『ジェームズ・モリアーティ(裁)』FGOネタバレ性能解説
目次
基本情報
強い点
アーツ属性の全体攻撃宝具を持ち、キャストリア×2のシステムにも対応しているルーラーです。
『魅了・混乱・恐怖・スキル封印』を無効化するクラススキルにより、これらが乱発される高難易度で活躍できます。
豊富な火力バフ『3色のカードバフ、アーツカード耐性ダウン、宝具威力アップ、クラススキル「陰謀作成(アーツカード性能アップ+宝具威力アップ)」』を持ち、『善』特攻宝具の対象にはダメージが高いです。さらに『悪』特性に対してはアーツ耐性ダウンを重ねて付与します。
クリティカル威力アップ(スキルとクラススキルの2種類)、スター獲得(最大20個)、アーツもしくはバスターカードのスター集中度アップによるクリティカル攻撃もできます。
アーツ3枚構成に加えて、NP50%チャージを持っており、総合的なNP効率は悪くないです。
回避(2回・3ターン)や必中(3ターン)など高難易度で腐りにくいスキルを持ち、宝具でスキル封印も付与できます。
また敵全体に『悪』特性を付与することで、味方の『悪』特攻宝具・スキルの対象にします。
弱い点
スキルは複合スキルが多いため、火力バフの倍率が高いとは言えず、非特攻対象にはダメージが落ちます。
そのため同じエクストラクラスかつアーツ属性の全体攻撃宝具で、ダブルキャストリアシステムに対応している『スペースイシュタル、水着カーマ』と比べて、周回性能は落ちます。
もちろんルーラーとアヴェンジャーではクラス相性が違いますが、攻撃有利を取れるムーンキャンサーが周回に出てくることはほとんどありません。
引くべきか
引かなくていいです。
周回においては火力面で物足りなくなる場合が多いです。攻撃不利になりにくいエクストラクラスの特徴『多くのクエストに連れまわせる汎用性』が『善』特攻宝具ゆえに対象を選び、周回用の競合サーヴァントと比べて劣っているように感じます。
また『悪』特性のアーツ攻撃ダウン耐性はありますが、『悪』特性付与に対して『善』特攻宝具と噛み合いが悪いです。
高難易度においては多数の行動阻害デバフを弾き、スキル構成も高難易度に向いたものが揃っています。
しかし、攻防器用に立ち回れる反面、一部の性能に特化しているサーヴァントと比較すると持ち味が薄く、高難易度でも火力の低さが目立ちます。
総じて、『善』特攻宝具とデバフを無効化するクラススキルが機能するクエストでは、活躍可能です。
複数のクエストに使いまわせる周回用のバーサーカー、エクストラクラスのサーヴァントが揃っていないマスターは引く価値があります。
ステータス
クラスはルーラー
カード構成は、アーツ3枚、クイック1枚、バスター1枚
EXは5hit、それ以外は4hitで性能は並です。
ステータスはレベル90時にHP14887、ATK10450
HPが高く、ATKはアーツ宝具によるシステム周回可能なサーヴァントと比べて1000~2000ほど低いです。
※水着カーマATK:13213、スペースイシュタルATK:12612、水着武蔵ATK12712。
クラススキル | 効果 |
単独行動(A) | 自身のクリティカル威力アップ(約10%) |
陰謀作成(EX) | 自身のアーツカード性能アップ&宝具威力アップ |
パニックカット(C+) | 自身に魅了・混乱・恐怖・スキル封印無効状態を付与 |
陰謀作成によるアーツカード性能アップと宝具威力アップは、倍率こそ控え目ですが、乗算するので宝具威力を高めてくれます。
持ち味であるパニックカットは、精神異常状態を一通り無効化します。スタンと宝具封印、スリップダメージは防げません。
固有の第3アペンドスキルは、対ルーラー攻撃適性。ルーラー同士は攻撃等倍なので、解放する意味はありますが、優先度は低いです。
特性はサーヴァント、人属性、混沌属性、悪属性、人型、男性、ヒト科のサーヴァント。
宝具
数理的悪性摘出(マセマティカル・マリグナント・アナイアレイト) |
アーツ属性 全体攻撃宝具 |
自身の宝具威力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>
+敵全体に強力な〔善〕特攻攻撃 &スキル封印状態を付与(1ターン) &『悪』特性を付与(3ターン) |
NPリチャージ力は際立って高くなく、システム周回をする場合は『概念礼装、マスター礼装』の選択肢が狭まります。またNP回収率が低いアサシンやバーサーカー相手だとシステム周回は厳しいです。
宝具威力アップはオーバーチャージ依存で20~40%。
『善』特攻は150%と固定されていますが、対サーヴァント戦では低火力を補ってくれます。
スキル封印は、敵が厄介なスキルを持っている場合は有効打になりますが、バーサーカークラスなど通常攻撃が痛い相手には諸刃の剣です。
『悪』特性付与は、弱体耐性・弱体無効・強化無効の影響を受けません。スキル1の『悪』特性に対するアーツ耐性ダウンの発動条件を満たします。
ただ『悪』特攻宝具を持ち、同じルーラークラスであるアストライアとは相性が良いです。
スキル
スキル1 | 効果 |
数学的思考(A)
CT8-6 |
自身に回避付与(2回・3ターン)
&必中付与(3ターン) +敵全体のアーツ攻撃耐性ダウン(3ターン) +敵全体『悪』特性のアーツ攻撃耐性ダウン(3ターン) |
回数制の回避は、耐久力が高いルーラークラスと合わせて、生存能力を高めてくれます。
必中は3ターンと長く、回避が厄介なクエストで役立ちます。
アーツ攻撃耐性ダウンは、最大20%と平均的な倍率ですが、『悪』特性に対しては二重に付与します。
宝具で『悪』特性を付与するため、対象は選びません。
スキル2 | 効果 |
スライドルール・ウェポン(B+)
CT8-6 |
自身のクイックカード性能アップ(3ターン)
&アーツカード性能アップ(3ターン) &バスターカード性能アップ(3ターン) &クリティカル威力アップ(3ターン) |
全種カード強化に加えて、クリティカル威力アップを複合しているにもかかわらず、倍率は全て30%と高めです。
しかし、宝具威力アップとアーツ耐性ダウンを除いた唯一の自己強化バフとしては、物足りない部分があるので過信はできません。
スキル3 | 効果 |
骰子の選択(EX)
CT8-6 |
自身のNP増加
&アーツカードまたはバスターカードのスター集中度アップ(1ターン) +スター獲得 |
NP増加は最大50%。初期NP50%付与礼装を装備すれば宝具が撃てます。第2アペンドスキルをレベルマックスにすれば、初期NP30%付与礼装でも可能です。
アーツカードまたはバスターカードのスター集中度アップは完全にランダムで、狙うことはできません。
スター獲得は最大20個と多く、クリティカルを誘発します。
運用方法
システム周回
概念礼装やマスター礼装の選択肢は狭いですが、ダブルキャストリアシステムに対応しています。
ただNPリチャージ力は『やろうと思えばシステム周回できる』程度なので、NP回収率が低いアサシンやバーサーカーの場合は厳しいです。
素のATKが低く、デバフはターンを跨げないため、道中火力に不安が残ります。最終WAVEも『悪』特性付与が宝具後なので、最初から『悪』特性でなければ二重のアーツ攻撃耐性ダウンが付与できません。そのため『善』特攻を活かせるクエストでないと、要求火力に届かない可能性が高いです。
変則周回
クリティカル誘発スキルを持ちますが、アーツ耐性ダウン以外は味方に対する火力支援ができません。
NP50%チャージ持ちのため、1騎ずつ宝具を撃っていく編成に起用できますが、この場合も火力の低さや味方に貢献できない部分が厳しいです。
高難易度
回数回避とルーラークラスにより、高い耐久力を持っています。
クラススキルによってスタンと宝具封印以外は常時無効化でき、行動を阻害されません。
必中も3ターンと長く、無敵貫通ほどではないですがダメージを与えていけます。
しかし、『善』特攻宝具を活かせたとしても、火力に特化したサーヴァントと比べてダメージが伸びず、長期戦になりやすいです。
まとめ
・システム周回可能なサーヴァントですが、素のATKが低いです。
・周回性能、高難易度性能、両方に対応していますが、どちらかと言えば耐久よりな性能をしているので編成の選択肢に入り辛いと言えます。
・持ち味である『悪』特性付与は自分だと活かし辛く、かと言って『悪』特性特効宝具・スキルを持つ味方アタッカーと併用しても支援能力が皆無です(ケイローンみたいに味方支援できれば……)。
FGOにおけるジェームズ・モリアーティ(裁)
『シャーロック・ホームズシリーズ』において、ホームズ最大のライバルとして名高い数学教授『ジェームズ・モリアーティ』の若い頃です。モリアーティ・リリィ
酸いも甘いも嚙み分けたアーチャー時と比べて、悪のカリスマとして未完成な部分があります。
しかし基本的な性格はアーチャー時と変わらず、朗らかな好青年な表情の裏では『楽しい悪抱くみ』を計画中です。
インドア派ですが、年老いて腰をやった自分を見て『エクササイズでも始めようかな』と思っています。
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