『イアソン(フレンド召喚)』FGOおすすめ性能解説
目次
基本情報
天上引き裂きし煌々の船『強化後』 |
アーツ属性 全体攻撃宝具 |
自身のアーツカード性能をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ> &自身に毎ターンスター獲得状態を付与(3ターン) +敵全体に強力な攻撃 |
スキル1 | 効果 |
求めし金羊の皮 CT6-4 | 味方単体のHP回復 &弱体状態を1つ解除 |
スキル2 | 効果 |
虎口にて閃く(A) CT8-6 | 味方単体に回避状態付与(1回、1ターン) &スター集中度アップ(1ターン) +自身の防御力ダウン(1ターン)『デメリット』 |
スキル3 | 効果 |
友と征く遥かなる海路(B++) CT8-6 | 味方全体の攻撃力アップ(3ターン) +自身をのぞく味方全体の『アルゴー号ゆかりの者』のNP増加 &クリティカル威力アップ(3ターン) &スター発生率アップ(3ターン) |
強い点
多段hitするアーツ宝具を持ち、『キャストリア』×2で宝具連射システムの構築が可能です。宝具ダメージ前に持続3ターンのアーツカード性能アップが付与されるため、宝具連射するほどダメージが伸びます。
宝具発動時の毎ターンスター獲得状態でスター生産→スキル『味方単体にスター集中度アップ付与』で回収→スキル『自身をのぞく味方全体の「アルゴー号ゆかりの者」のクリティカル威力アップ』で強化と、クリティカル関連の支援が可能です。
それ以外にも、火力支援『味方全体の攻撃力アップ』、耐久支援『味方単体に回避(1回)、HP回復&弱体状態を1つ解除』、NP支援『自身をのぞく味方全体の「アルゴー号ゆかりの者」のNP増加』など一通りの支援をこなします。アーツ主軸のカード構成でアーツチェインが組みやすいのも利点です。
弱い点
星1サーヴァントなのでステータスが低く、スキルの性能も低レア相応のため、ダメージが大きく伸びません。耐久面も同様で、デメリット『防御力ダウン』に敵クリティカルなどが重なると、即退場します。
支援相手が『自身以外のアルゴー号ゆかりの者』と限られており、格別相性が良い相方もいません(ほとんどが高レアやストーリー限定サーヴァントのため、入手難易度も高い)。
育てるべき
育てなくていいです。
『ステータス、宝具、スキル』の性能は高レアサーヴァントに劣るが、フレンドガチャから入手できる星1サーヴァントで、システムアタッカー¹やサポーターといった役割をしっかりこなせます。
¹……2025年1月現在、星3以下のセイバーで全体攻撃宝具を持つのは『フェルグス、イアソン』のみ。星4の配布セイバーにもいない。またアーツ属性宝具で宝具連射システムに対応しているセイバーは、星5サーヴァントを含めても数騎ほど。
ただシステムアタッカーとしては、対応できるクエストの範囲が狭く(低ATKのため、敵HPが高すぎるといキツイ)、サポーター運用も高レア低レアの優秀な競合と比べたら見劣ります。
しっかりサポートできる味方が『自身以外のアルゴー号ゆかりの者』と限られているのも厳しく、無理にイアソンと組み合わせる必要もないです。
総じて、星1サーヴァントという性質上、性能面では高レアサーヴァントに劣ります(そもそも比べるモノではない)。ただ低コストの捨てキャラではなく、編成に組み込もうと思えば組み込めるのが優秀です。
育成優先度としては、イアソンより先に育てたいアタッカーやサポーターが多数いるため、後回しにしましょう(最終再臨に1部7章の素材や、スキルレベル上げに第2部以降の素材が必要なため、後回しにせざるを得ない)。
最終再臨やスキルレベル上げは、イアソンを使ってみたいと思ったら始めましょう。遊べるサーヴァントではあるが、あらゆるキャラを差し置いて編成するほどではありません。
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ステータス
クラスはセイバー。
カード構成は、アーツ2枚、バスター2枚、クイック1枚。
カード性能は、NP効率が低く、スター生産力は並。
ステータスはレベル60時に、HP7575、ATK5457。
クラススキル | 効果 |
対魔力(B) | 自身の弱体耐性をアップ(約17%) |
騎乗(B) | 自身のQuickカードの性能をアップ(約8%) |
対魔力はランクが高めで、そこそこデバフを弾きます。
騎乗もランクが高めで、クイックカードのダメージとスター生産力にプラス補正が入ります。
固有の第3アペンドスキルは対キャスター攻撃適正。攻防等倍でNPチャージスキルを持たないため、第2アペンドスキルの優先度が高いです。ただ星1サーヴァントでサーヴァントコインの入手は容易なため、開けられるなら開けておきたいところ。
属性は、サーヴァント、地属性、秩序属性、善属性、人型、男性、騎乗、愛する者、ギリシャ神話系男性、アルゴー号ゆかりの者、ヒト科のサーヴァント。
宝具
天上引き裂きし煌々の船『強化後』 |
アーツ属性 全体攻撃宝具 |
自身のアーツカード性能をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ> &自身に毎ターンスター獲得状態を付与(3ターン) +敵全体に強力な攻撃 |
アーツカード性能アップはオーバーチャージ依存で、20~40%。オーバーチャージ1から倍率が高いが、オーバーチャージ段階強化の上り幅は5%刻みとイマイチ。持続3ターンと続くため、宝具連射するほどダメージが伸びます。
毎ターンスター獲得は20個固定。持続3ターンの獲得数としては、全サーヴァント中トップクラスです。
宝具ダメージは、宝具レベル5で約3万8千。星4セイバーの宝具レベル1前後のダメージ。
~余談~
『キャストリア×2、オベロン、黒聖杯(レベル100)、フォウくん+1000、マスター礼装「決戦制服」』で宝具連射システムを組んだ時の3連射目(アーツカード性能アップ60%)は、約61万7千。
クラスコアや聖杯投入(100)まで含めると約94万。聖杯投入(120)もしくはフォウくん+2000なら100万超え。
スキル
スキル1 | 効果 |
求めし金羊の皮 CT6-4 | 味方単体のHP回復 &弱体状態を1つ解除 |
味方単体のHP回復は最大2000。チャージタイム最短4ターンと取り回しはいいが、FGOは基本的に受ける『ダメージ>HP回復量』のため焼石に水。
弱体解除は1つだけ。右下のアイコンが1つ解除されます(詳細画面では一番下)。
スキル2 | 効果 |
虎口にて閃く(A) CT8-6 | 味方単体に回避状態付与(1回、1ターン) &スター集中度アップ(1ターン) +自身の防御力ダウン(1ターン)『デメリット』 |
回避(1回・1ターン)は固定。持続1ターンと短く、耐久支援として使う場合はタイミングに注意しましょう。他の回避と重複しないため、回避(1ターン)で上書きはできません(やるなら1ターンの回避を先に付与してから、本スキル発動で失敗させる形)。
スター集中度アップは、スキルレベルマックスなら、『クラス補正のスター集中度がかなり低いアヴェンジャー』にスターを寄せられるレベル。『クラス補正が最底辺のバーサーカー』だと、イアソンと同じぐらいになるためスターが散る。
防御力ダウンのデメリットは20%固定。持続1ターンと短く、倍率もそれほど高くないです。ただ元々のHPが低いため、油断すると瀕死や退場まで追い込まれます(退場しやすいメリットでもある)。
スキル3 | 効果 |
友と征く遥かなる海路(B++) CT8-6 | 味方全体の攻撃力アップ(3ターン) +自身をのぞく味方全体の『アルゴー号ゆかりの者』のNP増加 &クリティカル威力アップ(3ターン) &スター発生率アップ(3ターン) |
味方全体の攻撃力アップは最大20%。高ランクのカリスマ系スキルと同じ倍率です。星1サーヴァントで無条件のカリスマ系スキルは貴重。
以下の効果は『自身をのぞく味方全体の「アルゴー号ゆかりの者」』が対象。自分は対象外だが、サポートのイアソンは対象に入ります(『イアソン→サポートのイアソン』『サポートのイアソン→イアソン』には支援が可能)。
NP増加は最大20%。付与先の味方が初期NP50%付与礼装+NP30%チャージ持ちなら、宝具が撃てます。
クリティカル威力アップは最大30%。持続3ターンとしては平均的な倍率です。ただ上記の攻撃力アップとは乗算関係のため、クリティカルダメージは数値以上に伸びます。
スター発生率アップは最大30%。10個生産した時に3個増える程度のため、これ単体で効果を実感するのは難しいです。
運用方法
システム周回
キャストリア×2の宝具連射システムに対応しており、ランサー×3に対して60~90%のNPリチャージを狙えます。しかし低ATKのため、オーバーキルを取りづらいです。
初期NP50%付与礼装やマスター礼装の支援があれば、NP面の問題は解決します。ただ要求火力に届くかどうかが不安なサーヴァントです(概念礼装の効果や聖杯投入など、アーツサポーターの支援に加えて、なんらかの火力補助が欲しい)。
変則周回
NPチャージスキルを持たず、初期NP50%付与礼装+第2アペンドスキルレベルマックスでも30%のNP支援が必要です。
変則周回で宝具を1騎ずつ撃つ編成では、NP支援が必要だが、星1サーヴァントで火力支援『攻撃力アップ』ができます。
また『自身をのぞく味方全体の「アルゴー号ゆかりの者」』に対しては追加の支援が可能で、同じセイバークラスの『ディオスクロイ、テセウス』、対キャスター攻撃適正が活きる『ネモ、ネモ・サンタ』などが高相性です。
難点はシステム周回時と同様に、要求火力に届くかどうか不安が残ること。アーツサポーターの火力支援がなくなるため、イアソン側も火力支援が欲しくなります。
もしくは火力支援だけして、オーダーチェンジで下げるのも運用方法の1つです。
クリティカル殴り周回では、クリティカル関連の支援ができるが、本人のダメージが伸びません(こちらも支援だけして、オーダーチェンジで下げるのが吉)。
高難易度
システムアタッカーやサポーターとして動ける低レアサーヴァント。
セイバーなど、攻撃有利を取れるクエストが適正です。サポーターとして動く場合は、どんなクエストでも役割を果たせます。
システムアタッカーとして動かす場合は、星1サーヴァントの低ステータスが課題です(聖杯未投入だとかなり厳しい)。またスキルの性能も低いため、あくまでそういう動きができる程度と考えましょう。
サポーターとして動かす場合は、支援した後の方向性が重要です。
同じセイバークラスの『ディオスクロイ、テセウス』と並べる場合は、攻防有利の対ランサー想定のため、前衛にそのままいても足を引っ張りづらいです(2騎ともアーツ主軸でカード構成も噛み合う)。
基本攻撃有利のバーサーカー『ヘラクレス、アタランテ・オルタ』も同様の理由で並べやすいです。
しかし、攻撃有利以外だと、星1サーヴァントの低ステータスからパーティ全体の総ダメージを大きく下げます(この辺りの問題は他サポーターにも言える話だが、他サポーターはそれを加味してもフィールドに残したい理由がある)。
またイアソンの支援効果は持続1ターンなど、長続きしないものが多く、フィールドに居座ったままできることが少ないです。
そのためデメリット『防御力ダウン』とターゲット集中を合わせて即退場させたり、オーダーチェンジで控えに引っ込める(宝具のスター供給支援は途切れる)。前衛に居座るなら、アーツチェインで味方全体の宝具回転率を上げつつ、宝具のスター供給支援が途切れないようにしたいです。
編成は、システムアタッカーとして動かすなら、アーツサポーター『キャストリア、玉藻の前、レディ・アヴァロン』が候補に入ります。
サポーターとして編成するなら、『アルゴー号ゆかりの者』以外にも支援はできるため、『クリティカル威力アップはあるがスター生産できない』『耐久面に不安が残る』サーヴァントがおすすめです。
概念礼装は、アタッカー運用なら『アーツカード性能アップ、宝具威力アップ』。サポーター運用なら『毎ターンスター獲得、ターゲット集中付与』などが候補に入ります。
敵として出てきた場合
回避や弱体解除など、タイミング次第では面倒な効果が多いです。
隣に並んでいる敵次第では、厄介なサポーター(チャージゲージ増加やクリティカル発生率アップ)と化すため、倒す順番に注意しましょう。
まとめ
・性能としては星1サーヴァント相応だが、システムアタッカーやサポーターとしての役割を果たせるのが偉いです。
・今後登場する『アルゴー号ゆかりの者』次第では、注目を浴びる可能性がある……かも?
FGOにおけるイアソン
イオルコスの王アイソンの息子、元々はディオメデスという名だったが、ケイローンに引き取られた際に、イアソンへと改名した。
アルゴー号のキャプテンとして、数々の冒険譚を繰り広げた男。
小心、臆病、そのくせ英雄への渇望は人一倍ある、良くも悪くも英雄「らしからぬ」人格の持ち主。
メディアが言うには、『追い込まれれば追い込まれるほど、頭脳が冴え渡る』タイプ。
そういう意味では、サーヴァントとして召喚されても、彼の望むような栄光に満ちた生を送るのは少し難しいかもしれない。
本人も知ってか知らずか、自分を無意識に窮地へ陥らせようとしている節すらある。押すなよ、絶対に押すなよ!? 状態ともいう。
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