『アイリスフィール/天の衣』FGOネタバレ性能解説

基本情報

白き聖杯よ、謳えソング・オブ・グレイル
アーツ属性 サポート宝具
味方全体のHPを回復

&味方全体にガッツ状態を付与(1回・3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

スキル1『強化後』効果
天の杯(E)

CT9-7

自身の与HP回復量をアップ(3ターン)

&NP増加

+自身を除く味方全体の宝具威力アップ(3ターン)

スキル2効果
自然の嬰児(A)

CT8-6

自身に無敵状態付与(1ターン)

&NP獲得量アップ(3ターン)

スキル3効果
魔術医療(A)

CT7-5

味方単体のHP回復

強い点

宝具・スキルで味方全体を回復するヒーラーです。宝具発動時に付与するガッツで、『無敵貫通・即死』効果に予防線を張れます。

HP回復やガッツに加えて、無敵(1ターン)を所持しており、かなり場持ちが良いです

最大30%の『自分以外の味方全体宝具威力アップ』で火力支援もできます

アーツ宝具・アーツカード3枚構成でアーツチェインが組みやすく、NP最大50%チャージやNP獲得量アップ(3ターン)もあるので、宝具回転率は悪くないです。

弱い点

ATKは星4キャスター内でも低く、そのうえで一切の火力バフを持たないため、アタッカーとして動かせません

アーツカードの性能がかなり低く、アーツ宝具・アーツ3枚構成でNP50%チャージやNP獲得量アップを所持していても、宝具回転率は悪くない止まりです

火力支援スキル『自分以外の味方全体宝具威力アップ』は最大30%と星4サーヴァントにしては高倍率ですが、チャージタイム9~7ターンと長くスキルの切れ間が長く継続的な火力支援はできません

育てるべきか

育てなくていいです。

誰でも入手できるヒーラーとしては、宝具・スキル構成がちゃんとしています。星5サーヴァントを除くと、ヒーラーとして動けるサーヴァントは『メディア・リリィアスクレピオス』とストーリー限定サーヴァントが多く、入手難易度が高いです。

難点は、HP回復に特化し過ぎていること。

FGOは基本的に、『敵から受けるダメージ>HP回復』のため、どれだけHP回復しても宝具・チャージ攻撃の一撃で消し飛ぶパターンが多いです。HP回復を活かすには、防御力アップやダメージカットで『敵から受けるダメージ<HP回復』にするか、無敵・回避による宝具・チャージ攻撃の無効化が必要です。

しかし、『天の衣』はそのどちらも所持しておらず、敵の攻撃が激しくないクエスト以外は回復が追い付きません¹。宝具で味方全体にガッツを付与できますが、回復量はオーバーチャージ依存で1000~3000と高くはなく、追撃やスリップダメージでアッサリ落ちます。

¹……本人は無敵を所持しているので生き残れますが、攻撃性能皆無のヒーラーだけが生き残ってもジリ貧になる。

また耐久支援の内容が『HP回復・ガッツ』のみなので、バフ・デバフ系のギミックに対処できず、活躍できるクエストは『即死宝具が一定間隔で飛んでくる(ガッツで対処)』『受けるダメージがHP回復量以下』と限られます。

敵にターンを渡さない最速周回時も、宝具ダメージが出ないため、宝具威力アップによる火力支援しかできません。火力支援の内容だけ見れば強力ですが、『味方が複数回宝具を撃てる』『オーダーチャンジで火力支援だけさせる』編成になるため、編成難易度が高いです。

総じて、育成しても活躍できる場が限られます

『巡霊の祝祭』の交換優先度としては、長期戦向けのヒーラーが欲しいなら、優先度は高いです。長期戦向けのヒーラーを入手しているマスターは、優先度が下がります。

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ステータス

クラスはキャスター

カード構成は、アーツ3枚、クイック1枚、バスター1枚

カード性能は、NP回収力がかなり低く、アーツチェインで稼ぐタイプ(アーツカードのNP回収力は『陳宮』と同じレベル)

ステータスはレベル80時に、HP12476、ATK8237。

星4キャスターの中では、HPがトップクラスに高く、ATKは最底辺

クラススキル効果
陣地作成(B)自身のアーツカードの性能をアップ(約8%)
女神の神核(C)自身に与ダメージプラス状態を付与(+200)

自身の弱体耐性をアップ(約20%)

陣地作成はランクが高く、アーツカードのダメージとNP回収力にプラス補正が入ります。

女神の神核により、それなりの頻度でデバフを弾きます。神性と同種のクラススキルなので、敵の特効に引っかかりやすいです。

固有の第3アペンドスキルは、対アヴェンジャー攻撃適正。攻撃有利を取りづらいクラスのため、解放する意味はありますが、攻撃性能が低いため恩恵は少ないです。

属性は、サーヴァント、天属性、混沌属性、善属性、人型、女性、神性、ヒト科のサーヴァント。

宝具

白き聖杯よ、謳えソング・オブ・グレイル
アーツ属性 サポート宝具
味方全体のHPを回復

&味方全体にガッツ状態を付与(1回・3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

HP回復は宝具レベル依存で、2000~3000。宝具レベルは上げやすいが、スキル『自身の与HP回復量をアップ』発動中以外は、最大3000とイマイチ。

ガッツの回復量はオーバーチャージ依存で、1000~3000。他のガッツとは重複しません。オーバーチャージ1だと回復量が低く、追撃を受けるとアッサリ落ちるので注意しましょう。

ガッツ付与でFGOの仕様『味方全滅→敵のターン終了』を利用する場合は、『天の衣』単体の状態or全体攻撃宝具で味方全員ガッツ発動が必要です。

宝具で味方全体にガッツ付与できるサーヴァントは『天の衣』以外だと、『アスクレピオス』が自分以外の味方全体に付与と限られており、かなり希少

スキル

スキル1『強化後』効果
天の杯(E)

CT9-7

自身の与HP回復量をアップ(3ターン)

&NP増加

+自身を除く味方全体の宝具威力アップ(3ターン)

自身の与HP回復量をアップは最大100%。宝具・スキルのHP回復量が2倍になります。ガッツ発動時のHP回復は対象外です。

NP増加は最大50%。初期NP50%付与礼装を装備していれば、1ポチで宝具が撃てます。

自身を除く味方全体の宝具威力アップは最大30%。3ターン持続としては、トップクラスの性能です

『天の衣』運用時に必要な効果が多いにも関わらず、チャージタイム最短7ターンと長いのが難点。

スキル2効果
自然の嬰児(A)

CT8-6

自身に無敵状態付与(1ターン)

&NP獲得量アップ(3ターン)

無敵(1ターン)は、危険な攻撃を防ぎます。HP回復・ガッツもあるので、かなりしぶといです

NP獲得量アップは20~30%。低めのNP回収力を強化しますが、劇的には変わりません

スキル3効果
魔術医療(A)

CT7-5

味方単体のHP回復

HP回復は最大3000。スキル1発動中は最大6000と全サーヴァント中トップクラスの数値です。

運用方法

周回

宝具にダメージがないため、『自分以外の味方全体宝具威力アップ』による火力支援要員として運用しましょう。

『火力支援後にオーダーチェンジで引っ込める』『オーダーチェンジで前衛に出して火力支援』『2回以上宝具が撃てるアタッカーと組む』アーラシュや陳宮自爆宝具を活用して前衛に出す』など、組めるサーヴァントやマスター礼装は制限されます

高難易度

HP回復・ガッツを味方全体に付与するヒーラーです。

ガッツ付与が高頻度で必要なクエストに適正があります。

スキル1発動中は、『宝具で味方全体に最大6000、スキルで味方単体に最大6000』回復できるのが長所です。

味方全体にガッツ付与は、無敵貫通や即死に対する保険として機能します。

上述に加えて無敵(1ターン)を持つため、生存能力は高めです

難点は、宝具回転率があまり高くなく、スキル1発動中以外は回復力が落ちること。

全体攻撃宝具対策として宝具を撃つ場合、HP回復しても消し飛ぶため、ガッツ発動時のHP回復分(1000~3000)しか残りません。スキルだと味方単体しか回復できないため、宝具連射しないと低HP帯で戦うことになります。

ただ宝具連射を狙うには、アーツカードのNP回収力が低く、スキル1『NPチャージ』はチャージタイム最短7ターンと切れ間が長いです。アーツ宝具・アーツ3枚構成のため、宝具回転率自体は悪くないものの、高頻度でHP回復が欲しい場合はもどかしい回転率です(攻撃有利を取れるアサシンはチャージタイムが短いのも厳しい)

さらにスキル1『与HP回復量をアップ』発動中以外はHP回復量が減るため、短いスパンで大きく回復できません。防御力アップやダメージカットといった耐久支援スキルもないため、受けるダメージにHP回復が追い付かず味方の回避・無敵・防御バフなどが必須です。宝具・チャージ攻撃を回避・無敵などで防ぎ、防御バフで軽減しても、なおHPがジワジワ削られる時にHP回復は輝きます。

そのため敵から受けるダメージを気にしない短期決戦だと編成理由が乏しいです

長期戦の場合も、火力支援スキルがあるとはいえ、1騎分ダメージ源が減ると考えて編成しましょう。対策としては、『仕事が済んだらオーダーチェンジで引っ込める』『ターゲット集中礼装を装備させて控えに配置、前衛が半壊したらオーダーチェンジで前衛に出す』など。

編成は、『アタッカー+サポーター+天の衣』がおすすめです。火力支援ができるサポーター×2より火力は落ちますが、安定感は増します。

アタッカーはアーツチェインでNPを稼ぎたいサーヴァントがおすすめです。反対に、『性能が良いガッツを持つサーヴァント』とは相性が悪いので注意しましょう(ヴラド三世など)。

サポーターは宝具・チャージ攻撃に対策が打てる『キャストリア、玉藻の前、レディ・アヴァロン』を始め、耐久支援できる『諸葛孔明ジャンヌ・ダルクギルガメッシュ(術)』などが候補に入ります。

低レアサーヴァントなら、防御バフを付与できる『マシュアンデルセン』が候補に入ります。

概念礼装は、HP回復量を強化する『HP回復量アップ』。宝具連射を狙う『初期NP付与』。宝具回転率を強化する『アーツカード性能アップ、NP獲得量アップ、毎ターンNP獲得』。パーティを支援する『毎ターンスター獲得』。火力面で足を引っ張る前に退場させる『ターゲット集中』など、状況に合わせて選びましょう。

敵として出てきた場合

敵対時に宝具を撃たれても、すぐ取り返せるので、敵の行動回数が一回減ったと考えましょう

火力バフがないのでダメージも低く、放っておいても危険度は低いです

ただ敵全体にガッツ付与で倒しきれない場合があるため、強化解除やスリップダメージがあると楽に戦えます。

まとめ

・FGOは基本的に『ダメージ>回復量』のため、育成しても出番が限られます。高頻度のガッツ付与が必要な意地悪クエストは、超高難易度に分類されることが多く、数年に1回出会うかどうかです。

FGOにおける天の衣

妻として母である「アイリスフィール・フォン・アインツベルン」の側面を色濃く有しています。

神霊として当てはめるのであれば、大地母神的な性質を備えた存在だが、正式な神霊から派生した分霊ではない。

彼女は何故、現界したのか。資格ある者が触れた時、彼女は聖杯として何を成すのか。どちらの謎にも、未だ答えは出ない。

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