『エリザベート・バートリー』FGOネタバレ性能解説
目次
基本情報
鮮血魔嬢『強化後』 |
バスター属性 全体攻撃 |
敵全体に強力な防御力無視攻撃 &敵全体に呪い状態を付与(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ> &敵全体の被強化成功率をダウン(3ターン) |
スキル1『強化後』 | 効果 |
嗜虐のカリスマ(A) CT7-5 | 味方全体の攻撃力アップ(3ターン) +自身を除く味方全体の『女性』の攻撃力アップ(3ターン) |
スキル2『強化後』 | 効果 |
チェイテの夜(B) CT7-5 | 敵全体の防御力ダウン(3ターン) &強化状態を1つ解除 &スキル封印状態付与(1ターン) |
スキル3 | 効果 |
戦闘続行(B) CT9-7 | 自身にガッツ状態を付与(1回・4ターン) |
強い点
対象範囲が広く、なおかつ見た目でわかりやすい『攻撃力アップ&自分以外の女性限定攻撃力アップ』、敵全体防御力ダウンによる火力支援が強力です。
宝具発動時に『敵全体の被強化成功率ダウン(3ターン)』、スキルで『強化解除(1つ)&スキル封印』と妨害に長けています。
弱い点
NPチャージスキルがないので、周回・高難易度で宝具を撃つにはNP支援が必要です。初期サーヴァントゆえにカード性能が低く、クリティカル関連スキルもないので、通常攻撃でNP回収・スター生産は期待できません。
強化済み宝具ですが、火力バフが『最大20%の攻撃力アップ、弱体耐性の影響を受ける防御力アップ』と乏しく、宝具ダメージは星4ランサーの中だと低い部類です。
宝具の被強化成功率ダウンが20%固定と確定ではないです。強化解除も1つだけなので、狙った強化スキルを解除できるかは運が絡みます。スキル封印も弱体耐性の影響を受けるなど、確実性に欠けます。
耐久手段がガッツのみなので、長期戦では耐久支援が必要です。
引くべきか
引かなくていいです。
二重カリスマ『攻撃力アップ&自分以外の女性限定攻撃力アップ』、敵全体の防御力ダウンによる火力支援でバッファーとして動けますが、アタッカーとしては『宝具・クリティカルダメージが伸びない』『通常攻撃のNP回収・スター生産能力が低い』と厳しい要素が多いです。
周回では、NPチャージスキルを持たず、単独で宝具が撃てません。
高難易度では、『被強化成功率ダウンが運任せかつ宝具回転率が低いので継続的に付与できない』『強化解除が1個なので、目当ての強化状態を解除できるかが運』『スキル封印は弱体耐性の影響を受けるので安定しない』とランダム要素が強く、戦術に盛り込みにくいです。
キャラクターが好きなマスターは、引きましょう。
ランサークラスを育成しているマスターは、スルーして構いません。
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ステータス
クラスはランサー。
カード構成は、バスター2枚、クイック2枚、アーツ1枚。
カード性能は、初期サーヴァントらしく凡庸。クイックは2hitとNP回収・スター生産に期待できません。アーツはクラススキル『陣地作成』持ちなので、アーツクリティカルでNP回収が狙えます。
ステータスはレベル80時に、HP11870、ATK9122。
星4ランサーの中では、HP・ATKともに平均より高めと恵まれています。
クラススキル | 効果 |
対魔力(A) | 自身の弱体耐性アップ(約20%) |
陣地作成(B) | 自身のアーツカードの性能をアップ(約8%) |
対魔力はランクが高く、それなりにデバフを弾きます。
陣地作成もランクが高く、アーツカードのダメージとNP回収力にプラス補正が入ります。
固有の第3アペンドスキルは、対アルターエゴ攻撃適正。NPチャージスキルを持たないので、第2アペンドスキルの優先度が高いです。しかし、アルターエゴに防御有利なので、解放する意味はあります。
属性は、サーヴァント、人属性、混沌属性、悪属性、人型、女性、竜、ヒト科のサーヴァント。
宝具
鮮血魔嬢『強化後』 |
バスター属性 全体攻撃 |
敵全体に強力な防御力無視攻撃 &敵全体に呪い状態を付与(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ> &敵全体の被強化成功率をダウン(3ターン) |
防御力無視攻撃は、防御力アップを無視できますが、バスターカード耐性アップ・ダメージカットは無視できません。
呪いダメージはオーバーチャージ依存で、500~2500。ダメージ量は500刻みで増えますが、ダメージ倍増の『呪厄』もないので、オマケ程度と考えましょう。
被強化成功率をダウンは20%固定。確定MISSには持っていけないので、発動すればラッキー程度。回数無制限で、複合スキルの場合は、各効果毎に判定を行います¹。
¹……例:1つのスキルで『攻撃力アップ、防御力アップ、ダメージカット状態付与』付与なら、3回判定を行う。
強化済み宝具ながら、火力バフが『攻撃力アップ、防御力ダウン』と乏しいです。防御力ダウンの付与に失敗すると、強化済み宝具を持つ星4ランサーとしては最底辺の宝具ダメージです(防御力ダウンが入っても、星4ランサー相応かやや下)。
全体5hitのため、スター発生率アップの支援を受けると、そこそこスター生産します。
スキル
スキル1『強化後』 | 効果 |
嗜虐のカリスマ(A) CT7-5 | 味方全体の攻撃力アップ(3ターン) +自身を除く味方全体の『女性』の攻撃力アップ(3ターン) |
攻撃力アップは最大20%。高ランクのカリスマ系スキルと同じ倍率です。
自身以外の『女性』属性限定の攻撃力アップは最大20%。自分は対象外です。
対象範囲が広く、見た目でわかりやすいです。
性別不明の『デオン、アストルフォ、エルキドゥ、始皇帝』などは対象外。
スキル2『強化後』 | 効果 |
チェイテの夜(B) CT7-5 | 敵全体の防御力ダウン(3ターン) &強化状態を1つ解除 &スキル封印状態付与(1ターン) |
防御力ダウンは最大20%。敵全体に付与するので、自分や味方の全体攻撃宝具を強化します。基本確定ですが、弱体耐性の影響を受けます。
強化解除は1つのみ。敵全体に作用するため、タイミングが合えば、敵全体に付与された回避・無敵を解除します。しかし、敵のターン終わりにギミックで付与される場合を除くと、狙い撃ちが難しいです。
スキル封印は基本確定ですが、弱体耐性の影響を受けます。厄介なスキルを封じますが、通常攻撃の回数が増えるので注意しましょう。
『強化解除→スキル封印』の順番なので、弱体耐性アップや弱体無効が付与されていても、運が良ければ解除してスキル封印を押し付けます。
スキル3 | 効果 |
戦闘続行(B) CT9-7 | 自身にガッツ状態を付与(1回・4ターン) |
ガッツの回復量は最大2000。回復量が低く、追撃を受けると退場します。チャージタイム最短7ターンで持続4ターンと、持続は若干長いがスキルの切れ間も長いので、早めに使うと効果が切れます。
運用方法
周回
NPチャージスキルがないため、イベントでよく配布される初期NP50%付与礼装に、第2アペンドスキルを加えても30~40%のNP支援が必要です。
周回向けのバスター属性宝具持ちでNPを配布できるサーヴァント『闇のコヤンスカヤ、タイプ:アース』はいるため、これらを所持しているなら編成が組めます。
宝具ダメージも伸びないので、敵のHPが低い第1WAVE以降は厳しい場合が多いです。
エリザベートを編成する利点は、対象範囲が広い最大40%の攻撃力アップを1ポチで味方全体に付与できることです。
上記の味方全体NP増加を持つサーヴァントや、『キャストリア、スカディ(水着)、光のコヤンスカヤ、オベロン』¹を使った宝具3連射システム編成に+αとして編成できます(NP支援はできないので、あくま火力支援要因)。
¹……アーツ・クイック・バスターサポーターは、○○カード性能アップが主軸になるため、攻撃力アップを盛れるエリザべートとは意外と相性が良い(とくに攻撃力アップを付与できない光のコヤンスカヤやオベロン)。
ただし、味方全体NP増加を持つサーヴァントは少ないので、編成が限られます。またサポーターが揃っているなら、それで編成を組んだ方が手っ取り早いです。『6積み周回を目指さず、初期NP80~100%の礼装使用』『サポーターの絆ポイントを増やしたくない』『全3WAVEではなく、全1~2WAVEのクエストでエリザベートを入れる余裕がある』といった理由を除くと、編成する理由が乏しいです。
高難易度
火力支援と妨害スキルで嫌がらせをするバッファーです。
アタッカーとして編成するなら、攻撃有利を取れるクエスト。バッファーとして編成するなら、どんなクエストでも適正があります。
前提として、メインアタッカー適正は低いです。『火力バフが乏しい』『クリティカル関連スキルがない』『宝具回転率が低い』と欠点を上げるとキリがなく、味方に要求するモノは多いです。
反対に、火力支援『最大40%の攻撃力アップ、最大20%の防御力ダウン』、妨害『スキル封印、強化解除(1個)、被強化成功率ダウン』要因として編成する場合は、敵味方をほぼ選びません。
攻撃不利のセイバーが登場するクエストでも、『火力バフの付与と妨害→被ダメージ2倍で即退場→控えのサポーターと交代』といった運用ができます。
ただし、妨害スキルは刺さる相手には刺さりますが、刺さらない相手にはまったく刺さらないので注意しましょう。『ギミックで強化バフを付与だとスキル封印の意味がない』『敵全体強化解除(1個)は狙った強化バフを解除しづらい』『被強化成功率ダウンはスキルを多用しない相手には効果が薄い』など。
編成は、メインアタッカーとして編成するなら、火力・NP・スター供給支援とまとめて面倒を見てくれる『光のコヤンスカヤ、オベロン』。長期戦なら継続的なスター・NP・耐久支援ができる『マーリン』と組みたいです。
NP支援なしでの宝具連射が難しいため、NP支援ができるサポーターを随時投入できる『ミス・クレーン』も候補に入ります。
バッファーとして編成するなら、メインアタッカーは『女性』『攻撃力アップを持たないor倍率が低い』サーヴァントがおすすめです。
低レアサーヴァントなら、クリティカル関連の支援ができる『アンデルセン』。火力バフとターゲット集中を持つ『レオニダス』『マシュ』。バスターカード性能アップやスター発生率アップを付与できる『シェイクスピア』が候補に入ります。
概念礼装は、宝具を撃つための『初期NP付与礼装』。宝具ダメージを伸ばす『宝具威力アップ』。メインカードを強化する『バスターカード性能アップ』がおすすめです。
敵として出てきた場合
ガッツでそこそこしぶとく、火力支援をばら撒くのが厄介です。
宝具は防御力無視攻撃なので、受け方に気を付けましょう。
まとめ
・FGOの最初期ランサーです。度重なる強化で、火力支援・妨害要員の要素が伸びました。
・絆やイベント素材増加の6積み編成にこだわらないなら、第1WAVEを担当しながら、第2~3WAVE担当の『女性』サーヴァントに強力な火力支援ができます。
FGOにおけるエリザベート・バートリー
吸血鬼カーミラのモデルになった血の伯爵夫人……なのだが、罪を犯す前の十四歳の姿で召喚されました。
アイドルを自称するスイーツ系サーヴァント。
悪の反英霊だが、本人は恋に夢見る少女。根は小心者なところが災いし、結果的には仲間を助けたり敵を見逃したり、ギリギリのラインで『まあ、英霊と言えなくもない』人の良さを発揮します。本人はそのように『実はいい人なんでしょう?』と言われる事を嫌います。
男性に対しては妙に潔癖なところがあり、器具越しに触ることは大好きだが、直接触れる事は滅多にない。
貴族として育てられたため一般道徳がなく、またスキル『頭痛持ち』のため他人を人間と認識できなかったエリザベートだが、どこか(どこぞの月の裏側)で改心、あるいは成長したらしく、今作では少しだけ物わかりのいい反英霊。
Fate/Grand Order -mortalis:stella- 4巻
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