『アステリオス(フレンド召喚)』FGOおすすめ性能解説
目次
基本情報
万古不易の迷宮『強化後』 |
アーツ属性 サポート宝具 |
敵全体の攻撃力をダウン(6ターン) &敵全体の防御力をダウン(6ターン)<オーバーチャージで効果アップ> &敵全体の攻撃力を大ダウン(1ターン) &敵全体の防御力を大ダウン(1ターン) |
スキル1 | 効果 |
怪力(A) CT7-5 | 自身の攻撃力アップ(3ターン) |
スキル2 | 効果 |
天性の魔(A++) CT7-5 | 自身の攻撃弱体耐性アップ(3ターン) &防御力アップ(3ターン) |
スキル3 | 効果 |
深淵のラブリュス(C) CT7-5 | 自身のスター集中度アップ(1ターン) &バスターカード性能アップ(1ターン) |
強い点
宝具で高倍率の攻防ダウンを1ターン、倍率は低いが持続6ターンの攻防ダウンを敵全体に付与します。
スキル『防御力アップ(最大40%)』と宝具『攻撃力ダウン(最大60%)』で、受けるダメージを0にできます(敵が攻撃力アップ、防御力ダウン等のスキルを使っていない場合)。
弱い点
NPチャージスキルがないので気軽に宝具を撃てず、サポートし続ける動きは苦手です。宝具を撃てたとしても、デバフ効果のため、弱体耐性や弱体無効の影響を受けます。
火力バフは豊富だが、星1サーヴァントの低ステータスが足を引っ張ります。またスター集中度アップはあるが、スター生産力がないため、活かすならスター供給支援が必要です。
宝具やスキルで打たれ強いが、星1サーヴァントの低HP+基本防御不利で、『回避、無敵、ガッツ』のようなスキルを持っていません。そのため不意なクリティカル事故などで、落ちる時はアッサリ落ちます(宝具の高倍率デバフが持続1ターンと短いため、被ダメージをガッツリ削り続けることができない)。
育てるべきか
育てなくても使えます。
サポート宝具で攻防デバフを長期的に付与、自己強化スキルで攻撃しながら耐久とシンプルなサーヴァントです。
宝具のデバフは持続6ターンと長く、『1ターン目は攻撃力約1.5倍、被ダメージ約6割カット(宝具レベル5、オーバーチャージ1時)』と攻防両面を大きく強化できます。2~5ターン目は倍率が下がるが、味方に有利なフィールドを形成できます。
スキルは自己強化特化で、高倍率の防御力アップと宝具効果を合わせれば、効果中に限り星1サーヴァントの中だと打たれ強い部類です。この点は『攻撃のhit数が多い=被ダメージで大きくNP回収できる』敵とバッチリ噛み合い、被ダメージを抑えながらNP回収、即宝具発動を狙えます。
問題は、これらの長所を使いにくい、もしくは使う場面が少ないこと。
宝具はダメージが出ないデバフ効果で、『ターンを跨げない』『付与が安定しない』といった理由から、FGOでもっともプレイする周回に向いていません。そもそもNP支援なしで宝具が撃てないため、味方や概念礼装を選びます。
スター供給支援があれば、バスタークリティカルでダメージを出せるが、星1サーヴァントの低ATKでダメージが大きく伸びません。
高難易度では、デバフで味方をサポートする、つまり高レア低レアにいる優秀なサポーターが競合です。それらと比べた時に、『撃ちにくい宝具でサポートする。しかもデバフ効果で支援が安定しない』など、使いにくい部分が目立ちます。
強化無効や強化解除など、味方に付与するバフが機能しないギミックでは、デバフ効果が有効です。しかし、それほど嫌らしいクエストは1年に1回あるかないかで、アステリオスが刺さるかどうかもわかりません(やっていることは攻防ダウンの付与だけなので、複雑なギミックに強いわけではない)。
総じて、使おうと思えば使えるが、敢えて使う場面が少ないサーヴァント。
育成優先度としては、宝具でサポートする運用なら『宝具レベル上げ』だけで構いません(いわゆるレベル1運用)。それ以降は、場に居座るなら『最終再臨+スキル2の強化』を目指したいです。火力強化のスキル1・3は、頑張って上げても星1サーヴァントの低ステータスで高が知れています。
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ステータス
クラスはバーサーカー。
カード構成はバスター3枚、アーツ1枚、クイック1枚。
カード性能は初期サーヴァントらしく劣悪。
ステータスはレベル60時に、HP6604、ATK6037。
星1サーヴァントの中では、ATKが高く、HPは低め(全サーヴァント中ワースト10に入る低HP)。
クラススキル | 効果 |
狂化(B) | 自身のバスターカードの性能をアップ(約8%) |
狂化を所持しており、バスターカードのダメージにプラス補正が入ります。
固有の第3アペンドスキルは、対セイバークリティカル発生耐性。NPチャージスキルがないので、第2アペンドスキルの優先度が高いです。
属性は、サーヴァント、地属性、混沌属性、悪属性、人型、男性、ギリシャ神話系男性、巨人、子供のサーヴァント、ケモノ科のサーヴァント、魔獣型のサーヴァント。
宝具
万古不易の迷宮『強化後』 |
アーツ属性 サポート宝具 |
敵全体の攻撃力をダウン(6ターン) &敵全体の防御力をダウン(6ターン)<オーバーチャージで効果アップ> &敵全体の攻撃力を大ダウン(1ターン) &敵全体の防御力を大ダウン(1ターン) |
持続6ターンの敵全体の攻撃力ダウンは、宝具レベル依存で10~20%。味方全体が受ける被ダメージを押さえます。
持続6ターンの敵全体の防御力ダウンは、オーバーチャージ依存で10~30%。オーバーチャージ1の倍率は控えめだが、味方全体が与えるダメージを長期で伸ばします。
持続1ターンの敵全体の攻撃力ダウンは40%固定。宝具を撃ったターンは最大60%の攻撃力ダウンで、被ダメージを半分以下に抑えます。
持続1ターンの敵全体の防御力ダウンも40%固定。宝具を撃ったターンは50~70%の防御力ダウンで大幅な火力支援ができます。オーバーチャージ1でも、味方全体に倍率50%の攻撃力アップ(坂田金時のスキル1と同じ倍率)を付与するのと同義です。
上記4つは基本確定だが、弱体耐性や弱体無効の影響を受けます。
スキル
スキル1 | 効果 |
怪力(A) CT7-5 | 自身の攻撃力アップ(3ターン) |
攻撃力アップは最大30%。持続3ターンとしては優秀な倍率だが、アステリオスに火力を求めていないのが難点です。
スキル2 | 効果 |
天性の魔(A++) CT7-5 | 自身の攻撃弱体耐性アップ(3ターン) &防御力アップ(3ターン) |
攻撃弱体耐性アップは最大100%。対象は『攻撃力ダウン、○○カード性能ダウン、与ダメージマイナス、クリティカル発生率ダウン』など。高い耐性を発揮するが、こちらもスキル1と同様の理由で恩恵が薄いです。
防御力アップは最大40%。持続3ターンで倍率が高く、効果中は被ダメージを大きく抑えるアステリオスの生命線です。宝具と併用できれば、『1ターン目は100%、2~3ターン目は60%』と受けるダメージを減らします。
スキル3 | 効果 |
深淵のラブリュス(C) CT7-5 | 自身のスター集中度アップ(1ターン) &バスターカード性能アップ(1ターン) |
スター集中度アップはスキルレベル依存で、スキルレベル1でもライダークラスの約1.5倍と高倍率です。しかし、スター生産系スキルがないので、単独では活かせません。
バスターカード性能アップは最大30%。持続1ターンで倍率も標準的だが、スキル1とは乗算関係で、バスターカードのダメージは数値以上に伸びます。
スキル1と3を使ったバスタークリティカルのダメージは高いが、『星1サーヴァントの低ステータス、クリティカル威力アップ未所持』が響き、星1サーヴァントにしてはダメージが出る止まりです。
運用方法
周回
NPチャージスキルを持たず、イベント時によく配られる初期NP50%付与礼装+第2アペンドスキルレベルマックスでも30%のNP支援が必要です。
防御力ダウンの倍率は高いが、NP支援が必要なデバフ効果のため、周回編成に組み込みにくいのが難点。
クリティカル殴り周回では、スター集中度アップと乗算関係の火力バフを持っているが、火力バフの倍率は際立って高くないです(星1の低ATKをカバーできるほどじゃない)。そのため星4~5バーサーカーとステータスで差がつきます。
高難易度
宝具のデバフで味方をサポートするデバッファー。
どんなクエストでも役割を持てます。
できることはシンプルで、『宝具のデバフでサポート』『耐久効果でフィールドに居座る』『クリティカルで殴る』の3つ。
宝具のデバフでサポートするには、NP支援や初期NP付与礼装が必須です。単独で宝具再発動は厳しく、更なるNP支援やhit数が多い敵の攻撃が必要です。
フィールドに居座る場合は、宝具効果と耐久スキルを併用しないと、『基本防御不利+低HP』でアッサリ退場します。被ダメージを0にする必中や無敵、不意な事故を防ぐガッツもないため、耐久力は中途半端です。
クリティカルで殴る場合は、スター供給支援が必要です。『低ATK、攻撃有利1.5倍、クリティカル威力アップ未所持』とバスタークリティカルのダメージは(高レアサーヴァントと比べて)大きく伸びないため、アーツクリティカルで大幅なNP回収も選択肢に入ります。
以上のことから、運用方法は大きく別けて『宝具を撃って即退場』『宝具を撃って倒れるまで殴り続ける』の2つです。
・宝具を撃って即退場する運用
『宝具発動→オーダーチェンジで引っ込む』以外にも、レベル1(HP1320)運用が可能です。しかし、宝具効果で中途半端に硬くなるため、運が悪いと生き残ります。
宝具を撃つだけでいいため、スキルの育成コストがかかりません。
・宝具を撃って倒れるまで殴り続ける
ダメージを出したいならスキルレベル育成が必要で、育成コストがかかります。育成を頑張っても星1バーサーカーのため、与えるダメージはそれなりです。
フィールドに居座る場合は、バスターカードを供給しつつ、クラス補正のスター集中度の低さでスター供給ができます。
攻撃を受けたり、アーツクリティカルで攻撃できれば、宝具再発動も不可能じゃないです。
難点は、ずっと場に居座るのが得意じゃないこと。防御バフの効果は永続ではなく、効果の切れ間は『防御不利+低HP』という不安定さが露出します。
・まとめ
どちらの運用にせよ、クエストのギミックに弱体解除や弱体無効があると無力化されます。
支援相手は選ばないが、バスター3枚構成でアーツ・クイックチェインを阻害する点には注意しましょう。例えば『諸葛孔明、マーリン、玉藻の前、ライネス/司馬懿』などは、お互いに耐久支援してパーティ全体をカチカチできるが、アーツカード重視でカード色がバラけます。
敵として出てきた場合
基本攻撃有利の通常攻撃と耐久スキルが厄介なサーヴァント。
宝具のデバフや防御バフの組み合わせでダメージが通らなくなる可能性があるため、『防御力無視状態、弱体解除、強化解除』などを用意すると戦いやすいです。
まとめ
・宝具のデバフ効果で味方に有利なフィールドを形成できるが、気軽に宝具を撃てないのが難点です(敵次第でデバフ付与が安定しないのもイマイチ)。
・アタッカーとしては、星1サーヴァントのステータスが足を引っ張ります。デバフでサポートするとしても、アステリオスより使いやすいサポーターは無数にいるため、敢えて編成する理由が薄いです。
FGOにおけるアステリオス
雷光という名を与えられたこの怪物が、その名で呼ばれることはほとんどなかった。広く世界に普及した彼の異名はミノス王の牛を意味するミノタウロス。生まれついての魔獣、反英霊。
クレタ島を支配する王ミノスの妻であるパシパエが、牡牛との間に産んだ人の体に牛の頭を持つ生まれついての怪物。扱いに困り果てたミノスは高名な工匠ダイダロスに命じて「決して出られぬ迷宮」即ち、ラビリンスを造らせた。
怪物は、英雄に倒されるのが筋書きです。アステリオスはラビリンスに忍び込んだ英雄テセウスによって、討ち果たされた。本質が邪悪ではなかったとしても所業が悪である以上、倒されることが宿命です。
たとえ、彼が闇ではなく、光を求めていたとしても。陰鬱な迷宮ではなく、涼やかな自然の風を、豊かな森を求めていたとしても。
アステリオスはバーサーカーであり、言語は辿々しいが、かろうじて意思疎通は可能なので、他のバーサーカーよりは遥かに御しやすい。アステリオスをアステリオスとして認識する限り、マスターを裏切ることはない。
Fate/stay night[Unlimited Blade Works] 1
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