『カリギュラ(フレンド召喚)』FGOおすすめ性能解説
目次
基本情報
我が心を喰らえ、月の光『強化後』 |
アーツ属性 サポート宝具 |
敵全体に高確率でスキル封印状態を付与(3ターン) &敵全体に高確率で宝具封印状態を付与(3ターン)<オーバーチャージで確率アップ> &敵全体の防御力をダウン(3ターン) |
スキル1 | 効果 |
加虐体質(A) CT7-5 | 自身の攻撃力アップ(3ターン) &防御力ダウン(3ターン)【デメリット】 |
スキル2 | 効果 |
皇帝特権(A) CT7-5 | 自身の攻撃力を確率でアップ(3ターン) &防御力を確率でアップ(3ターン) &HP回復 |
スキル3『強化クエストクリアで解放』 | 効果 |
在りし日の栄光(B) CT5-3 | 自身のバスターカード性能アップ(1ターン) &HP減少【デメリット】 |
強い点
宝具で敵全体に『スキル封印、宝具封印』を付与して、通常攻撃しかできない状態にします。また防御力ダウンを付与できるので、火力支援が可能です。
スキルはすべて自己強化で素殴り性能が高く、バスターカードの瞬間火力は高レアサーヴァントに匹敵します(素殴りで比較した場合)。
スキルのチャージタイムが最短5~3と回転率が良いです。
弱い点
NPチャージスキルがないので、気軽に宝具を撃てません。バスター3枚構成でクリティカル関連スキルもないため、宝具で妨害し続ける動きは苦手です。
宝具を撃てたとしても、宝具封印がオーバーチャージ依存で70~90%と確定ではなく、外す時は外します。
自己強化スキルが豊富だが、スキル2の発動率が60%と不確定です。味方スキル『強化成功率アップ』で確定にできるが、できることはバスターカードの素殴りなので、通用するクエストが限られます(ストーリーが進んで敵のHPが増えるほど厳しくなる)。
HP回復&高倍率の防御力アップを持つが、防御力アップは確率で、HP減少や防御力ダウンのデメリットもあります。星2サーヴァントの低ステータスで基本防御不利のバーサーカークラスでもあるため、長期戦に向いていません。
育てるべきか
育てなくても使えます。
サポート宝具で妨害、自己強化スキルで攻撃とシンプルなサーヴァントです。
宝具の妨害効果は敵全体を機能不全に陥らせるユニーク効果で、宝具封印はチャージゲージの増加も止めるため、間接的な耐久支援に繋がります。防御力ダウンも内包しているため、攻防両面のサポートが可能です。
また通常攻撃に反応する効果を持つ『バゼット/マナナン、アンドロメダ』。『スキル封印』特攻宝具を持つ『水着コルデー』の支援ができます。
スキルは自己強化特化で素殴り性能は高レアサーヴァント並だが、それが有効なクエストはメインストーリー序盤など、難易度が低いクエストです。
一方で、基本攻撃有利のバスター3枚構成や各スキルのチャージタイムが短い点は、聖杯戦線と噛み合っています。運は絡むが、火力バフや防御バフの重ねがけで、高火力高耐久の維持が可能です。
問題は、これらの長所を使いにくい、もしくは使う場面が少ないこと。
宝具効果は耐久寄りで、FGOでもっともプレイする周回に向いていません。そもそもNP支援なしで宝具が撃てないため、味方や概念礼装を選びます。
宝具を撃たずに突破する周回でも、強化成功率アップやクリティカル関連の支援など、必要なモノが多いです。
高難易度では、スキル封印や宝具封印が必要かと問われれば、基本的にはなくても困りません(あったら助かる程度)。デバフ効果なので『弱体耐性、弱体無効、弱体解除』に弱く、宝具封印は基本確定ではないため、不安定なのも難点です。
総じて、使おうと思えば使えるが、敢えて使う場面が少ないサーヴァント。
育成優先度としては、アタッカー運用だと『最終再臨+スキルレベル上げ』が必要です。宝具で妨害する運用なら、『宝具レベル上げ』だけで構いません(いわゆるレベル1運用)。宝具とスキルの効果がきっぱり別れているため、育成する余裕がない場合も妨害要員として編成できます。
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ステータス
クラスはバーサーカー。
カード構成は、バスター3枚、アーツ1枚、クイック1枚。
カード性能は、初期サーヴァントらしく劣悪。
ステータスはレベル65時に、HP7303、ATK6831。
星2バーサーカーの中では、ATKが高く、HPは低め。
クラススキル | 効果 |
狂化(A+) | 自身のバスターカードの性能をアップ(約11%) |
狂化はランクが高く、バスターカードのダメージに大きなプラス補正が入ります。
固有の第3アペンドスキルは、対セイバークリティカル発生耐性。宝具でサポート運用なら第2アペンドスキル。アタッカー運用なら第4・5アペンドスキルの優先度が高いです。
属性は、サーヴァント、人属性、混沌属性、悪属性、人型、男性、ローマ、王、ヒト科のサーヴァント。
宝具
我が心を喰らえ、月の光『強化後』 |
アーツ属性 サポート宝具 |
敵全体に高確率でスキル封印状態を付与(3ターン) &敵全体に高確率で宝具封印状態を付与(3ターン)<オーバーチャージで確率アップ> &敵全体の防御力をダウン(3ターン) |
スキル封印は付与率が宝具レベル依存で100~150%。宝具レベル5なら高ランクの『対魔力、女神の神核』持ちにも基本確定で、『対魔力+女神の神核』¹持ちにも安定します。弱体耐性アップを重ねがけされると安定せず、弱体無効があると付与されません。敵全体の厄介なスキルを封じやすい反面、『敵の火力が上がった状態でスキル封印→通常攻撃の連打で大ダメージ』も起こります。
¹……『対魔力(EX)+女神の神核(A)』以上だと非確定だが、2025年4月現在だと所持者はいません。
宝具封印は付与率がオーバーチャージ依存で70~90%。オーバーチャージ5でも確定にならず、外す時は外します。チャージゲージの進行自体を止めるため、敵のチャージゲージが0でも機能します。
敵全体の防御力ダウンは30%固定。付与率は基本確定だが、『弱体耐性、弱体無効』の影響を受けます。倍率が高く、味方全体が与えるダメージを大きく引き上げます。
アーツ属性宝具のため、宝具BBEXでバスターチェインを組めないのが難点です。
スキル
スキル1 | 効果 |
加虐体質(A) CT7-5 | 自身の攻撃力アップ(3ターン) &防御力ダウン(3ターン)【デメリット】 |
攻撃力アップは最大30%。星2サーヴァントが持つ自己強化スキルとしては、倍率が高いです。
防御力ダウンは10%固定。倍率は控えめだが、『基本防御不利+低HP』のカリギュラには重く、スキル2『防御力アップ』を失敗すると苦しいです。弱体解除や弱体無効で解除できます。
スキル2 | 効果 |
皇帝特権(A) CT7-5 | 自身の攻撃力を確率でアップ(3ターン) &防御力を確率でアップ(3ターン) &HP回復 |
確定で発動するのは、HP回復のみ。それ以外はスキルレベルに依存せず、一律60%。
攻撃力アップ・防御力アップともに最大40%。攻撃力1.4倍、被ダメージ4割カットという凶悪な性能が3ターン続きます。確定発動させるには、『蘭陵王、ラクシュミー・バーイー、美遊、オジマンディアス』などの強化成功率アップの支援が必要です。強化成功率アップのコマンドコード『羅竜の面(20%)』だと、確定にならないので注意。
HP回復は最大3000。上記の防御力アップが発動すれば、低レアバーサーカーの中だとしぶとく戦えます。しかし、失敗するとFGOは基本的に『被ダメージ量>HP回復量』のため焼け石に水です。
スキル3『強化クエストクリアで解放』 | 効果 |
在りし日の栄光(B) CT5-3 | 自身のバスターカード性能アップ(1ターン) &HP減少【デメリット】 |
バスターカード性能アップは最大50%。魔力放出系スキルと同じトップクラスの倍率です。持続1ターンと短いが、スキルのチャージタイムも最短3ターンと短いため、高頻度で使えます。
HP減少は500固定。控えめなデメリットだが、スキルの回転率が高いため、多用するとHPが削られます(1回使う度にHPが約5%減る)。
運用方法
周回
NPチャージスキルを持たず、イベント時によく配られる初期NP50%付与礼装+第2アペンドスキルレベルマックスでも30%のNP支援が必要です。
防御力ダウンの倍率は高いが、NP支援が必要なデバフ効果のため、周回編成に組み込みにくいのが難点。
スキルの火力バフは『攻撃力アップ最大70%、バスターカード性能アップ最大50%(クラススキルで+11%)』と高倍率で、バスター3枚の火力は高いです。
しかし、クリティカル威力アップや特攻付与持ちの星5バーサーカーには劣ります(それらが比較対象に入るぐらいにはダメージが出る)。これらを上回るには強化成功率アップやクリティカル関連の支援が必要で、編成難易度が高いです(クエストクリアではなく、カリギュラを使うための編成になりがち)。
バスターカード限定のスター集中度アップと即時スター獲得を持ち、チャージタイム短縮でスキルの重ねがけが狙える『光のコヤンスカヤ』はいるが、スキル2の不安定さは解消しにくいです。
聖杯戦線では、バスター3枚構成と各スキルのチャージタイムの短さが噛み合っています。運は絡むが、スキル2の重ねがけで高火力高耐久の無双が可能です。
高難易度
宝具で妨害、スキルで自己強化するアタッカー兼デバッファー。
どんなクエストでも適性があります。
宝具で妨害しながら通常攻撃が理想だが、両立するには必要なモノが多いです。宝具を撃つにはNP支援が必要で、アタッカーとして動かすには、強化成功率アップやクリティカル関連の支援が欲しくなります。
また耐久力が低く、スキル2『防御力アップ』が発動しても、星2バーサーカーの低HPで退場する時はアッサリ退場します。この耐久力の低さは『宝具で妨害→味方の邪魔になる前に退場→控えと交代する』動きが安定するため、長所であり短所です。
低耐久のカリギュラに『NP支援、強化成功率アップ』などを詰め込んでも無駄になる可能性が高く、フィールドに居座る戦い方は向いていません。
そのため『宝具を撃って退場』『スキルでぶん殴って退場』など、鉄砲玉運用が適正です。
・宝具を撃って退場する運用
敵全体にスキルや宝具を使わせず、有利な展開に持ち込めます。回避や無敵で攻撃を避けさせない。必中や無敵貫通で耐久効果を貫通させない。宝具を撃たせないなど、攻防両面のサポートが可能です。
『宝具発動→オーダーチェンジで引っ込む』以外にも、レベル1(HP1374)運用が可能で、スキル1『防御力ダウン(デメリット)』も有効に働きます。概念礼装『恋のお呪い(初期NP40~50%&オーバーチャージ2段階引き上げ(1回)&弱体付与成功率を10~15%アップ)』などを装備すれば、確率の宝具封印も付与しやすいです。
宝具を撃つだけでいいため、スキルの育成コストもかかりません。
難点は、スキル封印と宝具封印が刺さらないクエストが増えていること。
2つともデバフ効果のため、高倍率の弱体耐性や弱体無効が付与されていると機能しません。またクエストギミックの発動は防げないため、せっかく付与しても無駄に終わる可能性があります。無駄に終わるだけならいいが、『クエストギミックで火力バフが山盛りの状態でスキル封印→通常攻撃連打』が最悪のパターンです。
またNP回収力が皆無のため、デバフ効果を付与し続ける動きはできません。
・スキルでぶん殴って退場する運用
高倍率の火力バフで倒れるまで殴り続ける形です。低コストながら、高レアサーヴァント並の素殴りが可能です。
こちらの運用はスキルレベル育成が必要なため、育成コストがかかります。性能を出し切るには強化成功率アップが必要で、編成難易度も高いです。そこまで頑張っても星2バーサーカーのため、アタッカーとしてできることは限られます。
また想定外に生き残り、前衛が壊滅するパターンは避けたいです。ターゲット集中状態付与で落とすか、オーダーチェンジで引っ込めるなど、退場させるタイミングを操作しましょう。
編成は、支援効果が噛み合う『光のコヤンスカヤ』や強化成功率アップ持ちと組みたいが、低レアバーサーカーのカリギュラに支援効果を集中させるのは危険です。
クリティカルを狙わずに素殴りだけさせる、スキル2は最悪失敗してもいいなど、ある程度は妥協しましょう。
敵として出てきた場合
基本攻撃有利の通常攻撃と宝具効果が非常に厄介。
最悪なにもできなくなるので、弱体無効やマスター礼装の弱体解除で保険をかけましょう。
運が悪いと攻防バフが重なるため、強化解除や防御力無視状態も用意したいです。
まとめ
・使おうと思えば使えるが、実用性があるかと問われたら、返答に困るサーヴァント。
・宝具で妨害、スキルで自己強化とシンプルな性能。
FGOにおけるカリギュラ
暴虐の伝説を有する古代ローマ帝国第三代皇帝。皇帝ネロの伯父。
当初は名君として人々に愛されたが、突如として月に愛され、狂気へと落ち果てた。暗殺までの数年間、彼は帝国を恐怖で支配した。
嗜虐を好む完全なサディスト。目に付いた敵すべてが暴虐と悪行の対象。更に、狂化スキルによって自制が効かない状態に陥っているため手に負えない。こんな状態でもローマが好き。ネロも好き。
ネロやローマを引き合いに出して接触を図られた場合は幸運判定を行う。成功すれば暴走停止。
英霊として現界した理由は不明。月を司る神霊の悪戯か、かつて名君と呼ばれた頃の精神が人類史の終焉を前にして奮い立ったのか。
Fate/stay night[Unlimited Blade Works] 1
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