『ジャンヌ・ダルク』FGOおすすめ性能解説

基本情報

我が神はここにありて(リュミノジテ・エテルネッル)『強化後』
アーツ属性 サポート宝具
味方全体に無敵状態を付与(1ターン)

&味方全体の防御力をアップ(3ターン)

&味方全体に毎ターンHP回復状態を付与(2ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

&味方全体の弱体状態を解除

スキル1『強化後』効果
清冽なる祈りの果てに(EX)

CT8-6

味方全体のアーツカード性能をアップ(3ターン)

&NPを増やす

&自身に毎ターンスター獲得状態付与(3ターン)

スキル2『強化後』効果
燦然たる聖光の復権(A)

CT7-5

敵単体の宝具威力をダウン(1ターン)

&敵単体の防御力をダウン(1ターン)

&敵単体の防御力をダウン(3ターン)

スキル3効果
神明裁決(A)

CT8-6

敵単体『サーヴァント』に確率でスタン付与(1ターン)

強い点

アーツ属性の宝具で、味方全体に『弱体解除、無敵(1ターン)、HP回復(オーバーチャージ依存1000~3000×2ターン)、防御力アップ(宝具レベル依存5~25%×3ターン)』といった耐久支援ができます。宝具が間に合わなった時も、サーヴァント限定のスタンで時間稼ぎが可能です。

アーツチェインを組みやすいアーツカード3枚構成+アーツ宝具で、味方全体のNP最大20%チャージを持ち、味方全体の宝具回転率を引き上げます。

耐久支援以外にも、スキル『味方全体のアーツカード性能アップ&毎ターンスター獲得状態(3ターン)、敵単体に二重の防御力ダウン(1ターンと3ターン)』で火力支援も可能です。

全サーヴァント中トップクラスのHP+防御有利を取りやすいルーラークラスで、生存力が高いです

弱い点

ATKにプラス補正が入るルーラークラスとはいえ、星5サーヴァント最底辺のATKで、ダメージが出ません。

NPチャージスキルが味方全体最大NP20%配布とやや低く、宝具発動には概念礼装の支援か、アーツチェインが必要です。つまりダメージを稼げない攻撃が必要となるため、パーティ全体の総ダメージが落ちます。

引くべきか

引かなくていいです。

初期サーヴァントながら全サーヴァント屈指の耐久性能を持ち、アーツ耐久パーティではまだまだ現役のサーヴァントです。

パーティ全体の耐久支援から、自分だけが生き残った状態でもしぶとく戦えるため、単騎性能もそれなりにあります。

強化クエストクリア後は、火力支援しながらNP配布が可能です。味方全体のNPチャージスキル持ちのサーヴァントと組むことで、周回編成に参加できます。

しかし、『火力バフを盛りに盛って短いターンでクリアする編成』が主流の現状と真逆の耐久要員です。

また使い分けはできますが、無敵貫通さえ凌ぐ『キャストリア』など、『周回、高難易度、短~長期戦』と戦える強力な競合も増えてきたので編成頻度はだいぶ下がりました。

総じて、耐久支援要員として優秀ですが、それが必要なクエストは限られます。

どれだけ時間がかかっても、安定して敵を殴り倒せるルーラーが欲しいマスターは、引く価値があります。

耐久パーティをすでに組めているマスターは、スルーして構いません。

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ステータス

クラスはルーラー

カード構成は、アーツ3枚、バスター1枚、クイック1枚。

カード性能は、標準よりやや下(アーツ3枚構成のサーヴァントによくあるタイプ)。

ステータスはレベル90時に、HP16500、ATK9593。

全サーヴァント中トップクラスのHPを持つ反面、ATKは最底辺です。

クラススキル効果
対魔力(EX)自身の弱体耐性をアップ(約25%)

対魔力はランクが高く、それなりの頻度でデバフを弾きます。

固有の第3アペンドスキルは、対ルーラー攻撃適正。攻撃等倍が多いので、解放する意味はありますが、第2アペンドスキルの優先度が高いです

属性はサーヴァント、星属性、秩序属性、善属性、人型、女性、アルトリア顔、霊衣を持つ者、ヒト科のサーヴァント。

宝具

我が神はここにありて(リュミノジテ・エテルネッル)『強化後』
アーツ属性 サポート宝具
味方全体に無敵状態を付与(1ターン)

&味方全体の防御力をアップ(3ターン)

&味方全体に毎ターンHP回復状態を付与(2ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

&味方全体の弱体状態を解除

無敵(1ターン)は、敵の宝具対策に有効です。宝具で味方全体に無敵付与(1ターン)はいまだに『ジャンヌ・ダルク』しか所持しておらず、スキルと違い、令呪で緊急発動ができます。

防御力アップは宝具レベル依存で、5~25%。宝具レベル1だと倍率が極めて低いため、効果を期待できるのは宝具レベル2以上です。

毎ターンHP回復状態はオーバーチャージ依存で、1000~3000。持続2ターンと短いですが、無敵やスタンで足止めしている間に回復して、パーティ全体を立て直せます

味方全体弱体解除は、デバフ対策に有効です。一番最後に発動するので、強化無効が付与されていると、上記バフは付与されません。

スキル

スキル1『強化後』効果
清冽なる祈りの果てに(EX)

CT8-6

味方全体のアーツカード性能をアップ(3ターン)

&NPを増やす

&自身に毎ターンスター獲得状態付与(3ターン)

アーツカード性能アップは最大20%。ダメージだけでなく、アーツカードのNP回収力も強化されます。

味方全体のNP増加は最大20%。味方にNP30%配布持ちが居た場合、初期NP50%付与礼装で全員が宝具を撃てます。

スター獲得数は最大20個。獲得数が即時スター獲得並で、持続3ターンと優秀です。ルーラーはスター集中度が標準のため、パーティ編成次第ではスターが散ります。

ジャンヌ・ダルクが退場すると、効果は切れます。スターを獲得できるのは、次のターンからです。

スキル2『強化後』効果
燦然たる聖光の復権(A)

CT7-5

敵単体の宝具威力をダウン(1ターン)

&敵単体の防御力をダウン(1ターン)

&敵単体の防御力をダウン(3ターン)

宝具威力ダウンは最大30%。サーヴァント以外のチャージ攻撃にも適応されます。ただし、このスキルだけで宝具を受けるのは厳しいため、『味方の攻撃力ダウン、宝具威力ダウン、防御力アップなど』と組み合わせる必要があります。

防御力ダウンは、持続1ターンが最大20%、持続3ターンが最大30%。1ターン目は最大50%と高倍率で、2ターン目以降も高ランクの怪力系スキルと同等のダメージ増加が見込めます

スキル3効果
神明裁決(A)

CT8-6

敵単体『サーヴァント』に確率でスタン付与(1ターン)

スタンはサーヴァント限定で、サーヴァント判定のない生前の人物は対象外です。 付与率はスキルレベル依存で、最大120%。EXランクの対魔力や女神の神核を除けば、安定して付与できます。

注意点として、宝具封印と違い、スタン中もチャージゲージは増えます

運用方法

周回

味方全体のNP20%チャージがあるので、イベント時によく配られる初期NP50%付与礼装+第2アペンドスキルなら、味方全体のNP10~20%チャージで全員が宝具を撃てます。

アーツカード性能アップや最大50%の防御力ダウンなど、火力支援も可能です。

ただサポート宝具のため、1ターンに1回宝具を撃ってWAVE突破する編成では、『同じ味方に2回宝具を撃たせる』『オーダーチェンジや生贄宝具などで、後衛のサーヴァントを前衛に出す』といった動きが必要です。

クリティカル殴り周回では、スター供給支援ができます。しかし、本人のATKが低い+クリティカル関連スキルがないので、適正はありません。

単騎状態でしぶとく戦えるため、最後尾に配置しておき、『操作ミスで前衛が壊滅した時の保険』といった運用も可能です。

高難易度

味方全体無敵付与で、パーティ全体の耐久力を引き上げるサポーター。

完全相性不利のアヴェンジャーが登場しないなら、耐久支援要員として連れて行けます。

対サーヴァント戦では、全体無敵と敵単体スタンで、被ダメージを0にできるのが長所です。

無敵やスタンで被ダメージを抑えながら、毎ターンHP回復でパーティ全体の立て直しができます。宝具発動時の味方全体弱体解除で、デバフをリセットできるのも高難易度では嬉しい要素です

アーツ宝具・アーツ3枚構成でアーツチェインが組みやすく、味方全体のアーツカード性能アップ&NP増加で、味方全体の宝具回転率を引き上げます。アーツサーヴァントが苦手になりがちなスター供給で、アーツクリティカルが狙えるのも利点です。

欠点は、総ダメージ量が下がること。

火力支援は競合のサポーターと比較すると、持続が短く、片方はデバフのため安定感に欠けています。耐久支援や継続的な宝具回転率強化がメインで、短期決戦に向いていないサーヴァントです。

NPチャージも最大20%とやや低めで、継続的な宝具発動にはアーツカードを意識して切っていく必要があり、メインアタッカーの邪魔になりやすいです(ジャンヌのカードを切らないと宝具が撃てない→宝具が撃てないと耐久支援できない→耐久支援できないと編成する意味がない→でもジャンヌのカードを切るとダメージが出ない……以下ループ)。

またサポーター全般の弱点ですが、強化解除に弱く、無敵貫通も対処できません。スキルはデバフが中心のため、弱体耐性・弱体無効持ちが相手だと、スキルのほとんどが無効化されます

編成は、メインアタッカー+サポーター+ジャンヌ・ダルクの編成がおすすめです。

メインアタッカーはアーツ主軸だけでなく、初手アーツ補正を受けたクイックカードでNP回収できる『沖田総司』、火力特化で耐久面に不安が残る『ジャンヌ・ダルク(オルタ)』のようなサーヴァントも相性が良いです。

サポーターは『キャストリア、玉藻の前、レディ・アヴァロン』といったアーツサポーターに始まり、メインアタッカー次第では、バスター・クイックサポーターと組んでも役割を果たせます。ただ味方全体NP配布を持っているサポーターの方が、相性は良いです。

低レアサーヴァントなら、パーティ全体の耐久力がさらに上がる『マシュ、アスクレピオス』。クリティカル関連を強化できる『アンデルセン、徐福』が候補に入ります。

概念礼装は、メインアタッカーの邪魔をしないために、『毎ターンNP獲得系礼装』がおすすめです。スキル1と合わせてスターを供給できる『毎ターンスター獲得礼装』も候補に入ります。

単騎運用なら、宝具連射のために『NP獲得量アップ系』。持ち前の耐久力を活かしたタンク運用なら、『ターゲット集中礼装』も悪くない選択肢です。

敵として出てきた場合

本人の攻撃性能は大したことないですが、全体無敵やスタンなどで時間を稼がれるのが厄介です。

放っておいても実害は少ないですが、こちらの攻撃タイミングがずらされる点には注意しましょう。

まとめ

・実装初期からいるサーヴァントながら、まだまだ現役の耐久要員です。しかし、『火力バフ山盛り! システム! 速攻!』の時代と真逆の立ち位置にいます。

・サポーターとしては、耐久支援がメインで、周回では競合に役割を奪われているのが辛いです。

FGOにおけるジャンヌ・ダルク

フランスを救った世界で最も有名な聖女。

十七歳で故郷を発ち、十九歳で火刑に処せられるわずか二年間で歴史に名を刻みました。

正しいマスターである限り、いや正しいマスターでなくとも、ジャンヌは決して見捨てず奮闘します。
ただし、割と脳筋なので厳しい教育を受けることにもなるでしょう。

「穂先に槍がついています。つまりこの旗で殴れという啓示でしょう」

ジャンヌ・ダルクのような魔女なら、喜んで火にかけてやる、と公言していたある兵士は、彼女が燃やされた後に飛んでいく白い鳩を目撃しました。そして、自分は真の聖女を殺してしまったのだと、深く悔やんだという。

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