『スカサハ=スカディ(期間限定)』FGOおすすめ性能解説

基本情報

死溢るる魔境への門ゲート・オブ・スカイ『強化後』
アーツ属性 サポート宝具
味方全体の攻撃力をアップ(5ターン)

&味方全体のクリティカル威力をアップ(3回・5ターン)

&味方全体に回避状態を付与(1回・3ターン)

&味方全体に即死無効状態を付与(1回・3ターン)

&味方全体に被ダメージカット状態を付与(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

スキル1効果
原初のルーン

CT8-6

味方単体のクイックカード性能アップ(3ターン)

&クイックカードのクリティカル威力アップ(3ターン)

スキル2効果
凍える吹雪(B)

CT8-6

敵全体の防御力ダウン(3ターン)

&クリティカル発生率ダウン(3ターン)

スキル3効果
大神の叡智(B+)

CT8-6

味方単体のNP増加

強い点

スキル1『味方単体クイックカード性能アップ&クイック限定クリティカル威力アップ』で、クイックカードのダメージ・NP回収力・スター生産力を大幅に引き上げます

スキル2『敵全体防御力ダウン&クリティカル発生率ダウン』は、火力支援とクリティカル事故防止を1ポチで両立可能です。

スキル3『味方単体のNP最大50%チャージ』により、初期NP50%付与礼装を装備した味方なら、即宝具が撃てます。

サポート宝具は、『攻撃力アップ&クリティカル威力アップの火力支援』『回避(1回・3ターン、被ダメージカット(3ターン)の耐久支援』『即死無効状態(1回・3ターン)のギミック対応』をまとめて行います。

サポーターとしては、上述の支援だけでなく、『クイック属性・多段hit宝具のNPリチャージ力をスキル1で強化』→『宝具発動でNP50%リチャージを狙う』→『スキル3で再度宝具発動』といった宝具連射システムの構築が可能です

弱い点

耐久支援が宝具の『回避(1回・3ターン)、被ダメージカット(3ターン)』と乏しく、戦闘が長引くとダメージが蓄積します(これをケアするスキルもない)

クリティカルダメージを強化するが、スター供給方法がクイックチェインのみで、クリティカル安定には味方や概念礼装のスター供給支援が必要です。

引くべきか

クイックサポーターが欲しいマスターは引いて損がないです。

ただクイックサポーターとしては、競合となる『水着スカディ』がいます。

比較表スカディ水着スカディ
スキル(火力支援)味方単体のクイックカード性能アップ(最大50%)

敵全体の防御力ダウン(最大30%)

味方単体のクイックカード性能アップ(最大50%)

味方全体の攻撃力アップ(最大20%)

味方全体のクイック&バスターカード性能アップ(15%)

スキル(クリティカル支援)クイック限定のクリティカル威力アップ(最大100%)バスター限定のクリティカル威力アップ(最大100%)

バスター限定のスター集中度アップ

宝具による支援(宝具レベル依存)攻撃力アップ(20~30%)

クリティカル威力アップ(50~100%)

無し
NP支援味方単体50%味方単体50%
スター供給無しスター獲得(最大15個)

毎ターンスター獲得状態(最大15×3ターン)

耐久支援クリティカル発生率ダウン(最大30%)

回避(1回)

即死無効(1回)

ダメージカット(3ターン)

無し
チャージタイム(最短)6・6・66・7・7

周回時(宝具を撃たない想定)における火力支援要員としては、水着スカディの方が上回っています。理由としては、スカディの防御力ダウンはデバフのため、弱体耐性の影響を受けるので安定性がないです。またWAVEを跨げません。

クリティカル支援要員としても、クイックとバスターという違いはあるが、水着スカディはスターを供給できます。そのため変則周回にのクリティカル殴り編成で、クリティカルを誘発しやすいです。

高難易度においては、スカディの方がスキルのチャージタイムは短く、僅かながら耐久支援ができます。またクラス補正のスター集中度が低いので、アタッカーにスターを集めやすいです(水着スカディのスター集中度は、セイバーと同じ標準)。

総じて、高難易度における火力・耐久支援能力はスカディ、高難易度・周回における火力・クリティカル支援能力は水着スカディと使い分けができます。

またサポートを借りられないクエストも増えているので、スカディ・水着スカディを所持しているなら、サポート無しでも宝具連射システムが組めます

他の宝具連射システム(アーツ、バスター)と比較した場合、『宝具でスター生産→次ターンでクリティカル』といった動きが強力です。しかし、アタッカーの宝具・スキル性能、敵の数が大きく影響します。

クイック属性宝具は、アーツ属性宝具(基本的にNPリチャージ重視)と違い、スカディ×2の支援を受けても50%以上のNPリチャージができるサーヴァントは限られます¹。さらに敵の数が1-2-3のような変則周回だと、システム構築のハードルは高いです

¹……『宝具のNPリチャージ性能が高い』『NPチャージスキル所持している』など、複数の条件を満たさないと厳しい。

クイック属性のパーティ好んで使うマスターは、引く価値があります。

水着スカディを所持しており、アーツ・バスターの変則周回編成が組めているマスターは、スルーするのも選択肢の1つです。

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ステータス

クラスはキャスター

カード構成は、アーツ2枚、クイック2枚、バスター1枚

アーツはアーツ1枚構成のサーヴァント並に性能が高く、クイックもNP回収・スター生産力ともに良好です。

ステータスはレベル90時に、HP14406、ATK10753

星5キャスタ―の中では、HPが高く、ATKは平均的。

クラススキル効果
道具作成(A)自身の弱体付与成功率をアップ(約10%)
陣地作成(EX)自身のアーツカードの性能をアップ(約12%)
女神の神核(A)自身に与ダメージプラス状態を付与(+250)

自身の弱体耐性をアップ(約25%)

道具作成により、『対魔力弱体耐性アップ』持ちにもデバフが入りやすいです

陣地作成はランクが高く、アーツカードのダメージとNP回収力に大きなプラス補正が入ります。

女神の神核で、それなりにデバフを弾きます。神性と同種のクラススキルなので、敵の特効効果に引っかかりやすいです。

固有の第3アペンドスキルは、対キャスター攻撃適正。攻撃等倍なので、解放する価値は低いです。

属性は、サーヴァント、天属性、混沌属性、善属性、人型、女性、神性、王。

宝具

死溢るる魔境への門ゲート・オブ・スカイ『強化後』
アーツ属性 サポート宝具
味方全体の攻撃力をアップ(5ターン)

&味方全体のクリティカル威力をアップ(3回・5ターン)

&味方全体に回避状態を付与(1回・3ターン)

&味方全体に即死無効状態を付与(1回・3ターン)

&味方全体に被ダメージカット状態を付与(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

攻撃力アップは宝具レベル依存で、20~30%。持続が長く、宝具レベル1でも高ランクのカリスマ系スキルと同じ倍率です

クリティカル威力アップも宝具レベル依存で、50~100%。3回と回数制だが、こちらも宝具レベル1から倍率が高いです。攻撃力アップとは乗算関係なので、クリティカルが出ればダメージは大きく伸びます

回避(1回)は宝具対策に有効です。『令呪で宝具発動→敵の宝具を回避』といった動きもできます。ただし、他の回避と重複できないので、注意が必要です。回避(1回)が付与されているせいで回避(1ターン)などを付与できず、敵の宝具連打でパーティ崩壊といったパターンが有り得ます。

即死無効付与(1回)は、味方全体に付与できるという点で貴重です²。サポーターとして編成しやすいので、即死宝具が飛んでくるクエストで重宝します。

²……2024年10月現在、スカディ以外で味方全体に付与できるのは、『鬼女紅葉・スペースエレシュキガル・ニトクリスオルタ(スキル)、エレシュキガル(宝具)』の4騎のみ。

被ダメージカット状態を付与(3ターン)はオーバーチャージ依存で、500~1500。3ターン持続で回数制限はないものの、オーバーチャージ1だと心もとない倍率です。通常攻撃のダメージを減らすが、宝具・チャージ攻撃を受けるには、味方の防御力アップ・被ダメージカットと合わせる必要があります。

スキル

スキル1効果
原初のルーン

CT8-6

味方単体のクイックカード性能アップ(3ターン)

&クイックカードのクリティカル威力アップ(3ターン)

クイックカード性能アップは最大50%。クイック限定のクリティカル威力アップは最大100%。

味方単体のクイックカードのダメージ・NP回収力・スター生産力を大幅に強化します。

2つは乗算関係なので、クイッククリティカルのダメージは数値以上に伸びます。

欠点は、クイック限定なので、アーツ・バスターにはまったく影響しないこと。

スキル2効果
凍える吹雪(B)

CT8-6

敵全体の防御力ダウン(3ターン)

&クリティカル発生率ダウン(3ターン)

防御力ダウンは最大30%。味方全体の火力支援に繋がります。

クリティカル発生率ダウンは最大30%。クリティカル発生率アップのバフやクリティカル発生率を高く設定されていない限りは、クリティカルがほとんど発生しません

付与率は基本確定で、クラススキル『道具作成弱体付与成功率アップ』もあるため、対魔力持ちにも付与しやすいです

1ポチで大きな効果を得ますが、WAVEを跨げないのが難点。

スキル3効果
大神の叡智(B+)

CT8-6

味方単体のNP増加

味方単体のNP増加は最大50%。対象が初期NP50%付与礼装を装備していれば、ワンポチで宝具が撃てます。また第2アペンドスキルがレベルマックスなら、初期NP30%付与礼装でも可能です。

味方単体NP最大50%チャージスキルの中では、デメリットなし+チャージタイムが短いです。

運用方法

周回

『スカディ+水着スカディ』や『スカディ×2』で、宝具3連射システムの周回が可能です

前者の場合は、自前(サポートなし)でシステムが組めます

ただ1ターン目から宝具を撃つには、『初期NP100%付与礼装』『初期NP50%付与礼装+NPチャージスキル』が必要です。

また宝具で50%以上のNPリチャージが必要なため、礼装フリー『6積み編成』、敵の数が不規則な変則周回はかなり厳しいです(マスター礼装「オーダーチャンジ」があれば、不可能ではない)。

基本的に『スカディ(水着)』のシステム周回は、アタッカーの性能に依存しており、宝具連射できるサーヴァントとできないサーヴァントがいます³。

³……できるサーヴァントの目安としては、『NPチャージ、毎ターンNP獲得状態、NP獲得量アップ』を所持していること。

利点としては、クイック属性宝具のスター生産力を強化するので、2ターン目以降はクリティカル追撃しやすいこと

ただし、即時スター獲得スキルがないため、宝具を撃たないクリティカル殴り編成だと扱いづらいです。また自分の攻撃性能を強化するスキルもないため、火力面で足を引っ張ります。

高難易度

味方のクイック性能を強化するサポーター。

クイック重視のアタッカーと組むなら、どんなクエストでも適正があります。

理想は、アタッカーに『クイックでスター生産→クリティカルでダメージ・NP回収→宝具でダメージ・スター生産→クリティカル……』と敵が倒れるまでループさせる形です

また周回時と同様に、宝具3連射システムでの短期決戦が可能です。カード運は絡むが、敵が1体でもアーツ・クイッククリティカルの追撃でNP回収が狙えます。

宝具で削り切れなかった場合でも、強力なクイッククリティカルで追撃できるのが特徴です。

欠点は、長期戦が苦手なこと。

耐久支援が『回避(1回)、被ダメージカット(3ターン)、クリティカル発生率ダウン』と、ダメージの蓄積を避けられませんサポーターとして攻撃等倍相手に出張する場合は、HP管理に注意しましょう

しかもスキル3を味方に渡すと、NP獲得手段がなくなるため、宝具回転率が落ちます。クイック重視のカード選びになるため、アーツチェインが組めないのも難点です。アーツの性能が良いので、AQQの初手アーツ要因としてアーツを選んだり、マイティチェインでNP回収しましょう。

クリティカル支援要員としては、スター獲得系スキルがないです。アーツ宝具+アーツ2枚構成のため、クイックチェインでのスター供給も安定しません。

またクイック重視の強化なので、アーツ・バスターを強化できない=支援相手を選びます

そしてサポーター全般の弱点だが、強化解除に弱いです。

総じて、『宝具・クリティカルで短期決戦』『宝具連射システム』をやらせるのが強力な反面、それができるアタッカーは限られます

支援相手は、クイック重視のアタッカーで、『宝具のNPリチャージ性能が高い』『クリティカルが狙いやすいスキル構成を持つ』『ある程度は自衛できる』『高難易度のギミックに対応できる』サーヴァントが望ましいです。具体的には、『水着沖田オルタ巌窟王シャルルマーニュカーマバゼット』など。

概念礼装は、宝具回転率強化の『毎ターンNP獲得』、クリティカルを誘発させる『毎ターンスター獲得』が候補に入ります。

敵として出てきた場合

サポート宝具が厄介です。

持続の長い火力バフを付与するので、クリティカル事故が起こりやすいです

強化解除で火力バフを剥がすか、回避・無敵でしっかり攻撃を受けましょう。

まとめ

・宝具連射のハードルが低く、短期決戦から長期戦までこなせる『キャストリアのアーツシステム周回』。宝具連射できるサーヴァントは限られるが、敵の数に関係なく宝具連射できる『光のコヤンスカヤ・オベロンのバスターシステム周回』と比べて、見劣りする場面が多いです

・ピッタリとハマる支援相手がいれば、強力な編成が組めるものの、汎用性は他のサポーターに劣ります

FGOにスカサハ=スカディ

北欧異聞帯に由来するサーヴァント。

汎人類史のスカサハとは「完全な別人」。異聞帯でのみ成立する神、女王としての性質に大きく傾いた存在です。

ケルトの英雄スカサハと由来を同じくする北欧の巨人、山の女神『スカディ(スカジ)』の特量が多く現出しています。

スカディの側面が濃いスカサハ、というよりも「スカサハの性質を一部有するスカディ」。

神々に愛され、求婚され続けた女神であったが、気付けばラグナロクの果てにすべての神々は姿を消しており、「異聞帯としての北欧世界最後の神」になっていました。恐るべき女王、氷雪の女神だが、彼女の心には「取り残された者」としての哀切があります。

実は、割とウッカリしている。実は、割とぽやんとしている。実は、割とあたたかみがある。関係を深めていけば、いずれ、女王としての顔以外の
……彼女自身の個性が見えてきます。