『マリー・アントワネット/オルタ』FGOおすすめ性能解説
基本情報
悲劇流転・黒華葬列 |
アーツ属性 全体攻撃宝具 |
自身の宝具威力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ> +敵全体に呪い状態を付与(5ターン) &呪厄状態を付与(5ターン) &強力な攻撃 &チャージを1減らす &中確率で即死効果 |
スキル1 | 効果 |
血濡れの首飾り(B+) CT8-6 | 自身のNP増加 &毎ターンNP獲得状態付与(3ターン) &「被ダメージ時に自身のNPを増やす状態」を付与(5回・3ターン) |
スキル2 | 効果 |
嘲りの断頭台(B) CT8-6 | 敵全体に呪い付与(3ターン) +自身に『呪い』特攻状態付与(3ターン) &アーツカード性能アップ(3ターン) |
スキル3 | 効果 |
我が愛はとこしえに(EX) CT9-7 | 自身に無敵付与(3回・3ターン) +自身を除く味方全体にガッツ付与(1回・3ターン) +味方全体のHP回復 |
強い点
アーツ主軸のカード構成でアーツチェインが組みやすく、NP獲得系スキルも豊富です。そのため宝具回転率が高めで、『キャストリア』×2の宝具連射システムに対応しています。
宝具ダメージは、ダメージ前の宝具威力アップ、スキル『「呪い」特効付与、アーツカード性能アップ』で星5アヴェンジャー特効宝具未満・非特攻宝具以上のダメージです。『呪い』特効はスキル発動時と宝具ダメージ前に『呪い』が付与されるので、条件を満たせます。
スキルの『呪い』付与は最大5000×3ターンとダメージが高く、宝具発動時に付与する『呪い(1000×5ターン)』『呪厄(呪いダメージ100%アップ)』もあるので、スリップダメージが高いです。
スキル『無敵(3回・3ターン』、宝具発動時に敵全体のチャージ1減少で耐久性能が高く、スキル『被ダメージ時にNP獲得』やクラススキル『自身の被ダメージ時のNP獲得量をアップ』で、安全にダメージを受けながらNP回収できます。『味方全体のHP回復&自分以外にガッツ付与』と耐久支援も可能です。
弱い点
宝具の即死付与率が60%固定と低く、即死耐性が低い銅エネミー『スケルトン』に対しても確定で入りません。
火力バフの倍率が全体的に平凡で、『呪い』特効を活かしてもダメージが大きく伸びません(オーバーチャージ段階強化などでダメージが伸びず、特攻攻撃ではなく、特攻付与なのも厳しい)。
※FGOはゲームシステム上、ダメージ量が『特攻付与<特効攻撃』になりやすい。
通常攻撃を強化するスキルが『アーツカード性能アップ、「呪い」特効付与』と乏しく、通常攻撃でダメージを稼ぐのが苦手です(宝具連射力で補うタイプ)。
『呪い』特攻のため、弱体耐性・弱体無効の影響を受けます。攻撃有利のルーラークラスは設定上、『高ランクの対魔力』持ちが多く、やや安定しません。
引くべきか
引かなくていいです。
アーツ主軸のカード構成でアーツチェインが組みやすく、NP獲得系スキルの豊富さから宝具を撃ちやすいです。
宝具を撃つ度にチャージ減少が入り、回数制の無敵もあるため、場持ちが良いです。
ただ火力バフの倍率が際立って高くなく、『呪い』特攻を活かしても、攻撃有利以外だとダメージが伸びません。そうなるとアヴェンジャークラスは攻撃有利が『ルーラー、バーサーカー』と少なく、活躍できるクエストが限られます。
『キャストリア』の宝具連射システムに対応しているシステムアタッカーとしては、初期NP0%付与の概念礼装だと、『敵が3体』『マスター礼装の支援』『NP回収量が標準クラス』と余裕がないです。NP回収量が低い『アサシン、バーサーカー』は、初期NP付与礼装やオーダーチェンジがないと、システムを構築できません。
総じて、攻防バランスの良いスキル構成で、周回・高難易度とクエストを選ばずに運用できます。ただ『特定対象にダメージが大きく伸びる』『敵の数に関係なく宝具連射できる』といった特徴が薄く、特定のクエストで最適解になれるような強みがないです。
キャラクターが好きなマスターは、引く価値があります。
思い入れが特にないマスターは、スルーして構いません。
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ステータス
クラスはアヴェンジャー。
カード構成は、アーツ2枚・クイック2枚・バスター1枚。
NP回収力が標準だが、全体的にhit数が多く、スター生産に期待できます。
ステータスはレベル90時に、HP12177、ATK12705。
星5アヴェンジャーの中では、HP・ATKともに平均的です。
クラススキル | 効果 |
復讐者(C+) | 自身の被ダメージ時のNP獲得量アップ(約17%) 自身を除く味方全体<控え含む>の弱体耐性をダウン(約7%)『デメリット』 |
忘却補正(C) | 自身のクリティカル威力をアップ(約6%) |
自己回復『魔力』(B+) | 自身に毎ターンNP獲得状態を付与(3%) |
忘却補正を所持しており、クリティカルダメージにプラス補正が入ります。しかし、アヴェンジャーはクラス補正でスター集中度が低く、うまく活かせません。
復讐者の『被ダメージのNP獲得量アップ』、自己回復の『毎ターンNP獲得状態』で、NP効率が底上げされています。ただし、味方全体の弱体耐性が下がります。
固有の第3アペンドスキルは、対ライダー攻撃適正。基本攻撃等倍なので解放する意味はありますが、初期NP50%付与礼装で宝具を撃ちたいので、第2アペンドスキルの優先度が高いです。
属性は、サーヴァント、地属性、混沌属性、悪属性、人型、女性、ヒト科のサーヴァント。
宝具
悲劇流転・黒華葬列 |
アーツ属性 全体攻撃宝具 |
自身の宝具威力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ> +敵全体に呪い状態を付与(5ターン) &呪厄状態を付与(5ターン) &強力な攻撃 &チャージを1減らす &中確率で即死効果 |
宝具威力アップはオーバーチャージ依存で、20~40%。オーバーチャージ1の段階から倍率は高いが、上がり幅は5%刻みと低いです。
呪い付与は1000×5ターン固定。持続が長く、スキル『呪い』特効の発動条件を満たします。
『呪厄』状態は100%固定。『呪い』ダメージが2倍になります。
チャージ減少は確定です。弱体耐性・弱体無効の影響を受けません。
即死付与率は60%固定。即死耐性が低いエネミーでも確定にならず、発動すればラッキー程度。ダメージ後に判定するため、NPリチャージ量には影響しません。
宝具ダメージは、『星5アヴェンジャー・未強化・一般的な特効宝具(特効対象にダメージが約1.5倍の特効攻撃)≪マリー・オルタ(呪い特攻発動)≪星5アヴェンジャー・未強化・非特攻宝具≪マリー・オルタ(呪い特攻未使用)』といったところ。
スキル
スキル1 | 効果 |
血濡れの首飾り(B+) CT8-6 | 自身のNP増加 &毎ターンNP獲得状態付与(3ターン) &「被ダメージ時に自身のNPを増やす状態」を付与(5回・3ターン) |
NP増加は最大30%。初期NP50%付与礼装+第2アペンドスキルレベルマックスなら、1ポチで宝具が撃てます。
毎ターンNP獲得状態は最大20%。2ターン目から獲得します。
被ダメージにNP獲得は10%固定。概念礼装『黒聖杯(デメリットでターン終了時にダメージを受ける)』などでは発動しません。
スキル2 | 効果 |
嘲りの断頭台(B) CT8-6 | 敵全体に呪い付与(3ターン) +自身に『呪い』特攻状態付与(3ターン) &アーツカード性能アップ(3ターン) |
『呪い』は最大5000×3ターン。スリップダメージとしては、トップクラスのダメージ量です。宝具が撃てない状況でも、『呪い』特効の発動条件を満たせます。
『呪い』特攻は最大30%。『呪い』付与できるなら誰でも特効になるためか、倍率はやや低めです。
アーツカード性能アップは最大30%。持続3ターンとしては、優秀な倍率です。
スキル3 | 効果 |
我が愛はとこしえに(EX) CT9-7 | 自身に無敵付与(3回・3ターン) +自身を除く味方全体にガッツ付与(1回・3ターン) +味方全体のHP回復 |
無敵は3回・3ターン固定。運が良ければ、複数ターンの間、ダメージを受けません。ただ持続3ターンと短いので注意しましょう。
自分以外に付与するガッツの回復量は、最大3000。味方の退場を阻止する耐久支援スキルとして機能します。
味方全体のHP回復は最大3000。悪くない回復量ですが、チャージタイム最短7ターンと間隔が空きます
運用方法
周回
NP30%チャージを持ち、イベント時によく配布される初期NP50%付与礼装+第2アペンドスキルで宝具が撃てます。
『キャストリア』×2の宝具連射システムに対応していますが、初期NP0%付与の概念礼装だと、『マスター礼装の支援』『敵の配置は3-3-?(NP回収量が標準のクラス)』とクエストを選びます。
NP回収量が低い『アサシン、バーサーカー』、敵の数が不規則な変則周回だと、初期NP付与礼装やオーダーチェンジが必要です。
キャストリア×2の片方を『徐福』に変えた場合は、バーサーカークラスでも配置が3-3-?なら、初期NP50%付与礼装+マスター礼装『2004年の断片』でシステム構築が狙えます。
火力バフは揃っているが、際立ってダメージが高いわけではなく、イベントの最後に解放されるクエスト(敵のHPがやたら高い90++)だと要求火力に届きづらいです。デバフ特効は対魔力の影響を受けるため、安定しないのも難点。
宝具を1騎ずつ撃つ編成では、火力支援スキルがないので、編成頻度は下がります。
クリティカル殴り周回も、クリティカル関連スキルがないため、適正はないです。
高難易度
連射しやすい宝具で攻める宝具アタッカー。
ルーラーなど、攻撃有利を取れるクエストが適正です。
NP回収手段が『宝具・通常攻撃・スキル』だけでなく、被ダメージ時にもNP回収できる効果を持っているので、宝具回転率が良好です。
宝具はダメージ前に宝具威力アップが付与されるので、スキルの切れ間に起こるダメージ低下を抑制できます。チャージ減少も付与するので、味方全体が受けるダメージを間接的に抑えます。
さらに回数制の無敵もあるので、場持ちが良いです。
『呪い』はダメージ量が高く、宝具連射するほど増加するため、宝具・通常攻撃のダメージがまともに通らない高難易度ギミックに強いです。
難点は、通常攻撃を強化するスキルが乏しいこと。
クリティカル関連スキルを持たないため、アーツクリティカルで大幅なNP回収は狙えません。ダメージも伸びず、NP回収・スター生産用と割り切りましょう。
天敵は弱体耐性・弱体無効系のギミック。『呪い』付与に失敗すると与えるダメージが大きく下がります。攻撃有利のルーラークラスは『対魔力』持ちが多く、『卑弥呼』などはクラススキルに『呪い』無効があるので注意しましょう(反対にバーサーカークラスは『対魔力』持ちが少ないが、NP回収しづらいのが難点)。
編成は、宝具連射力を強化できるアーツサポーター『キャストリア、玉藻の前、レディ・アヴァロン』全般と相性が良いです。キャストリアが持たないHP回復やガッツ付与で支援、玉藻の前やレディ・アヴァロンはお互いのチャージ減少で宝具を封殺など、所持しているスキルが噛み合っています。
同様の理由で、スタン付与やチャージ減少を持つ『諸葛孔明』も候補に入ります。
低レアサーヴァントなら、耐久支援ができる『マシュ』。強力なスター供給宝具を持つ『徐福』が候補に入ります。
概念礼装は、宝具ダメージを伸ばす『宝具威力アップ』。クエストのギミック応じた『必中・無敵貫通』がおすすめです。
まとめ
・どんなクエストにも対応できるが、最適解にはなれないタイプ。
・競合となる星5アヴェンジャー・アーツ属性宝具持ちも多く、それらに劣ってはいないが、勝ってもいないため好みの範疇。
・回数制の無敵や被ダメージに発動するNP獲得、宝具発動時のチャージ減少など、単騎性能は高めです。
FGOにおけるマリー・オルタ
偶像(アイドル)である自身を捨て、ただ一人の復讐者として自己を定めた悲劇の王妃。
マリー・アントワネットの別側面であり、『誰をも恨まず民と国を愛する』彼女が意識して切り捨てた絶望、怒りと哀しみ、呪詛、その凝集。
辿った人生はフランス王妃マリー・アントワネットのものと完全に同一。子を失った母としての自覚が強い。
復讐を叫び、破壊と破滅をもたらす。彼女の根底にはあらゆる希望と理想への嘲笑が海の如く広がっている。
子供(或いは幼年型の英霊)に対してはとても優しい。ともかく優しい。ただし、甘やかすだけでなく躾けはしっかりしている。
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