『ステンノ(恒常)』FGOおすすめ性能解説

基本情報

女神の微笑(スマイル・オブ・ザ・ステンノ)『強化後』
バスター属性 サポート宝具
敵単体『男性』に高確率で即死効果を付与

&敵単体『男性』に魅了状態を付与(1ターン)<オーバーチャージで確率アップ>

&敵単体の防御力をダウン(3ターン)

&敵単体の強化状態を解除

スキル1効果
吸血(C)

CT8-6

敵単体のチャージを確率で減らす

+自身のNPを増やす

スキル2効果
魅惑の美声(A)

CT9-7

敵単体『男性』に確率で魅了状態付与
スキル3効果
女神のきまぐれ(A)

CT7-5

味方全体の攻撃力アップ(3ターン)

&『神性』特性の味方全体の攻撃力アップ(3ターン)

強い点

『男性』属性の敵に魅了で行動妨害『神性』属性の味方に火力支援ができるアサシンです。

バスター属性のサポート宝具は、変則周回では『男性』限定に高確率の即死付与、高難易度では『男性』限定の魅了、防御力ダウン、強化解除として機能します。

スキルも確率のチャージ減少+NP増加、『男性』限定の魅了、味方全体攻撃力アップ&『神性』限定攻撃力アップと、妨害・火力支援に向いたスキル構成です。

カード構成はクイック3枚構成ながら、NP回収力が高く、スター生産もクイックチェインで狙えます。

クラススキルに対魔力+女神の神核を持ち、弱体耐性が約50%と高いです

弱い点

宝具はバスター属性ながらダメージがなく、クイック3枚構成で通常攻撃の強化が二重の攻撃力アップ、防御力ダウンのみと、ダメージを稼げません

魅了は『男性』、火力支援は『神性』と対象を選び、クエストと編成を選びます。

魅了の命中率が宝具はオーバーチャージ依存(100~200%)、スキルはレベル依存(70~100%)と弱体耐性・弱体無効の影響を受けます。チャージ減少も確定ではなく、スキルレベル依存(60~80%)です。

引くべきか

引かなくていいです。

スキルと回転率の良い宝具で敵を魅了しつつ強化解除して、無力化させます。その間に、味方を強化して攻撃させるのが基本戦法です。

敵が単体のWAVEで、『男性』属性かつ即死耐性が低いなら、変則周回要因としても起用できます。

しかし、即死にしろ魅了にしろ、『男性』限定で付与率も確定ではないです。またアタッカーとして動きにくいため、魅了で拘束中の敵を倒す味方が必要です。

カード性能が良く、NPチャージスキルもありますが、クイック3枚構成のためアーツチェインや初手アーツボーナスによるNP回収が狙えません。味方のNP回収を補助できないため、サブアタッカーとしては、メインアタッカーの邪魔になりやすいです。

総じて、敵が『男性』属性(+即死耐性が低い)でなければ、性能を発揮できません。加えて弱体耐性も絡んでくるため、敵が男性ならどこでも連れていけるわけではなく、『弱体耐性を所持しているか? 即死耐性は低いか?』など事前の下調べが必要です。

『魅了』編成などを組みたいマスターは、引く価値があります。

アサシンもしくは代用できるクラスのアタッカーもしくはサポーターを育成しているマスターは、スルーして構いません。

Fate/Grand Order -終局特異点 冠位時間神殿ソロモン-をAmazon Prime Videoでレンタルして見よう! 月額500円 今なら30日間無料

ステータス

クラスはアサシン

カード構成は、クイック3枚、アーツ1枚、バスター1枚

カード性能は、スター生産率は低いですが、NP回収力は高いです。

ステータスはレベル80時に、HP11518、ATK8985。

バランス型のステータスで、星4アサシンの中では、HP・ATKともに恵まれています

クラススキル効果
気配遮断(A+)自身のスター発生率をアップ(約10%)
対魔力(A)自身の弱体耐性をアップ(約20%)
女神の神核(EX)自身に与ダメージプラス状態を付与(+300)

自身の弱体耐性をアップ(約30%)

気配遮断はランクが高く、スター生産力にプラス補正が入ります。ただクイックはhit数が低く、恩恵を感じにくいです

対魔力と女神の神核で、素の弱体耐性が約50%と高く、高頻度でデバフを弾きます。

固有の第3アペンドスキルは、対ライダー攻撃適性。攻撃有利のため、解放価値はあります。ただ第2アペンドスキルの優先度も高いです。

属性はサーヴァント、天属性、混沌属性、善属性、人型、女性、神性。

天属性は地属性に強く、地属性のライダーエネミー『ワイバーン、ドラゴン』に有利です。

宝具

女神の微笑(スマイル・オブ・ザ・ステンノ)『強化後』
バスター属性 サポート宝具
敵単体『男性』に高確率で即死効果を付与

&敵単体『男性』に魅了状態を付与(1ターン)<オーバーチャージで確率アップ>

&敵単体の防御力をダウン(3ターン)

&敵単体の強化状態を解除

『男性』限定の即死付与率は宝具レベル依存。宝具レベル1で『銅枠のスケルトン、兵士、ゾンビ、グール、』などは基本確定、宝具レベル2で『銅枠のゴースト、ゴーレム、ワイバーン、一部ノッブ』が基本確定です。即死耐性ダウンの支援を受ければ、銀枠エネミーも狙えます。

男性限定の魅了はオーバーチャージ依存で100~200%。オーバーチャージ1の段階から基本確定ですが、対魔力持ちには安定しません。

防御力ダウンは宝具レベル依存で、20~30%。付与率が高く、対魔力+女神の神核程度なら貫通できます。

強化解除は高難易度で有効です。ただし最後に行うため、『敵の弱体無効を剥がす→魅了付与』はできません。

『男性』以外でも、防御力ダウンと強化解除は発動します。

スキル

スキル1効果
吸血(C)

CT8-6

敵単体のチャージを確率で減らす

+自身のNPを増やす

チャージ減少はスキルレベル依存で、60~80%。確定ではなく、外す時は外します

NP増加は最大27%。第2アペンドスキルレベルマックス+初期NP50%付与礼装でも、宝具発動には若干のNP支援が必要です。チャージ減少が失敗しても、効果は発動します

スキル2効果
魅惑の美声(A)

CT9-7

敵単体『男性』に確率で魅了状態付与

魅了付与率はスキルレベル依存で、70~100%。対象を選び、スキルレベル最大で基本確定になるのが難点です。

性別なし、オプリチニキ』には通用しません。

スキル3効果
女神のきまぐれ(A)

CT7-5

味方全体の攻撃力アップ(3ターン)

&『神性』特性の味方全体の攻撃力アップ(3ターン)

味方全体の攻撃力アップ、『神性』属性限定の攻撃力アップともに倍率20%です。

味方『神性』属性の火力を大幅に引き上げます。自分も対象です

対象範囲は広いですが、アサシンの『神性』属性持ちは期間限定サーヴァントがほとんどで、アサシンオンリーの編成は難易度は高いです。

運用方法

周回

NP支援は必要ですが、『敵が単体・『男性』属性・即死耐性が低い』の条件が揃えば、宝具でWAVE突破を狙えます。『神性』属性の味方に対しては、高倍率の火力支援もできます。

ただ宝具はダメージがなく、クリティカル関連スキルもないため、ダメージは稼げません

高難易度

魅了と強化解除で無力化しつつ拘束して、味方を強化するデバッファー兼サポーターです。

敵が『男性』で弱体耐性を所持していないなら、どこでも連れていけます。

宝具とスキルの魅了、チャージ減少で敵の妨害性能が高く、行動させません。素のカード性能が良く、NPチャージスキルもあるので宝具回転率が良く、短いスパンで魅了を付与できます

回避・無敵などを強化解除で剥がし、防御力ダウンと攻撃力アップで味方の火力支援ができます

しかし、自分はメインアタッカーとして動けず、弱体耐性持ちには魅了が安定しないため敵と味方を選びます。

宝具レベル最大の防御力ダウン(30%)、スキル3の攻撃力アップ(最大40%)、固有の第3アペンドスキル『対ライダー攻撃適正』レベルマックス(30%)で、ライダークラスに対しては2倍の火力を叩き出しますが、そこまで育成するには愛が必要です(通常のアタッカーを育てた方が手っ取り早い)。

チャージ減少は元から確定ではなく、魅了も『対魔力』持ちのサーヴァントには安定しません。そのため敵の見極めが必要です(バーサーカーやアヴェンジャーは『対魔力』持ちが少ない。など)。同様に、ギミックでそもそも魅了を付与できない場合は、編成する意味が薄れます。

クイック3枚構成も厄介で、自分のNPは貯めれますが、味方のNP回収を補助できません

編成は、『敵の行動阻害ができる』サーヴァントと相性が良く、『神性』属性に火力支援ができます。

魅了による拘束を重視するなら『カーマ』が『神性』属性持ちで、カード構成・魅了付与頻度的にも相性が良いです。

低レアサーヴァントなら『エウリュアレ、メドゥ―サ(騎)』で、お手軽拘束編成が組めます。

編成時の注意点としては、クイックチェイン以外でスターを稼げないクイック3枚構成のため、アーツクリティカルやアーツチェインでNPを稼ぐ味方とは相性が悪いです。

概念礼装は、サポート重視なら毎ターンスター獲得系。宝具回転率を上げるNP獲得量アップ、毎ターンNP獲得系。魅了付与率を上げる弱体付与成功率アップ系が選択肢に入ります。

敵として出てきた場合

アサシンクラスなのでチャージゲージが短く、『男性』を連れて行くのはNGです

デバフが入りづらいので、女性や性別不明を連れて行くなど、編成に気をつけましょう

まとめ

・面白いサーヴァントですが、実用レベルまで育成するのが大変なタイプです。宝具・スキルレベルともに重要で、『ちょっと育成して、試しに使ってみよう』ができません。

事前に敵の情報がわかりづらいゲームシステムと相性が悪く、長期戦向けのスキル構成で現状の『火力バフ山盛り! システム! 速攻!』に合っていないのも厳しいです。

FGOにおけるステンノ

ギリシャ神話におけるゴルゴン三姉妹の長女。

男の憧れの具現、完成した「偶像(アイドル)」「理想の女性」として生まれ落ちた女神。

優雅と上品を形にしたかの如き、麗しの女性。

優雅と上品を備え、どんな殿方であろうと持ち上げて褒め称えます。

ただ極度のものぐさな性質があり、どうでもいい相手には、きわめて冷酷。冥府(タルタロス)の番犬が震え上がるほどに。

女神の神核により、あらゆる精神系の干渉を弾き、肉体成長もなく、どれだけカロリー摂取しても体型が変化しません。

妹(メドゥーサ)のことは、ことあるごとにもう一人の自分(エウリュアレ)と一緒になっていじめてしまうけれども、本当は好き。愛している。心から。死した後でも。

関連リンク