『渡辺綱』FGOネタバレ性能解説

基本情報

大江山・菩提鬼殺おおえやま・ぼだいきさつ
バスター属性 全体攻撃宝具
自身に『魔性』特攻状態を付与(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

+敵単体に超強力な『鬼』特攻攻撃

スキル1効果
無窮の武練「対魔」(A⁻)

CT7-5

自身のバスターカードのスター集中度アップ(3ターン)

&クリティカル威力アップ(3回・3ターン)

スキル2効果
水天の徒(B)

CT8-6

自身に回避付与(1ターン)

&アーツカードのスター集中度アップ(1ターン)

&NP獲得量アップ(1ターン)

スキル3効果
一条戻橋の腕斬(EX)

CT7-5

自身のバスターカード性能アップ(3ターン)

&必中付与(3ターン)

+敵全体のクリティカル発生率ダウン(3ターン)

強い点

『鬼』『魔性』属性に対して、トップクラスの宝具ダメージを叩き出すセイバーです。

バスター属性の宝具は、『鬼』属性に対して2倍のダメージが出ます。そこから『魔性』特攻付与、スキル『バスターカード性能アップ』があるので、未強化宝具ながら星5セイバーの強化済み宝具に迫る宝具ダメージです。

バスター限定のスター集中度アップ(3ターン)、クリティカル威力アップ(3ターン・3回)でクリティカルアタッカーとして動くことができます。またアーツ限定のスター集中度アップ&NP獲得量アップで、アーツクリティカルによるNP回収が狙えます。

3ターン持続する必中』『クリティカル事故防止のクリティカル発生率ダウン』『危険な攻撃を避ける回避(1ターン)』など、高難易度適正もそれなりです。

弱い点

特効の対象範囲が狭い。2023年4月現在、攻撃有利を取れる『鬼』属性サーヴァントは4騎、一般エネミーは『小鬼、大鬼、巨大鬼、グール』と少数です。そのため実力を発揮できるクエストが限られます。

NPチャージを持たず、周回では宝具が撃ちづらいです。

クリティカル威力アップやスター集中度アップを持っていますが、スター獲得系スキルがないので、クリティカルアタッカーとして動くにはスター供給支援が必須です。

引くべきか

引かなくていいです。

『鬼』属性に対しては、レベル80聖杯未投入の時点で、並の『強化済み・特効宝具・星5セイバー』以上の宝具ダメージが出ます¹。

¹……しかも宝具レベル1で比べた場合。

また宝具発動時に『魔性』属性(1ターン)が付与されるので、特攻対象にはバスタークリティカルで高いダメージを出せます。回避や必中(3ターン)で高難易度も戦えるスキル構成です。

そのため『鬼』属性が出てくる『高難易度、1ターンで決着をつけたいレイド戦、周回で敵が単体のWAVE』では、トップクラスのアタッカーです。

しかし、『鬼』属性以外にはダメージが伸びないので、活躍できるクエストが乏しいです

編成難易度も高く、宝具を撃つにはNP支援、クリティカルにはスター供給支援が必要です。具体的には、NP・スター供給支援ができるサポーター『光のコヤンスカヤ、オベロン』や概念礼装『初期NP付与礼装、即時スター獲得』がないと動けません。

育成難易度も厳しめで、多くのサーヴァントが使う『英雄の証』、アジア系サーヴァントの大半が使う『枯淡勾玉』、第2部素材『閑古鈴』『虹の糸玉』など、気軽に育てられないです

極一部のクエストで活躍できるアタッカーが欲しいマスターは、引く価値があります。

汎用性の高いアタッカーが育っていないマスターは、スルーして構いません。

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ステータス

クラスはセイバー

カード構成は、バスター2枚、アーツ2枚、クイック1枚

カード性能は平凡。初期サーヴァントほど酷くはないが、良くもない。

ステータスはレベル80時に、HP11248、ATK10123

ATK偏重型で星4セイバーの中では、ATKがトップクラスに高く、HPは最底辺

クラススキル効果
対魔力(A)自身の弱体耐性をアップ
騎乗(B)自身のクイックカードの性能をアップ

対魔力はランクが高く、それなりの頻度でデバフを弾きます。

騎乗もランクが高く、クイックのダメージとスター生産率を強化します。

固有の第3アペンドスキルは対バーサーカー攻撃適正。攻撃有利なので解放する価値はありますが、第2アペンドスキルの優先度が高いです

属性は、サーヴァント、人属性、中立属性、善属性、人型、男性、騎乗、愛する者、源氏、ヒト科のサーヴァント。

宝具

大江山・菩提鬼殺おおえやま・ぼだいきさつ
バスター属性 全体攻撃宝具
自身に『魔性』特攻状態を付与(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

+敵単体に超強力な『鬼』特攻攻撃

『魔性』特攻はオーバーチャージ依存で、20~40%。1ターン付与なので、追撃にも影響します。強化無効を付与されていると失敗します。倍率が低く、オーバーチャージ段階による強化も5%刻みと期待できません。サーヴァントの対象は少ないですが、エネミーは『デーモン、バイコーン、おろち、マハーナーガ』などそれなりにいます。

『鬼』特効攻撃は200%固定。対象範囲が狭い代わりに、2倍のダメージが出るので、攻撃等倍の相手にも攻撃有利並のダメージが出ます。

『鬼』属性に対する宝具ダメージはセイバートップクラス、星4サーヴァントかつ恒常なので、宝具レベルの上げやすさから他の追随を許しません。攻撃等倍の相手でも、宝具レベル5なら12万以上¹のダメージが出ます。

¹……各クラスの攻撃有利かつ特効宝具並のダメージ。

スキル

スキル1効果
無窮の武練「対魔」(A⁻)

CT7-5

自身のバスターカードのスター集中度アップ(3ターン)

&クリティカル威力アップ(3回・3ターン)

バスター限定のスター集中度アップは、同クラスならスターを独占できる倍率です。

クリティカル威力アップは最大50%。クリティカルが発生しなければ、消費しません。

クラス補正によるセイバーのスター集中度は標準のため、意図的にバスタークリティカルを狙いやすいです。ただし、スター生産率が低いので、味方・概念礼装によるスター供給支援が必要です。

スキル2効果
水天の徒(B)

CT8-6

自身に回避付与(1ターン)

&アーツカードのスター集中度アップ(1ターン)

&NP獲得量アップ(1ターン)

回避(1ターン)は高難易度で有効です。

アーツ限定のスター集中度アップはスキル1と同様の倍率です。同時に使った場合は、ある程度スターがないと散ります

NP獲得量アップは最大50%。1ターンと短い代わりに、高ランクの『黄金律』と同じ倍率です。

アーツクリティカルを誘発することで、大幅なNP回収が狙えます。しかし、回避と複合スキルのため、高難易度ではどちらを優先するかが悩みどころです。

スキル3効果
一条戻橋の腕斬(EX)

CT7-5

自身のバスターカード性能アップ(3ターン)

&必中付与(3ターン)

+敵全体のクリティカル発生率ダウン(3ターン)

バスターカード性能アップは最大40%。3ターン持続として倍率が高いです。

必中付与も3ターン続くので、回避持ちに強いです。

クリティカル発生率ダウンは最大20%。クリティカル発生率アップのバフやクリティカル発生率を高く設定されていない限りは、ほとんど発生しません

倍率が高く、優秀な効果も多い複合スキルながらチャージタイム最短5ターンと短いです。

運用方法

周回

『鬼』属性に対する宝具ダメージはトップクラスに高く、要求火力に困ることは少ないです

どちらかと言えば、宝具を撃つためのNPチャージが難問で、パーティメンバーや概念礼装が縛られます。クリティカルも同様です。

非特攻対象に対する宝具ダメージは、未強化宝具なので高くはなく、最低でも『魔性』特攻は活かしたいです。『魔性』特攻は追撃にも影響するので、カード運次第ではダメージを伸ばせます。

クリティカル殴り編成時の注意点としては、火力バフが『バスターカード性能アップとクリティカル威力アップ』なので、アーツ・クイッククリティカルのダメージはそこまで伸びません

高難易度

『鬼』属性特攻サーヴァントと言えるアタッカーです。

敵が『鬼』属性なら、攻撃等倍でも活躍できます。

理想は『特効宝具を連射しながら、合間にクリティカルで攻撃する』形です。

特効宝具のダメージに関しては言うことがなく、問題は宝具回転率です。NPチャージがなく、アーツクリティカル誘発も1ターンと短いので、単独での宝具連射はカード運が大きく絡みます。

クリティカルを出すためのスター生産能力も低いので、スター供給が必要です。

敵の危険な攻撃を避ける回避(1ターン)、クリティカル事故防止のクリティカル発生率ダウン、回避対策に有効な必中(3ターン)があるので、高難易度ギミックに対する耐性はそれなりです

NP支援・スター供給支援なしではアタッカーとして動けないので、適当な編成だと戦えません。特効対象に対する宝具ダメージが高いので、宝具回転率を上げる編成が最低でも欲しいです。

クリティカルアタッカーとしては、バスタークリティカルのダメージは高いものの、3回と回数制限がついてます。そのため宝具発動の合間を埋める意味合いが強く、宝具回転率よりは優先度が下がります

編成は、短期決戦なら火力・NP・スター供給ができる『光のコヤンスカヤオベロン』。長期戦なら耐久支援ができる『マーリン』と組みたいです。

NP支援なしでの宝具連射が難しいため、NP支援ができるサポーターを随時投入できる『ミス・クレーン』も候補に入ります。

低レアサーヴァントなら、クリティカル関連の支援ができる『アンデルセン』、火力バフとターゲット集中を持つ『レオニダス』、バスターカード性能アップを付与できる『シェイクスピア』が候補に入ります。

概念礼装は、宝具を撃つための『初期NP付与礼装』、自分が所持していない『宝具威力アップ』もおすすめです。

敵として出てきた場合

『魔性』『鬼』属性を連れて行かないように注意しましょう。

3ターン持続の必中で攻撃を受ける選択肢が狭まり、クリティカル事故や回避も面倒なので、行動妨害や強化無効などがあると楽に戦えます(対魔力のランクが高めなので注意)。

まとめ

鬼斬りのサーヴァント。その極端さは『不夜城のキャスター』に近いモノがあり、最適解と呼べるクエストはあるものの、年に1回あるかないかです。

・『宝具重視だがNPチャージがない』『クリティカル関連スキル持ちだがスター生産能力がない』と、手持ちのサーヴァント・概念礼装次第では上手く扱えないのが難点です。

FGOにおける渡辺綱

頼光四天王の1人。源頼光の信任がもっとも厚い武士であり、他3人からも兄のように慕われていました。

日本最強クラスの鬼殺し。豆まきをしなくても勝手に鬼が逃げるレベル。

四角四面の堅物。やや無口ではあるが社交性はある、冷静沈着な鬼殺し。

私生活が想像できないほどの淡々とした、かつ完璧な仕事ぶりに、周囲は言葉ではなく、その物腰や態度によって彼を心から信頼しました。

鬼を殺すのは義務感からであり、憎悪ではない。―――とある鬼以外は。

渡辺綱は決して魔術師などではなかったが、こと鬼に対してのみ、九字切りなどで自身への暗示をかけ、一撃で絶殺することが可能になりました。

頼光や金時とは違う、人としての技量のみで行う鬼殺し。

現代に生まれていれば、仕事を完璧にこなすビジネスマン(常に定時退勤)。

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