ニシノフラワー(ウマ娘)ストーリーネタバレ
『ただ、ひっそりと、そばにいたくて。たとえ小さなお花でも』の紹介文から始まるニシノフラワーについて記事にしました。
飛び級でトレセン学園にやってきた異例の天才児でありながら、才能に過信することなく努力を続けて、周りへの思いやりも忘れない心優しい女の子。
つぼみのように小柄でもありながらも、軽やかに走り続ける優秀なスプリンターです。
プロフィール
誕生日は4月19日
身長は135cm(ヒシアケボノと比べて45cm小さい)、スリーサイズはB67・W48・H70 体重は増減なし
学園は中等部 所属寮は栗東寮 ルームメイトはミホノブルボン
本来は小学生ですが、優れた才能を認められて、中高一貫のトレセン学園に飛び級でやってきた天才少女です。
そのため過去の回想において、『3Dモデルがそのまま使用される』という珍しい扱いを受けています。
性格は大人しく、嫉妬という感情すらわかっていない純真無垢な少女です。
聖母
気遣い上手かつ世話好きで、周りのことを考えて動ける優しさを持っています。食事を携帯食料で済ませるアグネスタキオンにお弁当を用意したり、スーパークリークが風邪で動けない時にママ役を代わったり、レースで負けたクラスメイトにカモミールティー(花言葉は逆境で生まれる力)を送っていました。
その優しさはマヤノトップガンのウマチューブ生放送にゲスト出演した際に、送られてきたお悩み相談を親身になって答えたことから、集まったリスナーに『聖母』『心が温かくて泣きそう』『ばぶばぶ』とコメントされたほどです。後日みんなを励ますために、一人で生放送しようとしましたが、大変なことになると判断したトレーナーに止めれています(トレーナーが危惧した通り、ニシノフラワーがゲスト出演した放送のアーカイブは、励ましを求める人の聖地と化していました)。
一方で周囲のことを考えすぎるあまり、『迷惑にならないように、負担にならないように、手間をかけないように』、自分のことは後回しにして行動します。レース場でトレーニングする際は邪魔になるからと隅の方へ行き、体調不良の時もトレーナーに心配をかけたくないので、直ぐには相談できないほどです。
わがままが言えない
自分の意見を言葉にすることが苦手で、美化委員として学園のウマ娘に注意する時も最初は尻込みしていました。しかし自分の考え自体はしっかり持っており、同じ美化委員のグラスワンダーに背中を押される形ではありましたが、不良ウマ娘に自分の言葉で伝えています。
わがままを言うのも勇気が必要で、他人から見れば微笑ましい悪さも抵抗があります。温泉旅行で夕飯前にアイスを食べた時は『本当はよくないこと』と言っていました。
自分は認められて飛び級できたけれど、周囲とは体のつくりや力、経験が足りていない『子供である』と理解しており、大人になることに強い憧れを持っています。
背伸びしてオトナっぽいカフェに行き、周囲のお姉さんウマ娘達のようになろうと気負い過ぎては、それとなくセイウンスカイにフォローされています。
飛び級生
飛び級を認められた素質は本物です。勉学では高等部のウマ娘(サクラバクシンオー、メジロパーマー、ダイタクヘリオス)に勉強を教えたり、ノートを貸しています。
ノートは自分以外が見てもわかるように書くことで、後で見返した時に自分が助かるようにしています。その内容はトウカイテイオーやマヤノトップガンなど天才肌のウマ娘達に、授業よりわかりやすいと言われるほど丁寧に纏められています。
ウマ娘として走る能力に関しては、体ができていないこともあって体力がなく、入学後の模擬レースではサクラバクシンオーやヤマニンゼファーに大差をつけられて敗北しています(高等部相手に勝てる方がおかしくはある)。しかし、自分より体が大きい相手とレースで競える時点で、優秀であることに間違いはありません。
好きなこと、得意なこと
花が大好きで、学園の花壇の世話をよくしています。花言葉にも精通しており、育てた花を茶葉として使ったり、ポプリを自作しています。畑の世話もできるようで、イチゴを植えるイベントもありました。
花が好きな理由は『お花を見ると励まされる。どんなに小さな花でも、もっと頑張ろうって、勇気をくれる』と語っています。自分の勝負服も『つぼみが花開くように成長したい』という願いから、花をモチーフにしています。
花に話しかけながら水を与えたり、雨風が吹き荒れている日に花壇の様子を見に行くなど、大切にしていることが窺えます。
料理スキルは高く、トーレナーやウマ娘達によくお弁当を作っています。その味はうまよんにおいて『母の味』と絶賛されるほどで、実際に母親からレシピを教わっています(ただ母親は料理が苦手だとも言っています)。キャラ弁も作れるようで、プリファイやオグリキャップの顔を作っていました。お菓子作りも得意で、エイシンフラッシュやミホノブルボンを模したお菓子を作っています。
食は和食が好みで、トレーナーに連れてこられた食事処でサバの味噌焼き定食に目が留まるなど、案外渋いです。
手先が器用で、手袋を編み、アグネスタキオンの白衣やサクラバクシンオーが破いたスカートをその場で縫っています。ニシノフラワーお手製のカバー(アームカバー、グリップカバー、釣り具カバー、手帳カバーなど)を好む愛好者もいるほどです。
子供らしい部分もあり、プリファイのオマケ目当てでグミを買ったり、放送も見ています。また新作のお菓子を買って、ミホノブルボンに勧めています。
お手玉は永遠に続けられるほど得意で、クラスのお手玉大会で優勝したことがあるそうです。
ヒミツとして、いい香りの消しゴムを何個もコレクションしています。
商店街では人気者らしく、よくお菓子を貰っています。福引イベントでは、福引券を100枚渡されそうになりました(丁寧に断った)。
最後に、温泉旅行で唯一両親がついてきます(2023年5月現在)。
関連ウマ娘
なにかと気にかけてくれるセイウンスカイ、ルームメイトのミホノブルボン、度々絡んでくるアグネスタキオン、育成ストーリーでライバルとなるサクラバクシンオーやヤマニンゼファーとの絡みが多いです。
セイウンスカイのことは、『青空みたいに心が広くて明るくて、雲みたいに、のんびり穏やか。優しくて気にかけてくれる不思議な人』と評しています。サボり癖のあるセイウンスカイの面倒を見ていますが、トレーナーに送るクリスマスプレゼントの相談をしたり、困った時は影ながら助けてもらうなど、良好な関係です。
ミホノブルボンのことは、『とってもかっこよくて優しいお姉さん』と慕っています。ミホノブルボンからも頼りになる友人として、マストアイテム『最高の友チョコ』を送られています。ニシノフラワーがトレーニングで無理しようとした時は、トレーナーに相談するように助言されています。反対にミホノブルボンがオーバーワークした時は、お弁当の差し入れをしました。
アグネスタキオンには、不摂生な食生活を気にかけたり、身長が伸びる本を求めて尋ねています。アグネスタキオンも、さり気なくニシノフラワーを気遣う描写が多いです。
サクラバクシンオー、ヤマニンゼファーとは、育成ストーリーで何度か対戦します。しかし、ニシノフラワーの闘争心が薄く、サクラバクシンオーとヤマニンゼファーも我が道を行くタイプなので、ライバルとして激突するよりは一緒に走る同期として支え合う描写の方が多いです。
他には、入学したばかりで心細かった時にタイキシャトルから声をかけてもらったり、憧れの女性としてスーパークリークとグラスワンダーの名前を上げています。
育成ストーリー
小学生らしからぬ気遣い溢れる性格は、両親の影響が大きいです。
ニシノフラワーの両親は優しいがゆえに、自分より周りを優先します。そして、ときどき悲しそうな、もうしわけなさそうな顔で『頼りなくてごめんね』とニシノフラワーを見ます。
けれどニシノフラワーは、そんな心優しい両親の傍にいると、温かい気持ちになるからいつも笑っていてほしいと願っていました。キラキラ光るお日様みたいに笑ってほしい、そのために自分ができることをなんだろう? と考えます。
そんなある日、子供の体験レースに参加したニシノフラワーの堂々と前を向いて走る姿に、『勇気を貰った』と両親は感動して笑顔になりました。その様子を見て、ニシノフラワーの夢は決まります。
私のレースで勇気を送りたい、みんなをキラキラ光るお日様のような笑顔にしたい。それで両親にも、もっとたくさん笑ってほしい。大丈夫だと励ますように、私の走りで勇気を伝えたい。
誰かのために頑張れる。心優しいニシノフラワーならではの走る理由です。
ウマ娘としてのニシノフラワー
幼くも本格化を迎えていますが、体の成長はこれからという問題があり、育成ストーリーでは終盤までこの問題が付き纏いました。
具体的には体力がなく、レース後は満身創痍で動けなくなることがほとんどです。
育成ストーリー終盤に体が成長したことで多少は軽減されましたが、今度は成長したせいで走り方にズレが出てしまい、調整に四苦八苦しました。
体格差というハンデを乗り越えられるほど優秀な素質でしたが、自分は子供だからと強く自覚してしまい、『どうしてもっと大きくなってから本格化を迎えるのではなく「今」なのか』と自信の無さに繋がっています。
またウマ娘としては珍しく『レースに勝ちたい、ライバルを打ち負かしたい』といった闘争本能が希薄で、走る理由は終始トレーナーのためであったり、相手を想ってのことがほとんどです。
かといってニシノフラワーは、子供だからレースに負けても仕方がない、構わないと思ったことは一度もありません。
どれだけ自信がなくとも、体格差に悩み、周囲に置いて行かれないように無理をして、失敗して、大泣きしても、諦めるという言葉は出てきません。
大輪ではないつぼみである『今』だからこそ、懸命に走る姿で勇気を伝えられる、その人の未来がより良き方向に広がるんだと励ますことができる。
誰かに想いを伝える素晴らしさがわかっているからこそ、何も伝えられない怖さに押しつぶされることなく、一生懸命に頑張れる。
ニシノフラワーが走る姿に勇気を貰った人が、この先の未来を信じ続けられるように、レースに勝ちたい。
心優しいニシノフラワーが、勝利を欲する理由です。
今は小さく未熟ではありますが、これから変われる証です。
多くの可能性を秘めたつぼみは、見る人に勇気を与えて笑顔に変えます。つぼみもまたお日様のようなキラキラ輝く光を受けて成長します。
未来に向かって広がっていくつぼみは、いつか大輪の花となるその日まで、笑顔の花を咲かせ続けます。
まとめ
大切な人の未来を作るために走ったり、一生一度のレースでさえトレーナーのために走るなど、心優しいウマ娘です。
キャラストーリーの『諦めたくない、諦めてない』というセリフがとても印象に残っています。
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