『ジャック・ド・モレー/期間限定』FGOおすすめ解説
目次
基本情報
| 13日の金曜日(ヴァンドルディ・トレイズ) |
| クイック属性 全体攻撃宝具 |
| 自身の宝具威力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ> +敵全体に強力な攻撃 &敵全体に呪い状態を付与(1000×5ターン) &敵全体に呪厄状態(100%)を付与(5ターン) |
| スキル1 | 効果 |
| 堕落の叙任(A) CT8-6 | 味方全体の攻撃力アップ(3ターン) &クリティカル威力アップ(3ターン) &NP増加 +自身を除く味方全体に「悪」特性付与(3ターン) |
| スキル2『強化後』 | 効果 |
| 聖骸布「偽」(B+) CT8-6 | 自身に無敵を付与(1ターン) &NPチャージ +自身を除く味方全体「悪」に無敵を付与(1回/1ターン) +敵全体に呪い状態を付与(3ターン) +自身に『呪い滲出』状態<ターン開始時に敵全体に呪い状態(3ターン)を付与する状態>を付与(2回) |
| スキル3『強化後』 | 効果 |
| 無辜の怪物(A+) CT7-5 | 自身に毎ターンスター獲得状態付与(3ターン) &クイックカード性能アップ(3ターン) &〔呪い〕特攻状態付与(3ターン) &『通常攻撃時のダメージ前に呪い状態(3ターン)を付与する状態』を付与(3ターン) |
強い点
最大50%のNPチャージスキルと多段hit宝具で、『スカディ(水着)』×2の宝具連射システムに対応しています。
素のATKは低いが、火力バフ『攻撃力アップ、宝具威力アップ、クイックカード性能アップ、「呪い」特攻(最大50%)』で星5フォーリナー相応のダメージです。このうち、宝具ダメージ前の宝具威力アップは持続3ターンと長いので、宝具連射するほどダメージが上がります。『呪い』特攻もスキルの効果でWAVE移動しても機能します(通常のデバフ特攻はターンを跨ぐと機能しない場合が多い)。
スキル『全体の攻撃力アップ&クリティカル威力アップ、毎ターンスター獲得状態(最大10個+クラススキルで2個)、NP配布(最大20%)』で火力・NP支援が得意です。
スキル・宝具・通常攻撃に『呪い、呪厄』効果を持ち、スリップダメージ要員として動けます。
味方全体NP20%配布+自身のNP増加(最大30%)を持つことから、主に周回で使っていくサーヴァントです。
弱い点
素のATKが低く、それを補う『呪い』特攻はあるが、『呪い』付与は通常攻撃時と宝具後と遅いです。そのため周回では特攻ダメージを出しにくいです。スキル強化で解消。
デバフ特効のため、高難易度ギミック『弱体耐性・弱体無効』で無力化されます。
引くべきか
引かなくていいです。
最大50%のNPチャージに加えて、火力・NP支援スキルや連射するほど威力が上がる宝具を持つが、2025年10月現在のゲーム環境だと厳しい面が目立ちます。
火力・NP支援できるサーヴァントは年々増えており、最大20%の攻撃力アップとNP配布だけでは編成する理由が薄いです。
システムアタッカーとしては、敵の数が不規則な変則クエストが増えており、システム構築が難しくなっています。さらに、敵の数に影響を受けやすいクイック属性のため、システムアタッカーとして活躍できる場面は少ないです。
一応、イベント時によく配れる初期NP50%付与礼装で宝具を撃ちやすく、基本攻撃等倍でほぼ誰でも特攻があるのは利点です。そのため、対魔力を持たない一般エネミーが登場する第1WAVE要員としては、雑に編成できる扱いやすさがあります。
総じて、扱いやすいサーヴァントではあるが、より強力な効果を持つサーヴァントが多いです(言葉を選ばないなら、性能が丸い)。
キャラクターが好きな人は引きましょう。
そうじゃない人はスルーして構いません。
ステータス
クラスはフォーリナー
カード構成は、クイック2枚、バスター2枚、アーツ1枚。
クイックは5hitと性能が高く、バスターも4hitとhit数が多めです。アーツも高ランクの陣地作成があるので、良好な性能をしています。
ステータスはレベル90時に、HP16143、ATK10868
HPの高さは全サーヴァント中TOP5に入っており(ジャンヌに次ぐレベル)、ATKは低いが、同じ星5フォーリナーで全体クイック宝具を持つボイジャーより高いです。
| クラススキル | 効果 |
| 領域外の生命(A) | 自身に毎ターンスター2個獲得状態を付与 自身の弱体耐性をアップ(約10%) |
| 陣地作成(A) | 自身のアーツカードの性能を少しアップ(約10%) |
| 神性(B) | 自身にダメージプラスを付与(約+175) |
領域外の生命の毎ターンスター2個獲得は、スキルのスター獲得と含めてスター供給に貢献します。弱体耐性はデバフを弾ければラッキー程度。
高ランクの陣地作成を持つが、アーツカード1枚構成で恩恵は薄いです。
神性は敵の宝具やスキルの影響を受けやすいので注意しましょう。
固有の第3アペンドスキルは対セイバー攻撃適性。基本攻撃等倍でダメージを与えるので、解放する意味はあります。
特性はサーヴァント、地属性、中立属性、悪属性、人型、女性、神性、領域外の生命、人類の脅威、ヒト科のサーヴァント。
宝具
| 13日の金曜日(ヴァンドルディ・トレイズ) |
| クイック属性 全体攻撃宝具 |
| 自身の宝具威力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ> +敵全体に強力な攻撃 &敵全体に呪い状態を付与(1000×5ターン) &敵全体に呪厄状態(100%)を付与(5ターン) |
5hitするクイック宝具で、ある程度のNPリチャージとスター生産が可能です。
宝具威力アップはオーバーチャージ依存で20~40%。持続3ターンと長いので、連射するほど重ねがけされます。
呪いのダメージは1000×5ターンと並。『呪厄』状態でダメージは2倍になるので、回復量が少ないガッツを潰せます。
~宝具ダメージの目安~
1連射目(攻撃等倍+特攻込み)……約3万2千~5万3千。星5フォーリナーの中だと可もなく不可もなく(星5バーサーカーの『ロウヒ』より低いのが辛い)。
3連射目(攻撃等倍+特攻込み)……約3万9千~6万6千。星5フォーリナーの中だとやや高めだが、トップクラスには一歩劣るダメージ(特攻範囲が広い分、ダメージで見劣りするイメージ)。
スキル
| スキル1 | 効果 |
| 堕落の叙任(A) CT8-6 | 味方全体の攻撃力アップ(3ターン) &クリティカル威力アップ(3ターン) &NP増加 +自身を除く味方全体に「悪」特性付与(3ターン) |
味方全体の攻撃力アップは最大20%、クリティカル威力アップは最大30%、NP増加は最大20%。
複合スキルの中でも優秀な部類に入り、味方全体にNP支援しながらチャージタイムは最短6ターンと短いです。
火力支援に特化したスキルで、悪属性付与はスキル2の発動条件になっています。
『新宿のアーチャー、蘆屋道満』の悪属性限定の火力支援を受けられるが、悪特攻の対象に入るデメリットもあります。
| スキル2『強化後』 | 効果 |
| 聖骸布「偽」(B+) CT8-6 | 自身に無敵を付与(1ターン) &NPチャージ +自身を除く味方全体「悪」に無敵を付与(1回/1ターン) +敵全体に呪い状態を付与(3ターン) +自身に『呪い滲出』状態<ターン開始時に敵全体に呪い状態(3ターン)を付与する状態>を付与(2回) |
無敵(1ターン)は宝具対策に有効です。
NP増加は最大30%。スキル1と合わせれば、合計50%と高く、初期NP50%付与礼装なら1ポチで宝具を撃てます。
味方全体の『悪』属性に無敵付与は1回と少ないが、敵の全体攻撃宝具対策に有効です。
条件『「悪」属性』はスキル1で満たせる上に、スキル1・2はチャージタイム最短6ターンとタイミングを合わせやすいです。スキル1→2で使わないと無敵が付与されないので、使用順番に注意しましょう。
敵全体に呪い付与、ターン開始時に呪い付与は、どちらも500ダメージ固定です。この効果により、WAVEを跨いでも特攻が機能します。
| スキル3『強化後』 | 効果 |
| 無辜の怪物(A+) CT7-5 | 自身に毎ターンスター獲得状態付与(3ターン) &クイックカード性能アップ(3ターン) &〔呪い〕特攻状態付与(3ターン) &『通常攻撃時のダメージ前に呪い状態(3ターン)を付与する状態』を付与(3ターン) |
毎ターンスター獲得は最大10個。クラススキルで+2個されます。通常攻撃・宝具のスター生産力も高いので、味方全体のクリティカルを誘発します。
ただし、フォーリナーはクラス補正のスター集中度が高いです。少ないスターでクリティカルが狙える半面、他のサーヴァントにスターを渡せません。
クイックカード性能アップは最大20%。持続3ターンとしては並だが、クイックカードのスター生産力も強化されます。
呪い特攻は最大50%。弱体耐性・弱体無効がない限りは、誰にでも特攻ダメージです。スキル2で条件を満たしやすく、宝具と通常攻撃で呪い付与できるため、無効化されない限りは確実に機能します。
『通常攻撃時のダメージ前に呪い状態を付与する状態』の呪いダメージは500固定。スキル2を弱体耐性で弾かれても、カードがあれば呪い付与できるチャンスがあります。
運用方法
周回
最大50%のNPチャージスキルを持ち、『スカディ(水着)』×2の宝具連射システムに対応しています。
宝具連射する場合は、宝具威力アップが重ねがけされるので、火力が増していきます。多段hit宝具のスター生産力とスキル『クリティカル威力アップ』で、カード運は絡むが、クリティカル追撃できます。
難点は、システム構築の難易度が高く、やろうと思えばできる程度なこと。
変則周回で宝具を一騎ずつ撃つ編成では、『誰でも特攻宝具』『対象指定スキルがない(ポチ数が減る)』『火力・NP支援』で味方に貢献できます。火力の低さは敵のHPが低いWAVEを担当することで調整しましょう。第1~2WAVEに登場する一般エネミーは『対魔力(弱体耐性アップ)』がないので、『呪い』特攻を活かしやすいです。
高難易度
『火力支援、NP配布、無敵付与』など高難易度に向いたスキルを持つが、スキルの切れ間は火力が落ちます。スタ―生産しやすいクイック主軸でスター生産系スキルもあるため、クリティカルでダメージを稼ぎましょう。
フォーリナーはクラス補正のスター集中度が高く、クリティカル威力アップもあるため、クリティカルは出しやすいです。同時にNPも稼いで、宝具連射で火力バフの重ねがけを狙いたいです。
天敵は、『呪い』特攻なしだとダメージが稼げないため、弱体耐性や弱体無効。クラス相性は良いが、クラススキルで『呪い』無効を持つ『オベロン』は要注意です。
反対に、宝具・スキル・通常攻撃で呪い付与できるため、ギミックの関係でスリップダメージしか通らないギミックとは相性が良いです。呪い付与しやすいため、呪いが途切れる心配はありません。
編成は、火力・NP支援できるクイックサポーター『スカディ、水着スカディ』が候補に入ります。2騎が苦手な耐久支援を自分で補えます。
同じ星5フォーリナーでクイック主体かつ呪い関係のスキルが多い『ヴァン・ゴッホ』とは相性が良さそうだが、ゴッホは敵の呪いを吸収します。またモレーの呪いはダメージが高いため、ゴッホの自傷が加速するなど、相性はイマイチです。
概念礼装は、火力強化の『クイックカード性能アップ、宝具威力アップ』が候補に入ります。
まとめ
どの編成に組み込んでもある程度の仕事はできるので、汎用性が高いです。
誰でも特攻持ちでサポート能力も高水準だが、エクストラクラスの中でもATKが低く、どうしてもダメージ面で伸び悩みます。
FGOにおけるジャック・ド・モレー
十字軍時代に存在したテンプル騎士団23代目団長であり、最後の騎士団総長。
男性だったはずが、なぜか女性としてマスターたちの前に姿を現しました。
今までの『生前から女性だったが、なんらかの理由で男性として歴史に残ってしまった』や『本来なら男性だが女性の身体に憑依した、もしくは力や記憶だけ植え付けた』パターンではなく、何らかの理由で現界する際に男性から女性になったという珍しいパターン。
性格は明るくギャルっぽい口調で話しますが、どこか自暴自棄であり、嘘はつかないが裏でこっそり悪事を働く悪属性です。
ただフォーリナーの中では比較的常識的な感性を持っており、初登場のイベントではカルデアハロウィンの惨状にドン引きしていました。
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