『モルガン』FGOネタバレ性能解説

モルガンを引くべきか否か。引いたとしてどういう使い道があるか、記事にしました。

結論から言うと、引きましょう。2023年10月現在において、最優のサーヴァントを決めようとした場合、まず間違いなく名前が上がるサーヴァントの一体です。

周回、変則周回、高難易度、どれにも適性があります。

ステータス

クラスはバーサーカー

カード構成はバスター2枚、アーツ2枚、クイック1枚

カード性能はクラススキル『狂化』『陣地作成』によって強化されています。クイックも4ヒットするので、悪くない性能をしています。

ステータスは90レベルでHP12440 ATK12193です。

星5バーサーカーの中では、ATKが高く、HPは低め。

クラススキル効果
狂化(B)自身のバスター性能アップ(約8%)
対魔力(A)自身の弱体耐性アップ(約20%)
道具作成(EX)自身の弱体成功率アップ(約12%)
陣地作成(B)自身のアーツ性能アップ(約8%)
妖精目(A)自身の被クリ発生率耐性アップ(約20%)

狂化により、バスターカードのダメージにプラス補正が入ります。

対魔力はランクが高く、それなりにデバフを弾きます。

道具作成により、相手が対魔力持ちでもデバフを付与しやすいです。

陣地作成を所持しており、アーツカードのダメージとNP回収力にプラス補正が入ります。

『妖精眼A』により、敵にクリティカル発生率バフがついていない限り、ほとんどクリティカル攻撃を受けません

固有の第3アペンドスキルは、セイバーに対する被クリティカル発生耐性アップ。

属性は『サーヴァント、地属性、秩序属性、悪属性、人型、女性、アルトリア顔、王、霊衣を持つ者、妖精』。

宝具

『はや辿り着けぬ理想郷(ロードレス・キャメロット)』
バスター属性 全体攻撃宝具
自身に『円卓の騎士または妖精』特攻状態を付与(1ターン)

+敵全体に強力な『人の力を持つ敵』特攻攻撃(オーバーチャージで効果アップ)

&敵全体に呪い状態を付与(1000ダメージを5ターン)

+味方全体に宝具使用時のチャージ段階を1段階引き上げる状態を付与(1回・3ターン)。

『円卓の騎士または妖精』特攻は50%固定。『円卓の騎士』属性はサーヴァント限定ですが、『妖精』属性は一般エネミーも所持しています。1ターン持続のため、追撃にも影響します。対象はやや限定的ですが、基本攻撃有利のため、幅広い相手に『攻撃有利+特効』で攻撃可能です。

『人』属性特攻攻撃はオーバーチャージ依存で、1.5倍から2倍。サーヴァント・一般エネミーの両方に特効対象がいます。

呪い付与は1000×5ターン固定。これを活かせるスキルはないので、オマケと考えましょう。持続5ターンと長いので、『呪い』特効宝具・スキルを持つ味方のサポートができます。

味方全体のオーバーチャージ段階強化(1回・3ターン)は、味方宝具を強化します。オーバーチャージ段階で宝具性能が強化されるアタッカー・サポーターと相性が良いです。概念礼装による『オーバーチャージ段階引き上げ』とは共存します。自分の場合は、次に撃つ宝具の『人』属性特攻が1.6倍です。

~宝具ダメージの目安~

攻撃力アップのみ……星4バーサーカーよりはマシ程度。

攻撃力アップ&防御力ダウン……星5バーサーカー・非特攻宝具の中では、ダメージが高い部類。

攻撃力アップ&特効(1.5倍)……星5バーサーカーの特効宝具としては、ダメージが低い部類。

攻撃力アップ&防御力ダウン&特効(1.5倍)……星5バーサーカーの特効宝具相応。

攻撃力アップ&特効(1.5倍)×2……星5バーサーカーの特効宝具でトップクラス。

攻撃力アップ&防御力ダウン&特効(1.5倍)×2……攻撃有利2倍の特効宝具に見劣りしないレベル。

スキル

スキル1効果
渇望のカリスマ(B)味方全体の攻撃力アップ(3ターン)

+自身のNP増加(最大30%)

+敵全体の防御力ダウン(3ターン)

モルガンの肝と言えるスキルで、スキル上げの優先度が一番高いスキルです。

攻撃力アップは最大20%。防御力ダウンは最大30%。2つ合わされば最大50%と、高ランクの怪力スキルと同じ倍率です。

NP増加は最大30%。初期NP50%付与礼装+第2アペンドスキルレベルマックスで、1ポチで宝具が撃てます。

難点は、システム周回時に第1スキルを使うのは第1WAVEがほとんどで、最終WAVEに防御ダウンを持っていけないこと。

スキル2効果
湖の加護C(ロストベルト№6クリア後に名称変化)味方単体のNP増加(最大20%)

+味方全体のNP獲得量アップ(3ターン)

NP付与は最大20%。NP獲得量アップは最大20%。

第2アペンドスキルをレベルマックスにすると、初期NP50%付与礼装+スキル1で宝具が撃てるため、味方に付与できる余裕が生まれます。付与先が初期NP50%付与礼装+NP30%チャージスキル持ちなら、宝具が撃てます。

 

スキル3効果
最果てより(A)自身にガッツ状態付与(1回・3ターン)

&スター集中度アップ(3ターン)

&クリティカル威力アップ(3ターン)

&「毎ターン敵全体の攻撃力ダウン(1ターン)

&クリティカル発生率ダウン(1ターン)する状態」を付与(3ターン)

+スター獲得

ガッツの回復量は最大3000、スターは最大で15個。

クリティカル威力アップは最大30%。3ターン持続としては、標準的な倍率です。ただ宝具後の『円卓の騎士』『妖精』属性特攻が残っていれば、高いクリティカルダメージが出ます。

スター集中率アップは、クリティカルアタッカーとして運用できる倍率まで上がります。

「クリティカル発生率ダウン(1ターン)する状態」を付与(3ターン)は、最大15%。モルガンに付与する状態を強化スキルとして付与します。毎ターン付与するので、ターンを跨いでも効果が残ります。ただ強化解除・強化無効の影響を受けます。付与率は基本確定ですが、弱体耐性・弱体無効の影響を受けます。クラススキル『妖精眼』があるので、バーサーカークラスが恐れるクリティカル事故はまず発生しません。

このスキル1つで『スター生産→スター集中→クリティカル攻撃』を兼ねているので、変則周回ではクリティカル殴り運用が可能です。ただスター獲得は1回のため、2ターン目以降はスター供給が必要です。

欠点は、チャージタイム最短7ターンと長いこと。

運用方法

システム周回

自前で最大50%のNPチャージが可能で、『初期NP100%スタート+光のコヤンスカヤ×2+アトラス院礼装』『初期NP50%スタート+第2アペンドスキルレベルマックス+光のコヤンスカヤ×2+オベロン』を使った宝具3連射システムに対応しています(敵の数を問わない)。

イベント時の配布礼装が初期NP30~50%付与の礼装だった場合は、宝具を1騎ずつ撃っていくシステム抜きの高速周回にも対応します。味方全体攻撃力アップで火力支援ができるのも良い。

ただ特攻が乗っていない場合は、『狂化』と第1スキルしかないので思ったほどダメージが伸びません。

クリティカル殴り周回

3-1-2のような変則周回において、第1WAVEは宝具、第2WAVEは第3スキルによるクリティカル殴りで突破するといった運用が可能です。

高難易度

攻撃・防御ともに隙がない高性能の特効アタッカー。

攻撃有利を取れるなら、どんなクエストにも適正があります。

特効宝具のため、どのタイミングで撃っても特効対象にはダメージが高いです。非特攻対象の場合は、スキル1『防御力ダウン』が入らないと厳しいですが、クラススキル『道具作成』があるので『対魔力』持ちでもそれなりに付与します。

3ターン持続する『スター集中度アップ、クリティカル威力アップ』、即時スター獲得でクリティカルアタッカーとしても運用可能です。ただスター生産力は即時スター獲得の1回のみなので、3ターン活かす場合はスター供給支援しましょう。またクリティカル威力アップも倍率は高くはないので、あまり過信はできません。

非ダメージを0にする回避や無敵はないが、ガッツで最低限の保険は効きます。また基本防御不利のバーサーカーがもっとも恐れるクリティカル事故がほとんど発生しないため、想像以上にしぶといです。

アーツ2枚でアーツチェインを組んだり、味方単体にNP配布できるので、味方全体の宝具回転率に貢献できます。

欠点らしい欠点はないが、『特効対象以外には宝具・通常攻撃のダメージが落ちる』『宝具の直撃を受けた後は立て直しができない』点に注意しましょう。

編成は、短期決戦なら火力・NP・スター供給支援ができる『光のコヤンスカヤオベロン』。長期戦なら継続的なNP・スター供給・耐久支援ができる『マーリン』と組みたいです。

特効対象が相手なら宝具ダメージが出るため、メインカード色は違いますが、耐久支援に優れている『キャストリア』も候補に入ります。宝具発動後の味方全体オーバーチャージ1段階強化(1回・3ターン)で、対粛正防御状態の増やせるのが利点です。

低レアサーヴァントなら、耐久支援ができる『マシュ』。スター供給ができる『アンデルセン』。バスターサポーターとして動ける『シェイクスピア』。

概念礼装は自由度が高く、宝具ダメージを強化する『宝具威力アップ、バスターカード性能アップ』。即宝具を撃つための『初期NP付与礼装』。クリティカル関連を強化する『毎ターンスター獲得やクリティカル事故』が候補に入ります。

まとめ

全体攻撃宝具+基本攻撃有利のバーサーカークラス+NP増加スキルを持っているだけで、引く価値があります。

モルガンはこれに加えて、高難易度適性+サポーターもこなせるので、引くか引かないの2択なら引きましょう。

よく比較対象に『アルジュナ・オルタ』が上がります。アルジュナ・オルタは誰でも特攻を持つ反面、弱体耐性・無効に弱いです。モルガンは弱体耐性・弱体無効に関係なく特攻ダメージを出せますが、対象範囲はアルジュナ・オルタより狭い。という違いがあります。

また第1~2WAVE担当+火力支援役にモルガンを据えて、最終WAVE担当にモルガンの火力支援を受けたアルジュナ・オルタなど、同時起用も十分ありです。

特攻が乗っていない場合の宝具ダメージは、他の全体攻撃宝具のバーサーカーに劣りがちです。ただモルガンの強みは火力支援や豊富なNP増加スキル、宝具使用後のチャージ段階引き上げなど、アタッカー以外も高い水準でこなせることです

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