『ゲオルギウス(フレンド召喚)』FGOおすすめ性能解説
目次
基本情報
力屠る祝福の剣 |
アーツ属性 単体攻撃宝具 |
敵単体に『竜』特性を付与(3ターン) &敵単体に超強力な攻撃 +自身の防御力を大アップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ> |
スキル1 | 効果 |
守護騎士(A+) CT7-5 | 自身にターゲット集中状態を付与(3ターン) &防御力アップ(3ターン) |
スキル2 | 効果 |
殉教者の魂(B+) CT7-5 | 自身の精神異常耐性を大アップ(3ターン) &HP回復 |
スキル3 | 効果 |
戦闘続行(A) CT9-7 | 自身にガッツ付与(1回・5ターン) |
強い点
スキルに持続3ターンのターゲット集中状態付与を持ち、複数ターン、壁役として動けます。ターゲット集中状態付与はレベル1から使えるため、1ターン目に即退場させて『控えのサーヴァントを出す』『単騎状態にする』戦法が可能です。
攻撃を集めても、宝具とスキルの『防御力アップ』やHP回復、ガッツで耐えます。
最大100%の精神異常耐性アップとクラススキル『対魔力(20%)』で一部のデバフに強いです。
弱い点
全サーヴァント中、最底辺のATKに火力バフを一切持たないため、ダメージが出ません。
本人の火力の低さに加えて、ライダーはクラス補正でスター集中度が高く、味方のクリティカルを阻害します。また攻撃を集めるので、ゲオルギウス以外は被ダメージでNP回収できません(ターゲット集中状態持ち全員が言えること)。
回避や無敵など、被ダメージを0にする効果がないです。そのため、火力が高い宝具やチャージ攻撃を無傷で受けることはできません(ガッツで1回は耐えられる)。
育てるべきか
育てなくても使えます。
壁役のサーヴァントは複数いるが、その中でも『ゲオルギウス』は複数ターン味方を守るのが得意です。
高倍率の防御力アップ、ガッツにHP回復と打たれ強く、低レアサーヴァントながら攻撃を耐え続けます。
スキルを押して放置すれば、壁役として動ける手軽さも利点です。
その一方で、火力強化系の効果を持っていないため、パーティの総ダメージが下がります。また、クラス補正でスター集中度が高く、味方はクリティカルでダメージ強化やNP回収を狙いにくいです。
壁役としても、被ダメージを軽減できるが0にはできないため、『ギミックで火力バフが山ほど盛られている』『複数の敵が一斉に宝具やチャージ攻撃を撃ってくる』状況だと耐えられません¹。
¹……ターゲット集中状態付与と回避や無敵を同時に持つサーヴァントは、『マシュ』以外だと高レアサーヴァントがほとんどです。『マシュ』はターゲット集中状態の持続が短い、高レアサーヴァントはコストが高いなど、ゲオルギウスより優れた部分もあれば悪いところもある。
レベル1からターゲット集中状態付与を使えるので、『攻撃を集めるのは1ターンだけでいいが、そのまま退場してほしい』レベル1運用が可能だが、防御力アップが同時に発動します。レベル1のHPは1731しかないため、だいたいのケースで退場できるが、防御有利の場合は注意しましょう。
総じて、低コストながら『ターゲット集中状態で味方を複数ターン守る』動きが安定しやすいサーヴァント。
育成優先度としては、『レベル1(召喚された状態)』を1騎。育成素材に余裕があるなら、『最終再臨(宝具レベル5)』をもう1騎所持したいです。『最終再臨(宝具レベル5)』のスキルレベル上げは、耐久力を伸ばしたいと思ったタイミング。
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ステータス
クラスはライダー。
カード構成は、アーツ2枚、クイック2枚、バスター1枚。
カード性能は初期サーヴァントらしく凡庸。
ステータスはレベル65時に、HP9200、ATK5236。
HPは星2サーヴァント以下だとトップクラスで、ATKは全サーヴァント中最底辺。
クラススキル | 効果 |
対魔力(A) | 自身の弱体耐性を少しアップ(約20%) |
騎乗(B) | 自身のクイックカードの性能をアップ(約8%) |
対魔力はランクが高く、それなりの頻度でデバフを弾きます。
騎乗を所持しており、クイックカードのダメージとスター生産力にプラス補正が入ります。しかし、攻撃性能が低いため、あまり切りたくないです。
固有の第3アペンドスキルは対バーサーカー攻撃適正。攻撃有利のため、解放する価値があります。星2サーヴァントでサーヴァントコインを入手しやすいので、第2・5アペンドスキルの次に解放したいです。
属性は、サーヴァント、人属性、秩序属性、善属性、人型、男性、騎乗、愛する者、ヒト科のサーヴァント。
宝具
力屠る祝福の剣 |
アーツ属性 単体攻撃宝具 |
敵単体に『竜』特性を付与(3ターン) &敵単体に超強力な攻撃 +自身の防御力を大アップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ> |
敵単体に『竜』属性付与は確定。『弱体耐性、弱体無効、強化無効、弱体解除、強化解除』の影響を受けません。自分は『竜』属性に関わるスキルがないので、活かすなら『竜』特攻や特防を持つ味方やコマンドコード『黄昏の魔竜(刻印されたカードに竜特攻を付与)』が必要です。
※発生する状況は稀だが、『ジャンヌ・オルタ』が敵フィールドに居る状況で『竜』属性付与を使うと、『「竜」属性の攻撃力アップ』が発動します。
防御力アップはオーバーチャージ依存で20~40%。これ単体ではやや軽減する程度だが、スキルと合わせれば60~80%と高いです。味方の耐久支援『防御力アップ、被ダメージカット』と合わせれば、ほとんどの攻撃を軽傷で済ませます。
宝具ダメージは宝具レベル5で約4万3千(第3アペンドスキルが適応されるなら約5万1千~5万6千)。同じ星2ライダーで全体攻撃宝具の『黒髭(宝具レベル3で約4万5千)』以下のダメージです。
ダメージは出ないが、『アーツ主軸のカード構成』『クラス補正でクリティカルを狙いやすい』『ターゲット集中状態でNP回収が可能』と宝具回転率は悪くないため、アーツ属性の宝具カードをパーティに供給できます(初手アーツ補正、アーツチェイン、宝具チェインと使い道は多い)。
スキル
スキル1 | 効果 |
守護騎士(A+) CT7-5 | 自身にターゲット集中状態を付与(3ターン) &防御力アップ(3ターン) |
ターゲット集中状態付与は3ターン固定。3ターンの間、単体が対象の攻撃・デバフを引き付けます。同時に発動する最大40%の防御力アップ、別スキルの『HP回復、ガッツ』があるので、物凄くしぶといです(防御不利だったり、毎ターン宝具が飛んでくる状況を除けば、高確率で生き延びる)。
レベル1(HP1731)から使えるのが利点で、『敵の攻撃をわざと受けて退場→控えと交代する』動きが安定します。低レベル運用の場合は、スキルレベルを上げると『防御力アップ』が成長するので注意しましょう(レベルを上げた状態で、3ターン以内に退場させたい場合も同様)。
チャージタイム最短5ターンと短いので、マスター礼装『アトラス院(味方単体のスキルチャージタイム2短縮)』や第5アペンドスキル+チャージタイム1短縮の支援などで、スキルの切れ間を失くせます。
スキル2 | 効果 |
殉教者の魂(B+) CT7-5 | 自身の精神異常耐性を大アップ(3ターン) &HP回復 |
精神異常耐性アップは最大100%。『対魔力』もあるため、『魅了・恐怖・混乱・幻惑・睡眠』状態をほぼ無効化します(弱体付与成功率アップが重ねがけされていると厳しい)。
行動不能状態で○○チェインが阻害されたり、混乱(確率のスキル封印)でスキルのチャージタイムが止まる可能性が減ります(スタンや防御力ダウンは対象外なので注意)。
HP回復は最大2000。FGOは基本的に『被ダメージ>HP回復』のため焼石に水だが、防御力アップで『被ダメージ<HP回復』になるなら役立ちます。
スキル3 | 効果 |
戦闘続行(A) CT9-7 | 自身にガッツ付与(1回・5ターン) |
ガッツの回復量は最大2500。防御力アップで軽減しきれない宝具攻撃や即死付与を1回は耐えます。
※ターゲット集中状態の味方が倒れたら、敵のターンはスキップされるが、ガッツ状態が付与されていると『ガッツ発動→敵の行動回数が残っているなら攻撃続行』になります。
運用方法
周回
NPチャージスキルを持たず、初期NP50%付与礼装+第2アペンドスキルレベルマックスでも30%のNP支援が必要です。
低レアで低ATK、火力バフを一切持たないため、ダメージが出ません。
そのため周回適正は低いです。
『竜』属性特攻を持つ『ジークフリート、シグルド』などと組み合わせる場合は、NP支援や宝具チェイン『ゲオルギウス→ジークフリート』が必要で、手間がかかります(1ターンで決着をつけたいレイド戦でも同様)。
~余談(手間をかけたらどうなるか)~
『ジークフリート』を『光のコヤンスカヤ×2+オベロン』で強化して非特攻対象に攻撃する場合と、『光のコヤンスカヤ+オベロン+ゲオルギウス』で特攻対象にして攻撃した場合では、後者の方がダメージは出ます(光のコヤンスカヤの『人』属性特攻が発動した場合も同じ)。
しかし、『ゲオルギウスが宝具を撃つためのNP問題』『宝具演出が1回増える』『光のコヤンスカヤと第5アペンドスキルのチャージタイム短縮でスキルを再使用したら、ダメージ差は誤差』と実用的ではないです。
さらに言うなら、最初から特攻が取れているサーヴァントを『光のコヤンスカヤ×2+オベロン』で強化した方が強い。
高難易度
レベル1から壁役として動けるサーヴァント。
あらゆるクエストで壁役として動けます。
壁役としては、『フィールドに居座って守り続ける』『敵の危険な攻撃を受けて、1ターンで退場する』2通りの動きが可能です。
・フィールドに居座って守り続ける場合
スキルのターゲット集中状態で味方を守り続ける形です。
火力バフが盛られていない通常攻撃やクリティカル程度なら防御等倍でも耐えてくれるが、限度はあるので過信はできません。被ダメージを0にできないため、どんどんHPは削られています。
3ターンの間、ずっと攻撃を受け続けるなら、『回避、無敵、防御力アップ、被ダメージカット、HP回復』など耐久支援が欲しいです。宝具やチャージ攻撃を受ける、チャージタイム短縮でターゲット集中状態を維持する場合は、必須になります。
『ゲオルギウスがフィールドに残る=低火力で火力支援もできないサーヴァントがスターを奪い続ける』ことも留意しましょう。
中途半端にスター生産すると『ゲオルギウス』が回収するので、味方や概念礼装で全体に行きわたる数を用意するか、スター集中度アップで奪い返したいです。
クリティカルに頼らないアーツチェイン重視のアーツパーティで気にしない方法もあります。
・敵の危険な攻撃を受けて、1ターンで退場する場合(レベル1運用も含む)
前衛または控えに配置して、敵の危険な攻撃や、高難易度ギミックの厄介なデバフを引き受けて退場します。味方の邪魔になる前に、手早く前衛を入れ替えられるのが利点です。
スキルレベル上げで防御力アップの倍率が上がっていたり、誤ってガッツを発動させると失敗するので注意しましょう。
レベル1なら、この運用がさらに安定します(通常攻撃1発で退場が視野に入るため)。
・味方や概念礼装について
サポートする味方は、耐久力の低いサーヴァント(基本防御不利のバーサーカーなど)が候補に入ります。
クリティカルを阻害するので、スター集中度アップ持ちや、アーツチェインでNP回収できるサーヴァントだと動かしやすいです。
一緒にサポートする味方は、低レアサーヴァントなら『アンデルセン、アスクレピオス、マシュ』など、メインアタッカーをサポートするついでに『ゲオルギウス』をサポートできるサーヴァントが候補に入ります。
同じターゲット集中状態付与持ちと組んで、交互に味方を守るのも戦法の1つです。
概念礼装は、攻撃を無傷で受ける『回避、無敵付与』。味方に恩恵がある『即時スター獲得、毎ターンスター獲得』。退場時に効果を発揮する礼装もおすすめです。
敵として出てきた場合
持続3ターンのターゲット集中状態&防御力アップが厄介です。敵対時はHPが盛られるので、3ターン攻撃を集中させても、倒しきれない可能性が出てきます。
対策としては、『全体攻撃宝具でメインターゲットごと倒す』『強化解除で丸裸にする』『防御力無視状態で攻撃する』など。
まとめ
・レベル1から使えるターゲット集中状態が便利なサーヴァント。『レベル1で即退場』『ガッツや防御力アップで複数ターン味方を守る』など、壁役にやってほしいことはだいたいできます。
・回避や無敵で被ダメージを0にできなかったり、パーティ全体の攻撃力を下げるのが難点。
FGOにおけるゲオルギウス
聖ゲオルギウス、または聖ジョージとして名高き聖人。聖剣アスカロンを持ち、ドラゴンを退治した逸話が有名。
一度だけ相手の攻撃を無効化する『ベイヤード』という馬に騎乗する。
他者を守るとき、一時的に防御力を向上させる。数多の国、地域の守護者として崇められる聖ゲオルギウスは常に守護することを期待される。その希望が彼に守護の力を与える。すなわち、守勢において力を発揮する英霊。
ゲオルギウスは聖人ではあるものの、その武勇伝は並みの騎士に勝るとも劣らない。生贄を捧げて毒竜の怒りを鎮めていた街を通りがかったゲオルギウスは、槍を投げて竜を退治したという。
ゲオルギウスは世界を救うため、喜んで君に魂を捧げるだろう。君のために命を躊躇いなく懸ける。その献身に報いることを望むなら、正しいマスターとしての行動を取るべきだ。
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