『ノースフライト(ウマ娘)』ストーリーネタバレ解説・中
の続き。
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目次
関連ウマ娘/人物
気持ちが明るくなるポジティブな雰囲気と、様々な知識をわかりやすく伝える話し方で、いつ見ても多くの友人から頼りにされています¹。初めて話す相手でも親身になってアドバイスしており、バレンタインでは、相談相手がうまくいったかこっそり見回っていました。
¹……本棚の魅せ方、勉強方法、ダンスレッスンのやり方、誕生日パーティーの準備、果てはチヨノートの書き方までアドバイスしています。
福引イベントで景品が当たった時も、まず『誰とわけあうか』を考える優しい性格です。それは育成クラブの頃から、『ご褒美はみんなでわけあう』のが当たり前だったからで、『コーディネートの知識』『知っている人が少ないおしゃれなブランド』などをひとりじめするという発想が出てきません。
話しているのをよく見かけるのは、クラスメイトでライバルの『サクラバクシンオー』、同期の『ユキノビジン、ウイニングチケット(+ビワハヤヒデ、ナリタタイシン)』、ルームメイトの『アストンマーチャン』。
サクラバクシンオー
『バクシンオーちゃん』『フライトさん』と呼び合う友達で、誕生日に『模範的スクールガールコーデ』『全面に「アイ・ラブ・ファッション」の文字がプリントされたシャツ』を贈り合っています。
サクラバクシンオーのことは、初めて会ったときから『心、能力、体。全ての素材が、スピードにフィットした完璧なコーデ。あんなにおしゃれな子、他にはいない』『スピードそのものを纏う、一番ピュアなコーデをしている』と特別視しています。
秋のスプリンター最強決定戦『スプリンターズS』にサクラバクシンオーが出走した時も、並みいる豪傑たちを素晴らしいと褒めながら、そのスピードで立ち向かえると信じていました。
周囲が疑問符を浮かべるサクラバクシンオーの発言も理解しており、適切に翻訳する姿から、サクラチヨノオーに『2人は以心バクシン』と言われています。
ただ言動がハチャメチャなのは否定せず、テストの時にサクラバクシンオーがわからない問題をバクシンした時は、『がんばって解きましょう?』とやんわり注意しました。また考えていないにも関わらず、しっかりとポイントを押さえながら、最短距離で答えに飛び込むのはさすがだと思っています²。
²……文字通り本人は考えていないので、その辺りを褒められても『…………ええ、そうですとも!』と妙な間が空く。
ノースフライトが『(サクラバクシンオーを)いつか飛び越えたい』と強く意識している姿は、周囲のクラスメイトから見てもわかりやすいようで、『バクシン王VSおしゃれ女王』のレースを期待されています。
サクラバクシンオーからは『オシャレ委員長。ファッションに対する、情熱たるや、あまりにも模範的』と言われており、ノースフライトがデビューする前から『貴方のバクシンオーラ、見過ごせません。バクシン的勘によれば、貴方ももっと速くなるはず』と注目されていました。
また無自覚かは不明だが、『貴方に模範的なスピードをお見せします。先に道を示して上げるんです 貴方の前を走るものとして!』『(疲れを残して実力が発揮できなかった時に)貴方の実力はあんなものではない、あのような走りはしてほしくありません』とノースフライトの闘争心に火をつけています。
ビコーペガサスから2人でヒーローショーに出ないかと言われた時は、手を取り合って悪に立ち向かうコンビヒーローではなく、正義VS正義の競い合うライバル関係だと主張しました。
ユキノビジン、ウイニングチケット
2人に対しては、勉強やおしゃれを教える先生ポジションで、一緒にお出かけすることが多いです。
ただ同世代のウマ娘として意識しており、2人の成長に触発されて、焦りを感じていました。
ユキノビジンからは、『頭がよくて、おしゃれで、一緒だとほっとする』と言われています。そんなに凄いノースフライトでも、ひたむきに頑張っており、自分も頑張ろうと勇気をもらっていました。同時に、負けたくないと心がざわつき、ライバル『ハープアルファ』と並べる形でばっちり見ています。
ノースフライトの誕生日には、ビコーペガサスと2人で、ノースフライトから教わった『素材を活かす』プレゼント³を送っています。
³……プレゼントはクリアベルト(涼しげな雰囲気で夏に重宝しそうbyおしゃれ番長)。テーマは『好きなモノ』で、『ユキノビジンは雪景色、ビコーペガサスは変身ベルト』が好きという着想を活かしています。
ウイニングチケットとは2人で話すことも多いが、ビワハヤヒデやナリタタイシンを含めたBNWと、たまにお出かけしています。
アストンマーチャン
掴みどころのないルームメイトだが、『幻のようにいなくなる→しっかりした子なので、門限までには戻ってくる』『ヨハネスさん→カラスだったかな』と理解しており、互いに居心地がいい距離感で付き合っています。
『マスコットの研究のために、手芸用品の専門店に向かう』『寮対抗の出し物でダンスユニットを組む』『部屋でモデルになりきって撮影する』など仲が良いです。
※愛称が『フーちゃん、マーちゃん』。育成シナリオで獲得できる2つ名が『輝きのフーちゃん、不滅のマーちゃん』。私服で眼鏡をかけている。モチーフの実馬が短距離・マイル路線の牝馬など、共通点が多い。
お姉ちゃん
『わたしの素材を認めてくれた、大切なひと』
身体のこと、ケアのこと、レースのこと。『わたし』に一番ふさわしいコーディネートを見つけられれば、どんな素材も輝かせられること。『わたしは「わたし」のままでいい』と教えてくれた恩師です。
本当のお姉ちゃんではなく、昔通っていた育成クラブのトレーナーです。トレセン学園に入学後も付き合いがあり、2人でお出かけしたり、誕生日にオレンジのアイシャドウを送っています。
普段はしっかり者のノースフライトが、本当の妹のように甘えられる人⁴で、『とっても頭がよくって、お仕事できて、すっごく優しい。とっても洗練された佇まいで、言葉の端々から思いやりが溢れている』とべた褒めです。
⁴……『お姉ちゃん』と出会う前は、かなり甘え下手だった。
ひとめで大好きになったらしく、お姉ちゃんから送られてきた文章がステキで、気持ちが羽みたいに軽くなるほど(ただし、幸せすぎて、やや寝不足になった)。
お姉ちゃんに『(元気である証拠として)お茶碗5杯もおかわりしたんだから』と報告する姿を見たトレーナーが、普段よりも幼く見えるとコメントしています。
ストールを贈る時も何色にするかずっと悩んでおり、大人はお揃いに抵抗があるか気にするなど、普段のノースフライトからは想像できない姿でした(BNWに悩みを打ち明けたが、普通に困惑された)。数日後、お揃いのストールをつけた笑顔の写真を、笑顔で見せてくれた。
ファンについて
ウマスタに私服を載せているため、ファッションセンスの高さはファンにも知られています。学内のステージで『フーちゃんのファッションアドバイス出張版』を開いた時は、女性ファンを中心に大盛り上がりしました。
その縁もあって、メイクデビューで走った姿を見た女性がファンになっています。
ファンたちは『フライト・チアーズ』と名乗り、ノースフライトの勝負服をテーマに、それぞれのコーデをしています。それぞれの個性を活かしつつ、統一感があるので目を惹きました。
期待されることは嬉しいと感じています。身体が弱くても信じてくれるひとはいましたが、そうでないひとのほうが多かったからです。
『でも、今は違います。わたしに夢を見てくれてるひとがいる。応えないと、ですねっ!』
トレーナーとの関係
始まりはファッションの相談です。服選びで悩んでいたトレーナー⁴に、ノースフライトが声をかけました。
⁵……スカウトがうまくいかず、もっときちんとした恰好で、話の説得力を出そうと考えた。が、ファッションの知識がないため右往左往。
契約当初は、爽やかで清涼感あふれる香りを『なんか、ひゅーんって飛んでいけそう』と表現するトレーナーに、斬新な感性と笑いが漏れていました。ただ『ノースフライトの好きなことだから』という理由で、トレーナーはファッションを学び、勉強しました。
最初はノースフライトにコーディネートをチェックしてもらい、お揃いに見えるスカーフをカバンにつけるなど、小さなおしゃれでした。イベントごとも、ノースフライトが先導して考えます。
クラシック級の新年頃になると、ノースフライトのトレーナーということで、ユキノビジンからファッションアドバイスを求められていました。
バレンタインイベントでは、ノースフライトに似合うチョコレート⁵を1人で選んでいます。ノースフライトもバレンタインをしようと思っていたが、相談相手の見回りに集中してすっかり忘れており、珍しくフリーズ。いろいろと考えていただけに、キャラクター・育成ストーリー通して見たことがないレベルで感情を乱します(トレーナーは『怒っている』と感じたが、本人は『ありがとうございます! うれしいです! 困ってます!』とぐちゃぐちゃ)。
その後はトレーナーの提案で、今からバレンタインをやることになり、ノースフライトが用意した渾身のバレンタインコーデで夜の街に出かけました(夜間外出届は出した)。
⁶……クオリティが高く、ビジュアルや商品コンセプトのこだわりもしっかり吟味して、1番だと思うものを選んでいた。
シニア級のクリスマスになると、ノースフライトが『ステキすぎて、言葉が出なかった』と褒めるほど、自分でコーデをまとめています。お出かけのテーマも決めて、ノースフライトが楽しめる最高のクリスマスをコーディネートしています。ショップの店員からも『今日のトレーナーさん、いつにも増してステキじゃないですか?』と好評で、ノースフライトも思わず『いいでしょう! わたしの、トレーナーさん』と自慢しました。
最後の最後でディナーの予約が取れておらず、申し訳なさそうに行きつけのお店を紹介するトレーナーに、ノースフライトは言います。
『嬉しいです。あなたのもっと、素に近いところを……見れそうで』
トゥインクルシリーズを駆け抜けた頃には、ノースフライトの行きつけのセレクトショップで開かれる『アニバーサリーパーティ(ドレスコードあり)』にとっておきのコーディネートで参加しており、他の参加者から囁かれます。
『ねぇ、見て……フライトさんと、トレーナーさん。あの2人って、いつ見ても、お似合いだね!』
自信をなくした後輩ウマ娘
少し……あなたを見ても、いいですか?
そうですね、あなたには……ブラックがよく似合いそうです。ブラックは洗練されたカラー。1点だけでも、その人の雰囲気を引き締めてランクアップさせてくれます。
それに、何物にも染まらない色味は、きっとあなたに自信をくれるはずですよ。
相応しくない、なんて……ないんですよ。相応しくなるの。自信を装って!
時間はかかるかもしれません。それでも……あなたにぴったりなコーデは、いつか必ず見つかるよ。わたしもそうでした。だから……あなたも絶対に輝けます。
※実馬の孫にあたるビートブラックは、天皇賞(春)で14番人気ながら『トーセンジョーダン、ウインバリアシオン、オルフェーヴル』と競い 初のG1勝利を飾っています。
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