『静希草十郎(配布サーヴァント)』FGOおすすめ性能解説
目次
基本情報
座■不明 悪霊■し |
バスター属性 単体攻撃宝具 |
自身の攻撃力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ> &自身に無敵貫通状態を付与(1ターン) &自身に被ダメージカット貫通状態を付与(1ターン) +敵単体に強力な『防御力アップ』状態特攻攻撃 +自身に即死効果【デメリット】 |
スキル1 | 効果 |
無死不殺遍路(A) CT8-6 | 自身のアーツカード性能アップ(3ターン) &バスターカード性能アップ(3T) &致死ダメージ回避状態を付与(5回・3ターン) |
スキル2 | 効果 |
無死不殺遍路(A) CT8-6 | 自身のNPを倍化する &クリティカル威力アップ(3ターン) &HPが75%以下の時、クリティカル威力アップ(3ターン) &HPが50%以下の時、クリティカル威力アップ(3ターン) &HPが25%以下の時、クリティカル威力アップ(3ターン) |
スキル3 | 効果 |
百骨万世千塔修験(A) CT8-6 | カードタイプを選択し、自身に「1ターン後にすべてのコマンドカードを選択したタイプに変化させる(1ターン) &選択したタイプのカード性能をアップ(1ターン)する状態」を付与 |
強い点
宝具発動時に退場するデメリット効果で、疑似オーダーチェンジできるのが利点です(控えのサーヴァントをスムーズに前線へ出せる)。その宝具は無敵貫通&被ダメージカット貫通状態付与でダメージを通しやすいです。
配布サーヴァントで宝具レベルを上げやすく、バーサーカークラスのため、広範囲の敵に高いダメージを与えます。
致死ダメージ回避状態(5回・3ターン)で、基本防御不利のバーサーカーながら、クリティカル事故に強いです。
自分のNPを最大2倍化できるスキルを持ち、初期NP50%付与礼装で宝具が撃てます。第2アペンドスキルレベルマックス+30%のNP支援を受けられるなら、礼装フリーでも可能です。
1ターン後に、『選んだカードタイプに自分のカードを変化させる』効果で、次ターンのアーツ・クイック・バスターチェインを誘発します。
クラススキル『おまじない』で、『恐怖・混乱・スキル封印』を受け付けません。
弱い点
宝具は『防御力アップ状態の敵』に特効効果が出るが、敵の行動に依存しており、狙って出すのは難しいです。また防御力無視効果を持たないので、防御力アップでダメージが減ります。
スキル発動時のHPに応じてクリティカル威力アップを持つが、スター獲得スキルやスター集中度アップがないので、単独で活かすのは難しいです。
宝具発動で退場するため、一発屋や鉄砲玉運用以外は向いていません。
育てるべきか
育てましょう。
強い弱いの前に、宝具発動で自動退場するのが非常に便利なサーヴァント。退場効果¹はFGOでもっともプレイする周回に向いており、『NP倍化効果で礼装フリーでも宝具発動が狙える』『配布サーヴァントかつ基本攻撃有利のバーサーカークラス』など、周回アタッカーとしては理想的です。
¹……通常、3WAVEのクエストを3ターンでクリアする場合、戦闘に参加できるサーヴァントは前衛の3騎だけです。控えのサーヴァントを戦闘に参加させたいなら、マスター礼装『オーダーチェンジ』で『入れ替えたいサーヴァントを選択する』といった手間がかかります。その手間を、攻撃しながら失くせるのが退場効果です。ポチ数の減少だけでなく、マスター礼装の自由度も上がるため、周回時に重宝する効果です。例えば変則周回で宝具を1騎ずつ撃つ編成だと、宝具ダメージがないサーヴァント(サポーター)は戦闘に参加しづらいが、マスター礼装フリーのまま戦闘に参加できます。
その反面、ストーリークエストや高難易度クエストでは、長期戦に向かないデメリットとして機能します。
また基本的な運用コンセプト『致死ダメージ回避状態でHPを安全に削り、低HP時に発動するクリティカル威力アップで攻撃する』が、スター獲得・スター集中度アップを持たないため、単独では実行できません。編成で補ったとしても、低HP運用になるため、(ワンミスの1発退場)事故が起きやすいです。
そのため周回以外だと、メインアタッカーとして編成するには不安要素が多く、自分が倒れるまで攻撃し続けるバーサーカーらしい運用に向いています(退場する前提の運用)。
最大の難点は、本人の火力がそこまで高くないこと。
上述の利点は、敵を倒せることが前提です。バーサーカークラスのため、広範囲の敵に攻撃有利を取れるのは利点だが、攻撃有利の倍率は1.5倍と下がります。それを補う火力バフは、敵の行動に左右される『防御力アップ』特効で、敵が行動しない前提の最短周回だと機能しません。スキル3『1ターン後に○○カード性能アップ』も、効果が発動するのは第2WAVE以降と限られます。
これらの火力が下がる要素は、周回クエストの『単体WAVEの敵はHPが高い』『第1WAVEに近づくほど、敵のHPが下がる』部分と噛み合っておらず、要求火力に届くかどうか不安定です。
要求火力に届くなら非常に便利なサーヴァントだが、届かせるためには、編成を考えなければならない不安要素も秘めています。
総じて、要求火力に届くなら、単体WAVE要員として理想的な周回アタッカーです。
育成優先度は、周回に力を入れたいマスターなら育てましょう。そうじゃないマスターでも、『宝具レベル5にできるバーサーカー』は貴重なため、バーサーカークラスのアタッカーが少ないなら育てる価値があります。
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ステータス
クラスはバーサーカー。
カード構成は、バスター2枚、アーツ2枚、クイック1枚。
カード性能は平凡。
ステータスはレベル80時に、HP10099、ATK9954。
星4バーサーカーの中では、HP・ATKともに低めと恵まれていません。
クラススキル | 効果 |
気配遮断(A) | 自身のスター発生率をアップ(約10%) |
宗和の心得(C) | 自身の被クリティカル発生耐性をアップ(約10%) |
おまじない(EX) | 自身に恐怖・混乱・スキル封印無効状態を付与 |
気配遮断はランクが高いが、スター生産力が並のため、恩恵を感じづらいです。
宗和の心得により、若干クリティカル攻撃を受けづらいです。
固有スキルの『おまじない』は、『恐怖(確率スタン)・混乱(確率スキル封印)・スキル封印』を無効化します。『ノクナレア(スキル封印状態の味方に支援できるサーヴァント)』と組む場合は、支援効果を受けられないので注意しましょう。
固有の第3アペンドスキルは、対キャスタークリティカル発生耐性。NP倍化効果を活かしたいので、第2アペンドスキルの優先度が高いです。
属性は、サーヴァント、人属性、中立属性、中庸属性、人型、男性、今を生きる人類。
宝具
座■不明 悪霊■し |
バスター属性 単体攻撃宝具 |
自身の攻撃力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ> &自身に無敵貫通状態を付与(1ターン) &自身に被ダメージカット貫通状態を付与(1ターン) +敵単体に強力な『防御力アップ』状態特攻攻撃 +自身に即死効果【デメリット】 |
攻撃力アップはオーバーチャージ依存で、10~50%。オーバーチャージ1の倍率は低いが、オーバーチャージ段階強化の上がり幅は10%刻みと優秀です。持続1ターンのため、追撃にも影響しますが、ガッツでデメリットを緩和しないと活かせません。
無敵貫通は回避・無敵を突破します。
被ダメージカット貫通状態は、被ダメージカットの影響を受けません。
『防御力アップ』状態特攻は約1.5倍固定。防御力無視ではないため、防御力アップの影響を受けます。
自分に即死効果は、ガッツが付与されていない限りは、どれだけHPが残っていても退場です。
~宝具ダメージの目安(レベル80、スキルレベルマックス、フォウくん+1000、宝具レベル5)~
『防御力アップ』特効とスキル3が発動していない状態(周回で第1WAVEを担当する場合)……約8万2千。星4バーサーカーの中だと、かなり低めのダメージ。聖杯投入でレベル90にした場合は、約9万(強化済み宝具を持つ星5バーサーカー『坂田金時。宝具レベル1』が約9万5千)。
『防御力アップ』特効が発動していない状態(周回で第2WAVE以降を担当する場合)……約10万。強化済み宝具を持つ星5バーサーカーの宝具レベル1以上宝具レベル2以下。聖杯投入でレベル90にした場合は、約11万2千(『坂田金時。宝具レベル2』が約11万9千)。
全ての火力バフが機能した状態……約15万。同じ宝具レベルの『星5バーサーカー・非特攻宝具』と変わらないレベル。
スキル
スキル1 | 効果 |
無死不殺遍路(A) CT8-6 | 自身のアーツカード性能アップ(3ターン) &バスターカード性能アップ(3T) &致死ダメージ回避状態を付与(5回・3ターン) |
アーツ&バスターカード性能アップは最大20%。持続3ターンとしては平均的な倍率です。
致死ダメージ回避状態は、スキルレベルに依存せず、5回・3ターン固定。自分の現HP以上の攻撃を受けた時に、回避が発動する効果です。HPが10000ある場合だと、9999ダメージはそのまま受ける(回数未消費)が、10000以上のダメージは回避で避けます(回数消費)。『必中、無敵貫通、スリップダメージ、即死効果』は避けられません。通常の回避とは共存可能で、通常の回避から先に消費されます。
持続3ターンと制限は付くが、HPが消し飛ぶ宝具を5回まで避けられるのは強力です。基本防御不利のバーサーカーは集中砲火を受ければすぐ落ちるため、1ターン目から使っても効果が得られます。
スキル2 | 効果 |
無死不殺遍路(A) CT8-6 | 自身のNPを倍化する &クリティカル威力アップ(3ターン) &HPが75%以下の時、クリティカル威力アップ(3ターン) &HPが50%以下の時、クリティカル威力アップ(3ターン) &HPが25%以下の時、クリティカル威力アップ(3ターン) |
自分のNPを倍化は、スキルレベル依存で1.5~2倍。スキルレベル1でも、NPが70%あれば宝具を撃てます。スキルレベルマックスなら、初期NP50%付与礼装or初期NP30%付与礼装+第2アペンドスキルレベルマックスで可能です。
クリティカル威力アップは、それぞれ最大25%。HPMAX時だと、1つしか発動しません。スキル発動時の現HPに応じてクリティカル威力アップが付与されるため、このスキル発動後にHPが増減しても、クリティカル威力アップの数は変わりません。
HP25%以下だと、最大100%のクリティカル威力アップと強力だが、単独でクリティカルを狙えないのが難点です。
スキル3 | 効果 |
百骨万世千塔修験(A) CT8-6 | カードタイプを選択し、自身に「1ターン後にすべてのコマンドカードを選択したタイプに変化させる(1ターン) &選択したタイプのカード性能をアップ(1ターン)する状態」を付与 |
『カードタイプを選択し、自身に「1ターン後にすべてのコマンドカードを選択したタイプに変化させる』効果は、カード配分を考えて使わないと、無駄撃ちになる可能性があります(次のターンに『静希草十郎』のカードが来ないなど)。宝具カードは変化しません。
選択したタイプのカード性能をアップは最大30%。宝具が撃てる状況でバスターカードを選択すれば、次のターンに宝具カードだけでも恩恵が得られます。
カード配分は運が絡むため、基本的には宝具強化用として使いましょう。単独で○○チェインを目指す場合は、ゲームシステムの理解や、『水着BB』でカード固定するなど工夫が必要です。アーツ・クイックを選択する利点は、次のターンにアーツ・クイックカードが増えるため、アーツ・クイックチェインが狙いやすいこと。
運用方法
周回
NP倍化効果があるので、イベント時によく配られる初期NP50付与礼装で宝具が撃てます。第2アペンドスキルレベルマックスなら、未凸状態の初期NP30%付与礼装でも可能です。
『今を生きる人類』にNP付与ができる『タイプ:アース/アルク(50%付与)、ボイジャー(40%付与)』、火力支援しながらNP30%付与できる『闇のコヤンスカヤ』などと組めば、礼装フリーで宝具発動を狙えます。
宝具発動時の退場効果で、後衛のサーヴァントを前衛に出せるのが利点です。ただ要求火力に届くかどうかは不安が残るため、届かないなら、マスター礼装や味方サーヴァントから火力支援を受けましょう。
担当するWAVEによっては、スキル3『1ターン後にカード性能アップ』が使えないため、上記に加えて『聖杯投入、クラスコア』など愛が必要な場合もあります。
また火力支援スキルがないため、他WAVEは味方に丸投げです。
クリティカル殴り周回では、ガッツ付与が必要だが、『宝具発動→ガッツ発動で低HP状態』で高威力のクリティカルを狙えます。ただスター生産やスター集中度アップ系のスキルがないため、そういう動きができる程度。
高難易度
致死ダメージを回避しながら、クリティカルで殴るバーサーカー。
攻防不利のフォーリナーが登場しないなら、どんなクエストでも適正があります。
宝具は無敵貫通&被ダメージカット貫通で、ダメージを通しやすいです。敵によっては『防御力アップ状態』特効も発動するため、星5バーサーカー並のダメージが出ます。
通常攻撃は、敵に必中・無敵貫通がないならHPを安全に減らすことが可能で、低HP状態なら最大100%のクリティカル威力アップでダメージが高いです。
クラススキル『恐怖(確率スタン)・混乱(確率スキル封印)・スキル封印無効』で行動妨害されず、致死ダメージ限定の回避や被クリティカル発生耐性で、バーサーカークラス内だとそこそこ耐久力があります。
難点は、これらの運用が安定しないこと。
宝具を撃てば、ガッツが付与されていない限り、一発退場です。クリティカルに関しても、スター獲得やスター集中度アップの支援が必要で、編成を選びます。また回復しないなら低HPでの運用になるため、基本防御不利のバーサーカーは即退場します。
長生きさせながらダメージを出すには、『ガッツ、スター生産スキル、スター集中度アップ、NP支援』と必要なモノが多いです。
総じて、『静希草十郎』を無理に長生きさせるより、『NP回収しながらHPを減らしてクリティカル攻撃→宝具で後衛と交代』といった鉄砲玉運用が適正です。
そのため編成は、『光のコヤンスカヤ』が『NP・火力支援、スター供給、スター集中度アップ』を持っているので、バッチリ噛み合います。ただどのタイミングで退場してもおかしくないため、火力支援を受けても無駄にする可能性が高いです。後続のためにサポートスキルを温存するか、そうなったらそうなったで割り切る必要があります。確実に落ちるターゲット集中がないので、運よく生き残った結果、他の前衛が攻撃を受けて滅茶苦茶になる可能性もあります。
低レアサーヴァントなら、バーサーカー限定の火力支援や、ターゲット集中で耐久支援orHP削りができる『陳宮』が高相性です。
概念礼装は、退場するタイミングを選びたいなら『初期NP付与礼装+α』。宝具ダメージ強化の『宝具威力アップ、バスターカード性能アップ』がおすすめです。
退場しやすい点を利用して、退場時に効果を発動する礼装『五百年の妄執(自身がやられた時に宝具封印&呪い)、カムランの戦い(自身がやられた時に味方全体のNPをチャージする)』も候補に入ります。
敵として出てきた場合
攻撃が痛いバーサーカークラスで、致死ダメージ回避が厄介です。
宝具は対粛正防御状態以外だと防げず、強化無効で弱体化させるか、必中・無敵貫通や強化解除でやられる前にやりましょう。
まとめ
・要求火力に届くなら、周回で利便性が高いサーヴァント。
・ストーリークエストや高難易度クエストでは、運用しづらい部分があるため、倒れるまで殴るバーサーカーらしい使い方が適正です。
FGOにおける静希草十郎
人里離れた山奥の生活から現代に下りてきた田舎少年。ある意味タイムスリップ状態。
平凡なバックボーン、純朴な気質ながらも、街の豊かさに順応していく中、魔術師同士の戦いの場に出くわしてしまった不運なアルバイター。
「でもまあ、都会も魔術も似たようなものなのでは?」
その前向きさは逞しいと言えなくもない。
信じた事は、とりあえず黙っておく堅実派。特別でもないが、まあ、普通というワケでもない。
青子・有珠と共同生活をしながら、最後まで“魔術師サイド”の話に関わらない、ある意味すごい一般人。影の薄い進行役。育った環境が自然マキシマムだったからか、特に特徴があるわけでもないけど、どこか世間とズレている。
自我が薄い……というのではなく、確固とした自我はあるけどそれをなんとも思っていない人。自分イコール一番大事なもの、ではない。
言葉は少ないが人なつこい性格で、たいていの人間とは仲良くなれる長所を持つ。
人畜無害を絵に描いたような、と初対面の人間は評しがちだが、そんな言葉を聞くたびに後ろにいる青子は呆れきった顔をする。
Fate/Grand Order フロム ロストベルト (3)
Fate/stay night[Unlimited Blade Works] 1