『不夜城のキャスター』FGOネタバレ性能解説

基本情報

強い点

強力な『王』特攻宝具で、『王』属性が相手なら等倍クラス相手でも攻撃有利並のダメージを叩き出すキャスターです。

敵単体チャージ減少(確率)、防御力アップ、『王』属性限定の攻撃力ダウン、『男性』限定の魅了付与、ガッツ、と生存に特化したスキル構成で、生き残ることに長けています

NP30%チャージを持ち、5hitする宝具はNPリチャージ性能が高いため、キャストリア×2のシステム運用が可能です。宝具ダメージ前に付与される宝具威力アップ、スキルのアーツカード性能アップ、高ランクの陣地作成により、特攻対象に対しては素のATKの低さを物ともしない宝具ダメージが出ます

宝具の弱体耐性ダウン(1回・3ターン)で、自分のデバフをほぼ確定で付与できるほか、味方デバフのサポートも可能です

敵に対する妨害スキル『敵単体のチャージ減少、敵全体の『男性』属性に魅了付与、『王』属性単体の攻撃力ダウン』が豊富で、味方にガッツを付与できるため、パーティ全体の耐久支援ができます

主な活躍場所は特攻対象が出てくるクエストです。

弱い点

素のATKが低いです。

『王』属性に対しては特効宝具でダメージを出せますが、それ以外に対しては星5サーヴァント最底辺のATKに加えて、キャスタークラスはATKにマイナス補正が入っているので驚くほどダメージが出ません。

また『王』属性に対しても宝具以外はダメージが出ないです

攻撃有利が取れるアサシンとバーサーカーの『王』属性持ちは15騎しかおらず(2022年11月現在)、特攻を活かせるクエストが少ないことも悩みになっています。

相性等倍の相手でも特攻宝具ならダメージが出ますが、宝具以外はダメージが出ないため、相性有利のサーヴァントを押しのけるほどの活躍はできません。

引くべきか

引かなくていいです。

対『王』属性サーヴァントとしては、生存能力が高く総合的なNP効率も良いので、しぶとく生き残りながら特攻宝具を連射できます

しかし、一芸に秀でているサーヴァント全般に言えることですが、出番が限られます

特に不夜城のキャスターは宝具以外のダメージが清々しいほど出ず、高難易度における汎用性がまったくありません。

ただキャストリア×2のシステム周回においては、火力支援により低火力を補えるうえに、NPリチャージ性能が高いので非特攻対象のアサシン・バーサーカー相手でも周回が可能です。

とはいえキャストリアの火力支援+黒聖杯を装備させたとしても、宝具レベルが低いと要求火力に届かない場合があります。

一芸に秀でているようなサーヴァントを好む、もしくはキャスターでシステム周回したいマスターは引く価値があります。

キャスターの代用ができるクラスでシステム可能なサーヴァントが揃っているマスターはスルーして構いません。

ステータス

クラスはキャスター

カード構成はアーツ3枚、クイック1枚、バスター1枚

高ランクの陣地作成はありますが、アーツカードの性能は並です。

ステータスはレベル90時にHP15846 ATK9212

極端なHP偏重型であり、ATKは全サーヴァント中でも最底辺です。

クラススキル 効果
陣地作成(A++) 自身のアーツカードの性能をアップ(約11%)

高ランクの陣地作成により、アーツカードのダメージとNP回収力にプラス補正が入っています。しかし、低ATKをカバーするほどではないです

属性はサーヴァント、人属性、秩序属性、人型、女性、ヒト科のサーヴァントになります。

固有の第3アペンドスキルは対バーサーカー攻撃適性です。攻撃有利に立ち回れて、なおかつ素のATKの低さを補ってくれるので解放する価値はあります。

宝具

????千夜一夜物語(アルフ・ライラ・ワ・ライラ)(強化後)
アーツ属性 全体攻撃宝具
自身の宝具威力をアップ(1ターン)

&敵全体に強力な『王』特攻攻撃<オーバーチャージで特攻威力アップ>

&敵全体の弱体耐性を大ダウン(1回・3ターン)

全体5hitする宝具のためNPリチャージ性能が高く、アーツ3枚構成でアーツチェインを組みやすいこともあり、宝具連射が狙えます。

宝具威力アップは20%固定です。

『王』特攻攻撃はオーバーチャージ依存で、200~400%。オーバーチャージ1の段階で、『王』属性に対しては平均的な単体宝具並のダメージが出ます。

その反面、特攻対象ではない相手に対してはキャスタークラスのマイナス補正、素のATKの低さもあり、ダメージが出ません。

弱体耐性ダウン(1回・3ターン)は50%固定です。倍率が高く、味方全体のデバフ付与率を引き上げることができます。

回数制なので、複数のデバフが同時に発動しても、確定で通せるのは基本的に1種類のみです。

スキル

スキル1『強化後』 効果
夜話の語り手(EX)

CT8-6

敵単体のチャージを高確率で1減少

+自身のアーツカード性能アップ(1ターン)

&NPを増やす

チャージ減少はスキルレベルマックスで100%です。デバフ扱いではないため、弱体耐性持ちに対しても確定で入ります

アーツカード性能アップは最大30%です。倍率が低く1ターンしか持続しません

NP増加は最大30%。第2アペンドスキルをレベルマックスにして、初期NP50%付与礼装を装備すれば1ポチで宝具が撃てます。

『チャージ減少、NP増加スキル&火力バフ』の複合スキルなため、使用タイミングが悩ましいです。宝具使用時に使いたいですが、敵が特攻対象の場合やサポーターによる火力支援が十分ならば、チャージ減少を重視した使用も選択肢に入ります。

スキル2 効果
生存の閨(A+)

CT8-6

敵全体『男性』に低確率で魅了状態付与

+自身の防御力をアップ(2ターン)

『男性』限定の魅了付与は付与率最大60%と確定ではないです。宝具による弱体耐性ダウンがつくと、安定して付与できます。

防御力アップは最大40%。チャージタイム最短6ターンで持続2ターンとスキルの切れ間は長いですが、倍率が高くダメージをほぼ半減できます

敵が『男性』なら宝具発動後が使用タイミングです。『男性』以外や対魔力などで安定して付与できないならば、確実に発動する防御力アップ中心に使いましょう。

※攻防で有利が取れるアサシンで王属性を持っているのは全て女性です(2022年11月現在)。

スキル3『強化後』 効果
対英雄(譚) EX

CT8-6

自身にガッツ状態付与(1回・5ターン)

&自身を除く味方全体にガッツ付与(1回・2ターン)

+『王』特性の敵単体の攻撃力をダウン(1ターン)

ガッツ発動時の回復量は最大3000。チャージタイム最短6ターンで持続5ターンのため、ガッツが途切れにくいのが利点です。

自分以外に付与するガッツの回復量は500固定。持続2ターンと短いため、事故防止と割り切りましょう

『王』特性限定の攻撃力ダウンは最大50%。対象範囲が狭い代わりに倍率が高く、スキル2と合わせればダメージをほとんど0にできます。

事故防止のために回したいスキルですが、敵の宝具タイミングに合わせて味方を守るために使いたい部分もあるので、使い所が悩ましいスキルです。

運用方法

システム周回

宝具のNPリチャージ性能が高いため、キャストリア×2を使ったシステム周回に適性があります。礼装の自由度も高く、複数のクラスが混在していてもシステム周回が可能です

しかし素のATKが低いので、黒聖杯を装備しても特攻対象以外にはダメージが低いです

そのため最終WAVEが『王』属性でない場合は、要求火力に届かない可能性があります。

高難易度

『王』属性のアサシンとバーサーカーが並ぶ高難易度かつ長期戦を強いられるクエストでは最適解に近い動きができます。しかし、そこまで理想的なクエストは数年に1度あるかないかレベルです

『王』属性に対しては良好なNP効率で特攻宝具を連射します。また耐久系スキルと行動阻害デバフで長期戦も可能です

ただ最近のFGOは強力なサポーターが増えたことにより、誰でもダメージが出るようになったため、不夜城のキャスターを優先的に編成する理由が乏しくなっています

宝具以外の火力が低く、スキルも全て複合スキルのため、若干の扱いづらさがあります。

総じて敵が複数おり、『王』特攻攻撃が通用することが最低条件です。なおかつ耐久戦を強いられるなら、アタッカーとして編成候補に入ります。

敵として出てきた場合

ライダークラスは王属性が多いため、編成に気を付ける必要があります。

また耐久関連のスキルが多いので、強化解除などがあると対処しやすいです。

まとめ

清々しいほど一芸に秀でていますが、スキルは耐久寄りで、ダメージは宝具でしか出せません。

・スキルマするために、貝殻72個、スカラベ30個使うのが地味にキツイです。

FGOにおける不夜城のキャスター

語り部のキャスターとも呼ばれる肉感的な容姿を持つ女性です。

japanese dogezaを習得しており、命乞いの速さはトップクラス(なお土下座は本来、命乞いではない)。

真面目で腰が低く、極めて臆病で死ぬことを恐れていますが、カルデアに来てから少しずつではあるものの心境に変化が起こっています。