りの際に協力して動き、お得な情報を交換することがあります。
姉繋がりでアドマイヤベガとも絡みがあり、姉として悩んでいた時に助言を貰ったことがあります。双子の妹たちも迷子になっていたところをアドマイヤベガに助けてもらったことがあり、とても懐いています。
育成ストーリー
普段は気さくなお姉さんですが、レースになると人が変わり、遠慮を知らない獣と言われるほど爆走します。
レースに関しては甘えがなく、後輩や妹相手でも、愛情は注げど教え導くのではなく『ライバルになる』と言い切るほど強い闘争心を見せました。
一番前を走ることに対する執着心は凄まじいの一言で、デビューしたばかりで身体ができていないにも関わらず、初のG1を気力だけで走り切っています。
子供の頃から人一倍走ることが大好きで、その気持ちだけは誰にも負けないと豪語しており、鬼ごっことはいえ三冠ウマ娘のミスターシービーに追いかけれても、プレッシャーを感じることなく楽しそうに笑っていました。
それは厳しく激しいレース中でも変わりません。アイネスフウジンにとってターフは世界で一番好きな場所であり、幸せな夢を見るための場所だからです。『走る時は前に行く気持ちが止まらなくなり、前に抜けられた瞬間は全身が痺れたみたいに気持ちよくて、ビックリするほど楽しい』と語っており、終始全力で楽しそうに走っては観客やライバルたちを魅了しています。
ウマ娘としてのアイネスフウジン
アイネスフウジンの夢の始まりは、家で見たダービーの生放送でした。
天性のスピードと前へ対する執着心を持っており、逃げが適性のウマ娘です。
高等部編入組ゆえレースに必要な筋肉、経験、勝負勘など何もかもが不足してますが、気力だけは並外れていました。
またトレーニングであっても倒れるまで全力を出し尽くせる強みがあり『序盤にハイペースを演出してリードを作る、逃げながら道中一度息を入れて、最後の直線は溜めた足で逃げ切る』戦法を目指していくことになります。
レースで走る時は一生懸命に走り、それでいて楽しそうに走るので、本人はピンと来ていませんが、見る者に元気と活力を与えて、好きなモノを追い求める夢を見せてくれます。
有名なレース評論家からは『見るからにまだ筋肉のつけ方が甘い。体幹もガタガタだ。調整を重ねていれば、レコードを破れたかもしれないのに』と言われましたが、裏を返せば調整さえ十分ならその強さは圧倒的という評価でもあり、期待できる逸材と言われていました。
そのためトレーニングに時間をかけたいところですが、レースと同じぐらい大切な家族のためにアイネスフウジンはアルバイトを続けたいと言い、トレーナーと二人三脚であの手この手のトレーニングを試していくことになります。
しかし、現実問題として走り方の調整は難航し、レース後は体力を使い果たして倒れてしまうことが多く、ダービー戦後には大事に至りませんでしたが病院へ行くことになりました。
その結果、家族を含めた多くの人に心配をかけることになり、さらに母親の病状が悪化したことで、家の手伝いのために妹たちが習い事をやめたことを知ります。
この状況にアイネスフウジンは『余力を残す走り方を急いで身に付けながらも、家族のためにアルバイトの数を増やして仕送りを増やす』という無茶を誰にも相談せず、また頼らずに強行します。
そんな無茶が通ることはなく、レースではスランプ状態になって再び倒れ、普段は気を付けているアルバイトとレースのブッキングなど、何もかも上手くいかない状態に陥ってしまいます。
アイネスフウジンは『自分が走りたいとわがままを言ったせいで妹たちは夢を諦めさせられた』と思い込んでおり、レースもアルバイトも頑張って、家族の心配事を全て吹き飛ばして笑ってもらうために頑張っていました。
だからこそ1人では上手く行きません。レースはトレーナーとの二人三脚であり、家族は両親と妹たち、そしてアイネスフウジンを含めて家族だからです。
妹たちもアイネスフウジンと同じ気持ちでした。家族に笑ってほしいから習い事は好きでしたが、アイネスフウジンがレースで頑張って走っている姿はもっと好きで、1位を取る姿が家族の夢であり、笑顔にしてくれることを伝えてくれます。
走るのは、もうアイネスフウジンのわがままではありません。家族みんなの夢であり笑顔に繋がります。
たった1人で家族を助けて、支えられるほど大きな存在ではなく、家族から愛されて、温かい気持ちを貰って、レースを楽しんでいる等身大の『アイネスフウジン』であることを自覚したお姉ちゃんは、ようやく家族を頼ることができました。
それからアイネスフウジンは肩の荷が降りたように、楽しそうに思うまま走り出します。
雨の中でも汗だくになって、楽しそうに笑うアイネスフウジンの走りを通して、観客たちは一緒に夢を見ます。
いっぱいわがままに走り、一番走りを楽しむ、だから見てて、一緒に夢を。
今日もたくさん素敵な夢を見られました、楽しくて幸せで、本当にありがとう。
この楽しい夢を終わらせないために、アイネスフウジンは風であり続けます。
まとめ
育成ストーリーの甘酸っぱさがとても良かったです。
ファンレターを何度も見返す姿が可愛い。
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