『ネロ・クラウディウス』FGOネタバレ性能解説

基本情報

童女謳う華の帝政ラウス・セント・クラウディウス『強化後』
アーツ属性 全体攻撃宝具
敵全体に強力な防御力無視攻撃

&敵全体の防御力をダウン(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

スキル1『強化後』 効果
富の杯(B)

CT7-5

自身のNP増加

&〔水辺〕か〔都市〕フィールド限定でアーツカード性能アップ(3ターン)

&精神弱体耐性アップ(3ターン)

&HP回復

スキル2『強化後』 効果
皇帝特権『喝采』(EX)

CT7-5

自身の攻撃力を確率でアップ(3ターン)

&防御力を確率でアップ(3ターン)

&HP回復

&アーツカード性能アップ(3ターン)

&毎ターンスター獲得状態付与(3ターン)

スキル3 効果
三度、落陽を迎えてもインウィクトゥス・スピリートゥス(A)

CT12-10

自身にガッツ状態付与(3回・5ターン)

強い点

アーツカード性能アップ(3ターン)に加えて、条件は面倒だが『水辺&都市のアーツカード性能アップ(3ターン)』『60%の確率で発動する攻撃力アップ』と火力バフを豊富に持ち、最大火力は非特攻宝具の星5セイバーに並びます

NP最大30%チャージを持ち、周回で宝具が撃ちやすいです

スキル1・2にHP回復、確率発動ですが最大44%の防御力アップ、ガッツ(3回・5ターン)と粘り強さは全サーヴァント中でも上位です

宝具発動時に敵全体防御力ダウン(1ターン)、毎ターンスター獲得状態(3ターン)による支援もできます。

弱い点

NP最大30%チャージはありますが、カード性能が初期サーヴァント特有の凡庸さで、宝具も1hitと思ったよりNP効率が悪いです。

火力バフが『水辺or都市』『60%の確率で発動』と不安定で、クエストや味方を選びます。そのためガッツなどで粘り強く生き残っても、相手のHP次第では削り切れません

通常攻撃を強化するスキルが『確率付与の攻撃力アップ、アーツカード性能アップ』とアーツカードに寄っており、攻撃力アップが失敗するとクイックやバスターでダメージが稼げません

引くべきか

引かなくていいです。

条件が整えば、星5セイバー並の火力は出ます。しかし、それを整えるための編成は限られるので、汎用性に欠けます

周回・高難易度の両方で火力の不安定さが目立ち、『クエストのフィールドを確認する』『フィールド操作や強化成功率アップ持ちの味方と組む』など、真価を発揮するには手間がかかります。

『HP回復×2、確率付与の防御力アップ、ガッツ(3回)』による生存能力は全サーヴァント中でも上位ですが、火力バフの不安定さを取り除かないと、生き残っても倒しきれない場面が出てきます。

ストーリー限定サーヴァントというのも難点で、宝具レベルが上げづらいです。

フィールド操作や強化成功率アップ持ちのサーヴァントが揃っているマスターは、引く価値があります。

全体攻撃宝具のセイバー、もしくは代用できるクラスが育っているマスターは、スルーして構いません。

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ステータス

クラスはセイバー

カード構成は、アーツ2枚、バスター2枚、クイック1枚

カード性能は、高性能なEXアタックを除くと初期サーヴァントらしく凡庸です。

ステータスはレベル80時に、HP11753、ATK9449

星4セイバーの中では、HP・ATKともに平均的です

クラススキル 効果
対魔力(C) 自身の弱体耐性を少しアップ(約15%)
騎乗(B) 自身のクイックカードの性能をアップ(約8%)

対魔力は、そこそこデバフを弾きます。

騎乗はランクが高いですが、クイック1枚構成かつ性能が低いので、恩恵は薄いです。

固有の第3アペンドスキルは、対アサシン攻撃適正。攻撃等倍なので、第2アペンドスキルの優先度が高いです。

属性は、サーヴァント、人属性、混沌属性、善属性、人型、女性、騎乗、ローマ、アルトリア顔、セイバークラスのサーヴァント、王、霊衣を持つ者、ヒト科のサーヴァント。

宝具

童女謳う華の帝政ラウス・セント・クラウディウス『強化後』
アーツ属性 全体攻撃宝具
敵全体に強力な防御力無視攻撃

&敵全体の防御力をダウン(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

全体1hitのため、NPリチャージは期待できません

防御力無視攻撃は、防御力アップを無視できますが、アーツカード耐性アップ・ダメージカットは無視できません。

防御力ダウンはオーバーチャージ依存で、20~40%。持続1ターンと短いうえに倍率も低いですが、追撃火力を強化します。

宝具強化済みで火力バフも豊富ですが、バラつきがあるので下表参照。

火力バフの数 ダメージの目安
確定発動のアーツカード性能アップのみ 非特攻宝具の星4セイバーとしては低い部類
確定発動のアーツカード性能アップ+フィールド限定のアーツカード性能アップ 非特攻宝具の星4セイバー相応
確定発動のアーツカード性能アップ+確率発動の攻撃力アップ 非特攻宝具の星4セイバーとしてはトップクラス、一部非特攻宝具の星5セイバーより上。
確定発動のアーツカード性能アップ+フィールド限定のアーツカード性能アップ+確率発動の攻撃力アップ 非特攻宝具のセイバーではトップクラス(上を行くのは、アルトリアモードレッド

スキル

スキル1『強化後』 効果
富の杯(B)

CT7-5

自身のNP増加

&〔水辺〕か〔都市〕フィールド限定でアーツカード性能アップ(3ターン)

&精神弱体耐性アップ(3ターン)

&HP回復

NP増加は最大30%。第2アペンドスキルレベルマックス+初期NP50%付与礼装で、1ポチで宝具が撃てます。

『水辺』『都市』限定のアーツカード性能アップは最大20%。3ターン持続としては、標準的な倍率です。『水辺+都市』のフィールドでも、効果は倍になりません。また『都市』と『街』は違う属性なので、注意が必要です。

精神弱体耐性アップは最大100%。『魅了・混乱・恐怖・幻惑・睡眠状態など』が対象です。

HP回復は最大2000。数値としては控え目ですが、スキル2にHP回復&防御力アップがあるので、思ったより活躍します。

NPチャージ複合スキルとしては、チャージタイム最短5ターンと短いです。

スキル2『強化後』 効果
皇帝特権『喝采』(EX)

CT7-5

自身の攻撃力を確率でアップ(3ターン)

&防御力を確率でアップ(3ターン)

&HP回復

&アーツカード性能アップ(3ターン)

&毎ターンスター獲得状態付与(3ターン)

確定で発動するのは、HP回復・アーツカード性能アップ・毎ターンスター獲得状態。それ以外はスキルレベルに依存せず、一律60%

攻撃力アップ・防御力アップともに最大44%。攻撃力ほぼ1.4倍、被ダメージ4割カットという凶悪な性能が3ターン続きます。確定発動させるには、『蘭陵王、ラクシュミー・バーイー、美遊、オジマンディアス』などの強化成功率アップが必要です。強化成功率アップのコマンドコード『羅竜の面(20%)』だと足りないので注意。

HP回復は最大3400。スキル2と合わせれば最大5400と瀕死状態から立て直せます。

アーツカード性能アップは最大30%。3ターン持続としては、高めの倍率です。

毎ターンスター獲得状態は最大10個。セイバーはスター集中度が標準で、クリティカル関連スキルもないため、上手く活かしづらいです。

スキル3 効果
三度、落陽を迎えてもインウィクトゥス・スピリートゥス(A)

CT12-10

自身にガッツ状態付与(3回・5ターン)

ガッツの回復量は最大600。回復量が低く、『毒、やけど、呪い』のスリップダメージで削られないように、弱体状態解除系のコマンドコードでケアしたいです

『味方フィールドにネロのみ』の状況を作り出せば、ガッツ発動時に敵のターンがスキップされるので、3ターン以上は生き延びます

欠点は、『強化解除で解除される』『持続5ターンとターン制限があり、早めに使うと効果が切れる』『チャージタイムが長く、再使用は望み薄』。

他のガッツとは重複しないので注意しましょう。

運用方法

周回

NP30%チャージを持ち、第2アペンドスキルをレベルマックスにして、初期NP50%付与礼装を装備すれば、単独で宝具が撃てます。

火力バフはランダム要素が強く、確定発動させるために『フィールド操作や強化成功率アップ持ち』を無理やり編成すると、クエストクリアではなくネロ専用パーティができるので注意しましょう。

火力支援スキルがないので、他のWAVEは味方に丸投げです

キャストリア×2のシステム周回は、初期NP100%付与礼装やマスター礼装固定など、ハードルが高いです。

クリティカル殴り編成では、スター供給支援はできますが、『クリティカル関連スキルがない+アーツバフ重視』なのでバスター・クイックのダメージが伸びません。

高難易度

星4サーヴァントは思えない豊富な火力バフ、耐久スキルを持つアタッカーです。

ランサーなど、攻撃有利を取れるクエストに適正があります。

理想は『水辺、都市』フィールドのクエストに、強化成功率アップ持ちと一緒に編成することです。

優先度としては、第1にスキル2『攻撃力ほぼ1.4倍、被ダメージ4割カット』です。攻撃力アップは確定発動するアーツカード性能アップと乗算関係で、バスターやクイックのダメージも伸びます。防御力アップもHP回復×2と高相性です。

フィールド限定のアーツカード性能アップは、倍率が並でアーツカードのダメージしか伸びず、NP回収もhit数の関係で期待できません。そのためスキル2より優先度は下がります

強化成功率アップ持ちのパートナーとして相性が良いのは、同じアーツメインのセイバー『蘭陵王』、支援効果が噛み合う『美遊・エーデルフェルト』。

他は、アーツチェインが組みやすく、火力・NP・耐久支援ができるアーツサポーター『キャストリア、玉藻の前、レディ・アヴァロン』と組みたいです。

低レアサーヴァントなら、アーツバフを付与できる『アマデウス、パラケルスス』。耐久支援ができる『マシュ』が候補に入ります。

複数回ガッツを利用して、最後尾で保険として運用する場合は、いくつか注意が必要です。

ギミックに対応するスキルがないので、『数ターンに渡って殴り続ける』ことしかできず、殴って解決できないクエストは対処できません。ガッツの弱点であるスリップダメージはコマンドコードで対策できますが、『耐久パーティで数十ターン殴らないと倒せないほどHPが多い』『瞬間火力で削り切らないとHP回復されて倒せない』『特殊耐性、回避・無敵、スタンによる時間稼ぎでガッツが切れる』など、ただ殴るだけで攻略できない高難易度ギミックは苦手です。

そのため『星4セイバーが数ターン生き残って殴るだけでクリアできるクエスト』か見極めが必要です。

ネロの強みが活かせる編成としては、『最後尾に配置して』前衛を通常通りに編成するだけでも、最後の砦として生き延びてくれます。ただ単騎状態になれるかは運が絡みますし、全体攻撃持ちなら味方が倒されるまでにガッツの回数を減らされます。

ネロ中心に編成を組むなら、『前衛に配置してサポーターから火力バフを受けた後に、オーダーチェンジで最後尾に移動させる』『ターゲット集中スキル・礼装、陳宮・アーラシュの宝具を駆使しながら、前衛で一緒に戦うor最後尾配置で単騎状態にする』ことで、粘り強く戦えます。

概念礼装は、自分が所持していない『宝具威力アップ』。メインカードを強化する『アーツカード性能アップ』。3回ガッツとの組み合わせが強力な『ターゲット集中』。回復スキル×2の効果を増やす『HP回復量アップ』

敵として出てきた場合

確立の攻防バフで粘り強いのが厄介です。

精神異常耐性があるので、足止めする場合は注意しましょう

必中・無敵貫通はないので、回避・無敵でしっかり攻撃を受けながら戦いましょう。

まとめ

・度重なる強化で、しっかり整えれば強いサーヴァントに変貌しました。

・宝具と通常攻撃のNP回収・スター生産が厳しいため、どれだけバフを安定させるかが重要です。そのためのパートナーを選ぶので、編成難易度はかなり高いです。

FGOにおけるネロ・クラウディウス

帝政ローマの第5代皇帝。生涯を謀略と毒とに彩られた悪名高き暴君。

本名は、ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス。

自称、男装の麗人。自分至上主義で身勝手ながら、明るく闊達、子供のような無邪気さから万人に愛された万能ワガママ皇帝。

芸術家を自称し、独特の美意識を持つ。美少年や美老年が好き。美少女はもっと好き。美しければ何であれ大好き。自分の事を至高の芸術と謳いながら、あらゆる人々の人生も美しいと讃えます。

ローマの人々の幸福、繁栄を第一と考えた皇帝。自身も人生を楽しむ達人であり、とくに歌劇においては右に出るものはいないほどの自信を持っています( 自信だけ)。

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