『エレシュキガル(期間限定)』FGOおすすめ性能解説

基本情報

強い点

霊峰踏抱く冥府の鞴(クル・キガル・イルカルラ)『強化後』
バスター属性 全体攻撃宝具
自身のバスターカード性能をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

+敵全体に強力な『地の力を持つ敵』特攻攻撃

+『冥界の護り』状態の味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)

&『冥界の護り』状態の味方全体の被クリティカル発生耐性をアップ(3ターン)

&『冥界の護り』状態の味方全体に即死無効状態を付与(3ターン)

スキル1『強化後』効果
秘められた大王冠(A)

CT8-6

自身にさまざまな効果をランダムで付与

『自身に高確率で弱体無効状態付与(1ターン)

&高確率で即死無効状態付与(1ターン)

&高確率で強化解除耐性アップ(1ターン)

&無敵状態付与(1ターン)

&スキルチャージを1進める』

スキル2効果
魔力放出『檻』(A+)

CT8-6

自身のバスターカード性能をアップ(1ターン)

&NPを増やす

スキル3効果
冥界の護り(EX)

CT8-6

味方全体に『冥界の護り』状態付与(3ターン)

&防御力アップ(3ターン)

&NP獲得量アップ(3ターン)

&最大HP増加(3ターン)

NP50%チャージを持ち、対象範囲が広い『地』属性特攻宝具を持つランサーです。

チャージタイム最短6ターンで3ターン持続する『冥界の護り』状態&防御力アップ&NP獲得量アップ&最大HPアップを付与できます。

加えて宝具発動時に、『冥界の護り』が付与されている味方に対して攻撃力アップ、被クリティカル発生耐性アップ、即死無効状態をそれぞれ3ターン付与できるアタッカー兼サポーターです。

上記の防御バフに加えて、全サーヴァント中トップクラスのHPクラススキルによる合計35%近い弱体耐性、スキルの無敵(1ターン)、確率で発動する『弱体無効(1ターン)・強化解除耐性(100%)・即死無効状態(1ターン)』を所持しており、高い耐久性能を持ちます

光のコヤンスカヤ×2のシステム周回も対応可能です

弱い点

雑魚エネミーに対象が多い『地』属性特攻宝具のため、特攻対象に対しては要求火力に届きやすいです。しかし、それ以外に対しては火力バフがバスターカード性能アップと宝具ダメージ後の攻撃力アップしかないため、ダメージが下がります。

またスキルと宝具が連動しています。『冥界の護り』状態の時に宝具連射することでダメージを引き上げるサーヴァントですが、NP回収はNPチャージスキルと1枚しかないアーツカードでクリティカルを狙う必要があるため、運用が難しいです

引くべきか

キャラクターは好きな人は、引いたら使い道があります。

NP50%チャージ+『地』属性特攻宝具なので、周回で使っていける下地はあります。

しかし、素のATKが低く、火力バフも持続1ターンのバスターカード性能アップと宝具ダメージ後の攻撃力アップ(20%×3ターン)しかないため、特攻を活かさなければ要求火力に届かない可能性が高いです

高難易度においては、『弱体無効・強化解除耐性・即死無効』とギミック耐性が高く、宝具効果で味方の耐久力とNP効率を引き上げます。その一方で、『地』属性特攻を活かさなければ、瞬間火力・継戦能力ともに低く、競合のランサーと比べて攻撃性能が劣ります

ランサークラス、もしくは代用できるクラスの全体宝具持ちを既に育成しているマスターは、スルーして構いません。

光のコヤンスカヤシステムに対応したランサーが欲しいマスターは、引く価値があります。

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ステータス

クラスはランサー

カード構成はバスター2枚、クイック2枚、アーツ1枚

カード性能は、バスターが1hitで特徴がなく、クイックはそれなりにスターを生産しますが、NP回収力は標準です。それらと比べて、アーツの性能は全サーヴァント中トップレベルに高く、1回のアーツクリティカルで宝具再発動を狙えます

最もNPとスターを回収できる組み合わせはAQQEXで、ダメージとNP回収力を両立するならBQAEXです。

ステータスはレベル90時に、HP16065、ATK10343

極端なHP偏重型で、HPはエクストラクラスを除けば、全サーヴァント中トップクラスです。その分、ATKは一部の星4サーヴァントに負けています

クラススキル効果
対魔力(D)自身の弱体耐性を少しアップ(約12.5%)
陣地作成(A+)自身のアーツカードの性能をアップ(約11%)
女神の神核(B)自身に与ダメージプラス状態を付与(+225)

自身の弱体耐性をアップ(約22.5%)

対魔力+女神の神核により、優れた弱体耐性を持っています。

陣地作成を所持しており、アーツカードのダメージとNP回収力に大きなプラス補正が入ります。

固有の第3アペンドスキルは、対アサシン攻撃適性。攻防等倍のため、『第2アペンドスキルで編成の幅を広げる』『聖杯投入で特効宝具に劣りがちな宝具ダメージを上げる』など、目的に合わせて選びましょう。

属性は、サーヴァント、地属性、混沌属性、悪属性、人型、女性、神性、王、ヒト科のサーヴァント。

宝具

霊峰踏抱く冥府の鞴(クル・キガル・イルカルラ)『強化後』
バスター属性 全体攻撃宝具
自身のバスターカード性能をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

+敵全体に強力な『地の力を持つ敵』特攻攻撃

+『冥界の護り』状態の味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)

&『冥界の護り』状態の味方全体の被クリティカル発生耐性をアップ(3ターン)

&『冥界の護り』状態の味方全体に即死無効状態を付与(3ターン)

バスターカード性能アップはオーバーチャージ依存で、10~50%。倍率は低いですが、どのタイミングで宝具を撃っても最低限の火力バフが入ります。

『地』属性特攻攻撃は約1.5倍固定。『地』属性はエネミーに多く、サーヴァントも含まれているので、対象は広範囲に及びます。

~以下『冥界の護り』状態時に発動~

攻撃力アップは20%固定。高ランクのカリスマ系スキルと同じ倍率です。宝具ダメージ後なので、1発目の宝具には影響しません

被クリティカル発生耐性は20%固定。クリティカルを確実に防げる倍率ではないですが、クリティカル発生率アップのバフやクリティカル発生率を高く設定されていない限りは、ほとんど発生しなくなります

即死無効状態は3ターン続くため、一部高難易度で有効です

NP50%チャージと高性能のアーツカードを持っており、限定的ですが宝具再発動のハードルは低いです。

ただアーツクリティカルを狙うには、スター集中度がクラス補正で若干低く、スター生産能力もいまひとつです。そのためスター供給して溢れさせるか、アーツカードが来るタイミングでスターの用意など、運用を考える必要があります。

スキル

スキル1『強化後』効果
秘められた大王冠(A)

CT8-6

自身にさまざまな効果をランダムで付与

『自身に高確率で弱体無効状態付与(1ターン)

&高確率で即死無効状態付与(1ターン)

&高確率で強化解除耐性アップ(1ターン)

&無敵状態付与(1ターン)

&スキルチャージを1進める』

無敵(1ターン)は確定発動です。それ以外は確率発動で、スキルレベルマックスで確定です

スキルレベルマックス以外だと、強化成功率アップの支援スキルか、コマンドコード『羅竜の面(被強化成功率アップ+20%)』で確定発動します。しかし、周回時は無駄な手間が増えます

弱体無効は厄介なデバフを弾き、即死無効は即死付与宝具に有効、強化解除耐性(100%固定)は宝具ダメージ前に強化解除が入る宝具を受けることができます。

それぞれ持続1ターンのため、すべての効果を活かすのは難しいです。

チャージタイム1短縮は、『秘められた大王冠』のチャージタイムも1減ります。使用順番には気を付けましょう。

スキル2効果
魔力放出『檻』(A+)

CT8-6

自身のバスターカード性能をアップ(1ターン)

&NPを増やす

バスターカード性能アップは最大50%。魔力放出系スキルと同じ倍率です。

NP増加は最大50%。初期NP50%付与礼装を装備すればワンポチで宝具が撃てます。また第2アペンドスキルをレベルマックスにすれば、初期NP30%付与礼装でも可能です。

スキル3効果
冥界の護り(EX)

CT8-6

味方全体に『冥界の護り』状態付与(3ターン)

&防御力アップ(3ターン)

&NP獲得量アップ(3ターン)

&最大HP増加(3ターン)

『冥界の護り』状態は宝具の追加効果のトリガーです。宝具を発動しても残ります

防御力アップは最大20%。所有者が少ないスキルで、味方全体の耐久力を引き上げます。

NP獲得量アップは最大30%。味方全体のNP効率を引き上げます

最大HP増加は最大3000。効果が切れても最大HPしか減らないため、疑似的な回復スキルとして使えます。

チャージタイム短縮やエレシュキガル×2で再使用した場合は、『冥界の護り』のみ重複しません

運用方法

周回

NP50%チャージ持ちで、初期NP50%付与礼装を装備すれば、単独で宝具が撃てます。

『光のコヤンスカヤ×2+カレイドスコープ(マスター礼装フリー)』『光のコヤンスカヤ×2+初期NP50%付与礼装+NP50%以上付与できるサポーター』の宝具3連射システムが可能です。『地』属性特攻宝具と光のコヤンスカヤの『人』属性特攻付与により、ほとんどの敵に対してダメージ増加を狙えます

素のATKが低く、火力バフもスキルと宝具前のバスターカード性能アップを除けば、宝具ダメージ後の攻撃力アップのみです。そのため『地』属性特攻を活かさなければ要求火力に届きづらいです

変則周回時に宝具を1人ずつ撃っていく編成だと、火力支援が宝具後のため、火力面から考えても敵のHPが低い第1~2WAVEを任せたいです。

クリティカル関連スキルがないため、クリティカル殴り編成の適性はありません

高難易度

味方全体の耐久性能を引き上げる、特攻アタッカー兼サポーターです。

『地』属性を持つアーチャーなど、特攻対象+攻撃有利を取れるクエストに適性があります。

・メインアタッカーとして編成

『地』属性特攻宝具を持ち、『冥界の護り』状態で宝具を撃てば攻撃力アップ(20%×3ターン)が付与されるため、宝具ダメージは安定します

通常攻撃は、バスターカード性能アップが持続1ターンしかなく、攻撃力アップを重ね掛けしなければ厳しいです。光のコヤンスカヤやオベロンなどで宝具を連射した場合は、攻撃力アップが重ね掛けされるので、ダメージが伸びます。

NP回収をNPチャージスキルと1枚しかないアーツカードに頼っており、宝具発動のためにアーツクリティカルを狙いたいですが、スター集中度が若干低く、スターを生産できないのが難点です

アーツカードが来るタイミングでスターを用意するのが面倒なら、スター供給系の概念礼装をサポーターに持たせて飽和させるのも選択肢の1つです。

水着BBで高性能なアーツカードを固定する手段も有り。

耐久性能が高く、無敵(1ターン)、防御力アップ、被クリティカル耐性、最大HP増加でじっくり戦えます。またギミックにやたら強く、『宝具・スキルに即死無効』『「女神の神核+対魔力弱体耐性」+弱体無効』『無敵&強化解除耐性』と守りに関しては全サーヴァント中トップクラスです。

運用のポイントは『アーツクリティカルを狙う』『「冥界の護り」状態の間に、なるべく宝具を撃つ』の2つです。

編成は、長期戦を避けたいなら火力支援とNP支援がメインの『光のコヤンスカヤ、オベロン』が選択肢に入ります。

ギミックの関係で長期戦になる場合は、耐久・火力・スター供給の支援ができるマーリンが候補です。

総じて、味方全体の耐久性能を引き上げながら、低ATKを特攻宝具で補うサーヴァントです。ジリ貧にならないように、宝具威力アップの概念礼装や火力支援ができるバスターサポーターで支援しましょう。

・サブアタッカーとして編成

味方全体の防御力アップや最大HP増加を持ち、長期戦でじっくり戦えます

また回数無制限の即死無効(3ターン)を味方全体に付与できるのは、大きな利点です。即死系ギミックは防ぎづらいので、この一芸で食っていけます。

NP回収をNPチャージスキルとアーツカード1枚に頼っているので、メインアタッカーの邪魔をせずに特攻宝具が撃てます

しかし、カード構成がバスター・クイック2枚なので、アーツチェインを組みづらいです

概念礼装は、スター供給系や毎ターンNP獲得系の礼装がおすすめです。

敵として出てきた場合

チャージゲージ増加スキル、無敵や味方全体防御力アップを持っているのが厄介です。

無敵と同時に強化解除耐性が付与される可能性もあり、無敵貫通、防御無視を用意すると攻撃を通しやすいです。

弱体耐性も高めなので、デバフを付与する時は注意してください。

まとめ

・『スキル発動中に宝具を撃て』と急かされ、素のスター集中度が低い状態でアーツクリティカルを狙わなければならないなど、クセが強いサーヴァントです。それで得られる効果が耐久寄りのバフなので、周回では腐り、高難易度も長期戦でなければ効果を実感できません。

NP50%チャージ+特攻宝具のため、周回で使っていけます。ただ特効対象以外だと、『低ATK』『火力バフがバスターカード性能アップ』のみと厳しく、火力支援なしだとダメージが大きく下がります。

FGOにおけるエレシュキガル

シュメル神話における冥界の神。おそるべき冥界の支配者。

エレシュキガル女神そのものではなく、彼女に波長の近い人間の魂を依り代にした疑似サーヴァントです。

冥界の女神らしく人間を監視するのが役割と語りますが、面倒見の良さが隠しきれていない。冥界の(赤い)天使。

「私は人間になんて興味はありません。生きてるものって気持ち悪いし。でも、アナタがどうしてもっていうなら、死を前提にお付き合いしてあげてもいいわよ?」

受動的・内向的な性格をしており、冥界で生真面目に職務をこなしてきた乙女チックな『箱入り(世間知らず)お嬢様』です。

『天の女主人』であるイシュタルと『冥界の女主人』であるエレシュキガルはライバル関係にあたります。

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