『ヤマニンゼファー（ウマ娘）』ストーリーネタバレ・上
『この魂、焦がすほどに燃やして……烈風のごとく、走ってみせます』の紹介文から始まるヤマニンゼファーについて記事にしました。
『マイルの皇帝』に憧れて、強く、速く、そして自由な風を目指すウマ娘です。
自然に親しみ、風を愛するふんわりマイペースな性格ですが、その魂は烈風の如く。
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プロフィール
誕生日は５月２７日
身長は１５４ｃｍ、スリーサイズはＢ８５・Ｗ５２・Ｈ７７ 体重は軽やか
学園は中等部 所属寮は美浦寮
前髪に丸みのある流星が走り、膝まで届きそうな淡い茶の長髪を後ろで二つ結びにしているのが特徴です。右耳には、赤い花の髪飾りをつけています。
穏やかな口調で礼儀正しく、感情を表に出すことが少ないです。同期や後輩に対しても敬語で話し、自分とは異なる意見に対して「あなたにとってはそうなんですね」といった感じで微笑みながら相槌を打てます。
ただとんでもなくマイペースで、『自由でとらえどころのない。まるで風のようなウマ娘』『悪い子じゃないけど、ちょっと合わないというか、合わせる気がないというか』と言われるほど、言動が自由です。
風を愛し、風になりたいと願い。自然で、自由でありたいという想いが強く、風の向くまま気の向くまま動き回ります。気づけば目の前から消えてしまい（本人としては、いつの間にか１人になっていた）、一度見失うとウマ娘ですら追跡が困難で、やっと追いついた頃には息も絶え絶えになるのが日常です。
また口調は丁寧ですが、あらゆる事柄を風で形容する癖があります。やさしく親切なトレーナーを『凱風（南から吹く穏やかな風の事）』と言ったり、用事はないという時に『用事は凪（風が止んで静まる）』と表現するなど、意思の疎通が難しいです。
よく１人で行動していますが、ケガをした野鳥のために奔走するなど心優しく、言われたことはキチンと考えて答えるので冷たくはありません。
自然で育ったウマ娘
幼少の頃は体が丈夫ではなく、自然に囲まれた場所で過ごしました。遊び相手は野鳥と動物、日がな一日、鳥の声に耳を傾けることもあったそうです。現在でも自然に囲まれることを好み、野鳥たちが周囲を飛び交う中、一緒に踊りながらハミングしています。
休日イベントでは朝から山に登り、自然の声に耳を傾けています。『できることならずっと山の中にいたい』と冗談交じりに言うほどで、都会で自然を味わおうとした時は、ままならず途方に暮れていました。
動物も好きですが、それを含めた自然が好きです。動物園に来た時は、檻の中の動物ではなく、休憩所で眠っているカエルや走り回るリスを微笑ましそうに眺めています。温泉イベントでも、温泉よりも周囲の豊かな森に興味を示しました。
野生動物のことは、すずめ「まんまるさん」、フクロウ「メガネさん」とかなり独特な呼び方をします。これは美しいと思うところで呼んであげたいからです。
夜の森でも怯えることがなく、いきなり動物が飛び出しても動じません。お化けに対しても『みな、大地のゆりかごに抱かれる生命です』と怖がっておらず、キングヘイローから『自然派だけに説得力がある』と感心されていました。
森の中で瞑想するなど、おとなしそうな雰囲気ですが、時々ダイイチルビーに『破天荒』と言われるほどの行動力を見せます。土の香りやぬくもりが好きで畑仕事をしたり、ミミズも平気なのは序の口で、ハンカチ探しのためにハチの巣へお邪魔していました。
木の上のハンカチを取ろうとスカートのまま登ったり、はしゃいだ時はトレーナーに抱きつき、手を引っ張って走ったこともあります（もちろん手加減していますが、トレーナーは全力疾走）。
また風に吹かれることが好きで、朝起きたら真っ先に窓を開けて、その日最初の風で目覚めるのが日課です。昼食時もいい風を求めて、中庭から屋上と歩き回ります。冬場もコートを着るのを嫌がり、『もう少し薄着の方が風を感じられる』と言います。ただし、寒さに強いわけではなく、クリスマスにマフラーなしで出歩いた時はくしゃみをしていました。
用事がない時は気ままにお散歩するので、神出鬼没なところがあり、用事があるウマ娘やファンは追いかけるのに苦労していました。
夜のお散歩も好きですが、両親から不用心と怒られたこともあり、もう少し控えるべきかと悩んでいます。
育成ストーリーでは、街の展望台に行き、（恐らく非常階段から）外へ出て強風を浴びていました。
風のようにマイペース
惑わない、囚われない、影響を受けない、まさしく自由な風そのものなマイペースぶりは群を抜いています。
いい風を求めて、風の吹くまま呼ばれるまま歩き回り、新年では門限が過ぎても出歩いていました。
風のように自由であるために、約束は結ばないという不思議な価値観を持ち、１人で行動するのが自然です。自分から話題を振ったり、相手の様子をうかがうことがほとんどないので、『周囲を気にする、という感覚自体が薄いのではないか』とトレーナーからは思われています。
ただ他人と関わるのが嫌なわけではなく、みんなと過ごす時間も好きですが、同じくらい独りでいる時間も大切にしたいと思っているだけです。
花が咲き終えて悲しむニシノフラワーに花びらの草木染めを勧めたり、マチカネタンホイザのヒヨドリ探しに夜遅くまで手伝うなど、一度関わったら最後まで付き合っています。
ダイイチルビーとケイエスミラクルのハンカチ探しを手伝った時は、そのマイペースぶりが遺憾なく発揮されていました。具体的には、途中で諦めようとしたダイイチルビーの言葉を聞かず、風の便りに従って『白鳥（公園）→カラス（神社）→蜂の巣（花畑）……』と巡り巡って最終的には見つけたものの、色んな意味で疲れたのかケイエスミラクルは息切れしていました。
勝負服について
風がモチーフで、『どこまでも自由で、純粋で、鮮烈な風になりたい』憧れを形にしたものです。
背中のりぼんがなびくと、自分が目に見える風になった気がして、心が踊ります。
得意なこと、苦手なこと
トランペットの演奏ができます。タンキング（舌を使って音を出したり止めたりすること）も得意で、その腕前はなかなかのものです。
耳は蝶々や小鳥たちの休憩所で、真偽は不明ですが野生動物と会話しており、ダイイチルビーを驚かせています。
料理も得意で、自由に持ち運べるのが魅力的なため、学食ではなくお弁当派です。作るのも楽しいらしく、福引でにんじん１本ゲットした時は、『にんじんと野菜の煮物、季節のお魚、白いご飯』と優しい味の夕食を作っていました。ホーム画面では、季節の食材で何を作るか考えながら、食べたいものを聞いてくれます。
またバレンタインではカカオ豆からチョコレートを手作りしています。
体が弱かった影響でオーガニック食品を好み、チョコレート作りは体に優しいきび砂糖だけで甘くして、学園の畑で育った化学肥料なしの野菜を分けてもらう時があります。誕生日ボイスでは、好きな森の湧き水を贈り物に選んでいました。
洗顔料といった日用品もオーガニックショップで購入しています。その結果、メジロパーマー＆ダイタクヘリオス曰く『バブいタマゴ肌、ありえんくらいきめ細かくてモチモチ』です。
本を読む時に、風にページをめくられて、どこまで読んだかわからなくなるほど天然なところがあります。また世俗に疎く、トレーナーバッジを知らず、流行りのドラマもよく知らないです。
そのため『尻尾ハグ（特別なパートナー同士がやる行為）』の意味がわかっておらず、イクノディクタスとやろうとしたり、トレーナーにやって周囲をどぎまぎさせています（丁寧に説明すると、さすがに照れた）。
風の奏でる歌やそよぐ木々の舞を見て育ち、風や光が捉えられる気がするので、即興で歌って踊ることが好きです。ただ課題曲や流行りの曲は不変のため、自由を好むヤマニンゼファーにはしっくり来ておらず、ダンスレッスンは苦労しています。
感受性の高さから人混みが苦手で、ファン感謝際では人気の少ない場所に避難していました。
エアコンも苦手で、ドライヤーもダメらしく、尻尾は自然乾燥派です。スマホも通知が窮屈らしく、基本的に持ち歩きません。
家族関係
実家は地元で、妖精が住むファンシーな家と有名になっています。
母親はオーガニックショップで販売されている商品を作る会社に勤めています。母親から貰った花のブローチを、共に喜び、寄り添う花として普段着につけています。
父親は海外にいるらしく、チョコレート用のカカオ豆を送ってもらいました。
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