『ブーディカ(恒常)』FGOおすすめ性能解説
目次
基本情報
約束されざる守護の車輪『強化後』 |
アーツ属性 サポート宝具 |
味方全体の防御力をアップ(3ターン) &味方全体の防御力を大アップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ> &味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ> |
スキル1『強化後』 | 効果 |
勝利の女王(A) CT7-5 | 味方全体に『ローマ』特攻を付与する(3ターン) &クリティカル威力アップ(3ターン) |
スキル2『強化後』 | 効果 |
戦場の糧(A+) CT8-6 | 味方単体にガッツ状態付与(1回・5ターン) &最大HPアップ状態付与(5ターン) |
スキル3 | 効果 |
アンドラスタの加護(A) CT7-5 | 味方全体のアーツカード性能アップ(3ターン) |
強い点
味方全体に高倍率の『ローマ』特攻付与&クリティカル威力アップの火力支援ができます。宝具発動時に味方全体の攻撃力アップ、スキル『味方全体のアーツカード性能アップ』もあるため、味方に渡せるバフの総量が多いです。
宝具『味方全体に防御力アップ(1ターン目は40~60%、2~3ターン目は20%)』とスキル『味方単体にガッツ付与&最大HPアップ』で耐久支援ができます。
弱い点
NPチャージスキルがないので、気軽に宝具を撃てません。アーツ主軸のライダークラスでアーツクリティカルを狙いやすいが、スター生産力が皆無です。
そのため、高倍率のクリティカル威力アップを単独で活かせません。むしろクラス補正でスターを奪ってしまうため、味方の邪魔になります。味方からスターを奪っても、『星3サーヴァントの低ステータス』『星3ライダー最底辺のATK』『バスター1枚構成』でダメージが伸びません。
『ローマ』特攻の対象範囲が狭く、一般エネミーは『ローマ兵』、サーヴァントは十数騎と限定的です。敵全体をローマ属性にできる『ロムルス=クィリヌス』はいるが、バスター主軸のランサークラスと噛み合いません(ブーディカと組んだら強いのではなく、ブーディカを使う編成になる)。
宝具発動時の耐久支援(防御力アップ×2)は、気軽に撃てず、回避や無敵のように被ダメージを0にできません。宝具やチャージ攻撃を防ぐには、別の耐久支援要員が必要です。
育てるべきか
育てなくていいです。
火力支援の総量は、味方全体に『「ローマ」特攻付与(最大60%)、クリティカル威力アップ(最大50%)、アーツカード性能アップ(最大20%)、攻撃力アップ(最大20%)』と悪くないのだが、単独で活かせません。
ブーディカが付与するバフを活かすには、『NP支援、スター供給支援、「ローマ」属性付与』が必要で、サポートするためのサポートが必要と本末転倒です。
それは耐久支援も同じで、宝具回転率が良いとは言えず、敵の危険な攻撃に宝具を合わせにくいです。合わせたとしても、被ダメージを0にできません。
なにより低レアの耐久支援要員は数が多く、コスト0で無敵付与もある『マシュ』。ターゲット集中状態で味方を守りやすい『ゲオルギウス、レオニダス一世』。味方全体に回避(1回)を付与できる『ダビデ』がいます。
火力支援要員の競合に至っては、無数にいるので比べるだけ虚しいです。
それらと比べて、特攻やクリティカルが発動した時のダメージは高いが、低レアのサポーターなので高が知れています。すべての支援効果がフィールドから離れても残るため、オーダーチェンジで控えに下げやすいのが長所と言えば長所です。
総じて、火力支援要員としても耐久支援要員としても、中途半端なところがあります。
育成優先度としては、素材に余裕があるなら『最終再臨』を目指しましょう。それ以降は愛です(もしくは、『ローマ』特攻付与で遊んでみたいなら)。
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ステータス
クラスはライダー。
カード構成は、アーツ2枚、クイック2枚、バスター1枚。
カード性能は、初期サーヴァントらしく凡庸。
ステータスはレベル70時に、HP10130、ATK6289。
星3ライダーの中では、HPがトップクラスで、ATKは最底辺。
クラススキル | 効果 |
対魔力(D) | 自身の弱体耐性を少しアップ(約12%) |
騎乗(A) | 自身のクイックカードの性能をアップ(約10%) |
対魔力は、そこそこデバフを弾きます。
騎乗はランクが高く、クイックカードのダメージとスター生産力に大きなプラス補正が入ります。しかし、クイックカードの性能が低いため、あまり切りたくないです。
固有の第3アペンドスキルは対セイバー攻撃適正。攻防等倍でNPチャージスキルを持たないため、第2アペンドスキルの優先度が高いです。
属性は、サーヴァント、人属性、中立属性、善属性、人型、女性、騎乗、王、ヒト科のサーヴァント、七騎士のサーヴァント。
宝具
約束されざる守護の車輪『強化後』 |
アーツ属性 サポート宝具 |
味方全体の防御力をアップ(3ターン) &味方全体の防御力を大アップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ> &味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ> |
味方全体の防御力アップは、持続3ターンが宝具レベル依存で最大20%。持続1ターンがオーバーチャージ依存で20~40%。低レアサーヴァントで宝具レベル5にしやすいため、1ターン目は40~60%の耐久支援が可能です。
1ターン目は敵から受けるダメージを半分近くまで減らします。高威力の宝具やチャージ攻撃を受けるなら、味方の防御力アップやダメージカットと合わせたいです。2~3ターン目も味方全体が受けるダメージを軽減します。
攻撃力アップはオーバーチャージ依存で20~40%。オーバーチャージ1で高ランクのカリスマ系スキルと同程度。
スキル
スキル1『強化後』 | 効果 |
勝利の女王(A) CT7-5 | 味方全体に『ローマ』特攻を付与する(3ターン) &クリティカル威力アップ(3ターン) |
味方全体に『ローマ』特攻付与は最大60%。味方全体に特攻付与するスキルとしては、倍率が高いです。
特攻対象の一般エネミーは『ローマ兵』、サーヴァントは全15騎(2025年3月現在)と限られています。『ロムルス=クィリヌス』の『ローマ』属性付与やコマンドコード『浪漫なる槍(刻印されたカードによる攻撃時に、敵単体に『ローマ』属性を付与×5ターン)』による付与も対象です。
味方全体のクリティカル威力アップは最大50%。味方全体に付与するモノとしては、トップクラスの倍率です。しかし、ブーディカはスター生産力が皆無で、クラス補正でスター集中度が高いライダークラスと活かしにくいです。
スキル2『強化後』 | 効果 |
戦場の糧(A+) CT8-6 | 味方単体にガッツ状態付与(1回・5ターン) &最大HPアップ状態付与(5ターン) |
ガッツの回復量は最大2500。チャージタイム最短6ターンで持続5ターンとスキルの切れ間が短く、回復量も悪くないです。
最大HPアップは最大2000。疑似的なHP回復スキルとして機能します。HP回復量アップ、ダウンの影響を受けません。
スキル3 | 効果 |
アンドラスタの加護(A) CT7-5 | 味方全体のアーツカード性能アップ(3ターン) |
アーツカード性能アップは最大20%。アーツカードのダメージだけでなく、NP回収力も強化します。
自分はサポート宝具でアーツ2枚構成のため、恩恵が薄いです。
運用方法
周回
NPチャージスキルを持たず、初期NP50%付与礼装+第2アペンドスキルレベルマックスでも30%のNP支援が必要です。そのため、NP支援なしだと宝具発動時の攻撃力アップを付与できません(そのためだけにNP支援するのも効率が悪い)。
高倍率の『ローマ』特攻付与やクリティカル威力アップを活かしたいが、『ローマ』特攻は刺さるクエストが稀で、クリティカル威力アップは役立つ味方が限られます。
クリティカルを出すためのスター供給支援ができない(むしろクラス補正で邪魔になる)のも厳しく、宝の持ち腐れ感が否めません。
それを理解したうえで編成するなら、『火力支援→オーダーチェンジ』で引っ込めるのが味方の邪魔にならないです。
高難易度
味方全体に攻防バフをばら撒くサポーター。
敵が『ローマ』属性なら、どんなクエストでもサポーターとして編成できます。
運用方法は大きく別けて2つ。フィールドに居座って支援するか、支援して即退場するか。
・フィールドに居座って支援する場合。
スキル使用後はできることがなくなるので、なるべくアーツチェインやアーツクリティカルで宝具を回しましょう。少ないスターだとブーディカが奪ってしまうので、味方や概念礼装で全体に行きわたる数を用意したいです。
もしくは、支援する味方がスター集中度アップ持ちなら、少ないスターで交互にクリティカルを狙えます。
宝具の耐久支援を活かすなら、防御力アップ&被ダメージカット持ちの『マシュ』のような耐久支援要員と組みたいです。耐久支援の合わせ技で、宝具やチャージ攻撃を無効化できます。
・支援して即退場する場合。
支援した後に、ターゲット集中状態付与やオーダーチェンジで控えと交代する形です。ブーディカの支援効果はフィールドから離れても残るので、デメリットなしで交代できます。
むしろフィールドに居座るデメリット『スター生産できないのに奪う。ダメージが出ないカードで殴る』がなくなるため、かなり有効です。
宝具に関しては、退場前に『初期NP付与』の概念礼装で無理やり撃つ必要はないです。『ブーディカ単独では被ダメージを0にできない』など中途半端な部分があるので、『即時スター獲得』の概念礼装でクリティカル威力アップを活かした方が、パーティに貢献できます。
・編成について。
敵全体に『ローマ』属性を付与できる『ロムルス=クィリヌス』が候補に入るが、クラスやカード構成の相性が悪いため、フィールドに並べて戦いにくいです。
それ以外だと、アーツ主軸でスター生産を苦にしないクリティカルアタッカーが候補に入ります。アーツサポーターの『徐福、レディ・アヴァロン』にスター生産してもらうのも有効です。
概念礼装は、支援効果が安定する『即時スター獲得、毎ターンスター獲得』が候補に入ります。『スキルで支援+即時スター獲得でスター供給→オーダーチェンジで退場』がお手軽な運用方法の1つです。
敵として出てきた場合
これといって厄介な行動はないため、後回しにするのも戦略です。
※特徴として、『ローマ』属性を積極的に狙います。
まとめ
・火力支援と耐久支援ができるが、どっちつかずなのが難点。火力支援要員としては、スター生産できないのにスターを奪ってしまう。耐久支援要員としては、敵から受けるダメージを0にする回避や無敵がないです。
・『ロムルス=クィリヌス』と相性が良さそうで微妙にかみ合っていない(ある意味で原作再現)。
FGOにおけるブーディカ
一世紀、古代ブリタニアの若き戦闘女王。
悪辣な侵略の果てに自分と娘たちを侮辱したローマ帝国を許すまじと諸王を率いて叛乱するも、最後には皇帝ネロの軍に敗れ去り、落命。
後年、ブリテンの「勝利の女王」の伝説となった。
近代以降の英国において篤く祀られている彼女は、過去の戦いの折の激しさを失っている。
英霊としてのブーディカは、本来の彼女、すなわち慈愛の女としてこそ剣を振るう。ブリタニアを、故郷を想う、母の力として。
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