『ディオスクロイ』FGOネタバレ性能解説
目次
基本情報
強い点
無敵貫通・防御無視攻撃の宝具を連射できるセイバーです。
アーツ属性の単体攻撃宝具は、多段hitなのでNPリチャージ性能がそこそこあります。2枚あるアーツ&クイックカードは素で性能が良く、クラススキル、スキルで強化されるため、宝具込みのブレイブチェインでNP100%リチャージが可能です。
アーツ属性アタッカーの欠点になりやすいスター生産力の低さをスキル1の『アーツカード攻撃時にスター獲得(10個)』で解消しており、hit数が多い通常攻撃とスター発生率アップのクラススキルと合わせて、単独で30個以上のスター生産ができます。
そのためクリティカルによるNP回収を狙いやすく、スキル1の『クイックカード攻撃時にNP10%獲得』もあるので、宝具連射のハードルが低いです。
宝具は無敵貫通(1ターン)&防御無視攻撃でダメージを与えやすく、耐久要素も回避(1ターン)や味方全体弱体無効状態(1回・3ターン)などがあり、高難易度攻略に適した要素が揃っています。
弱い点
NPチャージスキルがなく、周回では宝具が撃ちづらいです。またクリティカル威力アップがなく、カード構成もアーツ&クイックが2枚ずつのため、クリティカル殴り編成に適していません。そのため周回では扱いづらさが目立ちます。
攻撃力アップ、宝具威力アップ、アーツカード性能アップと火力バフは揃っていますが、それぞれの倍率が低く、アーツカード性能アップ以外は持続1ターンなので継戦能力が低いです。ただ宝具回転率が良いので、宝具連射で補うことはできます。
スター生産能力は高めですが、スター集中度アップを持たないため、『クリティカルを狙いやすい』止まりです。確定でクリティカルを狙いたい場合は、スター供給・スター集中度アップの支援か、セイバーよりスター集中度が低いクラスと組む必要があります。
引くべきか
キャラクターが好きな人は、引いて損はない性能です。
高難易度向けのアーツ属性単体宝具セイバーとしては、必要なモノが揃っています。
無敵貫通+防御無視攻撃の宝具を連射しやすく、回避・無敵・防御バフを強引に押し通れるのが魅力です。また回避(1ターン)、弱体無効(1回・3ターン)である程度ギミックに対応できます。
火力バフが乏しい点はサポーターで補いやすく、それ以外はNP回収からスター生産まで自分で行うため、どの編成に入れても『宝具ダメージを稼ぐ』という役割を果たせます。
ただし、NPチャージを持たず、クリティカルダメージが伸びないなど、周回では競合に劣る場面が多いです。そのため高難易度が中心の起用になり、優秀なサーヴァントですが編成頻度は落ちます。
セイバークラスの高難易度向けアタッカーが欲しいマスターは、引く価値があります。
セイバークラス、もしくは代用できるクラスのアタッカーを育成しているマスターは、スルーして構いません。
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ステータス
クラスはセイバー。
カード構成は、アーツ2枚、クイック2枚、バスター1枚。
全体的にhit数が多く、アーツはアーツ1枚構成のサーヴァントと同じレベルで優秀です。クイックもNP回収・スター生産力ともに良好です。
ステータスはレベル90時に、HP14824、ATK11840
ATK寄りのステータスですが、HPは低くはないです。
クラススキル | 効果 |
対魔力(A) | 自身の弱体耐性をアップ(約20%) |
騎乗(B) | 自身のクイックカードの性能をアップ(約8%) |
狂化(B-) | 自身のバスターカードの性能をアップ(約7.5%) |
復讐者(B) | 自身の被ダメージ時に獲得するNPアップ(約18%)
自身を除く味方全体『控え含む』の弱体耐性をダウン【デメリット】(約8%) |
忘却補正(C) | 自身のクリティカル威力をアップ(約6%) |
自己回復『魔力』(D) | 自身に毎ターンNP獲得状態を付与(+3%) |
双神の神核(B) | 自身に与ダメージプラス状態を付与(+225)
自身のNP獲得量を少しアップ(約5%) 自身のスター発生率を少しアップ(約5%) |
対魔力はランクが高いですが、復讐者と差し引きされるため、デバフを弾く頻度はそこそこです。また味方全体の味方全体の弱体耐性が下がります。
復讐者の被ダメージのNP獲得量アップ、双神の神核のNP獲得量アップ、自己回復の毎ターンNP獲得状態で、NP効率が底上げされています。
騎乗、狂化を所持しており、クイックとバスターカードにプラス補正が入っています。
忘却補正でクリティカルダメージにプラス補正が入っています。スター生産率が高いですが、クリティカル威力アップを持たないディオスクロイには、嬉しい効果です。
双神の神核によるスター発生率アップは、hit数が多い通常攻撃と宝具を持つため、無駄にはなりません。
固有の第3アペンドスキルは、対ルーラー攻撃適性。
属性は、サーヴァント、天属性、混沌属性、人型、性別不明、騎乗、神性、愛する者、アルゴー号ゆかりの者、ヒト科のサーヴァント。
性別不明のため、男性・女性が対象のスキル・宝具を受けつけません。
黒髭の『紳士的な愛(追加効果)』は対象です。
宝具
双神賛歌(ディオスクレス・テュンダリダイ) |
アーツ属性 単体攻撃宝具 |
自身に無敵貫通状態を付与(1ターン)
+敵単体に超強力な防御力無視攻撃 &敵単体のクイック攻撃耐性をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ> &敵単体のアーツ攻撃耐性をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ> |
無敵貫通は回避・無敵対策に有効です。1ターン持続するので、追撃にも影響します。
防御力無視攻撃のため、防御力アップを無視できますが、アーツカード耐性アップ・ダメージカットは無視できません。
クイック&アーツ攻撃耐性ダウンはオーバーチャージ依存で、10~30%。倍率は低いですが、NP回収力なども底上げされます。
8hitするため、NPリチャージ性能に期待できます。宝具AAEXや宝具QQEXの追撃をクリティカルで出せれば、宝具連射も難しくないです。
スキル
スキル1 | 効果 |
主神の星(A)
CT8-6 |
自身に「クイック攻撃時にNPを獲得する状態」を付与(3ターン)
&「アーツ攻撃時にスターを獲得する状態」を付与(3ターン) |
クイック攻撃時にNP獲得は最大10%。アーツ攻撃時にスター獲得は最大10個。
クイックのNP回収力の低さ、アーツのスター生産率の低さという欠点を同時に解消します。宝具も対象に入るため、宝具AAEXではNP回収とスター生産を同時に行います。宝具QQEXでも、NP回収とスター生産が可能です。
スキル2 | 効果 |
航海の守護者(B)
CT7-5 |
味方全体の宝具威力をアップ(1ターン)
&攻撃力をアップ(1ターン) &弱体無効状態を付与(1回・3ターン) |
宝具威力アップ、攻撃力アップともに最大15%。乗算されるため、数値以上に宝具ダメージは伸びますが、持続1ターンなのが難点です。
弱体無効(1回・3ターン)は、貴重な味方全体付与であり、持続3ターンと優秀です。
攻撃力アップ、宝具威力アップが持続1ターンなので、宝具チェイン時に使いたいですが、火力バフが少ないので自分の宝具発動時に使っていきましょう。
スキル3 | 効果 |
魔力放出『光/古』(A)
CT8-6 |
自身のクイックカード性能をアップ(3ターン)
&アーツカード性能をアップ(3ターン) &回避状態を付与(1ターン) |
クイック&アーツカード性能アップは、それぞれ最大20%。3ターン持続としては標準的な倍率ですが、スター生産率やNP回収力が強化されます。
回避(1ターン)は敵の宝具対策に有効ですが、3ターン持続する火力バフがこのスキルを除くと宝具の付属バフであるクイック&アーツカード耐性ダウンしかないため、温存は極力避けましょう。
幸いアーツサポーターは耐久支援が得意なサーヴァントが多いため、耐久面は味方に任せていきたいです。
運用方法
周回
NPチャージスキルを持たず、周回では宝具が撃ちづらいです。また非特攻宝具で火力バフの持続が短いため、1つのWAVE以外は火力が落ちます。
クリティカル殴り編成においても、火力支援スキルは持っていますが、倍率・持続ともに控え目です。またクリティカル威力アップを持たず、スター供給スキルもないため、適正は低いです。
高難易度
無敵貫通+防御無視宝具を敵が倒れるまで連射するアタッカーです。
ランサークラスなど、攻撃有利を取れるクエストに適正があります。
ダメージを通しやすい宝具が連射しやすく、ギミック破壊後のカウンターも回避や弱体無効で防げるため、高難易度アタッカーとして扱いやすいスキル構成をしています。
アーツアタッカーながらスター生産力があるため、味方全体のNP効率を間接的に引き上げることが可能です。
スキル1のおかげで、どのカードを切っても無駄がありません。
欠点は、一発のダメージが高くないことです。
火力バフの倍率が低く、一部は持続も短いため、宝具の連射力で補っていく必要があります。
また通常攻撃もクリティカルを出していかないと、ダメージが伸びません。
編成は、火力・耐久支援ができる『キャストリア、玉藻の前、レディ・アヴァロン』といったアーツサポーターと組んで宝具連射を狙いたいです。
『水着BB』のカード固定で、宝具AAEXや宝具QQEXによる宝具連射を狙うのも悪くないです。
同じセイバークラスで編成を組むなら、アーツ属性でクリティカル威力アップを持っていますが、スター供給が必要な『水着巴御前、水着北斎』などが候補に入ります。セイバーのサポーターである『蘭陵王』は、スター発生率アップやクリティカル威力アップを持つため、相性が良いです。
低レアサーヴァントなら、クリティカル周りの支援ができる『アンデルセン』、アルゴー号ゆかりのサーヴァントに支援ができる『イアソン』がおすすめです。
概念礼装は、宝具威力アップやアーツカード性能アップなど、火力強化の礼装を装備したいです。NP獲得量アップ系で宝具回転率を引き上げたり、スター集中度アップやクリティカル威力アップの礼装で通常攻撃のダメージを引き上げるのも悪くない選択肢です。
敵として出てきた場合
無敵貫通・防御無視の宝具が厄介です。またスキル1の効果が敵対時は『チャージゲージ増加&アーツカードでの攻撃時にクリティカル発生率アップ』となるため、宝具・クリティカル事故が起きやすいです。
弱体無効もあるためデバフが安定せず、宝具を受ける手段も限られます。
回避もあるので強化解除を用意して確実にダメージを与えるか、対粛正防御状態or単体攻撃宝具なのでターゲット集中&ガッツで受けるなど、しっかりとした対策が必要です。
まとめ
・恒常サーヴァントながら高難易度向けのセイバーとして完成度が高いです。ただ周回では起用しづらいため、編成頻度は下がります。
・2部登場サーヴァントのため、育成難易度が高いです。
FGOにおけるディオスクロイ
ディオスクロイは「ゼウスの子」を意味する名。
「二者で一個の英霊」であり、兄カストロ、妹ポルクスは離れる事がない、離れられないサーヴァントです。
本質的に古き神霊である彼らは、現界にあたり、特殊な性質を持って顕現しました。同一の存在でありながら二つの肉体を有し、それぞれの肉体に異なるクラスの性質『カストロはアヴェンジャー』『ポルクスはセイバー』を宿しています(クラススキルが2騎分あるのはそのため)。
登録された霊基はセイバーですが、正確に言えば、ある種のダブルクラスのサーヴァントです。その特殊性は神霊サーヴァントであるが故の例外的なものらしいです。
本来は古き双神であるため神性のランクは高いですが、後年に形作られたギリシャ神話に於ける双子伝説の影響(特にカストロが後世の伝説で「神の血を持たない」とされた)を受けた結果、ランクが下がっています。この神から人へと零落させられた屈辱が、カストロにアベンジャークラスの適正を与えています。
ただポルクスがたしなめてくれるので、カストロはある程度まで放っておいても大丈夫です。
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