『ランスロット(狂)』FGOネタバレ性能解説
目次
基本情報
強い点
多段hit宝具によるスター生産からのクリティカル攻撃が強力なバーサーカーです。
10hitするクイック属性の宝具はスター生産、NPリチャージ力に優れており、スカディ×2によるシステム周回に対応しています。また宝具ダメージ前に、3ターン持続する攻撃力アップが付与されるため、宝具連射するほど火力は上がってきます。
生産したスターは3ターン持続のスター集中度アップ、クリティカル威力アップで活用できます。攻撃有利が多いバーサーカークラスで、バスターカード3枚構成のため、強力なバスタークリティカルを狙いやすいです。
弱い点
システム周回に対応していますが、オーダーチェンジなしだと『初期NP100%礼装、マスター礼装の固定』などハードルが高く、変則周回もオーダーチェンジが必要です。
非特攻宝具で、宝具ダメージを強化する火力バフがダメージ前の攻撃力アップしかないため、火力面で不安が残ります。ただバスタークリティカルを出しやすいため、追撃火力は高いです。
『宝具でスターを生産して、クリティカルで殴る』運用に特化したスキル・カード構成のため、起用する時はシステムを構築するか、スター供給が必要です。
引くべきか
引かなくていいです。
相手を選ばないバーサーカークラスでシステム周回に対応しており、打ち漏らしもクリティカル追撃で対処できます。
しかし、初期NP100%付与礼装(第2アペンドスキル込みなら80%でも可)かオーダーチェンジが必要なため、システム構築のハードルが高いです。
火力面も、火力バフが少ない星4バーサーカーの非特攻宝具のため、宝具レベルの低さがダメージ量に影響します。サポーターの火力バフや、オーダーチェンジなどを使えば解消できますが、そこまで行くと『ランスロット(狂)』である必要性が薄れます。
システム周回用のサーヴァントを既に育成しているマスターは、スルーして構いません。
スカディ×2によるシステムを多用しているマスターは、引く価値があります。
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ステータス
クラスはバーサーカー。
カード構成は、バスター3枚、クイック1枚、アーツ1枚。
カード構成は全体的に劣悪。
ステータスはレベル80時に、HP10327、ATK10477。
ATK偏重型で、星4バーサーカーの中ではATKがトップクラスに高く、HPも平均程度と恵まれています。
スキル | 効果 |
狂化(C) | 自身のバスターカードの性能を少しアップ(約6%) |
対魔力(E) | 自身の弱体耐性を少しアップ(約10%) |
狂化を所持しており、バスターカードのダメージにプラス補正が入っています。バスターカード3枚構成のため、恩恵は大きいです。
バーサーカーとしては珍しく対魔力を待っていますが、ランクが低く防げればラッキー程度です。
固有の第3アペンドスキルは、対バーサーカークリティカル発生耐性。
属性はサーヴァント、地属性、秩序属性、人型、男性、円卓の騎士、ヒト科のサーヴァント。
『秩序・狂』のため、『善・悪・中庸』が対象のスキル・宝具の効果は受けません。
宝具
騎士は徒手にて死せず(ナイト・オブ・オーナー) |
クイック属性 全体攻撃宝具 |
自身の攻撃力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ> +敵全体に強力な攻撃 |
攻撃力アップはオーバーチャージ依存で、10~30%。3ターン持続するため、システムを構築して宝具連射する度にダメージが上がっていきます。
hit数が10hitと多く、スキルにスター発生率アップがあるため、敵が3体以上いるなら40個以上のスターを生産できます。
NPリチャージ力も同様に高いです。スキルのNP獲得量アップと合わせれば、敵が3体以上で30%前後のNPを回収できます(クイックサポーターの支援があれば、50%前後)。
敵の数が減るにつれて、スター生産力、NPリチャージ力ともに減少していきます。
未強化の非特攻宝具で火力バフが上記の攻撃力アップしかないため、全体攻撃宝具を持つバーサーカーの中ではダメージが低い部類です。
スキル
スキル1 | 効果 |
無窮の武練 A+ CT7-5 | 自身のスター集中度アップ(3ターン) |
倍率が高く、スキルレベル1でライダークラスの約1.5倍、スキルレベル10で約3倍に達します。
ただ宝具以外でスター生産がまったくできず、宝具後以外でもクリティカルを狙う場合は、味方・概念礼装によるスター供給が必要です。
スキル2 | 効果 |
精霊の加護(A) CT7-5 | 自身のスター発生率アップ(3ターン) |
スター発生率アップは最大30%。通常攻撃はhit数が少ないため、ほとんど影響しません。宝具に合わせて使うと、スター生産数が大きく上昇します。
スキル3 | 効果 |
魔力逆流(A) CT7-5 | 自身のNP獲得量アップ(1ターン) &クリティカル威力アップ(3ターン) |
NP獲得量アップは最大100%。倍率は高いですが、アーツ・クイックともに性能が低く、クリティカルによるNP回収量は低いです。
クリティカル威力アップは最大50%。3ターン持続としては、優秀な倍率です。スキル2を乗せた宝具でスター生産、スキル1で吸収、本スキルで殴ります。
通常攻撃ではNP獲得量アップを活かせないため、使用タイミングは宝具発動時です。
運用方法
周回
ハードルは高いですが、スカディ(水着)×2によるシステム周回が可能です。
オーダーチェンジなしの場合は、『スカディ(水着)×2+初期NP100%付与礼装+2004年の断片or魔術協会制服』が必要です。
1WAVE目はスキル3or『2004年の断片のNP獲得量アップ』でNP50%リチャージ。 2WAVE目はNP50%支援を受けて、スキル3かマスター礼装『2004年断片』でNP50%リチャージ。 3WAVE目はNP50%支援を受けて宝具。 ※魔術協会制服なら2~3WAVE目にNPチャージスキル使用 |
オーダーチェンジありの場合は、『スカディ(水着)×2+スカディorキャストリア』で礼装6積みを狙えます。
サポーターのNP支援でNP100%スタート(キャストリアを使う場合は、スキル1と2はここで使用) 1WAVEは火力支援とスキル3でNP100%リチャージを目指す。 2WAVEはそのまま宝具を撃って、NP50%リチャージを目指す。 3WAVE目は残っているNPチャージスキル(50%)を使用して宝具。 |
NP回収量が高いキャスタークラスなら1~2WAVEどちらかが2体でも突破できますが、NP回収量が低いアサシンやバーサーカーの場合は、3体以下だと安定しません。
カード運は絡みますが、バスタークリティカルを狙いやすいので、打ち漏らしは防げます。クイック宝具バスターカード3枚構成のため、『水着スカディ』と相性が良いのも利点です。
変則周回のクリティカル殴り編成では、宝具のスター生産力が高く、バスターカード3枚構成でクリティカル威力アップも持っています。ただ火力バフの合計値が低く、スター集中度アップが3ターン持続で倍率も高いため、担当WAVE以外でもスターを吸ってしまうのが難点です。
高難易度
システム構築による『宝具→クリティカル』の流れで、敵をなぎ倒すシステムアタッカーです。
フォーリナー(シールダー含む)以外が登場するクエストで、敵3体以上なら適正があります。
スカディ(水着)×2システムで、『宝具によるスター生産→クリティカル攻撃』の流れを、敵が倒れるまで続けます。
サーヴァントラッシュ系や、ボスに取り巻きがいるクエストで、敵を一掃できるのが特徴です
欠点は、システム構築による短期決戦しかできないことです。
カード性能が劣悪で、スキルも宝具によるスター生産・NPリチャージ力に関係するモノがほとんどです。そのためサポーターのバフが切れて、宝具が撃てなくなると、攻撃の手が止まります。
スキルのチャージタイムは最短5ターンと短いですが、耐久スキルを一切所持していないバーサーカーのため、宝具連射できている間に仕留めないとアッサリ退場するほど脆いです。
また『オーバーキルが取れない、敵の数が減る』といった問題で、NPリチャージしきれない可能性があります。
必中・無敵貫通がなく、デバフに対する耐性も低ランクの対魔力しかないため、ギミックで足止めを食らっても攻撃の手が止まります。
編成は、システム運用のために『スカディ、水着スカディ』と組みたいです。
クリティカルアタッカーとして動かす場合は、スター生産・火力支援ができる『卑弥呼、マーリン』も候補に入ります。さらに『水着BB』を加えれば、強化したクリティカルで3ターン連続攻撃ができます。
低レアサーヴァントは、宝具運用なら『パラケルスス』、クリティカル運用なら『アンデルセン、徐福』などがおすすめです。
概念礼装は、宝具運用なら初期NP付与礼装。クリティカル運用なら即時or毎ターンスター系、バスターカード、クリティカル威力アップ系が候補に入ります。
敵として出てきた場合
3ターン持続するスキルで、クリティカル事故が怖いバーサーカーです。
バーサーカーの高火力以外に怖い部分がないので、デバフや耐久スキルでしっかり対処すれば楽に戦えます。
まとめ
・システムサーヴァントの競合が増えたことにより、出番が減ったサーヴァントです。競合と比べて、『NP獲得量アップが持続1ターン』『未強化宝具で火力バフが少ない』二重苦が足を引っ張っています。
・強力なクリティカルアタッカーですが、宝具・クリティカル運用どちらにしても手厚い支援が必要で、適当な編成だとバスターでただ殴るだけのバーサーカーです。
FGOにおけるランスロット(狂)
円卓の騎士の中でも最強と謳われた『湖の騎士』。
王妃ギネヴィアとの不倫の恋がキャメロットを破滅にまで導いた、まさしくアーサー王伝説の負の象徴たる人物です。
王妃ギネヴィアへの想いに殉ずる生き方もまた、彼の騎士道における必定でした。王への叛逆が速やかに滅びの道に至ったならば、まだしも救いはあったでしょう。しかしその武勇が無双であったが故に、その過ちは重すぎました。
あまりにも多くの栄誉に浴しながらも悔恨のうちに果てた騎士の執念、とりわけ王と王妃に向ける決して答の出ない愛憎の念ゆえに、彼は永劫の狂気に囚われています。
その苦悩を鎮めうるたったひとつの出会いを求め、黒い騎士は戦い続けます。
Fate/Grand Order フロム ロストベルト (3)
Fate/stay night[Unlimited Blade Works] 1
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