『アストンマーチャン(ウマ娘)』ストーリーネタバレ・上

『アストンマーチャンです。ウマ娘です。…覚えていてね』の紹介文から始まるアストンマーチャンについて記事にしました。

ウルトラスーパーマスコットになるため、トゥインクル・シリーズでの活躍を目論んでいる異色のウマ娘です。

雲みたいにふわふわな言動とは裏腹に、独特なピッチ走法で忘れられない走りをあなたのレンズに映します。

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プロフィール

誕生日は3月5日

身長は152cm(グラスワンダーやシンコウウィンディと同じ)、スリーサイズはB86・W55・H80 体重はにんじん〇本文

学園は中等部 所属寮は栗東寮 同室はノースフライト

愛らしい顔立ちで、くりくりとした黄緑色の垂れ目、右のサイドテールが特徴のウマ娘です。いつもニコニコと軽やかに笑っていますが、どこか儚げなで不思議な印象を感じます。

一人称は基本的に「マーちゃん(稀にわたし)」。常にですます口調で話しますが、「ございますです」と独特なしゃべり方もします。

トレーナーを「わたしのレンズさん」と呼ぶなど、単語選びや言い回しが独特で、キャラストーリーでは『返事がいつもなんだか要領を得ない』と言われていました。

夢は『マスコットになること』と公言しており、自身の『グッズ化』に並々ならぬ情熱を注いでいます。そのためスカウトに来たトレーナーたちから『2人で一緒にG1を勝とう』『世代最強のウマ娘にしてみせる』と言われてもまったく響いておらず、レースそのものへの夢や憧れがない珍しいウマ娘です。

さらにお手製の人形『マーちゃん人形』を常に持ち歩き、カメラの気配があれば映り込みに行くなど奇行自己アピールが多く、付き合いが長いウオッカやダイワスカーレットですら振り回されることがほとんどです。

そんなつかみどころがない性格ですが、地頭は良い方で、策略家な一面を覗かせることが多いです。

ウルトラスーパーマスコット

きっかけは数年前。マーちゃん人形を完成させたアストンマーチャンは、どうやってみんなに配ればいいか悩みました。夢は全国展開、そして海外展開、一家に一体アストンマーチャンです。直接配るのでは到底間に合いません、もっと画期的で効率的な方法はないだろうか? と。

まず炎上商法を考えました。アクトウマーチャンと言われたくはないので、止めます。次にビジネスの勉強を学び始めました、簿記(日々のお金や物の出入りを記録するための方法)やマーケティング戦略も本で勉強中です。

ただ勉強は時間がかかるので、もっと手っ取り早い方法も探します。そんな時、偶然ウマ娘のグッズショップに行ったアストンマーチャンは、どんどん売れていくウマ娘マスコットを見ました。

レースで活躍したウマ娘のマスコットは大人気になれる。『みんなに愛されるマスコットになれる』と思い、アストンマーチャンはグッズ化ありきでトレセン学園に入学しました

その行動力は並外れており、デビュー直後に、URAに乗り込んで直談判しています(もちろん断られたが、グッズ化に熱心なのは珍しいから喜ばれた)。レース前には『ウマ娘グッズ製造会社のみなさんご照覧あれ。マーちゃんは売り出しがいのあるウマ娘だと証明しますよ』と自分を売り込んでいます。トレーニング中もマーちゃん人形をベンチに陳列していました(恐らく取材が来た時に売り込むため)。

年末商戦のことも気にしており、商品開発、グッズ制作、陳列作業に手を尽くしています。

また『グッズを売るにはストーリーが必要』と考えて、自主制作映画『敏腕スパイ・マーチャン』をウオッカとダイワスカーレットに協力してもらいながら制作しています(トゥインクルシリーズ初日に)。

これはその場の勢いや考え無しではなく、『愛される映画を撮ればグッズが売れる→よい売上データが生まれる→URA企画制作部へ直談判しにいく→マスコットを作ってもらえるのはよい戦績のウマ娘だけだが、万が一それがなくとも、最高の売上データがあれば大人は動く』と考えたからです。しかし全くハネず、ウマチューブでの再生回数は34回でした。

グッズを売るための勉強は欠かさず行っており、CMやキャッチコピー、さらには触れることのない界隈でどんな話題が出ているのかを研究してまとめた手帳『SSB(スーパーシークレットブック、将来商戦ブックの略でもある)』があります。

グッズ化を急ぎ、売り込みに熱心ですが、売れ行きについては『運よく生まれてこの方ラブリーなので、きっとデビューして勝てばうまくいくと思っています』と自信満々です。

これらの言動から目立ちたがり屋に見えますが、『必ずマスコットになる』とひりつくほどの執念を漂わせています。『そもそもなぜグッズ化したいのか』については、自分がちょっと変だと理解しており、『話が通じないから敢えて言わない』ことが多いです。

『サブリミナル・マーちゃん作戦』

撮られることが好きで、遥か上空の取材ヘリに手を振ったり、記者の取材やインタビューに積極的に応じます(マーちゃん人形を携えて、カメラがあれば寄っていく)。

ヒトの目が集まるところの気配がわかるらしく、誰かもしくは何かに注目して写真・映像を撮る時に、(勝手に)映り込むのが得意です。

天気予報の中継、グルメ番組、と様々な映像に無言のカメラ目線で映り込んだ結果、いくらチャンネルを変えてもアストンマーチャンが背景に映っている状態になり、『画面の中から追いかけてくる謎のウマ娘』『1度目が合うとチャンネルを変えてもずーっと見えちゃう』といった都市伝説と化していました。本人曰く、怪異扱いは不本意。

他にも、ゲーム版ウマ娘の1周年を記念して公開された短編アニメーションで見切れ芸を連発しています。ウマ娘1.5周年を記念した『1.5th Anniversary』のショートストーリーでもトウカイテイオーの番組撮影に映り込んでいました。

ダイワスカーレットの自撮り写真、ウオッカの趣味(バイク)の写真にも無言で写り込もうとしており、普通に一緒に撮ろうと言われています。カレンチャンにも辻映りしようとしましたが、速攻でバレるどころか2ショットを撮ってもらいました(隙がなかった模様)。

映り込むだけでなく、自撮り写真やボイスメモ録音を趣味にしています。動画も数多く撮っており、トレセン学園の中央広場でうまぴょい伝説の動画を撮影していました。

テレビに辻映りするのは、少しずつ覚えて貰おうとする『サブリミナル・マーちゃん作戦』で、『多くの人にアストンマーチャンを覚えてほしい』からです。そのためなら、どんな努力もいといません。

いつ辻映りしても良いように、制服のリボンは毎朝アイロンがけしています。

『いつの写真が最後になるか、わかりませんし』

エージェント・マー

スパイ映画が好きで、昨日見た映画のモノマネをしたりします。マスコットが天職でなければ、『エージェントマーちゃん』を目指していたかも、と冗談めかして言うほどです。

保健室イベントではスパイになった夢を見ています。誰の記憶にも残らない存在であるスパイは『世界的マスコットのマーちゃん』とは相反するのではないかという正論に対し、表の顔はみんなに愛される世界的マスコット・裏の顔は世界的スパイ、そんなのもアリアリと答えていました。

ショックなことがあった時もスパイ映画を見ており、思い入れが強いです。

『プリファイVSスパイキャッツ』をスイープトウショウと見た時は、アニメながら手に汗握る展開に感嘆していました。

独特なネーミングセンス

一緒にお昼寝したり、よく顔を合わせる野生動物たちに

・ハト『ホワホワさん』

・野良ネコ『服部忍び丸(なぜか呼び捨て)』

・カラス『クロヱ・ハーバー』『ヨハネス・シュヴァルツ』

・ウサギ『白雪ぴょん子さん』

・クラゲ『ジュエリーフィッシュさん』

・カニ『ちょきりんさん』

・アリ『アリ村さん』

と名付けています。また真偽は不明ですが仲良く(?)会話しており、新年の挨拶に向かい、アリ村さんとはグッズショップへ一緒に行きました。最近は友だちの輪を拡大しているらしく、丸ポストの『赤柱郵太郎さん』とも世間話する仲です。

ハトのホワホワさんが亡くなった時は、冷静に、涙の跡もなく淡々とハトを埋めた暮石に向かって語りかけていました。

『大丈夫ですよ。動画も写真も、撮りましたからね。マーちゃん、ホワホワさんことは、絶対に忘れません。ちゃんとわたしの中の空で、飛んでいますよ』

家族関係

アストンマーチャン曰く「あばれ妹」がいるらしいです。そんな妹のおませな恋バナを聞いてあげるのが密かな楽しみになっています。

海外の車を売っている(恐らく外車ディーラー)父親のことは『お父さん』と呼んでいます。ドライブ上手らしく『(自分も)将来免許くらいすぐ取れます』と、どやや顔で言っていました。

仲は良いようで、『父親の運転で家族で海に行った思い出』や、『イギリスに行ってフィッシュアンドチップスを2人で食べた話』を聞かせてくれます。

医者である母親のことは『お母さん』と呼んでいます。家では、ソファで眠る母親をベッドまで運ぶ係だったようです。

父親の影響で、マルゼンスキーが乗り回す真っ赤なスーパーカー『タッちゃん』に興味を持ったように、母親の影響も強く受けています。

アストンマーチャンは小さい頃、病院の庭や広場で遊んでいました。患者さんたちとも触れ合い、マフラーの編み方や、人がいつまでも隣には居続けられないことを学びました。

退院したり、転院したり、海に還ったり。もう会えません。

『命は流れるもの。病院が教えてくれました』

病院は命が流れています。上流から下流へ。生まれて、流れて、全て必ず海へ行きます。それは呼吸に酸素が必要なことくらい、雲は掴めないことくらい、夕方にはお日様が落ちることくらい、普通のことです

ホワホワさんが亡くなった時、アストンマーチャンは淡々とよどみなく言いました。

『だから悲しくはありません。本当に悲しいのは忘れられることです』

海へ行って、見えなくなるといつか忘れられてしまう。それはとても悲しく、とても怖いとアストンマーチャンは感じました。

アストンマーチャンが世界のマスコットになりたいのは、いなくなっても『消えない跡』を世界中に刻み付けたいからです。ただの記憶ではなく、もっと残るような、例えば引き出しの中からマスコットがでてきたときに懐かしいと思い出せる存在になりたい。

辻映りを繰り返すのも、多くの人に自分を覚えてほしいからです。出会った人や生き物のことを忘れないのも、同様の理由でしょう

どんな努力もいとわずマスコットになろうとするのは、根源的な恐怖ともいえる部分からくるものでした。

そういった経緯に関係してか、混じりけの少ない白は消毒液の香りを思い出すので苦手としています。

勝負服について

勝負服は、見た人に覚えてもらえるような創意工夫がこめられたデザインです。

目立つ赤色は、ラブリーなマーちゃんにぴったり。王冠は、将来ウルトラスーパーマスコットになるので、威厳が大事らしいです。ふんわりスカートは、マーちゃんの愛らしさが一番引き立つ長さにしています。

スカート、胸元のリボンは一番こだわりです。

『マーちゃんとみんなを結ぶ、みんなの記憶にぎゅっと結んで、忘れないように

得意なこと、苦手なこと

得意なことは生物観察、ダーツ、モノマネ。ただモノマネは、あまり見せてくれません。

マーちゃん人形を自作できるほど手先が器用で、人形以外にも、クリスマスプレゼントとしてお手製のアルバムや自分で調合した『クリスマスの香り』をトレーナーに送っています。

他にも撮影した動画を編集したり、うどん踏みや食レポもこなしていました。

料理も得意で、校門前で配るためにアストンマーチャンチョコレートを大量生産したり、フィッシュアンドチップスや、アップルクランブル的な『マー・ちゃんこ鍋』も作れるようです。

苦手なことは口笛を吹くこと。またイヤリングをよくなくしており、今つけているのは9代目です。

運動神経は良いですが、ダンスで足をもつれさせています。ただ鈍いのではなく、ピッチ走法の影響か細かく動かないと駄目らしく、ステップを増やすと軽やかに踊っていました。

上述の経緯から忘れること、他人に忘れられることを苦手としており、例年より友チョコが減った時は半泣きでした。

例外として、マルゼンスキーが運転する車に乗った時の記憶は、忘れようとしていました。

に続く