『殺生院キアラ(限定)』FGOおすすめ性能解説
目次
基本情報
快楽天・胎蔵曼荼羅(アミダアミデュラ・ヘブンズホール)『強化済み』 |
アーツ属性 全体攻撃宝具 |
自身に無敵貫通状態を付与(1ターン) +敵全体に強力な防御力無視攻撃 +自身のHPを回復<オーバーチャージで効果アップ> |
スキル1『強化済み』 | 効果 |
千里眼『獣)』(D+++) CT8-6 | 敵単体の弱体耐性をダウン(1ターン) &アーツカード耐性をダウン(1ターン) +自身のNPを増やす |
スキル2『強化済み』 | 効果 |
五停心観(A+) CT8-6 | 敵全体のチャージを1減らす &強化状態を解除 &防御力ダウン(3ターン) |
スキル3『強化後』 | 効果 |
魔性変生(B) CT8-6 | 自身に無敵状態を付与(1ターン) &クリティカル威力をアップ(1ターン) &NP獲得量をアップ(1ターン) &弱体耐性をアップ(1ターン) &HP回復量をアップ(1ターン) +味方全体に〔善〕特攻状態を付与(3ターン) &NP増加 &宝具使用時のチャージ段階を1段階引き上げる状態を付与(1回・3ターン) |
強い点
NP50%チャージを持ち、『キャストリア×2』の宝具連射システムに対応しています。宝具は全体3hitでNPリチャージ性能がそこそこあり、アーツ主軸のカード構成でNP獲得量アップ(1ターン)持ちと、宝具回転率は悪くないです。
火力バフは『アーツ耐性ダウン、防御力ダウン』とデバフ主軸だが、敵単体の弱体耐性ダウンでデバフが通りやすいです。またクラススキルでルーラークラスに攻撃有利を取れます。
宝具発動時にオーバーチャージ依存のHP回復(5000~10000)を持ち、基本防御等倍のアルターエゴにも関わらずしぶとく戦えます。さらに『HP回復量を上げるHP回復量アップ、敵の攻撃を遅延する敵全体チャージ減少(確定)、無敵(1ターン)、最大50%の弱体耐性、クラススキル「人型からのダメージを低減する」』で、長期戦に強いです。
スキル『敵全体の強化解除』で丸裸にして、宝具は無敵貫通付与&防御無視攻撃と、敵の耐久スキルを無視します。
味方全体のNP20%チャージ&『善』特性特攻付与&オーバーチャージ1段階強化で、火力・NP支援が可能です。
弱い点
火力バフがデバフ主軸で、ダメージが安定しません。スキルの効果がほぼ持続1ターンと短く、チャージタイム最短6ターンと微妙に取り回しが悪いです。
通常攻撃もクリティカル関連スキルが乏しく(クリティカル威力アップはあるが、スター生産力が低く、スター集中度アップもない)、全体的にダメージの上下が激しいです(基本攻撃有利1.5倍なのも厳しい)。
引くべきか
キャラクターが好きな人は、引いたら使い道があります
周回・高難易度、どちらにも適性はあるが、少なからず欠点を持っています。
キャストリア×2のシステム周回では、マスター礼装で補強を行えば、バーサーカークラスに対してもシステム周回が可能です(ただ敵は3体欲しい)。
ただ火力バフがデバフでターンを跨げず、持続3ターンの『善』特攻は一般エネミーにほぼ機能しないなど、ダメージが伸びません。
変則周回で宝具を1騎ずつ撃つ編成では、『NP最大70%チャージで宝具が撃ちやすい+火力&NP支援が可能』と、理想的なスキル構成です。
ただ火力支援は宝具の内容に影響されたり、最終WAVEにしか機能しないため、敵味方を選びます。
高難易度では耐久力が高く、『強化解除、無敵貫通』といったギミック破壊スキルが揃っています。アーツサポーターで支援すれば、クエストクリア時にHPが満タンのまま終わるといった状況も少なくないです。
しかし、スキルはチャージタイムが長い割に、持続が短いです。スキルの取り回しが悪く、デバフに失敗すると火力バフがほぼないなど、アタッカーとして問題を抱えています。
アーツサポーターが揃っており、アーツパーティで高難易度を堅実に戦いたい、4騎士(殺・騎・術・狂)に対する周回用サーヴァントが欲しいマスターは引く価値があります。
アルターエゴの代用ができる周回用サーヴァントが揃っており、高難易度の長期戦においても、メインアタッカーが既にいるマスターはスルーして構いません。
ステータス
クラスはアルターエゴ
カード構成はアーツ2枚、バスター2枚、クイック1枚
カード性能は総じて平凡。
ステータスはレベル90時に、HP14606 ATK11668
星5アルターエゴの中では、HPが高く、ATKは低め。
クラススキル | 効果 |
獣の権能(D) | 自身のクリティカル威力をアップ(約8%) |
単独顕現(E) | 自身のクリティカル威力を少しアップ(約2%) 自身の即死耐性をアップ(約2%) 自身の精神異常耐性をアップ(約2%) |
ロゴスイーター(C) | 自身の『人型』の敵からの攻撃に対する防御力をアップ(約15%) |
ネガ・セイヴァー(A) | 自身に『ルーラー』クラスに対する攻撃優位状態を付与 |
クリティカルダメージにプラス補正が入るが、スター生産力が低く、活かす場合はスター供給支援が必要です。。
即死耐性と精神異常耐性(魅了・恐怖・混乱・魅了耐性ダウン・幻惑・睡眠)は微小のため、ないよりはマシ。
人型特防状態ともいえるロゴスイーターは、防御有利とはいかないまでも、数値に明確な影響を及ぼします。
※効果対象ではないサーヴァントは、2024年9月現在、全7騎。
ネガ・セイヴァーはルーラークラスに攻撃有利(1.5倍)を取れます。ただし被ダメージは等倍です。
※パッシブスキルのためか、敵サイドのライネスから『相性無効効果』が付与されても発動します。
またクラススキルではないか、キアラは『獣属性』を持っており、『星属性』のサーヴァントにダメージが1.1倍です(『星』属性から受けるダメージも1.1倍)。
属性はサーヴァント、獣属性、混沌属性、悪属性、人型、女性、ヒト科のサーヴァントです。
固有の第3アペンドスキルは対ルーラー攻撃適性。ルーラークラスはクラススキルで攻撃有利を取れるため、解放する意味は大きいです(キアラはNP70%チャージを持っているので、第2アペンドスキルより先に解放するのも悪くない)。
宝具
快楽天・胎蔵曼荼羅(アミダアミデュラ・ヘブンズホール)『強化済み』 |
アーツ属性 全体攻撃宝具 |
自身に無敵貫通状態を付与(1ターン) +敵全体に強力な防御力無視攻撃 +自身のHPを回復<オーバーチャージで効果アップ> |
3hitするため、多少のNPリチャージが見込めます。スキル『アーツ耐性ダウン、NP獲得量アップ』を併用すれば、それなりにNPリチャージできます。宝具の再発動を狙う場合は、アーツクリティカル追撃しましょう。
無敵貫通は1ターン続くため、追撃にも影響します。ゲージ効率の観点から見ても、初手に宝具を置きたいです。
防御力無視攻撃は、防御バフを無視します。ダメージカットや○○カード耐性ダウンはそのままだが、スキル『強化解除』で剥がせます。
HP回復はオーバーチャージ依存で、5000~10000回復。スキル3『HP回復量アップ』と合わせると、7500~15000回復可能です。回復量としては破格で、宝具が回れば、瀕死の状態でも立て直せます。
~宝具ダメージの目安(攻撃有利1.5倍)~
『善』属性特攻、デバフなし(宝具3連射システムの第1~2WAVE想定)……約2万6千~3万9千。攻撃有利2倍の星3サーヴァントと同程度。
『善』属性特攻、デバフあり(宝具3連射システムの最終WAVE想定)……約5万7千~8万6千。攻撃有利2倍の星5サーヴァント・強化済み宝具(非特攻)と同程度。
『善』属性特攻なし、デバフのみ(変則周回の第1~2WAVE要員想定)……約4万4千~6万6千。攻撃有利2倍の星4~5サーヴァント(未強化・非特攻)と同程度。
スキル
スキル1『強化済み』 | 効果 |
千里眼『獣)』(D+++) CT8-6 | 敵単体の弱体耐性をダウン(1ターン) &アーツカード耐性をダウン(1ターン) +自身のNPを増やす |
弱体耐性ダウンは最大100%。自分のデバフが入れやすくなるほか、味方の確率デバフの成功率を引き上げます。ただし『対魔力』持ちには、弱体耐性ダウンそのものを弾かれる可能性があります。
アーツカード耐性ダウンは最大30%。ダメージだけでなくNP獲得量にも影響するため、宝具かアーツクリティカルを狙える時に使いたいです。
上記2つは敵単体に1ターン付与のため、付与先やタイミングを間違わないように注意しましょう。
NPチャージは最大50%チャージ。初期NP50%付与礼装なら、ワンポチで宝具を撃てます。また第2アペンドスキルレベルマックスなら、初期NP30%付与礼装でも可能です。
スキル2『強化済み』 | 効果 |
五停心観(A+) CT8-6 | 敵全体のチャージを1減らす &強化状態を解除 &防御力ダウン(3ターン) |
敵全体のチャージ減少は確定。所有者が少ない希少スキルです。
敵全体強化解除は厄介なバフを消せます。白枠で囲まれているバフは解除できないので注意しましょう。
防御力ダウンは最大30%。味方全体のダメージを引き上げます。
スキル3『強化後』 | 効果 |
魔性変生(B) CT8-6 | 自身に無敵状態を付与(1ターン) &クリティカル威力をアップ(1ターン) &NP獲得量をアップ(1ターン) &弱体耐性をアップ(1ターン) &HP回復量をアップ(1ターン) +味方全体に〔善〕特攻状態を付与(3ターン) &NP増加 &宝具使用時のチャージ段階を1段階引き上げる状態を付与(1回・3ターン) |
無敵(1ターン)は宝具対策に有効です。
クリティカル威力アップは最大50%。スター生産スキルやスター集中度アップがないため、スター供給が必要です。
NP獲得量アップとHP回復量アップはそれぞれ最大50%。これらを活かすために、宝具を発動するタイミングで使いたいスキルです。
弱体耐性アップは最大50%。確定でないうえに持続1ターンと短く、タイミングが合ったうえで弾ければラッキー程度。
理想はスター供給してもらい、宝具後のアーツクリティカル追撃を狙う形です。アーツクリティカルを出せれば、宝具の再発動も可能です。
攻撃系の効果に集中した結果、やられては元も子もないので、無敵(1ターン)を目的に使用するのも選択肢の1つです。
味方全体に『善』属性特攻付与は最大30%。対象はサーヴァントに多く、一般エネミーは基本的に対象外。
味方全体のNP増加は最大20%。
味方全体のオーバーチャージ段階強化は、味方宝具を強化します。オーバーチャージ段階で宝具性能が強化されるアタッカー・サポーターと相性が良いです。概念礼装の『オーバーチャージ段階引き上げ』とは共存します。自分の場合は、HP回復量が『5000→6250』です。
運用方法
周回
NP70%チャージを持ち、キャストリア×2のシステム周回に対応しています。
マスター礼装の支援は必要だが、NP回収量が低いバーサーカークラス相手に宝具3連射が可能です(敵は3体必要)。オーダーチェンジや初期NP付与礼装などを駆使すれば、敵の数が不規則な変則周回や『キャストリアの片方を別のアーツサポーターに変更』も可能です。
難点は、特攻対象が基本的にサーヴァントで、デバフ主体なところ。
3WAVE周回の場合、第1~2WAVEはスキルで自己強化できません。アーツサポーターの支援でなんとかしましょう。『対魔力』持ちには、デバフが安定しないのも難点です。
変則周回で宝具を1騎ずつ撃つ編成では、宝具が撃ちやすく、火力・NP支援が可能です。一般エネミーは『対魔力』がないので、第1~2WAVE要員なら、きちんと攻撃性能を発揮できます。ただ『善』属性特攻は、基本的に最終WAVEのみ機能、オーバーチャージ段階強化は味方の宝具次第です。味方全体にNP20%配布できるサーヴァントが増えているのも逆風。
高難易度
ダメージが通りやすく、耐久力も高いシステムアタッカー。
4騎士(殺・騎・術・狂)、ルーラー、フォーリナーなど、攻撃有利を取れるクエストが適正です。
火力バフの少なさと微妙なNP効率をアーツサポーターで解消できれば、宝具で攻撃と回復し続けます。アーツサポーターは耐久支援が得意なため、支援を受けた場合の耐久力は全サーヴァント中トップクラス¹です。
¹……宝具のHP回復量が破格で、クラススキル『人型特防状態』、スキル『無敵、チャージ減少』と揃っています。そのためダメージを受けた時のリカバリー力は頭一つ抜けており、単体攻撃宝具でHPを消し飛ばされない限りは、並大抵のことで退場しません。
攻撃面は『無敵貫通、防御無視攻撃、強化解除』などギミックを突破する要素が揃っています。
難点は、デバフ主軸でダメージが安定しないところ。
ダメージに影響するスキルがデバフで安定せず、ほとんどが持続1ターンであることも相まって、ダメージが伸びません。またアルターエゴクラスは相性有利が広いとはいえ、『基本攻撃有利1.5倍、ATKにプラス補正なし』など、ダメージ面での不安要素が多いです。
これらの問題はスター生産系の概念礼装、キャストリアを始めとするアーツサポーターで解決可能です。
特にキャストリアはキアラが持たない攻撃バフを全て補えるうえに、微妙なNP効率も改善できます。またキアラサイドもキャストリアができないHP回復とギミック破壊を行えるので、相性は良いです(キャストリアと相性が悪いサーヴァントがそもそもいない)。
総じて、概念礼装やサポーターに頼らざる得ないを要素が多く、これらが欠けると『ダメージが出ずジリ貧になる』『宝具回転率が落ちて回復が間に合わない』といった問題が出てきます。
耐久面は安定しているが、攻撃面で不安を抱えるサーヴァントです
欠点自体は明確なので、概念礼装やパーティメンバーで補いましょう。
編成は、宝具連射力を強化できる『キャストリア、玉藻の前、レディ・アヴァロン』がおすすめです。これらにスター獲得系の概念礼装を持たせると、クリティカルが安定します。
火力・耐久・NP支援ができる『諸葛孔明、ライネス/司馬懿』も相性が良いです。
低レアサーヴァントなら、耐久支援が得意な『マシュ』、アーツサポーターとして動ける『徐福、パラケルスス』がおすすめです。
概念礼装は、宝具ダメージを伸ばす『宝具威力アップ、アーツカード性能アップ』。クリティカルを安定させる『スター獲得系』が候補に入ります。
敵として出てきた場合
無敵貫通・防御無視攻撃が非常に厄介なため、できるだけ早く倒す必要があります。
宝具を受ける場合は、対粛正防御状態が確実です。無い場合は攻撃力ダウンやダメージカットを重ね掛けすることで軽減しましょう。
まとめ
・度重なる強化により、高性能なスキルの獲得とチャージタイムが改善されました。持続ターンの短さなど鈍重さはあるものの、強力なサーヴァントに仕上がっています。
・ただ『攻撃バフがデバフ主軸』『基本攻撃有利1.5倍のアルターエゴクラス』など、攻撃面に不安が多いです。
FGOにおける殺生院キアラ
FGOでの初登場は『深海電脳楽土 SE.RA.PH』
いつの間にかカルデアに召喚されていたような、いなかったような、認識が曖昧になるサーヴァントです。
他者からは徳の高そうな佇まいを評価されますが、正体を追求されることはありません。
そんな謎のサーヴァントであり、時々『私も同行いたしましょう』と言ってついてきます。殺生院(原文ママ)。
童話が好きですが、もう大人なのでいつまでも好きではないと本人は言っています。あとおはぎが好物。人間も好き(棒)。
年齢についての話題は地雷原。
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