『BB(配布サーヴァント)』FGOおすすめ性能解説

基本情報

C.C.C.カースド・キューピッド・クレンザー
アーツ属性 全体攻撃宝具
敵単体に超強力な攻撃

&敵単体の弱体耐性をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

+味方全体のNPを増やす

スキル1効果
十の王冠(D)

CT6-4

味方単体の弱体状態解除

&HP回復

&弱体無効状態付与(1回・3ターン)

スキル2効果
黄金の杯(C)

CT8-6

敵単体の無敵状態解除

&確率でスタン状態付与(1ターン)

スキル3『強化後』効果
自己改造「恋」(EX)

CT7-5

自身のクリティカル威力アップ(3ターン)

&スター集中度アップ(3ターン)

&アーツカード性能アップ(3ターン)

&「エクストラアタック時に味方全体のNPを少し増やす状態」を付与(3ターン)

強い点

2024年11月現在、ムーキャンサークラスだと『2騎しかいない単体攻撃宝具持ちの内1騎』『交換で恒常入手可能』と、あらゆる面で貴重です

アーツ主軸のカード構成でアーツチェインが組みやすく、宝具発動時の味方全体NP増加(20%固定)で、味方全体の宝具回転率を引き上げます。加えてカード性能が全体的に優秀で、エクストラアタック時のNP増加(10%固定)もあるため、宝具回転率は高い部類です。

チャージタイム最短4ターンで味方単体に付与できる『弱体解除&弱体無効(1回・3ターン)&HP回復』が耐久支援スキルとして優秀で、敵単体にスタン付与&無敵・回避解除の妨害など、高難易度向けのスキルが豊富に揃っています。星5サーヴァント並のHPで事故に強いのも、高難易度では利点です。

隠しステータスで即死耐性が極めて高く、高確率で即死効果を無効化します。

弱い点

星4サーヴァントの中で下位のATK(一部の星3サーヴァントに劣る)』『火力バフがアーツカード性能アップのみ』とダメージが伸びず、基本攻撃等倍のムーンキャンサークラスで、攻撃有利を取れる『アヴェンジャー。バーサーカー』以外はダメージが出ません(攻撃等倍相手に対するダメージは、攻撃有利1.5倍の星3バーサーカー以下)。

スター集中度アップ&クリティカル威力アップを持つが、スター生産はクイックカード頼りとクリティカルが安定しません。アーツサーヴァントはスター生産が得意ではなく、上手く活かすには、専用の編成が必要です。

敵からのダメージを軽減・無効化するスキルがないため、宝具・チャージ攻撃は耐えられません

育てるべきか

キャラクターが好きな人は、育てて損がない性能です。

他に選択肢がほとんどないのも大きいが、対アヴェンジャー戦においては、星5サーヴァントと遜色ないアタッカーです。

アヴェンジャークラスは『基本的に単体で登場する=ストーリーの山場やイベントの高難易度で登場する』点が、高難易度向けのスキル構成と非常に噛み合っています。

耐久支援が得意なアーツサポーター『キャストリア玉藻の前レディ・アヴァロン』と組みやすいのも長所です。アーツチェインや宝具発動時の味方全体NP増加でパーティ全体の宝具が途切れないことに始まり、『弱体解除&弱体無効&HP回復』『スタン付与』といった耐久寄りの支援で、パーティ全体がガチガチになります

その反面、攻撃性能がかなり低く、サポーターの火力支援なしだと戦闘が長期化しやすいです。NPチャージスキルもないため、FGOでもっともプレイする周回に向かず、高難易度も同じ理由で短期決戦に向いていません。

総じて、ギミックの関係で中~長期戦になりやすい高難易度クエスト向けのサーヴァントです。

『巡霊の祝祭』の交換優先度としては、『アヴェンジャーは攻防有利を取りづらいクラス』『BB以外のムーンキャンサーは入手難易度が高い』ため、対アヴェンジャー戦の高難易度アタッカーが欲しいマスターは、交換しましょう。

ただし、周回・短期決戦に向かないので、編成頻度はかなり低いです。またサポーターでしっかり火力支援しないとジリ貧になりやすいので、サポーターが揃っていないマスターだと、性能を活かしきれません。

一部のクエストで必ず役立つサーヴァントだが、いなければいないで代用は利くため、『巡霊の葉』の数と相談しましょう。

ステータス

クラスはムーンキャンサー

カード構成は、アーツ2枚、クイック2枚、バスター1枚

カード性能は、1hitバスター以外は全体的に優秀で、NP回収・スター生産に期待できます。

ステータスはレベル80時に、HP13643、ATK8197。

HPは星5サーヴァント並だが、ATKは一部の星3サーヴァントに負けています。

クラススキル効果
対魔力(B)自身の弱体耐性をアップ(約17%)
道具作成(A)自身の弱体付与成功率をアップ(約10%)
陣地作成(A)自身のアーツカードの性能をアップ(約10%)

対魔力により、それなりの頻度でデバフを弾きます。

道具作成はランクが高く、『対魔力弱体耐性アップ』持ちにもデバフが入りやすいです。

陣地作成もランクが高く、アーツカードのダメージとNP回収力に大きなプラス補正が入ります。

固有の第3アペンドスキルは、対アルターエゴ攻撃適正。攻防等倍に加えて、NPチャージスキルを持たないため、第2アペンドスキルの優先度が高いです。またエクストラアタック時にNP増加を持つが、アーツチェインで味方全体の宝具回転率を引き上げたいので、第1アペンドスキルも優先度は低めです。

属性は、サーヴァント、人属性、混沌属性、善属性、人型、女性、機械、ヒト科のサーヴァント。

宝具

C.C.C.カースド・キューピッド・クレンザー
アーツ属性 全体攻撃宝具
敵単体に超強力な攻撃

&敵単体の弱体耐性をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

+味方全体のNPを増やす

弱体耐性ダウンはオーバーチャージ依存で、10~50%。オーバーチャージ1の倍率は低いが、クラススキル『道具作成』があるので、高ランクの『対魔力』持ちにもデバフが入りやすいです。攻防有利のアヴェンジャーは基本的に弱体耐性が低いので、効果中は味方全体のデバフがよく入ります

NP増加は20%固定。宝具チェインを組む場合は、後方に配置すると味方全体の宝具回転率が上がります(味方宝具のオーバーチャージ効果と相談)。

単体5hitで、NP増加効果と合わせれば、30%前後のNPリチャージが可能です。宝具AAEXでアーツクリティカルが入れば、宝具連射も視野に入ります。

宝具ダメージは、『低ATK』『未強化+非特攻』『火力バフがアーツカード性能アップのみ』とかなり厳しく、星5ムーンキャンサーの全体攻撃宝具(非特攻)とほぼ変わらないダメージです

攻撃等倍相手に対しては、約2万6千宝具レベル14万4千宝具レベル5。攻撃有利1.5倍の星3サーヴァント(単体攻撃宝具)に負けています。

スキル

スキル1効果
十の王冠(D)

CT6-4

味方単体の弱体状態解除

&HP回復

&弱体無効状態付与(1回・3ターン)

弱体解除が最初に入るので、HP回復量ダウンや強化無効の影響を受けません(解除不可能な白枠デバフを除く)。

HP回復は最大3000。1ターン辺りの回復量は、『アスクレピオスナイチンゲール』といった回復特化のサーヴァントに負けていません。

弱体無効は3ターン持続するので、どのタイミングで使っても腐りにくいです。

実質2回分のデバフ対策に加えて、HP回復量も最高クラスと、結構な壊れスキル。『妨害スキルの解除&対策』『スキルのデメリット解除』『HP回復で立て直し』など、高難易度ではまず腐らない効果です。

スキル2効果
黄金の杯(C)

CT8-6

敵単体の無敵状態解除

&確率でスタン状態付与(1ターン)

敵単体の無敵状態解除は、無敵・回避の両方を解除します。弱体耐性・弱体無効の影響を受けません(解除不可能な白枠を除く)。

スタン付与はスキルレベル依存で、50%~100%。『道具作成』持ちなので、スキルレベル9(付与率90%)でも基本確定です。攻撃有利を取れるアヴェンジャーやバーサーカーは『対魔力』持ちがほぼおらず、回転率が高い宝具で弱体耐性ダウンを重ねがけするため、スキルレベルが高ければ基本的に失敗しません

スキル3『強化後』効果
自己改造「恋」(EX)

CT7-5

自身のクリティカル威力アップ(3ターン)

&スター集中度アップ(3ターン)

&アーツカード性能アップ(3ターン)

&「エクストラアタック時に味方全体のNPを少し増やす状態」を付与(3ターン)

クリティカル威力アップは最大50%。持続3ターンとしては、優秀な倍率です。ただムーンキャンサーはクラス補正でスター集中度が低く(キャスタークラスと同じ)、スター生産力も安定しないため、スター供給支援なしだと活かせません。

スター集中度アップは、スキルレベル1だと、スター集中度が高いライダークラスよりほんのり高い程度。スキルレベルマックスだと、その2倍以上

アーツカード性能アップは最大30%。持続3ターンとしては、優秀な倍率です。宝具ダメージを唯一強化する火力バフで、依存度が高いです

「エクストラアタック時に味方全体のNPを少し増やす状態」は10%固定。数値としてはオマケレベルで、無理に狙う必要はないです。味方とアーツチェインを組めない時に狙いましょう。

運用方法

周回

NPチャージスキルを持たず、イベント時によく配られる初期NP50%付与礼装+第2アペンドスキルレベルマックスでも宝具が撃てません。

『キャストリア』×2の宝具連射システムに対応しておらず、火力支援スキルもないなど、全体的に周回向けではないです

クリティカル殴り周回においても、『低ATK』『ダメージが伸びないアーツ・クイック2枚構成』など、扱いづらい要素が目立ちます。

高難易度

回転率が高い宝具で攻めつつ、支援もできるアタッカー兼サポーター。

アヴェンジャーなど、攻撃有利を取れるクエストや、即死効果が連発されるギミックに適正があります。

『アーツ主軸でアーツチェインが組みやすい』『宝具発動時に味方全体のNP増加』『スター集中度アップでアーツクリティカルが狙いやすい』など、宝具回転率が高めです。アーツチェインや宝具発動時のNP増加は、味方全体に効果があるので、パーティに大きく貢献できます

チャージタイム最短4ターンで使える『弱体解除&弱体無効』は、短いスパンで、スタンや魅了といった煩わしいデバフを2回防ぎます。自分だけでなく、味方にも付与できるので、『サポーターから火力・耐久支援を受けたいが、スタンやスキル・宝具封印で動けない』状況を打開できるのが長所です。

無敵・回避状態の解除でダメージが通りやすく、弱体付与成功率アップや弱体耐性ダウンでスタンを付与しやすいのも、高難易度では嬉しい要素です。

また隠しステータスで即死耐性が高く、『即死宝具』や特殊ギミックの即死効果を高確率で無効化します(とくに攻防有利のアヴェンジャーで即死付与宝具を持つ『新宿のアヴェンジャー』に強い。ただ確定ではないので注意)。

難点は、火力の低さ。

味方・概念礼装で火力支援しないとダメージが伸びません。通常攻撃もアーツクリティカル以外はダメージが伸びず、NP回収用と割り切りましょう。

高めのHPで打たれ強いものの、宝具・チャージ攻撃といった『一撃でHPを消し飛ばす攻撃』は受けられないため、長期戦では耐久支援が必須です

また宝具回転率は高めだが、宝具のみでNP100%リチャージといった芸当はできません。長いスパンで見ると宝具回転率は優秀だが、毎ターン宝具を撃つといった動きは苦手です(宝具後のアーツ追撃が必須)。

編成は、宝具連射力を強化できるアーツサポーター『キャストリア玉藻の前レディ・アヴァロン』が候補に入ります。アーツサポーターから火力・耐久・NP支援を受けながら、『BB』側もNP付与・HP回復・スタンで時間稼ぎができるため、じっくり戦う長期戦では相乗効果で安定感が増します

同じムーンキャンサーなら耐久特化の『ジナコ=カリギリ』がおすすめです。BB側は『スキル封印のデメリットを帳消し』、『ジナコ=カリギリ』は無敵付与、と親和性が高いです。

アーツ宝具・アーツ3枚構成で、妨害宝具を持つ『諸葛孔明』も候補に入ります。

低レアサーヴァントなら、耐久支援ができる『マシュ』。クリティカル関連を強化できる『アンデルセン』。アーツサポーターとして動ける『徐福、パラケルスス』が候補に入ります。

概念礼装は、宝具ダメージを伸ばす『宝具威力アップ(HP回復があるので、「黒聖杯」を持たせやすい)』。宝具回転率を底上げする『アーツカード性能アップ、NP獲得量アップ』。クリティカルを安定させる『毎ターンスター獲得』がおすすめです。

敵として出てきた場合

攻撃有利を取りづらいムーンキャンサークラスで、チャージゲージが3つと短く、宝具を撃つ度に『敵全体のチャージゲージを確率で増加する』のが非常に厄介(最短2ターンで宝具を撃ってくる)。

『対魔力、弱体解除&弱体無効』でデバフに強く、運が悪ければ『無敵・回避解除&スタン付与』からの宝具が飛んできます。

火力の低さも敵対時は関係なく、クリティカルでどんどんHPが削られます。

生かしておいて『百害あって一利なし』のため、ルーラーやバーサーカークラスなどで、一気に攻め落としましょう。

まとめ

高難易度の対アヴェンジャー戦では、配布サーヴァントとは思えない性能を発揮します。アーツサポーターとシナジーが高い点も長所で、中~長期戦の安定感が魅力です

・ただ『FGOでもっともプレイする周回』や『高火力で一気に殲滅する短期決戦』は苦手で、刺さるクエストには刺さるが、編成頻度は低いサーヴァントです

FGOにおけるBB

元々は健康を管理する為に配置された上級AIだったが、バグによって暴走。

電脳世界を侵すキャンサー(癌)としてSE.RA.PHの聖杯戦争を妨害した電脳魔。

聖杯戦争の参加者たちにルールを守らせながら、本人はルールを破りまくる違法改造の化身。朝食感覚で世界を滅ぼす一方、明るくおしゃまな後輩としてセンパイ(マスター)を振り回すコトに全力を尽くす後輩系デビルヒロイン。

言動は邪悪でイケイケ、台詞や言動が滑ってもそのまま突き進む猪突猛進な黒幕ガール。本来は引っ込み思案で前に出られない性格だが、愛する者の為ならひたすらアクティブになる恋心の化身。本人はノリノリで悪役を演じているのだが、素養がないのでどうしても滑ってしまう。

強気なのは潜在的に加虐嗜好があるため。小悪魔系なのはここに端を発する。くわえて、耐えに耐えた後に爆発するタイプなため、発揮する時は凄まじいドSっぷりを発揮する。悪役を演じている最中は「さいっこうに楽しい!」とハイになっているが、舞台裏に引っ込んで冷静になる頭を抱えて落ち込むのまでがワンセット。

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