『ラスプーチン(言峰綺礼)/期間限定』FGOおすすめ性能解説

基本情報

零れ氾く暗黒心臓ザジガーニエ・アンリマユ
アーツ属性 全体攻撃宝具
自身のアーツカード性能をアップ(1ターン)<オーバーチャージで特攻威力アップ>

+敵全体に強力な『悪』特攻攻撃

&やけど状態を付与(3ターン)

&延焼状態(やけどの効果量がアップする状態)を付与(3ターン)

&呪い状態を付与(3ターン)

&呪厄状態(呪いの効果量がアップする状態)を付与(3ターン)

&『善』特性の敵全体に確率で即死効果

スキル1効果
信仰の加護『独』(A+)

CT6-4

味方単体のHP回復

&弱体状態解除

+自身の攻撃力アップ(3ターン)

スキル2効果
悪心祝祭(A)

CT8-6

自身のNP増加

&HPを2000減らす【デメリット】

+『悪』特性の味方全体のNP増加

&アーツカード性能アップ(3ターン)

スキル3効果
死なずのバールー(EX)

CT9-7

自身にガッツ付与(1回・3ターン・他のガッツ状態と重複可能)

&高確率で発動するガッツ付与(3ターン)

&『ガッツ発動時に自身の宝具威力アップ(5ターン)する状態』を付与(3ターン)

&ターゲット集中状態付与(3ターン)

強い点

キャストリア』×2のシステム周回に対応しており、3ターン持続するターゲット集中&永続ガッツ(確率発動)で壁役も可能なアルターエゴです。

アーツ属性の宝具は、『悪』属性特攻宝具で宝具ダメージ前にアーツカード性能アップが入ります。スキルにチャージタイム最短4ターンで3ターン持続する攻撃力アップ、ガッツ発動時に5ターン持続する宝具威力アップと、理論値の上では高火力です。

チャージタイム最短4ターンで使える味方単体の弱体解除&HP回復、自分も対象に入る『悪』属性の味方全体のNPチャージ(最大20%)&アーツカード性能アップとサポートもできます。

NP最大30%チャージを持ち、上記の20%チャージと合わせて、最大50%のNPチャージで宝具が撃ちやすいです。

運は絡みますが、ターゲット集中&永続ガッツ(確率発動)で3ターンの間、味方を守れます。

弱い点

素のATKが低く、アルターエゴクラス(攻撃有利1.5倍)のため、『悪』属性特攻宝具やガッツ発動時の宝具威力アップを活かさないとダメージが伸びません。

AAQQBのカード構成で、クリティカル威力アップもクラススキルの約8%と低く、通常攻撃でダメージを稼ぐのが苦手です

永続ガッツはスキルレベルマックスで発動率最大80%と不確定で、失敗する時は失敗します。またアルターエゴは基本的に攻撃等倍でダメージを受けるうえに、回避・無敵・防御力アップがないため、壁役としては耐久性能が不安定です。

NP支援と火力支援が『悪』属性限定のため、味方を選びます。

引くべきか

引かなくていいです。

NP最大50%チャージで宝具が撃ちやすく、敵が『悪』属性ならバーサーカーほどではないですが攻撃有利を取れるため、連れていけるクエストの幅は広いです

支援対象は『悪』属性限定ですが、火力支援とNP支援も可能で、周回要因としては味方を選ぶものの必要なモノが揃っています

高難易度では、3ターン持続のターゲット集中&永続ガッツ(確率発動)でアタッカー兼壁役として運用できます。

しかし、周回ではガッツ発動時の宝具威力アップを活かせず(陳宮など専用の編成が必要)、高難易度では永続ガッツの発動率が不安定です。

周回時は敵が特効対象でなければダメージが伸びず、長所となる火力支援とNP支援が『悪』属性限定のため、編成難易度が高いです。

高難易度も壁役としては不安定で、『3ターン確実に生き残る』ことはできません。

総じて、NP最大50%チャージ持ちでシステム周回にも対応しており、そこそこしぶといため『周回、高難易度』の両方で役割を持てます。ただし、『言峰綺礼は競合と比べてここが強い!』という部分が薄いです。

アルターエゴには、宝具レベル1でも『周回・高難易度』の両方で強力な『蘆屋道満』。配布サーヴァントでシステム構築もできる『太歳星君』を始め、強力な競合が多いです

味方全体NP支援&火力支援も無条件で付与できるサーヴァントがいるため、どうしても見劣りします。

素のATKが低いのも難点で、非特攻対象にダメージを出すなら宝具レベル上げが必要です。

システム周回に対応しているアルターエゴが欲しいマスターは、引く価値があります。

アルターエゴの周回要員を既に育成しているマスターは、スルーして構いません。

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ステータス

クラスはアルターエゴ

カード構成は、アーツ2枚、クイック2枚、バスター1枚

カード性能は、クイックが優秀で、アーツは平凡です。

ステータスはレベル90時に、HP14107、ATK11107。

星5アルターエゴの中では、HPがトップクラスに高く、ATKは最底辺です

クラススキル効果
陣地作成(B)自身のアーツカードの性能をアップ(約8%)
代行者(B)自身のクリティカル威力をアップ(約8%)

自身のスター発生率をアップ(約8%)

洗礼秘蹟(A)自身の精神異常耐性をアップ(約30%)
耐毒『機密』(B)自身に毒無効状態を付与

陣地作成を所持しており、アーツカードのダメージとNP回収力にプラス補正が入ります。

代行者により、クリティカルダメージとスター発生率にプラス補正が入ります。全体的にhit数が多く、スター生産率は悪くないですが、アルターエゴのスター集中度は標準です

洗礼秘蹟により、『魅了・混乱・恐怖・幻惑・睡眠状態など』に『高ランクの対魔力弱体耐性アップ』以上の耐性を持ちます。

耐毒『機密』で常時毒を無効化します。『毒によるスリップダメージ』でガッツを消費することがないです。

固有の第3アペンドスキルは、対キャスター攻撃適正。NP50%チャージ持ちで、攻撃有利を取れるため、解放する価値はあります。

属性は、疑似サーヴァント、地属性、秩序属性、悪属性、人型、男性、竜、ヒト科のサーヴァント。

宝具

零れ氾く暗黒心臓ザジガーニエ・アンリマユ
アーツ属性 全体攻撃宝具
自身のアーツカード性能をアップ(1ターン)<オーバーチャージで特攻威力アップ>

+敵全体に強力な『悪』特攻攻撃

&やけど状態を付与(3ターン)

&延焼状態(やけどの効果量がアップする状態)を付与(3ターン)

&呪い状態を付与(3ターン)

&呪厄状態(呪いの効果量がアップする状態)を付与(3ターン)

&『善』特性の敵全体に確率で即死効果

アーツカード性能アップはオーバーチャージ依存で、20~40%。ダメージ前に入るため、どのタイミングで宝具を撃っても火力バフが入ります

『悪』特攻攻撃は1.5倍固定。対象範囲が広く、全サーヴァントの4分の1を占めます。カリ、チンピラ、ヤクザなど、一部の一般エネミーも含みます

呪い・やけどは1000ダメージ×3ターン固定。延焼・呪厄状態は+100%で、合計4000×3ターンのダメージを与えます。宝具連射で重ねがけすれば、さらにダメージは伸びます。

『善』属性に対する即死付与は、一般エネミーに対象者がほぼいないため、『善』属性のシャドウサーヴァントに運が良ければ通じる程度です。

スキル

スキル1効果
信仰の加護『独』(A+)

CT6-4

味方単体のHP回復

&弱体状態解除

+自身の攻撃力アップ(3ターン)

HP回復は最大2000。平凡な回復量ですが、スキル2のデメリットを帳消しにできます。

弱体解除をチャージタイム最短4ターンで使えるのも利点です。

攻撃力アップは最大30%。スキルの切れ間が短く、倍率も高いです。

スキル2効果
悪心祝祭(A)

CT8-6

自身のNP増加

&HPを2000減らす【デメリット】

+『悪』特性の味方全体のNP増加

&アーツカード性能アップ(3ターン)

自分のNP増加は合計で最大50%。初期NP50%付与礼装を装備すればワンポチで宝具が撃てます。また第2アペンドスキルをレベルマックスにすれば、初期NP30%付与礼装でも可能です。

HP2000減少は、高HPでスキル1にHP回復があるため、複数回使用しなければ負担にならないです。HP2000以下で使っても、HPは1残ります

『悪』属性限定のNP増加は最大20%。対象は限定されますが、NP30%チャージ持ちか、NP10~20%チャージ+第2アペンドスキル10~20%なら、初期NP50%付与礼装で宝具が撃てます。

アーツカード性能アップは最大20%。倍率は平凡ですが、NP回収力も強化されます

新宿のアーチャージャック・ド・モレー』で味方全体に『悪』属性を付与できますが、クラス相性やカード構成が合わないのが難点です。

スキル3効果
死なずのバールー(EX)

CT9-7

自身にガッツ付与(1回・3ターン・他のガッツ状態と重複可能)

&高確率で発動するガッツ付与(3ターン)

&『ガッツ発動時に自身の宝具威力アップ(5ターン)する状態』を付与(3ターン)

&ターゲット集中状態付与(3ターン)

ガッツの回復量は1固定です。

確実に発動するガッツ(1回)と、発動確率がスキルレベル依存で回数制限のないガッツが付与されます。

回数制限のないガッツの発動確率は60~80%。高確率ですが確定ではなく、確率を上げる手段もないため、あまり当てにできません。こちらは重複不可能なため『味方、概念礼装』で先にガッツが付与されていると、ガッツ(1回)は付与されますが、永続ガッツは失敗します。逆にこちらのガッツが先に付与されている場合は、味方からのガッツを付与できません。

宝具威力アップは20%固定。持続5ターンと長いですが、確実に発動するのは1回だけで、2回目以降は運が絡みます

ターゲット集中(3ターン)で味方を守りつつガッツ発動を狙えますが、集中砲火で倒される危険性が常にあります。

運用方法

周回

NP50%チャージを持ち、初期NP50%付与礼装で宝具が撃てます。

『悪』属性限定ですが、火力・NP支援も可能です。

キャストリア×2のシステム周回に対応しており、初期NP0%付与の礼装でもマスター礼装『新春の装い、第五真説要素環境用カルデア制服、トロピカルサマー』などがあれば、オーバーキル次第でバーサーカー相手でもシステムが狙えます

初期NP付与礼装やオーダーチェンジを使えば、さらに編成ハードルは下がります。

NP回収量が高いキャスター相手ならば、『言峰綺礼、キャストリア、徐福』の編成でも宝具3連射が可能です。

『陳宮』の宝具で『退場しない生贄』として運用しながら、宝具威力アップを重ねがけする戦法もありますが、運が絡みます。

欠点は、『悪』属性特攻を活かさないとダメージが伸びないことです。低ATK+攻撃有利1.5倍(フォーリナー除く)でクリティカル関連スキルがないため、非特攻対象にはダメージが落ちます。

アーツサポーターによる宝具3連射の場合は、火力支援が入るためある程度カバーできますが、変則周回で宝具を一騎ずつ撃っていく編成の場合は気を付けましょう。

高難易度

NP50%チャージ持ちで特効宝具が撃ちやすく、壁役としても動けるアタッカー兼サポーターです。

『ライダー、キャスター、アサシン』など攻撃有利を取れる敵の混成クエストで、『悪』属性を持っている場合に適正があります。

『チャージタイム最短4ターンで持続3ターンの攻撃力アップ、宝具ダメージ前に入るアーツカード性能アップ、ガッツ発動時に5ターン持続する宝具威力アップ』により、火力バフが途切れにくいです。特効宝具のため、特攻対象にはダメージが落ちないのも利点です。

運は絡みますが3ターン持続のターゲット集中&永続ガッツで味方を守ることができます

チャージタイム最短4ターンのHP回復&弱体解除で、立て直しを図れます

しかし、通常攻撃でダメージを稼ぐのが苦手です。

素のATKが低く、クリティカル関連スキルもないため、クリティカルによるダメージ強化や大幅なNP回収が狙えません。

NP・火力支援も『悪』属性限定で、しかも倍率が高いわけではなく、編成難易度が高い割に『サポーターで支援した方が良い』といった状況に陥ります。

3ターン持続のターゲット集中&永続ガッツは運が絡み、宝具威力アップの重ねがけを狙った結果、そのまま退場といった状況があり得ます。反対に、ターゲット集中でわざと退場させるつもりが、ガッツで生き残ってしまう可能性も高いです。

また必中、無敵貫通といったスキルを持たず、複雑なギミックは対処できません。

編成は、宝具連射を途切れないようにするアーツサポーター『キャストリア玉藻の前レディ・アヴァロン』と組みたいです。

モリアーティ(裁)』は敵全体に『悪』属性を付与できますが、お互いに火力が伸び悩むタイプのため、長期戦になりやすいです。

低レアサーヴァントなら、『悪』属性かつアーツ宝具の『百貌のハサン』。アーツサポーターとして支援ができる『徐福、パラケルスス』がおすすめです。

概念礼装は、宝具ダメージを伸ばす『宝具威力アップ』。宝具連射力を強化する『NP獲得量アップ』。両方を強化できる『アーツカード性能アップ』が候補に入ります。

敵として出てきた場合

チャージゲージ増加スキル、永続ガッツを持っているのが厄介です。

回避・無敵で宝具を受けても、『善』属性に対する即死、4000×3ターンのスリップダメージなどが痛いです。

強化解除、弱体解除といった手段を用意して戦いましょう。

まとめ

ある程度なんでもできますが、火力が飛び抜けて高いわけではなく、耐久性能も運が絡みます。

・サポーターとしてもNP配布が20%で、対象が限定的です。

FGOにおける言峰綺礼

ある神父の体を依り代に、『異星の神』が召喚、サーヴァント化した疑似サーヴァント。

真名は『言峰綺礼』。アルターエゴのため、依り代の肉体名がセイントグラフとして登録されています。

混濁した英霊、および神霊はグレゴリー・ラスプーチン(グリゴリーとも発音)、アジ・ダハーカ、バールー。

グレゴリー・ラスプーチンはロシア帝国末期に活動した僧侶。祈祷僧。農民出身の無名の僧侶が人々に神学を説き、信徒を集め、やがて皇帝の信頼を得、国家の存亡に関わる存在にまでなった人物。

その風貌もさることながら、様々なゴシップ、謎に満ちた奇蹟の行使から、後世においては『怪僧』という異名で広く知れ渡ります。

三つ首の邪竜『アジ・ダハーカ』は悪神アンリマユの腹心。

『バールー』はオーストラリアの伝承における三匹のイヌ(蛇)使い、死しても現世に蘇る不死の月精。

表向きは熱心な宗教家であり、穏やかな神父。裏向きは苛烈な求道者であり、冷徹な思想家。悪党ではないが悪人。非道ではないが外道。

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