『ツタンカーメン(期間限定)』FGOおすすめ性能解説

基本情報

過分なる神秘の心臓イヴァイヤー・ウェントゥ・ネベデト・ゲレク
アーツ属性 単体攻撃宝具
自身の宝具威力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

+敵単体に超強力な『魔性』特攻攻撃

&呪い状態を付与(5ターン)

&呪厄状態を付与(5ターン)

&高確率で即死効果

+自身に即死効果(デメリット)

スキル1効果
王家の谷 (B)

CT8-6

味方全体のNP増加

&宝具威力アップ(3ターン)

+自身に「ガッツ発動時にスターを大量獲得する状態」を付与(3ターン)

&「自身の死亡時にスターを大量獲得する状態」を付与(3ターン)

スキル2効果
掃滅のアマルナ (EX)

CT8-6

自身のアーツカード性能アップ(3ターン)

&「攻撃時に敵単体に呪い状態(5ターン)を付与する状態」を付与(3ターン)

&NP増加

スキル3効果
幻なる日の出の翼(B)

CT8-6

自身にガッツ状態を付与(1回・3ターン)

&弱体無効付与(3ターン)

&NP増加

強い点

宝具発動時に退場するデメリット効果で、疑似オーダーチェンジできるのが利点です(控えのサーヴァントをスムーズに前線へ出せる)。ガッツ発動時と退場時にスター獲得(30個固定)を持ち、スター供給支援ができます

宝具は一般エネミーに多い『魔性』特攻攻撃で、星5アーチャーの中では高めのダメージです。

合計で最大80%のNPチャージを持ち、第2アペンドスキルと合わせれば、礼装フリーで宝具が撃てます。

味方全体に宝具威力アップ&NP配布の支援が可能です。

宝具『呪厄+呪い付与』とスキル『攻撃時に敵単体に呪い付与』で、高いスリップダメージが出ます。クラススキル『少年王の呪い(呪い付与成功率アップ)』で、高ランクの『対魔力弱体耐性アップ』持ちにも『呪い』が入りやすいです。

弱体無効(3ターン)や高ランクの『対魔力弱体耐性アップ』を持ち、デバフに強いです

弱い点

宝具発動で退場するため、長期戦は不向きです(ガッツを高頻度で付与する相方が必須)。

ガッツとNP30%チャージが複合のため、NP80%チャージしつつ後衛と入れ替わる動きができません(『NP50%チャージで後衛と入れ替わる』もしくは『NP80%チャージで礼装フリーや宝具2連射を狙う』の2択になる)

宝具に即死付与を持つが、成功率アップがないため、即死が一番入りやすい銅エネミー『スケルトン、兵士、ゾンビ系』のみ確定と低め。

星5サーヴァントのため、後衛もしっかり活用する編成だと、コストがカツカツになりやすいです

引くべきか

キャラクターが好きな人は、引いて損がない性能です。

強い弱いの前に、宝具発動で自動退場するのが非常に便利なサーヴァント。退場効果¹はFGOでもっともプレイする周回に向いており、『NP80%チャージで礼装フリーでも宝具発動が狙える』『火力・NP支援やスター供給しながら後衛と交代できる』など、周回アタッカーとしては理想的です。

¹……通常、3WAVEのクエストを3ターンでクリアする場合、戦闘に参加できるサーヴァントは前衛の3騎だけです。控えのサーヴァントを戦闘に参加させたいなら、マスター礼装『オーダーチェンジ』で『入れ替えたいサーヴァントを選択する』といった手間がかかります。その手間を、攻撃しながら失くせるのが退場効果です。マスター礼装の自由度も上がるため、周回時に重宝する効果です。例えば変則周回で宝具を1騎ずつ撃つ編成だと、宝具ダメージがないサーヴァント(サポーター)は戦闘に参加しづらいが、マスター礼装フリーのまま戦闘に参加できます。

その反面、ストーリークエストや高難易度クエストでは、長期戦に向かないデメリットとして機能します。

基本的な運用コンセプトが『宝具ダメージを与えつつ、支援しながら退場』とフィールドに居座り続けるタイプではなく、アーツ主軸のカード構成や複数のNPチャージスキルという宝具回転率の高さを活かすなら、ガッツ付与の支援が必須です。

どちらかと言えば、味方を支援しながら退場することで、パーティ全体の潤滑油となる運用に向いています(退場する前提の運用)。

難点は、星5サーヴァントなこと。

期間限定の星5サーヴァントのため、宝具レベルを上げづらいです(他の退場効果持ちは入手しやすいサーヴァントが多い)。同じ宝具レベルなら、他の退場持ちと比べて高いダメージが出ます。ただ宝具レベル1だと、聖杯投入した『アーラシュ』に劣ります(そのため宝具レベル2以上は欲しい。これはツタンカーメンが低いのではなく、アーラシュがバカ高い)。

同様の理由で編成コストが高く、控えも活用する運用だと、パーティ全体のコストが高くなりがちです(編成できるサーヴァントや概念礼装の幅が狭まる)。

また控えも活用する運用は、『火力バフを増やす』ことが目的のため、要求火力に届くなら必要ありません。そうなった時に、無課金で入手できる他の退場効果持ちと違い、腐らせてしまった時の(マスターのお財布事情に対する)ダメージがでかいです。

総じて、火力・NP支援しつつ控えと交代できるのが強力なサーヴァントです。

周回向けのアーチャーが欲しいマスターは、引く価値があります。

アーチャーもしくは代用できるクラスをすでに育成しているマスターはスルーして構いません。

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ステータス

クラスはアーチャー

カード構成は、アーツ3枚、バスター1枚、クイック1枚。

カード性能は全体的に並

ステータスはレベル90時に、HP14295、ATK11276。

星5アーチャーの中では、HPがトップクラスに高く、ATKは最底辺。

クラススキル効果
対魔力(A-)自身の弱体耐性をアップ(約19%)
単独行動『カノポス』(C+)自身のアーツカードのクリティカル威力をアップ(約10%)
神性(C)自身に与ダメージプラス状態を付与(+150)
少年王の呪い(EX)自身の呪い付与成功率をアップ(約30%)

対魔力はランクが高く、高頻度でデバフを弾きます。

単独行動『カノポス』により、アーツカードのクリティカルダメージに大きなプラス補正が入ります。アーチャーはクラス補正でクリティカルを狙いやすいが、スター獲得手段がガッツ発動時のスター獲得と限定的です。

神性は敵の特攻効果に引っかかりやすいので注意しましょう。

少年王の呪いは、『女神の神核(EX)』までなら呪い付与が安定します。クラススキルで30%以上の弱体耐性を持つサーヴァントは、2024年11月現在18騎のみ。

固有の第3アペンドスキルは、対アサシン攻撃適正。攻防等倍かつ礼装フリーで宝具を撃ちたいので、第2アペンドスキルの優先度が高いです。

属性は、サーヴァント、人属性、秩序属性、善属性、人型、男性、神性、王、子供のサーヴァント(第1~2再臨時のみ)、ヒト科のサーヴァント。

宝具

過分なる神秘の心臓イヴァイヤー・ウェントゥ・ネベデト・ゲレク
アーツ属性 単体攻撃宝具
自身の宝具威力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

+敵単体に超強力な『魔性』特攻攻撃

&呪い状態を付与(5ターン)

&呪厄状態を付与(5ターン)

&高確率で即死効果

+自身に即死効果(デメリット)

宝具威力アップはオーバーチャージ依存で、20~40%。オーバーチャージ段階強化の上り幅は5%刻みと低く、強化する恩恵は薄いです。

『魔性』特効は約1.5倍固定。対象は一般エネミーに多く、攻撃有利&特効対象のサーヴァントは全6騎(2024年11月現在)。

呪いダメージは1000固定。持続5ターンと長く、ダメージを倍化する『呪厄』状態も付与するため、侮れないダメージが出ます。

即死効果は100%固定。即死が入りやすい銅エネミーの中で、もっとも即死が入りやすい『スケルトン、兵士、ゾンビ系』に確定。

~宝具ダメージの目安~

攻撃有利のみ……約8万8千宝具レベル114万6千宝具レベル5。アーチャーの非特攻宝具としては、高めのダメージ。ただ星4アーチャーは強化済み宝具が多く、同じ宝具レベルで比較するとやや負ける。

特攻&攻撃等倍……約6万6千~約11万。攻撃有利1.5倍の星5サーヴァント(未強化・非特攻)と同程度。『ガラテア』とほぼ同じ。

攻撃有利&特攻対象だと、アーチャークラスでトップクラスのダメージ。

スキル

スキル1効果
王家の谷 (B)

CT8-6

味方全体のNP増加

&宝具威力アップ(3ターン)

+自身に「ガッツ発動時にスターを大量獲得する状態」を付与(3ターン)

&「自身の死亡時にスターを大量獲得する状態」を付与(3ターン)

味方全体のNP増加は最大20%

宝具威力アップも最大20%。持続3ターンとしては、標準的な倍率です。

ガッツ発動時と退場時にスター獲得は30固定。持続3ターンで回数制限もないため、『宝具→ガッツ→宝具→ガッツ→宝具→ガッツor退場』で3ターンの間、スター獲得し続けることが可能です。獲得量も多く、味方全体がクリティカルを狙えます。ただ自分が生き残る場合は、クラス補正でスターを吸うため注意しましょう。『ツタンカーメン』はクリティカルでダメージを稼ぐタイプではないため、NP回収用と割り切る必要があります。

スキル2効果
掃滅のアマルナ (EX)

CT8-6

自身のアーツカード性能アップ(3ターン)

&「攻撃時に敵単体に呪い状態(5ターン)を付与する状態」を付与(3ターン)

&NP増加

アーツカード性能アップは最大30%。持続3ターンとしては、優秀な倍率です。

攻撃時に呪い付与は500ダメージ固定。宝具やEXアタックも対象です。回数制限がないため、宝具『呪い&呪厄』と合わせれば、侮れないダメージが出ます。

NP増加は最大30%。スキル1と合わせれば、イベント時によく配られる初期NP50%付与礼装で宝具が撃てます。

スキル3効果
幻なる日の出の翼(B)

CT8-6

自身にガッツ状態を付与(1回・3ターン)

&弱体無効付与(3ターン)

&NP増加

ガッツの回復量は最大5000。回復量が多く、宝具の退場効果を防止します。

弱体無効は持続3ターンで回数制限もないため、デバフに強いです。

NP増加は最大30%。スキル1・2と合わせれば、礼装フリー+第2アペンドスキルレベルマックスで宝具が撃てます。ただし、退場効果で控えと交代できないため、注意しましょう。

~余談~

ガッツ効果は基本的に重複しないため、回復量が低いガッツを先に付与して、撤退させやすくする運用が可能です。

味方全体にスリップダメージを付与するサーヴァント(スペースエレシュキガルなど)と組んで運用する場合は、『そのWAVEの敵を倒しきる→スリップダメージ→HPが1残る』となるので注意しましょう。敵がブレイクゲージ持ちで、倒して切れなかった場合は、『スリップダメージ→退場』が可能です。

運用方法

周回

NP80%チャージを持ち、礼装フリーで宝具が撃ちやすいです

味方全体にNP20%配布を持ち、味方が『イベント時によく配布される初期NP50%付与礼装+第2アペンドスキルレベルマックス』なら、残り10%のNP支援で宝具が撃てます。味方全体にNP配布できるサーヴァントは増えているため、この10%は用意しやすいです。

宝具ダメージは『魔性』特攻攻撃で要求火力に届きやすく、非特攻対象が相手でも、悪くないダメージが出ます(低ATKだが火力バフが多い)。

火力支援もできるため、敵の数が不規則な変則周回では、理想的なアタッカーです。

最大の長所は、宝具発動時の退場効果で、後衛のサーヴァントを前衛に出せること

難点は2つ。

最終WAVE要員としては、サーヴァントに『攻撃有利&特攻対象』が少ないです。また退場効果のメリットを活かせません(第1~2WAVE要員として使えば問題なし、宝具やスキルもそちら向け)。

スキル3(ガッツ&NPチャージ)を使うと退場できないため、控えと交代できません。使わない場合でも、NP50%チャージはできるため、初期NP50%付与礼装で宝具が撃てます。サポーターは必要だが、『宝具→ガッツ→宝具→退場』と宝具2連射させる動きも可能です。

~余談~

オベロン』と悪さができる。オベロンは宝具威力アップ2倍の代わりに、重大なデメリットを付与するが、退場効果で帳消しにできる。

陳宮』とも悪さができる。ガッツが邪魔なので、陳宮の生贄宝具で、先に消費してしまおうという運用です。

高難易度

味方を支援しながら退場できるアタッカー兼サポーター。

アタッカーとして動かすなら攻撃有利を取れるクエスト、サポーター扱いならどんなクエストでも仕事ができます。

大前提として、宝具の退場効果とどう向き合うかが重要なサーヴァントです。

火力&NP支援、スター供給しながら退場する場合は、礼装フリーで宝具が撃ちやすい点を利用しましょう。ターゲット集中や退場時効果発動の礼装などで、味方を『守る&支援』して退場させやすいです

場に居座る場合は、アーツ主軸のカード構成と複数のNPチャージスキルで宝具回転率が高く、『魔性』特攻攻撃でダメージが安定します。ただガッツ付与の補助が必須です

ガッツ付与の方法は、『味方サーヴァント・マスター礼装・概念礼装』と豊富だが、そこに枠使うのが難点です

ガッツ付与が安定するなら、特攻宝具を連射しつつ、デバフに強く立ち回れます

『退場効果→ガッツ発動』で低HP状態になったり、回避・無敵を持たないが、耐久支援が得意なアーツサポーターで補助しやすいです。

天敵は回避・無敵や強化解除。回避・無敵で時間稼ぎされると、ガッツの効果が切れます。強化解除もガッツを剝がされるため、苦手です。

また通常攻撃強化のスキルが乏しいため(アーツカード性能アップとクラススキルのみ)、宝具発動を妨害されると、与えるダメージが一気に落ちます

編成は、場に居座るなら、宝具連射力と耐久力を強化できるアーツサポーター『キャストリア玉藻の前レディ・アヴァロン』が候補に入ります。これにガッツ付与のマスター礼装や概念礼装、高頻度でガッツ付与できる『アスクレピオス天の衣』などを合わせたいです。

宝具威力アップ2倍を持つ『オベロン』も候補に入ります。

低レアサーヴァントなら、耐久支援ができる『マシュ』。クリティカル関連を強化できる『アンデルセン』。アーツサポーターとして動ける『徐福、パラケルスス(ガッツ付与可能)』が候補に入ります。

概念礼装は自由度が高く、宝具ダメージを伸ばす『宝具威力アップ、アーツカード性能アップ』。退場効果を防止する『ガッツ付与』。退場時に効果を発揮する礼装や、退場前提のターゲット集中付与も候補に入ります。

敵として出てきた場合

チャージゲージが短いアーチャークラスで、チャージゲージ増加スキルを複数持っているのが非常に厄介。

宝具は即死付与のため、回避・無敵で受けても被害が出ます。

弱体無効や高ランクの対魔力で足止めできないのも厳しいです。

即死対策しつつ宝具効果で自爆させるか、特攻宝具などで速攻をかけましょう。

まとめ

火力&NP支援しながら退場できるのが優秀です。加えて、特攻宝具かつNP80%チャージ持ちなのも素晴らしい。

・他の退場効果持ちと比べた時に、『期間限定の星5サーヴァント』という点をどう受け取るかはマスター次第(コストの差だったり、支援効果の有無など、単純に比べるのは難しい)

・クエストに刺さったら代用が効かないため、確実に使い道はあるサーヴァントだが、劇的に世界が変わるわけではないです。

FGOにおけるツタンカーメン

古代エジプト第18王朝のファラオ。

ミイラ、宝物、「ツタンカーメンの呪い」など、20世紀初頭の墓所発掘に起因する高い知名度を有します。

9歳ごろに即位し18歳ごろに没したこと以外、足跡も功績もほとんどが謎に包まれている。一説には病弱な傀儡に終始したともされる。

英霊としてはあまりに脆弱な身体、王としてはあまりに穏やかな物腰、少年としてはあまりに老成した瞳。本人いわく「これが全盛期」とのこと。

その全てに深き叡智と危険な覚悟を宿す、弓兵のサーヴァント。

本来の適性クラスはキャスターとライダー。

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