『卑弥呼(期間限定サーヴァント)』FGOおすすめ性能解説
目次
基本情報
星辰象る久遠鏡(せいしんかたどるきゅうえんきょう) |
バスター属性 サポート宝具 |
味方全体のバスターカード性能をアップ(3ターン) &味方全体のクリティカル威力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ> &味方全体に「宝具使用時のチャージ段階を2段階引き上げる状態」を付与(1回・3ターン) |
スキル1 | 効果 |
巫女のカリスマ(B) CT7-5 | 味方全体の攻撃力アップ(3ターン) &毎ターンスター獲得状態を付与(3ターン) |
スキル2 | 効果 |
鬼道(A) CT8-6 | 自身のバスターカード性能アップ(3ターン) &『魔性』特攻状態を付与(3ターン) &無敵状態付与(1ターン) |
スキル3 | 効果 |
光の託宣(A) CT8-6 | 自身のNP増加 &バスターカードのスター集中度アップ(1ターン) &バスターカードのクリティカル威力アップ(1ターン) |
強い点
クリティカル支援能力とクリティカルアタッカー適正を高いレベルで両立しているルーラーです。
スキル『味方全員にスター獲得状態(最大8個×3ターン)』で、3ターンの間、スターを24個生産し続けます。これによりスター集中度アップを持たなかったり、スター生産能力がないクリティカルアタッカーでも、クリティカルが狙えます。
クリティカルアタッカーとしては、『バスターカード性能アップ、味方全体攻撃力アップ、特攻対象が広い『魔性』特攻』と乗算関係の火力バフを持ち、『上述のスター生産能力、バスター限定のスター集中度アップ&クリティカル威力アップ』で基本攻撃等倍のルーラークラスながら高いクリティカルダメージが出ます。
さらに宝具『味方全体のバスターカード性能アップ&クリティカル威力アップ』で、自分のクリティカルダメージを伸ばしながら、味方全体をクリティカルアタッカーに仕立て上げることが可能です。
宝具はNP50%チャージ、アーツクリティカルが狙いやすいので回転率が高いです。宝具チェインが組みやすく、味方全体のオーバーチャージ2段階引き上げ(1回×3ターン)もあるので、味方のオーバーチャージ段階を強化しやすいです。
弱い点
クリティカル支援+クリティカルアタッカーとして動く宝具・スキル構成のため、宝具で周回する編成のサポーターとしては動けません。
またクリティカルアタッカーとしては、『基本攻撃等倍のルーラークラス、バスタークリティカル強化がメインのスキル構成』なので、アーツ・クイッククリティカルは宝具を使わないとダメージが低いです。
バスタークリティカルも純粋なクリティカルアタッカーで攻撃有利を取れるサーヴァントには、宝具連射しないと、さすがに劣ります。ただ攻撃不利も少ないため、どのクエストに連れて行っても安定したダメージが出ます(一長一短)。
『基本防御有利の打たれ強さや、無敵(1ターン)』を所持していますが、温存したくない攻撃バフとの複合スキルで、敵の宝具やチャージ攻撃に合わせづらいです。
引くべきか
キャラクターが好きな人は、引いて損がない性能です。
どの編成に入れても、『クリティカル支援能力、クリティカルアタッカー』としての役割を果たせます。ルーラークラスなのでクエストも選ばず、汎用性が高いです。
また宝具レベルの性能変化がバスターカード性能アップ(30~50%)だけなので、宝具レベル1でも運用に支障が出ません。
同じルーラークラスでクリティカル関連の支援ができる『水着スカディ』と比較した場合、『水着スカディ』はNP支援でクイック宝具を撃たせながら、バスタークリティカルを強化します。卑弥呼は自分も含めた味方全体のクリティカル誘発&ダメージ強化と差別化はできています(むしろ一緒に組んでも良い)。
難点は、他のサポーターと違いNP支援ができません。そのためクリティカル運用の欠点である手札事故が起きた時に、攻撃宝具で誤魔化しが効かないです。
同様の理由で、変則周回や高難易度で短期決戦を挑む際はカード運が絡みます。編成の段階でNP計算して、どんなカードが来ても関係ない宝具主軸と比べて、決まったタイミングで計算通りのダメージが出ません。ただこれは卑弥呼の問題というより、クリティカル編成に必ず付き纏う欠点です。
むしろ卑弥呼は、長期的にクリティカルを強化し続けるので、クリティカル編成にありがちな『スキルの切れ間に起こる火力低下、メインカード以外でダメージが出せない点を抑制します』。
総じて、短期~長期におけるクリティカル運用を安定化させますが、FGOで一番プレイする周回(3ターン周回)だと実力を発揮できないため、編成頻度は低いです。
クリティカル運用に苦手意識を感じるマスターは、スルーして構いません。
どこに連れて行ってもクリティカルサポーター兼アタッカーとして動けるサーヴァントが欲しいマスターは、引く価値があります。
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ステータス
クラスはルーラー
カード構成は、バスター2枚、アーツ2枚、クイック1枚
カード性能は標準。4hitクイックがやや優秀なぐらい。
ステータスはレベル90時に、HP15000、ATK10659
星5ルーラーの中ではバランス型のステータスです。
クラススキル | 効果 |
対魔力(A) | 自身の弱体耐性をアップ |
陣地作成(A) | 自身のアーツカードの性能をアップ |
天然の肉体(A) | 自身に毒・呪い無効状態を付与 |
対魔力はランクが高く、それなりにデバフを弾きます。
陣地作成を所持しており、アーツカードのダメージとNP回収力にプラス補正が入ります。
天然の肉体により、毒・呪いを常時無効化します。
固有の第3アペンドスキルは、対フォーリナー攻撃適性。基本攻撃等倍のクリティカルアタッカーで、NP50%チャージもあるため、解放する価値はあります。
属性はサーヴァント、地属性、混沌属性、善属性、人型、女性、王、ヒト科のサーヴァント。
宝具
星辰象る久遠鏡(せいしんかたどるきゅうえんきょう) |
バスター属性 サポート宝具 |
味方全体のバスターカード性能をアップ(3ターン) &味方全体のクリティカル威力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ> &味方全体に「宝具使用時のチャージ段階を2段階引き上げる状態」を付与(1回・3ターン) |
バスターカード性能アップは宝具レベル依存で、30~50%。宝具レベル1でも3ターン持続としては優秀な倍率です。
クリティカル威力アップはオーバーチャージ依存で、50~100%。オーバーチャージ1の段階から倍率が高く、宝具BBEXをクリティカルで決めることができれば、攻撃等倍でも宝具並のダメージが出ます。
宝具使用時のチャージ段階を2段階引き上げる状態は1回・3ターン固定。卑弥呼→○○と宝具チェインを組んだ場合は、3段階引き上げます。
1回だけですが、重ねがけ可能で3ターン持続するため、宝具回転率の高さから味方全体のオーバーチャージ段階を最大にすることは難しくないです。
自分のオーバーチャージ段階も引き上げるため、短いスパンで宝具を撃てば、最低でも75%のクリティカル威力アップが味方に付与されます。
スキル
スキル1 | 効果 |
巫女のカリスマ(B) CT7-5 | 味方全体の攻撃力アップ(3ターン) &毎ターンスター獲得状態を付与(3ターン) |
攻撃力アップは最大20%。高ランクのカリスマ系スキルと同じ倍率です。
味方全体に毎ターンスター獲得状態は8個固定。味方全体に付与するので、効果中にメンバーが退場・オーダーチェンジで変わると、獲得数が減ります。攻撃力アップと違い、スターを獲得するのは次ターンからなので、注意が必要です。
3ターンの間、継続的にスター供給するスキルとしては破格の獲得数で、チャージタイムも最短5ターンと切れ間がほぼないです。
スキル2 | 効果 |
鬼道(A) CT8-6 | 自身のバスターカード性能アップ(3ターン) &『魔性』特攻状態を付与(3ターン) &無敵状態付与(1ターン) |
バスターカード性能アップは最大30%。3ターン持続としては、優秀な倍率です。
『魔性』特攻は最大50%。『魔性』属性は、サーヴァントの対象は少ないですが、エネミーは『デーモン、バイコーン、おろち、マハーナーガ』などそれなりにいます。
無敵(1ターン)は敵の宝具対策に有効です。
攻撃と防御の複合スキルで、両方を同時に活かすのは難しいです。卑弥呼は攻撃等倍が多いので、宝具が回るまでは積極的に使い、火力バフが重複しだしたら温存を考えましょう。
スキル3 | 効果 |
光の託宣(A) CT8-6 | 自身のNP増加 &バスターカードのスター集中度アップ(1ターン) &バスターカードのクリティカル威力アップ(1ターン) |
NP増加は最大50%。初期NP50%付与礼装を装備すればワンポチで宝具が撃てます。また第2アペンドスキルをレベルマックスにすれば、初期NP30%付与礼装でも可能です。
バスター限定のスター集中度アップは、ライダークラスからスターを奪えます。
バスター限定のクリティカル威力アップは最大100%。バスター限定ですが、同系統の中ではトップクラスの倍率です。
理想は、NPチャージで宝具が撃てる状態にして、宝具BBEXをクリティカルで決める形ですが、タイミングは合わせづらいです。基本は宝具バフが途切れないように使い、バスターカードと合わせる場合は、火力バフの持続ターンやNP周りを確認しましょう。
運用方法
周回
変則周回のクリティカル殴り要因+クリティカルサポーターとしての適性が高いです。
NP50%チャージを持つため、イベントで初期NP50%付与礼装が配布されれば、単独で宝具が撃てます。
攻撃等倍が多いルーラークラスですが、半減もされません。火力バフ『高倍率のバスター限定クリティカル威力アップ、攻撃力アップ、バスターカード性能アップ』に加えて、宝具『バスターカード性能アップ、クリティカル威力アップ』でさらにダメージが伸びます。
また第2~3WAVEに最大24個のスター供給が可能で、味方全体がクリティカルを狙えます。
欠点は、第1WAVEにスター供給できないこと。また時間短縮のために宝具を撃たない場合は、バスター以外のクリティカルでダメージが出ないことです。そのバスタークリティカルも基本等倍なので、あまり過信はできません。
総じて、ワンポチで第2~3WAVE用のスターを20個以上供給し、スキルで『味方全体に攻撃力アップ』、宝具でクリティカルダメージ強化ができます。卑弥呼+クリティカルアタッカー2騎の編成なら、敵の配置が1体のWAVEを複数突破しやすいです。
高難易度
スター供給、味方全体クリティカル威力アップでパーティ全体をクリティカルアタッカーに変えて、自分も強力なクリティカルで殴るルーラーです。
『宝具でしかダメージが通らない、毎ターンスター没収』など、クリティカルを封じてくるギミックがない限りは、ほとんどのクエストに適性があります。
クリティカル支援全般を単騎でこなし、クリティカルアタッカーとしても高いダメージが出ます。さらに『NP50%チャージ+アーツクリティカルが狙いやすい構成』で宝具回転率が高く、ギミックや妨害スキルで行動阻害を受けない限りは、宝具バフがほとんど途切れません。
攻撃等倍が多いという欠点を、火力バフで強引に解決しており、撃たれ強いルーラーという長所だけが残っています。さらにスター供給スキルの切れ間を概念礼装で埋めれば、盤石の体勢が整います。
クラススキル『毒と呪いを常時無効』があるので、それらを付与してくるクエストに強いです。また『魔性』特攻を所持しているので、特攻対象が出てくるクエストだとダメージが伸びます。
欠点らしい欠点はありませんが、宝具3連射でクリアする短期決戦用の編成と違い、宝具バフの重ね掛けやカード運が絡んでくるため、ターン数はかかります。ただカード運が良ければ、クリアターンは短いです。またクリティカル支援能力が短期~長期と安定しているので、雑なプレイでも『気づいたら殴り倒していた』といった状況があり得ます。
また味方を守る術がないです。
天敵と言えるギミックはいくつかあり、上述のクリティカルダメージを通さない特殊耐性や、スターの没収されると強みを活かせません。またサポーター全体の弱点ですが、強化解除に弱いです。
編成は、オーバーチャージ段階引き上げによる支援が可能なので、オーバーチャージ段階強化の恩恵がデカいサーヴァント『対粛正防御状態の回数が増えるキャストリア、NP配布量が増える玉藻の前』と組めば、攻防ともに隙がないパーティができあがります。
『マーリン』と組めば、スター供給スキルの隙間を埋めて、バスタークリティカルの強化ができます。
カード固定ができる『水着BB』と組んで、高威力のクリティカルを出し続けるといった運用も可能です。この方法ならカード運が絡みづらいため、クリアターンの短縮を狙えます。
上記以外にもクリティカルアタッカー全般と編成を組めるため、卑弥呼+クリティカルアタッカー+味方全体を守れるサポーターで、だいたいのクエストに殴り込めます。とくに味方全体バスターカード性能アップがあるので、バスターメインのクリティカルアタッカーと相性が良いです。
卑弥呼を編成に組み込むと、クリティカル関連スキルを持たないサーヴァントが、クリティカルアタッカーに化けます。そのためバスターメインのサーヴァントを無理やりクリティカルアタッカーにして、宝具BBEXで大ダメージが狙えます。
総じて、クリティカル支援を行いながらクリティカルで殴れるため、アタッカー+サポーター×2の編成でありがちな『アタッカーのカードがないので攻撃が止まる』という状況が起こりにくいです。
概念礼装は、スター供給の隙間を埋める『毎ターンスター獲得』。クリティカルダメージ強化の『クリティカル威力アップ』がおすすめです。
敵として出てきた場合
攻撃有利を取りづらいルーラークラスで、クリティカル事故が怖いです。
無敵もあるため、強化解除を用意すると戦いやすいです。
まとめ
・雑にパーティ全体が強くなるサーヴァントの1騎です。ただクリティカル殴り編成になるため、決まったターンに想定したダメージが出る宝具主軸の編成とは違い、少なからずランダム性が出てきます。そのため短期決戦で突破できるクエストだと出番が減ります。
・周回でもシステムを組めるクエストだと出番がなく、宝具とクリティカルの両方をサポートして変則クエストに対応させる『水着スカディ』も登場したため、編成頻度は下がってきました。それでも変則クエストの内容や高難易度のギミック次第では、まだまだ現役のサーヴァントです(強いけど使いどころが減ったタイプ)。
FGOにおける卑弥呼
古代日本に存在したとされる邪馬台国の女王。
見た目はのびのび元気なお天気娘といった様子だが、その身に秘めた神秘の力は光の裁定者という触れ込みに恥じない凄まじいもの。
時に託宣で、時に力づく。そういったいろんな方法で争いを治めました。
本来はお日様の光を喜び、人々の笑顔を喜ぶ、天然自然と共に生きる事を良しとする心優しい女の子。そして、原始の人間が持っていた溢れんばかりの生命力を宿す完全健康優良児。
何故か異常な雨女体質。得意技は骨割り占いで鍛えたグーパンチ。
人としての当たり前の生を捨て、人の笑顔の為にその身を捧げた。その生に悔いはなく、その果てに訪れる闇でさえ受け入れ、やがては時の彼方へと消え去るとしても。
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