『カエサル(恒常サーヴァント)』FGOおすすめ性能解説

基本情報

黄の死クロケア・モース『強化後』
クイック属性 単体攻撃宝具
自身にHPが少ないほど強化成功率がアップする状態を付与(1ターン)

&高確率で自身の攻撃力をアップ(1ターン)<成功し続ける限り最大5回付与>

+敵単体に超強力な攻撃

+スターを獲得<オーバーチャージで効果アップ>

スキル1効果
軍略(B)

CT7-5

味方全体の宝具威力アップ(1ターン)
スキル2効果
カリスマ(C)

CT7-5

味方全体の攻撃力アップ(3ターン)
スキル3『強化後』効果
扇動(EX)

CT7-5

味方単体のクリティカル威力アップ(3ターン)

&スター発生率アップ(3ターン)

&防御力ダウン(3ターン)【デメリット】

強い点

恒常で入手できる星1~3セイバーの中で、数少ない単体攻撃宝具を持っています(2024年11月現在、恒常的に入手できる星1~3セイバーで単体攻撃を持っているのは、『カエサル、テセウス』のみ)。

宝具は強化済みで、星3サーヴァントのため宝具レベルを上げやすいです。火力バフも『攻撃力アップ、宝具威力アップ』と乗算関係の火力バフを持ち、宝具ダメージ前に『高確率で攻撃力アップ』が発動するため、高レアセイバー並の瞬間火力が出ます

確率の部分は、『自身のHPが少ないほど強化成功率アップ』があるため、HP50%以下で『高確率で攻撃力アップ』は確定発動です。

味方全体の攻撃力アップ(3ターン)、宝具威力アップ(1ターン)で火力支援ができます。またクイック主軸のカード構成でクイックチェインが組みやすく、味方単体にクリティカル威力アップ&高倍率のスター発生率アップ付与と、クリティカル関連の支援が可能です

弱い点

NPチャージスキルがないので、宝具を撃ちづらいです。

HP50%以上だと、宝具ダメージ前の『高確率で攻撃力アップ』が確定ではなく、ダメージが安定しません

耐久関係のスキルを持たず、長期戦では耐久支援が必須です。

育てるべきか

宝具レベル上げや、無理のない霊基再臨で育成を止めましょう。

低レアセイバーは全体的に数が少なく、とくに単体攻撃宝具持ちはほとんどいません。そのため強い弱いに関係なく、入手しやすい『カエサル』に頼らざるを得ない状況が多いです。

『巡霊の葉』の実装により、配布の星4セイバー『水着葛飾北斎カルナ(サンタ)エリザベート・ブレイブ』は恒常的に入手可能となったが、『巡霊の葉』を集めるのに時間がかかります

その期間を繋ぐ、高レアセイバー獲得までのその場しのぎとして、『カエサル』は利便性が高いです。

・FGO初期からいるサーヴァントのため、育成素材は第1部で入手可能。

・宝具は強化済みで、ダメージが高い(ただ最終再臨が必要)。

・各スキルのレベルが低くても、運用に支障が出ない。

など、初心者マスターとしては嬉しい要素が揃っています。

ただ身も蓋もない話として、『自分のセイバー枠が育つまで、フレンドから高レアセイバーを借りれば良いじゃん』となりやすいです。

またNPチャージスキルがなかったり、火力支援スキル『宝具威力アップ』が持続1ターンと扱いづらいため、最終的には編成から外れます。火力支援スキル持ちなので、サブアタッカー運用も考えられるが、『カエサル』ではなく普通のサポーターを使ったほうが強い。

育成してもずっと使えるという点では、同じ星3セイバー『ベディヴィエール』が非常に優秀です(ただし、『ベディヴィエール』はストーリー限定サーヴァントのため、入手難易度が高い)

そのため宝具レベル上げや、できる範囲で霊基再臨を行い、高レアセイバー獲得までの繋ぎとして運用しましょう。それ以降の運用は、愛が必要です。

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ステータス

クラスはセイバー

カード構成は、クイック2枚、バスター2枚、アーツ1枚。

カード性能は、初期サーヴァントらしく凡庸。

ステータスはレベル70時に、HP9595、ATK7497。

ATK寄りのステータスで、ATKがかなり高く、HPはかなり低め。

クラススキル効果
対魔力(C)自身の弱体耐性を少しアップ(約15%)
騎乗(B)自身のクイックカード性能をアップ(約8%)
神性(C)自身に与ダメージプラス状態を付与(+125)

対魔力持ちで、そこそこデバフを弾きます。

騎乗はランクが高く、クイックカードのダメージとスター生産力に大きなプラス補正が入ります。

神性は特攻効果の対象になりやすいので注意しましょう。

固有の第3アペンドスキルは、対アサシン攻撃適正。攻防等倍でNPチャージスキルを持たないため、第2アペンドスキルの優先度が高いです。

属性は、サーヴァント、人属性、中立属性、中庸属性、人型、男性、神性、ローマ、愛する者、王、ヒト科のサーヴァント。

宝具

黄の死クロケア・モース『強化後』
クイック属性 単体攻撃宝具
自身にHPが少ないほど強化成功率がアップする状態を付与(1ターン)

&高確率で自身の攻撃力をアップ(1ターン)<成功し続ける限り最大5回付与>

+敵単体に超強力な攻撃

+スターを獲得<オーバーチャージで効果アップ>

HPが少ないほど強化成功率アップは、HP50%以下で20%以上。付与なので、強化無効を受けていると失敗します。HP1だと、40%。

高確率で自身の攻撃力アップは10%固定。発動確立は80%固定で、強化成功率アップの影響を受けます。失敗するまで、最大5回判定を行います(1回目で失敗すると、2~5回目は判定を行わない)。

スター獲得はオーバーチャージ依存で、5~25個。オーバーチャージ1の獲得数が非常に少なく、オーバーチャージ段階強化の上り幅も+5ずつとイマイチ。ただ宝具は10hitとhit数が多いため、オーバーチャージ1でも合計20個前後のスター生産が可能です

~宝具ダメージの目安~

宝具の判定に失敗……約7万4千宝具レベル111万1千宝具レベル5。宝具レベル5なら、星5セイバー強化済み宝具、宝具レベル1~2程度のダメージ。

宝具の判定に全成功……約10万5千~15万8千。セイバークラスの非特攻宝具の中では、トップクラスのダメージ。同じ宝具レベルの『ラーマ(強化済みの特攻宝具持ち)』とほぼ変わらないダメージです。

スキル

スキル1効果
軍略(B)

CT7-5

味方全体の宝具威力アップ(1ターン)

宝具威力アップは最大18%。味方全体に付与するが、持続1ターンと短いため、自分が宝具を撃つタイミングで使いたいです。

スキル2効果
カリスマ(C)

CT7-5

味方全体の攻撃力アップ(3ターン)

攻撃力アップは最大16%。ランクが低いため、カリスマ系スキルの中では、低めの倍率です。

スキル3『強化後』効果
扇動(EX)

CT7-5

味方単体のクリティカル威力アップ(3ターン)

&スター発生率アップ(3ターン)

&防御力ダウン(3ターン)【デメリット】

クリティカル威力アップは最大40%。持続3ターンで味方に付与できるモノとしては、優秀な倍率です。

スター発生率アップは最大100%。同系統の中では、トップクラスの倍率です。攻撃のhit数が多いサーヴァントに付与すれば、目に見えてスター生産量が増えます

防御力ダウンは20%固定。持続3ターンと長く、軽くはない被害を受けます。気になる場合は、弱体解除や弱体無効で対策しましょう。

自分に付与する場合は、カード性能が劣悪なので、スター発生率アップの恩恵を感じづらいです。また宝具やクイックチェイン以外でまとまった数のスター生産ができないため、クリティカル発動が安定しません。

味方単体に付与するスキルとしては、これだけの効果を持ちながら、チャージタイム最短5ターンで持続3ターンと優秀なスキルです。

運用方法

周回

NPチャージスキルを持たないため、第2アペンドスキル+イベント時によく配られる初期NP50%付与礼装でも30%のNP支援が必要です

2種類の火力支援スキルを持つが、『宝具威力アップ』は持続1ターンと短いため、味方に渡すと自分の宝具ダメージが落ちます

また宝具ダメージは高めの部類だが、『星3セイバーにしては高い部類』のため、過信はできません(宝具レベルが高い高レアセイバーや特攻宝具持ちには劣る)。強化成功率アップの付与で解決するが、『NP支援+強化成功率アップの支援が必要』と編成を圧迫します

クリティカル殴り周回では、『クリティカルダメージとスター生産量の強化』というクリティカル関連の支援ができます。ただ本人のクリティカルダメージが伸びないため、足を引っ張ります。

高難易度

状況が整えば、大ダメージを叩き出すアタッカー。

ランサーなど、攻撃有利を取れるクエストに適性があります。

宝具ダメージの理論値が高く、クリティカル威力アップもあるため、全ての火力バフが機能した時の瞬間火力は高レアサーヴァントに引けを取りません。

ただし、それを引き出すための条件が厳しいです

・NPチャージスキルを持たず、カード性能も劣悪なため、宝具発動にはNP支援が必要

・クリティカルを出すためのスター生産はできるが、スター集中度アップがないため、『スター集中度が低い味方と組む』『スター供給支援でスターを飽和させる』。

・HP50%以上だと宝具発動時のバフが安定しないため、HPの調節もしくは強化成功率アップの支援が必要。

加えて、耐久関係のスキルを一切持たず、必中・無敵貫通といった高難易度向けのスキルもないです。

上記全ては、『味方サーヴァント、概念礼装、マスター礼装』で補おうと思えば補えます。ただそこまでするぐらいなら、他の高レアセイバーを使うほうが手っ取り早く、『そういう遊びができる』範疇です

そのため難易度が低いメインストーリー序盤のクエストはともかく、高難易度クエストでメインアタッカー運用は厳しいです

そのうえで編成する場合は、火力支援だけして『オーダーチェンジで引っ込めるorターゲット集中で退場させる』など、工夫しましょう。火力支援のスキル1~2は霊基再臨1回だけで使えるため、低レベル運用も可能です(ターゲット集中で退場させる場合)。

編成は、アタッカーとして動かすなら、火力・NP支援できるクイックサポーター『スカディ水着スカディ』が候補に入ります。『スカディ』は『カエサル』よりスター集中度が低く、『水着スカディ』はスター供給支援できる点が好相性です。

低レアサーヴァントなら、クリティカル関連の支援ができる『アンデルセン』。耐久支援ができる『マシュ』がおすすめです。

概念礼装は、火力強化の『クイックカード性能アップ、宝具威力アップ』。クリティカル周りを強化する『毎ターンスター獲得、スター集中度アップ』が候補に入ります。

火力支援要員として編成する場合は、攻撃のhit数が多いサーヴァントと組みたいです。

敵として出てきた場合

必中や無敵貫通を持たず、回避・無敵などもないため、宝具攻撃に注意しながら戦いましょう。

まとめ

・数少ない低レアセイバーで、しっかりダメージを出せるのが利点です。

・周回や高難易度に向いているとは言えないため、高レアセイバー獲得までの繋ぎとして、運用しましょう。

FGOにおけるカエサル

古代ローマ最大の英雄のひとり。ガリア戦争やブリタニア遠征などで名を馳せた将軍にして優れた統治者。

女神ヴィーナスの末裔にして、人ならぬ妖精との間にも子を成したと言われる色男。

同じような言葉を三度続ける癖がある。

野心家で、権謀術数に長ける食えない男。知略と弁舌の名手。扇動の天才。

女好き。ローマも好き当然ネロのことも好き。世界が好き。クレオパトラのことも好き。マスターに対しては不敵な言動を示すが、基本的には裏切ることはない。嫌味混じりに述べる言葉も、本心からの忠告。もう陰謀とかいいから。息子抱かせて、息子。

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