『モルガン(限定)』FGOおすすめ性能解説
モルガンを引くべきか否か。引いたとしてどういう使い道があるか、記事にしました。
結論から言うと、引きましょう。2024年11月現在において、最優のサーヴァントを決めようとした場合、まず間違いなく名前が上がるサーヴァントの一体です。
周回、変則周回、高難易度、どれにも適性があります。
ステータス
クラスはバーサーカー
カード構成はバスター2枚、アーツ2枚、クイック1枚
カード性能はクラススキル『狂化』『陣地作成』によって強化されています。クイックも4ヒットするので、悪くない性能をしています。
ステータスは90レベルでHP12440 ATK12193です。
星5バーサーカーの中では、ATKが高く、HPは低め。
クラススキル | 効果 |
狂化(B) | 自身のバスター性能アップ(約8%) |
対魔力(A) | 自身の弱体耐性アップ(約20%) |
道具作成(EX) | 自身の弱体成功率アップ(約12%) |
陣地作成(B) | 自身のアーツ性能アップ(約8%) |
妖精目(A) | 自身の被クリ発生率耐性アップ(約20%) |
狂化により、バスターカードのダメージにプラス補正が入ります。
対魔力はランクが高く、それなりにデバフを弾きます。
道具作成により、相手が『対魔力』持ちでもデバフを付与しやすいです。
陣地作成を所持しており、アーツカードのダメージとNP回収力にプラス補正が入ります。
『妖精眼A』により、敵にクリティカル発生率アップがついていない限り、ほとんどクリティカル攻撃を受けません。
固有の第3アペンドスキルは、セイバーに対する被クリティカル発生耐性アップ。初期NP50%付与礼装+スキル1で宝具を撃ちたいので、第2アペンドスキルの優先度が高いです(スキル2は味方に渡すか、ポチ数の省略で快適性に繋がる)。
属性は『サーヴァント、地属性、秩序属性、悪属性、人型、女性、アルトリア顔、王、霊衣を持つ者、妖精』。
宝具
『はや辿り着けぬ理想郷(ロードレス・キャメロット)』 |
バスター属性 全体攻撃宝具 |
自身に『円卓の騎士または妖精』特攻状態を付与(1ターン) +敵全体に強力な『人の力を持つ敵』特攻攻撃(オーバーチャージで効果アップ) &敵全体に呪い状態を付与(1000ダメージを5ターン) +味方全体に宝具使用時のチャージ段階を1段階引き上げる状態を付与(1回・3ターン)。 |
『円卓の騎士または妖精』特攻は50%固定。『円卓の騎士』属性はサーヴァント限定だが、『妖精』属性は一般エネミーも所持しています。1ターン持続のため、追撃にも影響します。対象はやや限定的だが、基本攻撃有利のため、幅広い相手に『攻撃有利+特効』で攻撃可能です。
『人』属性特攻攻撃はオーバーチャージ依存で、1.5倍から2倍。サーヴァント・一般エネミーの両方に特効対象がいます。
呪い付与は1000×5ターン固定。これを活かせるスキルはないので、オマケと考えましょう。持続5ターンと長いので、『呪い』特効宝具・スキルを持つ味方のサポートができます。
味方全体のオーバーチャージ段階強化(1回・3ターン)は、味方宝具を強化します。オーバーチャージ段階で宝具性能が強化されるアタッカー・サポーターと相性が良いです。概念礼装の『オーバーチャージ段階引き上げ』とは共存します。自分の場合は、次に撃つ宝具の『人』属性特攻が1.6倍です。
~宝具ダメージの目安~
攻撃力アップのみ……星4バーサーカーよりはマシ程度。
攻撃力アップ&防御力ダウン……星5バーサーカー・非特攻宝具の中では、ダメージが高い部類。
攻撃力アップ&特効(1.5倍)……星5バーサーカーの特効宝具としては、ダメージが低い部類。
攻撃力アップ&防御力ダウン&特効(1.5倍)……星5バーサーカーの特効宝具相応。
攻撃力アップ&特効(1.5倍)×2……星5バーサーカーの特効宝具でトップクラス。
攻撃力アップ&防御力ダウン&特効(1.5倍)×2……攻撃有利2倍の特効宝具に見劣りしないレベル。
スキル
スキル1 | 効果 |
渇望のカリスマ(B) CT8-6 | 味方全体の攻撃力アップ(3ターン) +自身のNP増加(最大30%) +敵全体の防御力ダウン(3ターン) |
モルガンの肝と言えるスキルで、スキル上げの優先度が一番高いスキルです。
攻撃力アップは最大20%。防御力ダウンは最大30%。2つ合わされば最大50%の火力強化と、高ランクの怪力系スキルと同じ倍率です。
NP増加は最大30%。初期NP50%付与礼装+第2アペンドスキルレベルマックスなら、1ポチで宝具が撃てます。
スキル2 | 効果 |
湖の加護C(ロストベルト№6クリア後に名称変化) CT7-5 | 味方単体のNP増加(最大20%) +味方全体のNP獲得量アップ(3ターン) |
NP付与は最大20%。NP獲得量アップは最大20%。
第2アペンドスキルをレベルマックスにすると、初期NP50%付与礼装+スキル1で宝具が撃てるため、味方に付与する余裕が生まれます。付与先が初期NP50%付与礼装+NP30%チャージスキル持ちなら、宝具が撃てます。
スキル3 | 効果 |
最果てより(A) CT9-7 | 自身にガッツ状態付与(1回・3ターン) &スター集中度アップ(3ターン) &クリティカル威力アップ(3ターン) &「毎ターン敵全体の攻撃力ダウン(1ターン) &クリティカル発生率ダウン(1ターン)する状態」を付与(3ターン) +スター獲得 |
ガッツの回復量は最大3000。スター獲得は最大で15個。
クリティカル威力アップは最大30%。3ターン持続としては、標準的な倍率です。ただ宝具後の『円卓の騎士』『妖精』属性特攻が残っていれば、高いクリティカルダメージが出ます。
スター集中率アップは、クリティカルアタッカーとして運用できる倍率まで上がります。
「クリティカル発生率ダウン(1ターン)する状態」を付与(3ターン)は、最大15%。モルガンに付与する状態を強化スキルとして付与します。毎ターン付与するので、ターンを跨いでも効果が残ります。ただ強化解除・強化無効の影響を受けます。付与率は基本確定だが、弱体耐性・弱体無効の影響を受けます。クラススキル『妖精眼』があるので、バーサーカークラスが恐れるクリティカル事故はまず発生しません。
このスキル1つで『スター生産→スター回収→クリティカル攻撃強化』を兼ねているので、変則周回でクリティカル殴り運用が可能です。ただスター獲得は1回のため、2ターン目以降はスター供給支援が必要です。
欠点は、チャージタイム最短7ターンと長いこと。
運用方法
システム周回
自前で最大50%のNPチャージが可能で、『初期NP100%スタート+光のコヤンスカヤ×2+アトラス院礼装』『初期NP50%スタート+第2アペンドスキルレベルマックス+光のコヤンスカヤ×2+オベロン』を使った宝具3連射システムに対応しています。
イベント時の配布礼装が初期NP30~50%付与の礼装だった場合は、宝具を1騎ずつ撃っていくシステム抜きの高速周回にも対応します。味方全体攻撃力アップで火力支援できるのが利点です。
ただ特攻が乗っていない場合は、『狂化』と第1スキルしかないので、思ったほどダメージは伸びません。
クリティカル殴り周回
敵の編成が3-1-2のような変則周回において、『第1WAVEは宝具→第2WAVEは第3スキルのクリティカル殴りで突破する』といった運用が可能です。
高難易度
攻撃・防御ともに隙がない高性能の特効アタッカー。
攻撃有利を取れるなら、どんなクエストにも適正があります。
特効宝具のため、どのタイミングで撃っても特効対象にはダメージが高いです。非特攻対象の場合は、スキル1『防御力ダウン』が入らないと厳しいが、クラススキル『道具作成』があるので『対魔力』持ちでもそれなりに付与します。
3ターン持続する『スター集中度アップ、クリティカル威力アップ』、即時スター獲得でクリティカルアタッカーとしても運用可能です。ただスター生産力は即時スター獲得の1回のみなので、3ターン活かす場合はスター供給支援しましょう。またクリティカル威力アップも倍率は高くはないので、過信はできません。
非ダメージを0にする回避や無敵はないが、ガッツで最低限の保険は効きます。また基本防御不利のバーサーカーがもっとも恐れるクリティカル事故がほとんど発生しないため、想像以上にしぶといです。
アーツ2枚でアーツチェインや、スキル2『味方単体にNP配布&味方全体のNP獲得量アップ』で、味方全体の宝具回転率を強化します。
欠点らしい欠点はないが、『特効対象以外には宝具・通常攻撃のダメージが落ちる』『宝具の直撃を受けた後は立て直しができない』点に注意しましょう。
編成は、短期決戦なら火力・NP・スター供給支援ができる『光のコヤンスカヤ、オベロン』。長期戦なら継続的なNP・スター供給・耐久支援ができる『マーリン』と組みたいです。
特効対象が相手なら宝具ダメージが出るため、メインカード色は違うが、耐久支援能力に優れている『キャストリア』も候補に入ります。宝具発動後の味方全体オーバーチャージ1段階強化(1回・3ターン)で、対粛正防御状態の増やせるのが利点です。
低レアサーヴァントなら、耐久支援ができる『マシュ』。スター供給ができる『アンデルセン』。バスターサポーターとして動ける『シェイクスピア』が候補に入ります。
概念礼装は自由度が高く、宝具ダメージを強化する『宝具威力アップ、バスターカード性能アップ』。即宝具を撃つための『初期NP付与礼装』。クリティカル関連を強化する『毎ターンスター獲得やクリティカ威力アップ』が候補に入ります。
まとめ
全体攻撃宝具+基本攻撃有利のバーサーカークラス+NP増加スキルを持っているだけで、引く価値があります。
モルガンはこれに加えて、高難易度適性+サポーターもこなせるので、引くか引かないの2択なら引きましょう。
よく比較対象に『アルジュナ・オルタ』が上がります。アルジュナ・オルタは誰でも特攻を持つ反面、弱体耐性・無効に弱いです。モルガンは弱体耐性・弱体無効に関係なく特攻ダメージを出せるが、対象範囲はアルジュナ・オルタより狭い。という違いがあります。
また第1~2WAVE担当+火力支援役にモルガンを据えて、最終WAVE担当にモルガンの火力支援を受けたアルジュナ・オルタなど、同時起用も十分ありです。
特攻が乗っていない場合の宝具ダメージは、他の全体攻撃宝具のバーサーカーに劣りがちです。ただモルガンの強みは火力支援や豊富なNP増加スキル、宝具使用後のオーバーチャージ段階強化など、アタッカー以外も高い水準でこなせることです。
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